本おたくとよもやま話

えなり&たかしお

今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。 1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。 ※毎週(だいたい)金曜日更新 【たかしお】 X:@takashi_okb313 【えなり】 X:@enari_fr 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 ・Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp ※#126のエピソードまでは、『stand.fm』をホストにして配信していました。なのでBGMやお問い合わせ、ディスクリプションの記載が違っています(2026年5月記載)

  1. 6日前

    独裁者はなぜ言葉と思想を恐れるのか?──『「戦争」×書物』(#146)

    『「戦争」×書物』著者:アンドリュー・ペティグリー出版社:柏書房https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760156603 歴史上、戦争と本はどのように関わってきたのか? ナチスの焚書や図書館破壊といった略奪の歴史だけでなく、軍事技術、スパイ工作、プロパガンダ、そして戦火を生き抜く兵士の心の支えに至るまで、ヨーロッパ近現代史を「書物」という切り口から描き出した約600ページに及ぶ圧巻の大著です。 なぜ独裁者たちは本を燃やし、言葉と思想を恐れたのか。「敵を知るための読書」の重要性や、戦況の悪化とともに変化した兵士たちの読書傾向、そして「もし捕虜になったら最後に持っていきたい1冊は何か?」という妄想トークまで、本が持つ底知れない力と可能性を熱く語り合います。 【話すこと】・ネットのない時代、地図も相手国の知識もすべて「本」が初期情報だった・とあるアニメ作品にも通じる、思想と知識を未来へ手渡す媒体としての書物の重み・なぜ権力者は本を燃やしたのか?思想を根絶やしにすることへの恐怖・「敵を知るための読書」──反対派の思想や嫌いな本をあえて読む価値・石破茂元首相が国会論戦のために共産党の機関紙『赤旗』を読み漁ったらしい・批判や反論をするためにこそ、相手の論理を深く理解しなければならない・食わず嫌いをやめ、逆の思想に触れることで自分の視野が広がる体験・「本は娯楽であり、心を支える」──戦場で小説の続きを気にしていた兵士たち・戦況悪化に伴い「戦勝論」から「現実逃避の軽い読み物」へと移り変わった読書需要・娯楽に求めるものの違い。えなり「驚き・新説」 、たかしお「現実逃避・安心感」・海外で日本の「心温まる小説(コージーフィクション)」が支持される現代の空気感・通知や広告がなく、100%没入できる紙の本というメディアの現代的価値・言葉と思想は独裁に抗う手段──「心と思想までは屈しない」自我の砦・第二次世界大戦の指導者(チャーチル、ヒトラー、スターリンら)はベストセラー作家対決だった?・芸術として書く人とプロパガンダとして書く人──「作家」の定義とは何か・スターリンの言葉「作家は魂のエンジニア」と、敵の本に反論を書き込んだ猛烈な読書習慣・戦時下の意外なトリビア。イギリスで料理本や『大失敗の国のアドルフ』が大ヒットした理由・市民の日記から見えてくるリアルな歴史のディテールと記録の価値・もし捕虜収容所や無人島に1冊だけ本を持っていくなら何を選ぶ?・約600ページの大著なのに3,740円!知的好奇心を刺激する圧倒的コスパの一冊です 一言権力者がどれほど本を燃やし弾圧しようとも、言葉と思想は決して消し去ることはできない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #アンドリューペティグリー #柏書房 #歴史 #読書 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → https://dova-s.jp

  2. 10月23日

    なぜ人間は彼氏彼女を独占したがるのか?──『私の最高の彼氏とその彼女』(#145)

    『私の最高の彼氏とその彼女』著者:ミン・ジヒョン出版社:イースト・プレスhttps://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781622576 『僕の狂ったフェミ彼女』で知られるミン・ジヒョンさんの話題作『私の最高の彼氏とその彼女』。 主人公のミレが、オープンリレーション(非独占的な交際関係)を実践する男性と出会い、恋人の「もう1人の彼女」と関わりながら新しい関係性を模索していく韓国小説です。 「友達は複数いていいのに、なぜ恋人は1人に独占しなければいけないのか?」という根源的な問い。 白馬の王子様像や独占欲は社会的に刷り込まれた感情なのか、恋愛(ロマンス)と結婚(暮らし)を同一視する無理、サルトルとボーヴォワールのような「共犯者」としての関係性、そして恋人以上に「もう1人の恋人」との連帯やライバル関係に惹かれてしまう男女の心理まで、既存の恋愛観を揺るがすディープなよもやま話を展開します。 【話すこと】・オープンリレーション(非独占的交際)を実践する男性と出会った主人公ミレの物語・友達は複数いていいのに、なぜ恋人だけは「独占」が当たり前とされているのか?・国家の管理(一夫一婦制)や子育てリソースの配分以外に、独占を肯定する合理的理由とは・「白馬の王子様」像はメディアや社会に刷り込まれたもの?恋愛感情の発動条件・社会的な刷り込みがなければ、本能的に「マッチョ」ばかりがモテる世界になる?・独占したい欲が湧くのは、恋愛だけに限らないのでは。というかなんで恋愛だけ特別なんだろう・恋愛が終わると連絡先を消す「ゼロか百か」の極端な人間関係の不思議・恋愛(感情)と結婚(生活・暮らし)を地続きにすることの無理とハードルの高さ・えなり「チーム人生」。結婚を一対一ではなく複数人での共同生活契約にするアイデア・サルトルとボーヴォワールに学ぶ、自由で透明な「共犯者」としてのパートナーシップ・「他の選択肢がない」のと「自分を選び続けてくれること」の決定的な違い・彼氏のもう1人の彼女の言葉「彼があなたを好きだからって、私への愛が減るわけじゃない」・全員が対等でないとできないし、めちゃくちゃシビアで健全な関係・オープンリレーションはフリーランス的?守られる制度がないからこそ対等な対話が必須になる・振られた時の理由が「純粋に愛されなくなった」しかないという逃げ場のない現実・恋人本人よりも「恋人のもう1人の彼女」とのシスターフッド・友情に惹かれる心理・男性側の視点。刷り込まれた「俺が守る」「一番になりたい」という独占欲とプライド・同じ女性を愛する男性同士の「良きライバル・戦友」としての信頼関係への憧れ・むちゃくちゃやり合ったあとに耳元で囁かれる「お主できるな」って言われると男性は喜ぶ説・ロマンスの追求を超えて、最終的に男女ともに「同性との深い友情」に惹かれる面白さ 一言相手を縛るのではなく、お互いが選び続け合う関係へ。「当たり前」を疑うことで、人間関係の新しい自由と豊かさが見えてきます。 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #私の最高の彼氏とその彼女 #ミンジヒョン #イーストプレス #韓国文学 #恋愛【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → https://dova-s.jp

  3. 10月17日

    最近、読書して爆笑したことありますか?──『もものかんづめ』(#144)

    『もものかんづめ』 著者:さくらももこ 出版社:集英社 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-747299-8 今回取り上げるのは、ちびまる子ちゃんの生みの親・さくらももこさんによるベストセラーエッセイ『もものかんづめ』です。 健康食品売り場での奇妙なアルバイト体験や、睡眠学習枕との攻防など、一見なんてことのない日常の出来事が、さくらさんの独自の視点と卓越した文章センスにかかると、笑いの堪えられない絶妙なストーリーに生まれ変わります。 「こんなに面白いことって本当に起こるの?」と思ってしまうほどですが、その面白さの正体は、日常の些細な違和感を見逃さない観察眼と、悪口にならない絶妙な「ひねくれ具合」、そしてオチへと向かう完璧なストーリーテリングにあるのかなと思いました。 笑いながら読めるエッセイの魅力や、フィクションとノンフィクションの境界線についても語り合います。 【話すこと】 ・日々の時間の使い方。忙しい中でどうやって本を読む時間を作っている? ・深夜に合う本かも?一人で読んでクスクス笑ってしまう ・というか、文字だけでこんなに笑ったのはじめてかもってくらい笑った(たかしお) ・健康食品売り場でのバイト体験。試食しまくる客を面白がるさくらさんの「観察眼」 ・「あの女でさえ用がないこの店は一体誰のために存在しているんだろう」という秀逸なオチ ・スーパーでアボカドの食べ頃を真剣に選ぶ姿も、さくらさんの目にかかれば爆笑エピソードになる? ・文章で人を笑わせるのってすごい。直接的な悪口ではないけれど綺麗な言葉でもない絶妙さ ・いい塩梅の悪意というか「ひねくれ」のセンス。おじいさんとあさがおの話 ・睡眠学習枕のエピソード。子どもが喜びそうな下ネタに大爆笑。ちびまる子ちゃんさながらの父ヒロシとのやり取り ・「私と父は機関銃のように笑った」など、大爆笑をウィットに富んだ言葉で表現する知性 ・心の底から無意味だった「ホームルーム委員の合宿」。コクゾウムシ入りのご飯とザリガニの霊 ・「こんな面白いこと本当にあったの?」と思うけれど、実は書き切れないほどあるらしい ・引き続き、さくらももこさんの作品は取り上げたいので、おすすめのさくらももこ作品があればコメントにてぜひ! ・最後にもう一つだけ話したかった、エッセイにおけるノンフィクションとフィクションの境目 一言 なんでもない日常も、見方と伝え方ひとつで最高のエンタメになる。さくらももこさんの視点をインストールして、世界を面白がってみたい #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #さくらももこ #集英社 #エッセイ #ちびまる子ちゃん 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → https://dova-s.jp

  4. 10月9日

    #143 『本とは何か』

    『本とは何か』著者:難波優輝出版社:新潮社https://www.shinchosha.co.jp/book/611128/ 美学者・難波優輝さんの著書『本とは何か』を取り上げました。 哲学や美学の観点から「読書とは本を使って自分に対して行うパフォーマンス(読書パフォーマンス)」と定義する本書。 朗読や黙読だけでなく、本を置いて考えている時間や「積読」の並べ替えまでもが読書パフォーマンスの一部だといいます。 ハウツー本を読むことで味わう「変身の予感」、街のように賑やかで時間性のある「雑誌」、ナビゲーションが洗練されすぎた「漫画」、そして「わからないからこそ面白い人文書」など、ジャンルごとに異なる読書体験の違いなど──。本の所有や本棚・SNSの写真に映る人間性など、「本を読む・持つ」ということの本質を語り合った回です。 【話すこと】・毎月読む本の決め方。テーマで選ぶこともあれば「今読みたい・読まなきゃいけない本」を集めることも・『アンチ・スポーツの哲学』に続き、美学者・難波優輝氏の著書『本とは何か』をピックアップ・神保町の東京堂書店で友人たちと本を買いまくった日に出会った一冊・読書とは「本を使って自分に対して行うパフォーマンス(読書パフォーマンス)」であるという視点・朗読だけでなく、黙読や「他人の読書感想が気になる心理」も読書パフォーマンスと関係している?・ハウツー本を読む本質は「変身の〝予感〟を楽しむこと」。変わらなくても気分が良くなればそれで正解!・雑誌は「時間性のあるメディア」。街やショッピングモールのように色んな人が生きていて賑やか・本(単行本)が「静かで塩漬け」なのに対し、雑誌は「生きている感」があるからこそ溜まると重たい・「雑」という字に心強さと「自由」よりも自由さを感じる。本おたくとよもやま話、今年の漢字は【雑】にしよう・漫画の中の絵と絵本の中の絵。伝わってくる情報量の違い・「漫画なんて本じゃない」と言われる理由。コマや吹き出しによるナビゲーションが洗練されすぎているから?・漫画は「アトラクション性」が高く、エンタメとして完成されているような気がする・人文書の魅力は「わからないからこそいい」。読書パフォーマンスの目的がジャンルによって異なる・本を読まずに置いている時間や、本棚の並べ替え、「積読」の配置すらも読書パフォーマンスの一部・SNSに投稿された「購入した本(本棚)の写真」を見ると、その人との相性や人間性が見えてくる?・本を読むことだけでなく「本を買うこと」「本を所有すること」自体が持つ魅力と読書体験一言読書とは単に知識を得ることではなく、自分自身と向き合う「パフォーマンス」。本を開く前の選書や積読さえも、すでに読書の一部なのかも ▼この日に気づいたことを大事に残したくて、noteも書きましたhttps://note.com/takashi_o/n/n67f057d4f899 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #難波優輝 #新潮社 #美学 #読書 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

  5. 9月25日

    #142 『アンチ・スポーツの哲学』

    『アンチ・スポーツの哲学』著者:難波 優輝出版社:朝日新聞出版https://publications.asahi.com/product/26118.html 今回取り上げるのは、会社員として働きながら怒涛のペースで著書を刊行する話題の美学者・難波優輝さんによる『アンチ・スポーツの哲学』です。 「スポーツをするのは嫌いだが見るのは好き」と語る著者が、「明確なルールに基づいてすごいやつを決める活動」という定義からスポーツの本質を紐解く一冊。単に勝つことと「すごいやつを決める」ことの違いや、洗練された身体の動きに宿る美しさ。そして、我慢や同調を強いる「体育会系文化」の不条理さや、「しんどい苦行こそが努力である」という観念の危うさまで、元バスケ少年だったたかしおの体験談も交えながら、スポーツをめぐる言説や社会構造を偉そうにも語っています。 【話すこと】・会社員と美学者を両立し怒涛のペースで本を出版する著者・難波優輝さん。一体どうなっている?・「スポーツをするのは嫌いだが、見るのは好き」な著者が探るスポーツの真の姿・難波さんによる定義「明確なルールに基づいてすごいやつを決めることを目的として行う活動」・たかしおの元バスケ少年時代の回想。夢中だった日々から挫折を経て離れていった経緯・ドラマ『リーガルハイ』の法廷劇や戦争にも通じる「ルールの中でプライドをかけて戦う」スポーツ性・「勝つこと」と「すごいやつを決める」ことの違い。なぜドーピングは全否定されるのか・スポーツが与えてくれている「勝負の場」の意味。発散できる場所・単なる勝ち負けではなく、無駄が削ぎ落とされたフォームやプレーに宿る「身体の美学」・体育会系文化の定義。休む・やめることを低く評価し、我慢や上下関係を過度に重視する構造・「しんどい思いをすること=努力」という観念。人が苦しんでいることを喜ぶ文化の危うさ・苦行として耐えるより、楽しんで没頭している人の方が長続きし結果も出せるという真理・なぜ就職活動で「部活動経験」が評価されるのか?日本の社会に残る体育会系体質・スポーツが上手いからといって、人間的に偉いわけではないと言いたい(そういう人はもちろんいる前提で)・同じ土俵で真剣に勝負した相手のプロセスや技術には、結果を超えた敬意を持つべき理由・体育会系的な空気感は苦手でも、「すごいやつを決める」スポーツそのものの魅力はやっぱり面白い一言「しんどい苦行こそが美しい」という思い込みから解き放たれたとき、スポーツの本当の面白さや美しさが見えてくるのかも #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #難波優輝 #朝日新聞出版 #スポーツ 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

  6. 9月18日

    #141 『ジョークで読み解く「ロシア近現代史」』

    『ジョークで読み解く「ロシア近現代史」』著者:名越達郎出版社:PHP研究所https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-86130-2 今回取り上げるのは、ロシア文化に根付く風刺小話「アネクドート」を通じて近現代史を読み解くユニークな一冊です。 ロシア革命から近年のウクライナ侵攻までの歴史の裏側で、人びとが政治や社会をどのように皮肉り、笑い飛ばしてきたのか。そのユーモアと知性に迫ります。 「人を傷つけない笑い」という言葉への違和感や、面白さの本質、さらには「共犯者を作る」笑いの構造にまで思考を深めていくよもやま話をお楽しみください。 【話すこと】・ロシア独自の政治風刺小話「アネクドート」の文化とは?・スターリンの遺体とイスラエル、プーチンの離婚劇を描いたクスッと笑える(?)ジョーク紹介・米原万里が語る「優れたジョークのコツ」と錯覚の美学・共産主義革命からスターリンの独裁、ソ連崩壊、プーチン政権までのざっくりロシア史・「人を傷つけない笑い」というワードへの違和感。本当に誰一人傷つけない笑いは存在するのか?・SNSのタイムラインで思考が偏る怖さと、情報の捉え方・「人を傷つけない」のではなく「弱者を攻撃しない」笑いなのではないか?・批判や悪意をユーモアに変えるお笑いの本質と「傷つける勇気」・性格の悪い人が面白い。面白い人は賢い。笑わせられる人に憧れる・「funny(笑える)」と「interesting(興味深い)」の違い。どちらの面白さを目指すか・安全に笑いを取ろうと思うと、ついつい自虐に走る・生物として性格の悪い人間。悪口が一番仲良くなれる・アネクドートは好きだけど、「いじり」は嫌い・タモリさんの外国語模倣芸に見る、笑いと「共犯者を作る」コミュニケーションの深さ・結局、「関係値」が大事といえば大事・令和ロマンなど現代の漫才に見る物語性と、昭和の漫才(ドタバタ劇)の違い(主観)・ジョークやアネクドートというか、「笑いは奥が深い」って話ばっかりした気がする 一言アネクドートで大国の指導者だって傷つくかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #名越達郎 #PHP研究所 #ロシア #アネクドート 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

  7. 9月5日

    #140 【番外編】大人が子供のままいられた時代──エゴ全開で、平成エモカルチャーを語ろう

    今回は本を取り上げる回ではなく、前回の『歌う日本語』のエピソードから派生した番外編をお届けします! 前回の収録後に大盛り上がりした「平成カルチャー」や「平成エモ」をテーマに、お互いの少年・少女時代の思い出やカルチャー体験を話しました。 平成ジャニーズの名曲や思い出のCD(8cmと12cmの違い)、モー娘。やORANGE RANGE、ドラマ『ギャルサー』、懐かしのガラケーやピッチ、ポケベル、さらには「写ルンです」や「たまごっち」まで。 大人が子供のままでいられた時代=平成という時代の空気感や、タモリさんをはじめとする当時のテレビスターの存在感について、エゴ全開・脱線しまくりで語り尽くします。 ※ビデオPodcast回について今回は初の「ビデオPodcast」に挑戦しています。自分の編集技術でカットや編集を入れると、画面の切り替わりや映像の切れ目がおかしくなってしまうと思い、無編集でお届けします。 聞き苦しい点や不慣れな部分もあるかもしれませんが、お試し企画として見たり聴いたりして、よければ感想などお寄せいただけると嬉しいです! 【話すこと】・今回は本なし!前回のエピソード後に大盛り上がりした「平成エモ」を語る番外編・たかしおが、人生で初めて買ったCDはKinKi Kids!8cm CDと12cm CDの懐かしい思い出・SMAP『夜空ノムコウ』の香取慎吾の口笛真似と、青春時代に聴いたジャニーズの名曲たち・えなりのジャニオタの原点!『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』修二と彰への熱狂・平成ギャル文化のインパクト!ドラマ『ギャルサー』と、安室奈美恵から始まったギャルファッション・モーニング娘。『LOVEマシーン』に代表される、平成初期の圧倒的な明るさと時代の元気さ・たかしおとえなりで10年違う。10年分の世代の違い・PHS(ピッチ)からガラケーへ。スライド式・パカパカ携帯、キーボードが選べるauの「BESKEY」・ポケベル打ち、赤外線通信、アンテナを髪に刺して電波を探したあの頃の都市伝説・ネットで個別化する現代と異なり、国民的アイドルや共通のヒット作が生まれた平成の空気感・平成エモというよりも、もはやこれは自分たちの思い出を語っているだけでは?・平成エモのなにがいいのか?昔を懐かしむのはフランスでもある・「写ルンです」のエモさと、デジモン・たまごっち・DSのすれ違い通信の思い出・「大人が子供のままいられた時代=平成」?タモリさんという存在のミステリアスな魅力・『ブラタモリ』とか夜遅くにやっているぶらっと旅番組が好きだった・タモリさんとか、昔は芸能人やアイドルとの距離感があって謎が多かった。そしてそれが良かったのでは?・大人になってから子供の頃の「思い出」を語り合い、共有することの楽しさ一言懐かしい音楽やカルチャーを語る時間は、まさに青春時代へのタイムスリップ。みなさんにとっての「平成エモ」は何ですか?#よもやま話 #ラジオ #ライター #podcast #平成エモ #平成カルチャー #ビデオポッドキャスト【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

  8. 8月29日

    #139 『歌う日本語♪ 歌謡曲の言語と文学』

    『歌う日本語♪ 歌謡曲の言語と文学』 編者:田窪行則 出版社:文学通信 https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-123-9.html 私たちが普段何気なく聴いているJ-POPや歌謡曲。その歌詞の奥深さを、言語学のスペシャリストたちが様々な視点から分析した一冊です。 時代によって変化する歌詞の傾向、カタカナ語の減少、「私」と「あたし」のニュアンスの違いなど。 時代の空気感と音楽の密接な関係について深く(?)、楽しくよもやま話を繰り広げます。 聴いたら、カラオケに行きたくなるかも。 【話すこと】 ・学生時代、ちょっと背伸びして洋楽を聴いていた思い出(たかしお) ・昔の歌謡曲の方が歌詞が聞き取りやすく、情景が浮かびやすいのはなぜか? ・平成初期と後期の曲を歌い比べて気づいた、最近の曲の「密度の高さ」と息継ぎの難しさ(えなり) ・現代の曲は英語が混じったり、表現が感性豊かになっている ・1976年から2015年のヒット曲分析で判明!実はカタカナ、外来語は減少傾向にある ・昭和の歌はシチュエーションが明確(例:神田川)だが、令和の歌は解釈の幅が広い(例:Lemon) ・多様化する現代社会では、あえてシチュエーションを限定しない方が多くの共感を生む? ・松任谷由実『恋人がサンタクロース』の「は」と「が」の違いがもたらす絶妙なニュアンス ・ジャンル別(アイドル、フォーク、歌謡曲)の使用頻度が高い言葉ランキング ・ランクインした単語の中に、ゴダイゴのあの名曲のせいで突出した「ガンダーラ」があるの面白い ・石川ひとみの『まちぶせ』に見る、昭和の女性のちょっと怖いけど情景が浮かぶ恋愛観 ・時代が進むにつれ、歌詞に「恋愛」が登場する頻度が減っている(独身社会の反映?) ・「悲しみ」「寂しさ」といったネガティブ表現や哀愁が薄れ、バイタリティのある曲が増えた背景 ・サブスク全盛時代。スキップされないためにイントロをなくし、最初からキャッチーにする現代の曲作り ・フィルターがかかる本や記事と違い、歌詞にはその時代の空気感やリアルな本音がストレートに残る ・歌詞と一人称。aikoが多用する一人称「あたし」は、従来の「私」が持つ従順な女性像を刷新するための戦略だった? ・「私」にはない、「あたし」に宿る可愛さ。「私」というあまりに一般化した言葉と違い、「あたし」から見えてくる等身大の歌い手の魅力 ・中島みゆき『空と君のあいだに』、女性にとって都合のいい男性像を描いている? ・女性アーティストが一人称に「僕」を使うことで描かれる、包容力ある男性像に男性も憧れていたのかな ・歌詞の新しい味わい方。編集記事と違って、作り手の素直な思いがより反映されている気がする ・尾崎豊とAdo『うっせぇわ』の共通点。時代は変わっても、若者の根底にある「苛立ち」は変わらない ・歌詞の意味を本人には聞きたくない。好き勝手に解釈するくらいがちょうどいい 一言 歌詞を読み解くと、その時代を生きた人々の姿や社会の空気が見えてくる。音楽って本当に面白い #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #田窪行則 #文学通信 #JPOP #歌謡曲 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 Nakazaki-cho/のるダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

評価とレビュー

番組について

今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。 1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。 ※毎週(だいたい)金曜日更新 【たかしお】 X:@takashi_okb313 【えなり】 X:@enari_fr 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 ・Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp ※#126のエピソードまでは、『stand.fm』をホストにして配信していました。なのでBGMやお問い合わせ、ディスクリプションの記載が違っています(2026年5月記載)