本おたくとよもやま話

えなり&たかしお

今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。 1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。 ※毎週(だいたい)金曜日更新 【たかしお】 X:@takashi_okb313 【えなり】 X:@enari_fr 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 ・Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp ※#126のエピソードまでは、『stand.fm』をホストにして配信していました。なのでBGMやお問い合わせ、ディスクリプションの記載が違っています(2026年5月記載)

  1. 2日前

    #127 『ルーズな文化とタイトな文化』

    『ルーズな文化とタイトな文化』著者:ミシェル・ゲルファンド出版社:白揚社https://www.hakuyo-sha.co.jp/psychology/rulemakers/規律を重んじる「タイトな文化」と、自由で寛容な「ルーズな文化」。なぜ国や地域、組織によってこれほどルールへの姿勢が異なるのかを、文化心理学の視点から鮮やかに解き明かす一冊。どちらが良い悪いではなく、歴史的な背景や環境への適応から生まれる違いを学び、自分たちの身の回りの文化や自分自身の性質を問い直すきっかけをくれます。【話すこと】・えなりが大好きな出版社「白揚社」の本。ようやく読めた・ルーズとタイトの定義:社会規範の強さとルールへの厳格さの違い・タイトな国の代表シンガポール。カーテンを開けて着替えると罰金!?・原題は「Rule Makers, Rule Breakers」。日本語タイトルの秀逸さ・日本の電車の正確さと、1分の遅れでアナウンスが流れるタイトさ・なぜタイトな文化が生まれるのか。自然災害などの「脅威」が引き金に・階級や組織にも文化がある。富裕層はルーズに、労働者階級はタイトになりやすい・前回の「遺伝子」の話ともリンクする。災害を生き残るためにタイトな性質が強化された?・ルーズな国にタイトな人が行ったらどうなる?人が文化を変えるか、文化が人を変えるか・日本の移民への懸念は、多様性が乏しいタイトな国特有の「脅威」の感じ方・ルーズ=多様性?「ルーズ」という言葉が持つネガティブな印象と違和感・いい加減ではなく「ちょうどいい」。ルーズの訳語は「適当」がしっくりくる・業界の文化摩擦。建築系(タイト)とIT系(ルーズ)の企業合併が失敗する理由・ルーズ寄りのえなりと、タイト寄りの母親。実家で感じる文化の違いによるストレス・えなりも寄稿しているZINE『たゆたい』にも通じる、自分のルーズさを受け入れるまでの過程・巻末の心理テストを実施。スコアが低いほどルーズ。えなりは「30」、同居するフランス人が「60」・たかしおは「49」でほぼど真ん中。心理テストには「こうありたい」という理想が反映される気もする・海外経験者やフリーランスは軒並みルーズ寄りのスコアが出やすいという傾向があるのかも(えなり調べ)・属する組織や環境が変わることで、個人の行動やマインドもタイト・ルーズに揺れ動く【一言】自分がタイトなのかルーズなのか、そして環境によってそれがどう変わるかを知ることで、人間関係や生き方のヒントが見えてくる。【関連】『たゆたい』https://booth.pm/ja/items/7692974Mindset Quiz:How Tight or Loose Are You?https://www.michelegelfand.com/tl-quiz#よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #白揚社 #文化心理学 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp

    30分
  2. #126 『こころは遺伝する』

    5月15日

    #126 『こころは遺伝する』

    著者:ロバート・プロミン 出版社:河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309310039/ 知能や性格の個人差に、遺伝がいかに大きな影響を与えているかを解き明かす「行動遺伝学」の世界的権威による一冊。 最新のDNA研究が、自分たちの「自分らしさ」の正体を浮き彫りにします。 【話すこと】 ・内向的・外向的といった性格や認知能力の約50%は遺伝の影響を受けている ・養子縁組の調査:育ての親よりも、会ったことのない生みの親に似ていくという結果 ・心理学において「25%」でも大いに影響があると言われる中、遺伝子の「50%」は圧倒的 ・DNAが環境を作らせる?本好きな遺伝子を持つ子は、自ら本のある環境を求める ・環境の影響はランダム。良い学校に入れても、遺伝的な数学の苦手さは変えられない ・なぞなぞが得意なのは「頭の柔らかさ」ではなく、遺伝的な特徴なのかもしれない(たぶん違うと思う) ・遺伝子は親から半分ずつもらう組み合わせ。普通の両親からアインシュタインが生まれる理由 ・一卵性双生児の調査。離婚などのライフイベントも、その3割はDNAで説明できるという衝撃 ・DNAはどこにいる?えなり論「自分という宇宙を司る創造神」のような立ち位置 ・体重も約3割は遺伝。同じものを食べて育つ、血の繋がらない養子同士の体重相関はほぼゼロ ・同居パートナーと生活すると言動は似てくるが、体型や太りやすさの反応は違うよね ・環境で自分が変わるのは嫌ですか?たかしおは「半分半分」 ・「前向きな諦め」を持ちつつも、環境による変化やワクワクも楽しみたいという価値観 ・「この環境なら誰でもそうなる」という環境決定論が苦手なえなり。固有のコアがある安心感 ・子供時代の興味と今の趣味(猫やアニメなど)が結びつかず、自分の「コア」を探すたかしお ・自分のDNA的なコアは「女性的なコミュニケーションへの親和性」かも? ・唾液だけでわかる市販の遺伝子検査キット(3〜4万円)で、性格や病気リスクを知りたい! ・遺伝子検査は病院に行かなくてもできる。自分の取り扱い説明書として知っておくべきだな~ 一言 自分の性格を「努力不足」や「環境のせい」ではなく「DNAの設計図」として捉えてみると、少し生きやすくなるかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #行動遺伝学 #遺伝子 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    34分
  3. #125 『生を祝う』

    5月9日

    #125 『生を祝う』

    著者:李 琴峰 https://publications.asahi.com/product/23139.html 胎児が「この世に生まれたいかどうか」を選択できるようになった近未来を描く物語。 同意を得ずに産むことが人権侵害とされる世界で、女性同士のカップルが妊娠・出産に向き合う姿を通し、命と選択の尊さを問う小説。 【話すこと】 ・胎児が出生に同意しないと産めない、という斬新な世界線 ・「胎児に意思を聞くべき」という思想を持つえなりさんが強く惹かれた設定 ・大好きな作家・朝井リョウさんの推薦も、本を手に取る大きな後押しになった ・太宰治の「生まれて、すみません」(二十世紀旗手)にえなりさんが共感できない理由 ・同意なしの出産は人権侵害?作中で描かれる強烈な倫理観 ・胎児は何をもって「生まれたい」と判断するの? ・たかしお「生まれてきてすみません」は親との繋がりを強く意識している証拠 ・今の自分は「後天的なもの」でできていると考える、独自の自己責任論 ・作中の独自指数。厚労省が10段階で算出する「生存難易度指数」という設定 ・治安や戦争リスクから考える、日本の物理的な生存難易度は3〜4くらいかも? ・一方で、気遣いが多くピリピリしている日本の「精神的」生存難易度は8〜9だと思う ・AIの発展や資本主義の豊かさが、逆に人間の生きづらさや制約を生む構造 ・昔(昭和くらい)の方が単純で、ある意味、生きやすかったとも言えるかも ・「自分の意思で生まれることを選んだ」という同意証明書の効能 ・えなり「自分で選んだという事実が、人生を踏ん張る強い力になる」と思えた ・たかしお的には、過去の決断を後から「塗り替えられない」ことは逆に足枷になるような気も ・事実に対する解釈を自分都合で変えられるからこそ、人はしぶとく生きていける ・えなり的には、こういう本を待ってた。と思った一冊だった 一言 「自分の意思で選んだ」という事実は、人生を踏ん張る力になるか、それとも逃げ道を奪う足枷になるか #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #李琴峰 #生を祝う #朝日新聞出版 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    37分
  4. #124 『暁星』

    5月1日

    #124 『暁星』

    今回の本は『暁星』。 著者:湊かなえ https://fr.futabasha.co.jp/special/minatokanae/news/akeboshi_1/ 現役文科大臣が刺殺された事件をきっかけに、犯人の手記を通じて新興宗教と家族の崩壊を描く社会派ミステリー・サスペンス。 イヤミス(嫌なミステリー)の代表作家が描く、誰にでも起こり得る「愛と狂気」の物語。 たかしお「Audibleで聴くのも、超おすすめです」。 (*)…ディスクリプションの最後に、参考までにたかしおの聴き方を記載しておきますのでよかったら 【話すこと】 ・冒頭少しだけ、Podcastフェスの振り返り。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!!! ・湊かなえ作品は初体験のたかしお。Audible(オーディブル)で聴く読書に挑戦 ・大好きな声優、櫻井孝宏さんと早見沙織さんの朗読にテンションが上がった ・「イヤミスの女王」こと、湊かなえさんにおける「黒湊」と「白湊」 ・本作の読後感は「グレー湊」かも。スッキリしないけれど妙に納得してしまう結末 ・テーマ①「人の愛について」。心臓病の弟を救うため新興宗教にすがった母親など ・大切な人を思うそれぞれの「愛」が、絶妙にズレて不幸を招いていく恐ろしさ ・『呪術廻戦』のとある名言「愛ほど歪んだ呪いはない」を体現するような展開 ・悪意ではなく、相手を大切に思う純粋な気持ちだからこそ責められない苦しさ ・テーマ②「資本主義と権威主義の闇」。大手出版社の圧力で絶たれた父親の人生 ・人の上に立つ人、権力を持つ人の特徴とその立場が、最悪の相乗効果を生み出している気がする ・テーマ③「ヒロインは実在するのか?」。フィクションとノンフィクションの境界線 ・「この物語はフィクションである」という一文が仕掛ける、巧妙な謎解き ・たかしおには全然わかりませんでした。「アホな考察しているなー」と思いながら穏やかな心で聴いてください ・ただ言えるのは、二度読み(聴き)必至な作品だなと。視点が変わると全く違う景色が見えるスルメ構造 ・紙で読むか、音声で聴くか。プロの声優による感情表現で没入感が高まる魅力 ・最後はアフタートーク的に。話し方のレッスンを受けたたかしお、伝わる話し方を心がけようと思います 一言 相手を強く思う「愛」こそが、時に人を最も深く呪うものになる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #湊かなえ #双葉社 #Audible (*) たかしおは、AudibleではなくAmazon Musicで視聴しています。 Amazon Prime会員かつ、そこにAmazon Music Unlimitedを追加して聴いています。 Amazon Music Unlimitedについて https://www.amazon.co.jp/music/unlimited こちらは広告なしで音楽やPodcastが再生されるだけでなく、オーディオブックが1冊聴けるというプランです。 また補足の補足ですが、確認してみたところ2026年2月に100円値上がりしていました。 https://corriente.jp/amazon-music-unlimited-price-260204/ 自分が契約しているサブスクなのに、値上がりを把握していないことを反省しました。 みなさんも、サブスク大丈夫ですか?お気をつけください。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    39分
  5. #123  公開収録:野生の批評家・脱輪さんと語る読書論【脱輪さん】

    4月24日

    #123  公開収録:野生の批評家・脱輪さんと語る読書論【脱輪さん】

    番組初の公開収録は、ゲストに“野生の批評家”こと脱輪(沢渡 輪太郎・さわたり りんたろう)さんをお迎えしました。 本から匂いを感じ、言葉を「肉体」として捉える脱輪さん独自の感性あふれる読書体験から、誰でも原稿料がもらえる「文学サークルお茶代」の活動まで、縦横無尽に語り合います。 難しい本を読みこなすための「自分授業」など、今日から試したくなる読書術も満載の40分です。 【ゲスト紹介】 脱輪(沢渡 輪太郎・さわたり りんたろう) 野生の批評家。フリーすぎるライター。人類初!誰でも原稿料100円がもらえる文学サークル“お茶代”主催。 映画批評を中心に、恋愛エッセイから哲学まで、ジャンル無差別で笑える文章を多数執筆。これまでnoteにアップした記事は700件以上。他にもラジオに出たり対談したり、インタビューしたりされたり、zineの編集長を務めたり、多方面で活躍中。 X:@waganugeru2nd note:https://note.com/waganugeru ▼伝説のzine『ビニール袋』 X:@biniiirubukuro ▼“お茶代”【公式】@感想がもらえる文学サークル X:@ochadaiofficial 【収録イベント】 Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://peatix.com/event/4808469/view 【話すこと】 ・初の公開収録!目の前にリスナーがいるリアルな空間でスタート ・ゲスト・脱輪(だつりん)さん登場!免許合宿でのエピソードに由来する名前の秘密 ・共感覚的な読書体験:求めている本が棚で「光って浮き上がって見える」 ・調子が良いと、ファンタジーに出てくるような「かぐわしい香り」がしてくる ・良い文章は「美味しい」。味覚として味わう脱輪さん流の読書作法 ・「文字は文字にしか感じない」えなりさんと脱輪さんの真逆すぎる感覚 ・編集者としての視点。書かれた言葉を「独立した肉体を持つ他者」と捉える ・自分のエゴではなく、言葉の魂が望む「似合う服」を着せて世に出す手伝い ・哲学の身体論と言語起源論。言葉の始まりは「痛みのパトス(ほとばしり)」という説も ・誰でも原稿料100円がもらえる「文学サークルお茶代」という名の社会実験 ・「100円払えば、自分は名実ともに“読者”になれる」という脱輪さんの読者論 ・失礼な文章や、ただの結婚報告にも「例外なく100円」を払い続ける倫理観 ・文章の質ではなく「書くという行為」に対して対価を払うことで生まれる関係性 ・「100円」という小さな楔が、既存の評価経済や貨幣経済に投げかける問い ・会社員をしながら睡眠3〜4時間で活動し、700本以上の記事を書く圧倒的な熱量 ・「何かが軌道に乗ったらやろう」は、一生やらない人の言い訳。今すぐやる価値 ・「失敗した状態でスタートする」ことが、物事を継続させるための最大のコツ ・個人の「生の欲望」は、そのままでは独りよがり。それを社会に接続し「矯正」する方法 ・自分のエゴを「公的な機能」へと昇華させる、脱輪流のプロジェクトデザイン術 ・「私も世界を良くしたいと思っていますよ」──脱輪さんの熱に共鳴するえなりさんの本音 ・「初めの一歩から『誰かの役に立つ』と思いすぎなくていい」と語る、たかしおの視点 ・まずは独りよがりな欲望から出発し、後から社会的な価値へ接続していくという脱輪さんの応答 ・「難しい言葉=不親切、わかりやすい言葉=善」という誤解。難解な文章にはそう書かれる必然性がある ・ジャック・ラカンの『テレヴィジオン』を例に語る、すぐには「分からない」ことの価値 ・難しい本を読みやすくするライフハック?「冷蔵庫に入れて3日寝かせる」 ・一般読者なら研究資料として客観視せず、自分の日常に引きつけて主観的に読んでいい ・全部覚えようとするから挫折する。「覚えられない部分は諦める」という読書のリテラシー ・吸収率を劇的に上げる「自分授業」!1章ごとに自分の言葉で自分に解説するメリット ・客観的な正解よりも、自分の人生の文脈に引き寄せる「翻訳」のプロセスを大切に 【一言】 本を「肉体」として捉え、自分の言葉で自分に教える「自分授業」で読書はもっと自由になる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #公開収録 #脱輪 #文学サークルお茶代 #読書術 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    40分
  6. #122『暁星』『料理と人生』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『悲しみの秘義』

    4月11日

    #122『暁星』『料理と人生』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『悲しみの秘義』

    今回は特別企画! Podcastフェス『ポップコーンがはじけるように』を一緒に運営するメンバーつながりで、本のプレゼン対決編をお届けします。 あまり本を読まないという周さんに、本おたくとよもやま話の二人と、スナックテレカンの二人がそれぞれ全く異なるジャンルの本を熱くプレゼン。 リスナーのみなさんも、どの本が一番読みたくなったか、よかったらコメントしてくださいね! 【ゲスト紹介】 宿木 雪樹(やどりぎ・ゆき)、瀬良 万葉(せら・まよ) / スナックテレカン https://open.spotify.com/show/5KSyHVlgiTLTjHDOLXA1AA 大庭 周(おおば・しゅう) / 人生百貨店 https://open.spotify.com/show/3pNz2GfTmZeO0hYgjRIsHT 【取り上げた本】 『暁星』湊かなえ https://fr.futabasha.co.jp/special/minatokanae/news/akeboshi_1/ 『料理と人生』マリーズ・コンデ (訳 大辻都) https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283778 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー(訳 小野田 和子) https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000012506/ https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000012507/ 『悲しみの秘義』若松英輔 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167914141 【話すこと】 ①たかしお>『暁星』 ・湊かなえ29作目で著者が一番好きな作品 ・政治家暗殺の話だが、物語を通じて「愛」について考えさせられる。登場人物の愛情がずれて悲劇になっていると感じた ②万葉さん>『料理と人生』 ・カリブ海出身の黒人女性作家の書いたフードエッセイ ・料理は白人のために黒人奴隷がするもの、それに反発して始めた料理。エッセイに植民地の歴史と政治が織り交ぜられる ・ニュー・アカデミー文学賞作家の気軽に読める入門編としておすすめしたい ③えなり>『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 ・大バズり中のSF作品 ・宇宙船で目覚めた記憶喪失の主人公が使命を知る過程。本だからこその謎解き、映画は情報量多く隠せないが本なら主人公と一緒に突き進める ④宿木さん>『悲しみの秘義』 ・読み書きのプロ・若松英輔が30歳の節目に悩んで書いたエッセイ集。今まさに30歳の周さんにぴったりでは? ・「どんな微細な光をも捉える眼を養うための暗闇」という言葉が大好き ・6色の装丁があって好きな色を書店で探す楽しみ、年齢を重ねてから読むと違った見え方がある そんな感じで紹介した4冊の本。周さんが選んだ本はどれでしょう! ぜひ予想しながら聞いて、楽しんでいただけたらうれしいです。 ちなみに今回選んだ本は、4月19日に開催するポッドキャストフェス「ポップコーンが弾けるように」にて、現物を持っていきますのでお楽しみに~!!! 一言 誰かのことを思って本を選ぶと、本の奥行きがもっと楽しめる 【関連エピソード】 #119 『はてしない物語』他…ゲストのふたりが愛する本【宿木雪樹さん・瀬良万葉さん】 https://stand.fm/episodes/69b4006d1c9ea604d82b61d3 #120 『風が強く吹いている』他…父から譲り受けた一冊【大庭周さん】 https://stand.fm/episodes/69bd3f0ac20fd141f8768f9a #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #ゲスト回 #本のプレゼン #湊かなえ #マリーズコンデ #若松英輔 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」  https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    41分
  7. #121 『資本主義と、生きていく。』の品川皓亮さんと、大杉栄について対話する

    4月3日

    #121 『資本主義と、生きていく。』の品川皓亮さんと、大杉栄について対話する

    今回もゲスト回をお届けします! 「日本一たのしい哲学ラジオ」のパーソナリティで、株式会社COTENで歴史調査を担当されている品川皓亮(しながわ・こうすけ)さんにお越しいただきました。 過去に取り上げたことがある『大杉栄伝 永遠のアナキズム』と、品川さんの著書『資本主義と、生きていく。』。 問題意識は似ているがソリューションが真逆の二つの本を通して、資本主義との距離感、現代を生きる私たちが思想家から学べることを深く対話しました。 【ゲスト紹介】 品川 皓亮(しながわ・こうすけ) 1987年生まれ。京都大学法学部を経て弁護士。現在は株式会社COTENにて、コテンラジオの歴史調査チーム「ディオゲネス」でリサーチを担当。Podcast「日本一たのしい哲学ラジオ」をアクアタイムズのタッシーさんと配信中。 『資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体』(大和書房、2026年3月) https://www.daiwashobo.co.jp/book/b10154250.html 日本一たのしい哲学ラジオ https://open.spotify.com/show/2GwXJ7Gjg4P1dWNydKXVf2?si=dd420b757fb544d9 【主な話の流れ】 ・品川さん、弁護士→ベンチャー企業→株式会社コテンで歴史調査 ・哲学の本や法律の本を読んで泣くことがある。世界の見え方がひっくり返る瞬間 ・『資本主義と、生きていく。』6つの観点から資本主義を立体的に捉え直す ・100個の発見を詰め合わせると、ままならなさや悲しみにも効く本 ・えなりが今回『大杉栄伝 永遠のアナキズム』を持ってきた理由。問題意識は似ているがソリューションが真逆 ・大杉栄のアナキズム。資本家に人生を左右されず、自分の人生を取り戻す。面白いことをやって相互扶助で生きる ・政府や資本主義をなくすのは可能か?思想のスコープと時代感の問題 ・明治から大正の時代。“むき出し”の資本主義。福利厚生も社会福祉もない ・藩が解体され、暴力的な資本主義が始まって数十年の激動期 ・人は資本主義に飼いならされている?マルクスの視点に学ぶこと ・歴代の思想家、内村鑑三、新渡戸稲造。大杉栄との対比 ・「資本主義のバグになる」。大杉栄は本当にバグになった人 ・リミッターを外してくれる。こんなにバグっていいんだと ・時代と人生と思想の三つは切り離せない。立体的に見ることで身に迫る学びに ・「役に立ちますか?」という問いはもったいない。心を耕す肥料になる ・資本主義を倒さないと主導権を握れないのか?という問いを立てられる ・対話を通して思想を深める。異質なものを投げかけてもらうと面白い ・内村鑑三や新渡戸稲造を読んで、また対話しよう 一言 問いを通して意思決定した後の生と、問いを持たずに生きる生は全く違う 【関連エピソード】 #070 大杉栄伝 永遠のアナキズム https://stand.fm/episodes/67cae1f596062e5c9c3dc8c9 伊藤野枝(コテンラジオ) https://open.spotify.com/playlist/2RBehcjU3kY446c1MYeLY1?si=bCuI3hGKT0yqPGeoSFgJ7A #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #品川皓亮 #資本主義 #アナキズム #哲学 #大和書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    54分
  8. #120 『風が強く吹いている』他…親から譲り受けた一冊【大庭周さん】

    3月20日

    #120 『風が強く吹いている』他…親から譲り受けた一冊【大庭周さん】

    今回もゲスト回をお届けします! 前回同様、4月19日に京都で開催するポッドキャストフェス『ポップコーンがはじけるように』で一緒にイベントを作る、『人生百貨店』のパーソナリティ大庭周(おおば しゅう)さんにお越しいただきました。 あまり本を読まないと言いながらも、中学時代から定期的に読み返す大切な一冊について語ってくれました。 【とりあげる本】 『風が強く吹いている』 著者:三浦しをん https://www.shinchosha.co.jp/book/116758/ 『ノーサイド・ゲーム』 著者:池井戸 潤 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000369150 【主な話の流れ】 ・『風が強く吹いている』三浦しをん著。何回も読んでいる大事な一冊。駅伝の話 ・中学2年生の時に親が買った本を渡してくれた ・当時は気持ちを投影できた。今は個性として捉えられる、仲間への接し方を考える ・結果は分かっているが過程をもう一度辿りたくなる本。読む視点が変わっていく ・箱根駅伝の見方も変わった。シード権争いのチームに面白さ ・2年に一回くらい定期的に読みたくなる。600ページを通しで読む ・親から譲り受けた本を長年愛しているところが素敵 ・読書の仕方。自分を投影させて何かを感じ取るタイプ ・もう一冊『ノーサイドゲーム』池井戸潤著。祖父がラグビーをしていたことがきっかけで読むようになった本 ・幼い頃など昔に衝撃を受けた本ほど、強く印象に残っている気がする ・本をプレゼントするのは素敵な贈り物。贈るハードルは高いが発見もある ・自分にとって大事な一冊は?という問いから、気づけたことがある。みなさんもよければぜひ、考えてみてください! 【ゲスト】 ーーーーーーー 人生百貨店 https://open.spotify.com/show/3pNz2GfTmZeO0hYgjRIsHT 20代・30代のゲストを迎え、ライフステージの変化に対する考えや生き方を、バーという設定の中で聞いていく番組。自分のサイズで生きている人たちの話を通じて、今しか語れないことを語る。 ーーーーーーー 大庭 周(おおば しゅう) 1996年生まれ、3月8日に30歳に。家業の製造業・建設業で営業・広報として働きながら、トークイベント「生き博」、フードエッセイ「アイスクリームが溶けぬ前に」執筆、間借り喫茶「喫茶たまゆら」をオープン。 一言 親から譲り受けた一冊が教えてくれた、自分を投影する読書の面白さ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #人生百貨店 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

    36分

評価とレビュー

番組について

今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。 1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。 ※毎週(だいたい)金曜日更新 【たかしお】 X:@takashi_okb313 【えなり】 X:@enari_fr 【番組へのご意見・ご感想などはこちらから】 https://forms.gle/RE8URkPyLbRGPwNu5 ▼エピソード使用楽曲 ・Nakazaki-cho/のる ダウンロードサイト → ⁠⁠⁠⁠https://dova-s.jp ※#126のエピソードまでは、『stand.fm』をホストにして配信していました。なのでBGMやお問い合わせ、ディスクリプションの記載が違っています(2026年5月記載)

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