まちづくりチョビット推進室

公成建設株式会社

京都のために勝手に動く「まちづくり人」をゲストに招き続け20年。捨てたもんじゃない京都のエピソード満載です!

  1. 2026-3-21OA 京都の森と人の暮らしと林業〜森へ関わる人を増やしたい〜

    3月16日

    2026-3-21OA 京都の森と人の暮らしと林業〜森へ関わる人を増やしたい〜

    ◼︎トピックス 林業の現状と課題 ・株式会社芦田は創業60年で京都最大の丸太生産量を誇る。南丹市日吉町に本社があり、森林率88%のエリアで林業を展開 ・林業の業務サイクルは60年。植林から10年間の草刈り、その後50年間の保育作業を経て収穫し、再び植林する長期事業 ・林業の主な収益源は60年育てた木を市場で競りにかけた売値だが、現在極めて安い価格になっている ・過去40年間で林業作業者が14万人から4万人に減少。人手不足が深刻な問題 ・日本の森林率は70%で世界3位だが、4万人の林業作業者では対応しきれず、放置される森が多い ・高齢化した木(平均樹齢60歳以上)は光合成しなくなり、むしろCO2排出者になるケースが多い ・国の方針として年老いた木を収穫し、無花粉苗を植えて森を若返らせる必要があるが、200年かかると試算 林業の根本的課題と解決策 ・木が安くて儲からないことが根本課題。林業会社の収益面を改善しないと森は放置され負の遺産になる ・植林後の山の手入れはボランティアで赤字のケースが多く、森林所有者の高齢化で相続時に放置される傾向 ・森を儲かる仕組みに変えることが急務。そうしないと森の荒廃が加速する 後継ぎ甲子園と地域課題 ・「アトツギ甲子園」は経済産業省が主催する大会。日本企業の99%が中小企業で、特に京都は伝統産業が多く後継ぎ問題が深刻 ・地方に帰ってきた後継ぎは地域で埋もれやすく、横の繋がりがない。甲子園はそうした後継ぎのコミュニティ拡大が狙い ・後継ぎは孤立無縁になりがちで、相談できる相手がいない状況が多い エコペイ(EcoPay)と地域決済アプリの仕組み ・エコペイ(EcoPay)はヒノキの間伐材で作ったランチカード。企業の社員が月1万5000円分まで半額でランチが食べられる ・企業にとっては食事補助制度で非課税になり節税対策になる。同時にカーボンクレジット制度でCO2削減に貢献 ・企業導入時は、企業周辺の定食屋やレストラン、カフェなどにエコペイ端末を置いてもらう営業活動が必要 ・学食(大学・高校)や生協など既に食堂がある施設への展開に高い親和性がある エコペイランチカードの企業導入と森林保全の仕組み ・企業は施設非課税枠制度を活用でき、CO2削減のPRと社員満足度向上、地域貢献が実現できる。 ・企業スポンサーシップにより、学生は企業を応援する企業として認識。学食での食券に企業名を表示。 ・ランチカード利用で得られた資金が京都の森林保全に充てられる仕組み。使用頻度が高いほど森が保全される。 ・林野庁との連携が必要。既に林野庁から応援を得ており、京都市都市経営戦略企画室の葉山氏と協力中。 ・葉山氏は街路樹の枝を活用した薪作りや森のフリースペース構想など、先進的な林業活動を展開。 森へのアクセス拡大と人の流れの創出 ・ランチカードが人を森へ呼ぶ入り口となり、環境貢献を通じて森への関心を喚起する。 ・将来的には葉山氏の森でのアクティビティへ参加者を導き、段階的に森への関わりを深める構想。 ・ランチカード利用で資金が集まり、林業が森を整備することで、いつでも自然を楽しめる森を実現。 ・若い世代がプロ林業家の手伝いを通じて森の荒廃防止に参加し、報酬としてエコペを獲得するループの構想。 ◼︎概要 京都の林業家・芦田 拓弘 氏がラジオ番組に出演し、日本の林業が直面する課題と解決策を述べた。 林業作業者が40年で14万人から4万人に減少し、老齢化した森林の管理が困難な状況にある。同氏は間伐材を活用した地域決済アプリ「エコペイ(EcoPay)」とランチカード事業を展開し、人と森を繋ぐ新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいる。 ◼︎要点一覧 ・日本の林業における人手不足の深刻化:過去40年間で林業作業者が14万人から4万人に減少し、森林管理が追いつかない状況にある。収穫から植林までの200年の時間を要する見通しである。 ・老齢化した森林がもたらす環境問題:樹齢60年を超えた木は光合成が停止し、むしろCO2排出源となる。国の方針として老齢木の収穫と無花粉苗の植林が推奨されている。 ・林業経営の収益性の問題:60年間の育成期間中、ほぼ収益がなく、植林後の管理はボランティアで赤字となるケースが多い。木材の安価化により林業経営が成立しない状況である。 ・「エコペイ(EcoPay)」ランチカード事業の仕組み:間伐材製のカードを企業に配布し、社員が月1万5000円分まで昼食代を半額で利用可能。企業は食事補助制度の非課税枠を活用でき、カーボンクレジット制度によるCO2削減に貢献できる。 ・森へのアクセス入り口としてのエコペイ(EcoPay)の位置づけ:ランチカード利用による資金が森林保全に充てられ、利用者が実際に森でのアクティビティに参加する入り口となる。若い世代が林業家の活動を支援する流れを創出する狙いである。 ・後継ぎ世代の課題と連携の重要性:日本の企業99%が中小企業であり、後継ぎ問題が深刻である。「アトツギ甲子園」などを通じて地方の後継ぎ世代が孤立せず、横の繋がりを構築することが重要である。 ◼︎質問と回答 Q. 株式会社あしだの事業内容と規模はどのようなものか A. 創業60年で京都では1番の丸太生産量を誇る会社。南丹市日吉町に本社があり、森林率88パーセントのエリアで林業を営んでいる Q. 林業の業務サイクルはどのくらいの期間か A. 植林から始まり、10年間の草刈り、その後60歳になるまで間伐という木の保育作業をして、60年後に収穫し再び植林する。合計60年のサイクル Q. 林業の主な課題は何か A. 木が安くて儲からないこと、人手不足が大きな問題。40年間で林業作業者が14万人から4万人に減少している Q. 日本の森林資源の状況はどうか A. 日本の森林率は70パーセントで、OECD加盟国の中で世界3位。日本は森林資源大国だが、4万人しかいない林業作業者では対応しきれず、放置されているケースが多い Q. 高齢化した木の問題は何か A. 成長しない老齢木は光合成をしなくなり、呼吸によってCO2排出者になっているケースが多い。国の方針として年老いた木を収穫し、無花粉苗を植えて森を若返らせる必要がある Q. 老齢木の収穫と植え替えにはどのくらいの期間が必要か A. 試算では200年かかる Q. 林業会社の収益構造はどのようになっているか A. 60年間の植林から収穫までの間、ほとんど収益がなく、収穫した丸太を市場で競りにかけた売値が収益源となる。その間の山の手入れはボランティアで赤字でやっているケースが多い Q. 「アトツギ甲子園」とは何か A. 経済産業省が主催する国の大会。日本の企業の99パーセントが中小企業であり、特に京都は伝統産業が多く後継ぎ問題が多いため、後継ぎ世代の人達をコミュニティで繋げて応援する大会 Q. エコペイの利用限度額はいくらか A. 社員は毎月1万5000円分までカードで昼食を食べることができる Q. エコペイはどこで使用できるか A. 企業のオフィス周りの定食屋、レストラン、カフェなど協力してくれる店舗で使用できる。企業が導入する際には、周辺の飲食店にエコペイ端末を置いてもらう営業活動を行う Q. エコペイの資金はどのように使われるか A. ランチカードで食べた資金が京都の森の森林保全の資金になる。使えば使うほど京都の森がより保全されて綺麗になっていく仕組み Q. エコペイの導入対象は企業か大学か A. 企業が主なターゲット。企業が食事補助制度の非課税枠で導入できるため、企業のニーズが高い。大学への対応も検討しているが、企業の方がニーズがある Q. 林野庁はエコペイの取り組みについてどのような立場か A. 林野庁と話をした結果、応援してくれると言っていただいている Q. エコペイランチカードの役割は何か A. 人を森へ呼ぶ入り口になっており、ランチカードが使われるほど京都の森の森林保全に資金が充当される Q. ランチカード利用者と林業家の関係はどのように構想されているか A. ランチカードで資金を得た林業家が森を整備し、利用者が森に来て自然を楽しめるようにする。 将来的には若い人たちが森に入って林業家の手伝いをし、その報酬としてエコペを得るループを作ることを想定している Q. このプロジェクトの最終的な目標は何か A. 森に関わる人を増やすこと。エコペイランチカードを入り口として、人の流れを森へ導き、林業の新しい仕組みを実証すること ◼︎ネク

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  2. 2026-02-21OA お寺×クラブ!?「寺クラブ」という新しい文化は何故京都から生まれたのか?

    1月20日

    2026-02-21OA お寺×クラブ!?「寺クラブ」という新しい文化は何故京都から生まれたのか?

    ゲスト:Cosmic Paradise 代表 inariさん、京都市都市経営戦略室 戦略デザイン課長 横川 勇樹さん ◼︎概要 京都のお寺を会場としたクラブイベント「Cosmic Paradise」の第4回開催について、主催者の稲荷 梨紗子 氏と京都市職員の横川 勇樹 氏が番組で紹介した。イベントは伝統文化とクラブカルチャーの融合をテーマとし、3月8日に光明寺で開催される。参加者に心の解放と新しい体験の場を提供することを目指している。 ◼︎要点一覧 ・「Cosmic Paradise」の開催経緯と目的:留学生と外国人に新しい文化体験と居場所を提供するため、お寺でクラブイベントを開催するコンセプトが立ち上げられた。京都のお寺限定というコンセプトで過去3回開催済み。 ・稲荷氏の個人的背景と動機:フェスティバルで心が救われた経験から、心理学を学び直し、音楽イベントを通じた心の解放と自己発見の場を作りたいという動機を持つ。 ・お寺の公共空間としての役割再定義:京都市は公共空間の活用を重要施策としており、お寺を参拝や法事だけでなく、地域住民が集まる公共的な空間にアップデートしていく方針である。 ・第4回イベントの特徴と内容:光明寺を会場に、僧侶がDJとダンスを兼務し、伝統芸能とクラブカルチャーをコラボレーションさせる。読経、DJ、ダンスショー、落語などを組み合わせた半日イベント。 ・非日常の日常化という隠れたテーマ:イベントを通じて非日常の体験をきっかけに、お寺という空間が日常的に利用される場へと変化させることを目指している。 ◼︎ネクストアクション ・「Cosmic Paradise」第4回のチケット早割券を1月23日金曜日18時から販売開始する。 ・イベント情報をInstagramアカウント「Cosmic Paradise」で発信し、参加者に周知する。 ・3月8日のイベント開催に向けて、光明寺の僧侶、DJ、ダンサー、伝統芸能パフォーマーなどの出演者との調整を完了する。 ◼︎決定事項 ・「Cosmic Paradise」第4回を2026年3月8日(日曜日)13時15分から20時過ぎまで、京都左京区の光明寺で開催することが決定した。 ・イベント会場は光明寺の屋内と三門下の屋外の2つの場所を使用することが決定した。 ・イベントのテーマを「クラブカルチャーと伝統文化の融合」とすることが決定した。 ・チケット早割券の販売開始日を2026年1月23日(金曜日)18時とすることが決定した。 ◼︎質問と回答 Q. 「Cosmic Paradise」は何回目のイベントか A. 第4回目のイベント。過去3回は同じお寺(龍岸寺)で開催されており、今回は3月8日に左京区の光明寺で開催予定 Q. お寺でクラブイベントを開催しようと思ったきっかけは何か A. 元々の立ち上げ者は学生で、留学生との関わりが多く、留学生に新しい文化体験を提供したいという思いから始まった。また、クラブイベントを通じて心の解放を体験してもらい、自分のやりたいことや幸せなことを見つけるきっかけになればという思いがある Q.稲荷さんが主催を引き継いだのはいつからか A. 第3回目(去年)から主催を引き継いだ Q. 稲荷さんが第3回目から追加したテーマは何か A. クラブカルチャーと伝統文化を融合するというテーマを追加した Q. クラブイベントとは何か A. DJが音楽を流し、その前で人々が踊ったりお酒を飲んだりする場所。音楽をただ聴くだけでなく、踊りながら楽しむ場所Q. 「Cosmic Paradise」のコンセプトは何か A. 京都のお寺限定のクラブイベントというコンセプト Q. 過去3回のイベントはどこで開催されたか A. 京都駅の近くにある龍岸寺で開催された。落語会やライブ音楽イベントなども行われているお寺 Q. 今回の光明寺での開催日はいつか A. 3月8日に開催予定 Q. 光明寺での開催規模はどのようになるか A. 敷地が大きく、会場となるお部屋も大きいため、前回よりもグレードアップした規模で開催することになった Q. 横川さんがこのイベントに関わる理由は何か A. 音楽が好きでフェスに行くのが好きという個人的な理由に加えて、お寺を観光や参拝だけでなく、近くに住む人が身近に集まれるような公共的な空間にしていくという京都市の施策に共感し、その実現のきっかけになればという思いで関わっている Q. 稲荷さんが心理学を学び直すきっかけは何か A. 落ち込んでいた時期にフェスに救われた経験から、メンタルヘルスや心理学を再度学び直すことになった Q. 稲荷さんがお寺という場所を選んだ理由は何か A. 昔は寺子屋など地域の人が集まる場であり、仏像の前では平等だと考えており、誰もが受け入れてくれる許容の場所だと思っているため。また、仏像の前で踊るという非日常の体験が心の解放につながると考えている Q. イベント会場はどこか A. 光明寺の敷地内。屋内と屋外の両方を使用し、お寺の中がステージになる Q. イベントの演出の特徴は何か A. DJ、照明、ライティング、装飾を施してお寺の中にクラブのような演出を作り上げる。参加者が踊るイベント Q. 僧侶の方はどのような役割を担うのか A. 僧侶兼DJ兼ダンサーとして、DJをしたり、ダンスをしたり、本職として読経も行う Q. 通常のクラブイベントとの違いは何か A. クラブカルチャーと伝統文化の融合をテーマにしており、DJとコラボレーションする伝統芸能のパフォーマンス(三味線、篠笛など)や落語も組み込まれている Q. イベント開催日時はいつか A. 3月8日日曜日。13時15分に読経によるオープニングがスタートし、20時過ぎにエンディングを迎える Q. イベント情報はどこで確認できるか A. Instagramで「コズミックパラダイスジャパン」または「コズミックパラダイス」と検索すると出てくる。インスタアカウントで全ての情報が発信されている Q. チケット発売はいつから始まるか A. 1月23日金曜日の18時から早割券を開始する Q. このイベントは何回目か A. 「Cosmic Paradise」の4回目の開催 ◼︎トピックス 1.寺クラブの企画背景 ・「Cosmic Paradise」第4回目を3月8日に左京区の光明寺で開催予定。 ・過去3回は龍岸寺で開催。第1・2回は友人が主催、第3回から稲荷さんが主催に変更。 ・留学生と外国人に新しい文化体験を提供したいという想いから企画開始。 ・クラブイベントはDJが音楽を流し、来場者が踊ったり楽しむ場所。 ・京都のお寺限定というコンセプトで、伝統文化とクラブカルチャーの融合を実現。 2.稲荷さんの背景と動機 ・京都大学総合人間学部で文化人類学を専攻。社会人枠で入学。 ・メンタルヘルスの課題をきっかけに心理学を再度学び直した。 ・フェスや音楽イベントで心が救われた経験が、このイベント企画の原点。 ・音楽を体全身で浴びて無心で踊ることで、辛い症状を一時的に忘れられた経験。 ・お寺は昔の寺子屋のように地域の人が集まる場であり、仏前では平等だと考える。 ・仏像の前で踊るという非日常体験を通じて、心の解放と自分のやりたいことを見つけるきっかけを提供したい。 3.横川さん(京都市職員)の関わり ・音楽好きの個人としてだけでなく、京都市職員として関わっている。 ・お寺を観光・参拝だけでなく、近隣住民が身近に集まれる公共空間にしたいという京都市の施策に合致。 ・公共空間を町に開いていくことが京都市の重要施策の1つ。 ・お寺や神社も公共空間の1つとして位置付け、イベントをそのきっかけにしたい。 4.お寺の公共空間としての役割と社会実験 ・現代の駆け込み寺として誰でも来られる空間を目指している。所有と布教の分離実験を実施中。 ・京都市役所前広場で第3金曜日に社会実験を1年以上継続。ストリートピアノやたき火など多様な活動が展開。 ・講師の垣根を低くし、お寺を顧客空間としてとらえる取り組みが進行中。 ・町づくりは行政だけでなく、ボランティアや地域住民との協働が重要。 5.クラブイベント「Cosmic Paradise」の企画内容 ・お寺の敷地内(屋内・屋外)をステージに、DJ、照明、装飾でクラブ演出を実現。 ・ご僧侶がDJ兼ダンサーとして出演。僧侶兼DJ兼ダンサーという独特のキャスティング。 ・クラブカルチャーと伝統文化の融合がテーマ。DJと三味線や篠笛などの伝統芸能がコラボ。 ・プログラムに落語も組み込まれ、多様なパフォーマンスが展開される。 ・非日常をお寺に持ち込み、それを日常化させることが隠しテーマ。

    29分
  3. 2026-01-17OA 自分のできる事が誰かの役に立つ 循環型地域共生社会って何?

    2025/12/19

    2026-01-17OA 自分のできる事が誰かの役に立つ 循環型地域共生社会って何?

    ゲスト:inote+P(あいのてぷらすぴー) 服部 加奈子さん ◼︎概要 inote+P(あいのてぷらすぴー)の代表・服部 加奈子 氏が、循環型地域共生社会の実現に向けた活動について語った。自分のできることが誰かの役に立ち、感謝が返ってくる役割と感謝の循環を目指し、子ども新聞による地域取材活動と向島アクアベースでの洗濯物畳み体験を通じて、世代を超えた人間関係の構築と地域活性化を推進している。 ◼︎要点一覧 ・循環型地域共生の定義:自分のできることが誰かの役に立って、それが自分の楽しみとして返ってくる役割と感謝の循環のことである。存在するだけでも社会に貢献できる価値観を持つ社会の実現を目指している。 ・子ども新聞活動の意義:子どもたちの柔軟な視点で地域や企業を取材し新聞化することで、大人が凝り固まった頭を柔らかくし、幼心を思い出させる循環を生み出している。 ・向島アクアベースの社会実験:洗濯物を畳む手仕事を通じて、金銭的報酬ではなく、おしゃべりや手仕事ができる場を提供することで、参加者の役割感と繋がりを生み出す仕組みである。 ・向島ニュータウンの現状課題:伏見区南部の市営住宅で、少子高齢化により空き家が増加し、人口減少と子どもの減少が進行している地域である。 ・循環型地域共生の背景:代表の20年間の高齢者介護経験から、年を重ねるにつれ社会との繋がりが減少し役割を見失う現実を目の当たりにしたことが、年を重ねることがわくわくする社会を目指す原点となっている。 ・目指す未来社会の形:世代や立場を超えて、人々が自分の役割を生かし合い、働く・学ぶ・支え合う・楽しむを循環させながら、地域全体で共に暮らしをデザインしていく社会である。 ◼︎ネクストアクション ・建設現場の取材企画を検討する。「鳥人間コンテスト」人力飛行機プラットフォーム施工の40年以上の実績を持つ公成建設の現場への子ども新聞取材を実現する。 ・向島アクアベースを月1回の定例化に向けて準備を進める。春からのスタートを目指して調整中である。 ・ケアと町づくりをテーマにした5つのプログラムを1月24日から2月28日の期間で実施する。第1回目は1月24日土曜日16時から、医療・福祉事業とコミュニティ事業を展開する会社を運営する理学療法士で「境界線を曖昧にする〜ケアとコミュニティの関係を耕す」著者・糟谷 明範 氏を招いて開催する。 ◼︎決定事項 ・向島アクアベースの社会実験を月1回の定例化に決定した。参加者からの継続開催要望を受けて、春からのスタートを予定している。 ・inote+Pと堀川商店街内の交流拠点「knocks! Horikawa」のコラボレーションにより、ケアと町づくりをテーマにした5つのプログラムを1月24日から2月28日の期間で実施することに決定した。 ◼︎質問と回答 Q. 循環型地域共生とは何か A. 自分のできることが誰かの役に立って、それが自分の楽しみとして返ってくる役割と感謝の循環のこと。そこに存在しているだけでも役に立つことがあり、ありがとうという感謝が生まれるような社会 Q. inote+Pの主軸となっている活動は何か A. 子どもたちが新聞記者になって地域や企業を取材する『こども新聞』という活動。見出しや文章はほとんど子どもたちが作成している Q. こども新聞の活動を通じてどのような循環が生まれるのか A. 子どもたちの柔らかい視点で街や企業を見て、それを新聞という形で地域に発行することで、大人たちが幼心を思い出したり、子どもの目線を再確認したりする新たな視点が生まれる循環 Q. こども新聞の取材先はどのように決定されるのか A. 大人編集長である代表が、できるだけ子どもたちのリクエストを受けて取材先を探している。ただしリクエストを聞いたからといって必ずしも実現するわけではない Q. 子どもたちから出ている取材先のリクエストにはどのようなものがあるか A. 和菓子屋さん、図書館、建設現場などのリクエストが参加している子どもたちから出ている Q. 建設現場への取材ではどのような反応が子どもたちから出たのか A. 工事休みの日の建設現場で家の土台を見せてもらった際、赤いホースと青いホースの水道パイプが通っているのを見て、血液の静脈と動脈のような配管が通っている理由について不思議に思う子どもたちがいた Q. 向島アクアベースとはどのような取り組みか A. 洗濯物を畳むという手仕事を通じて、その対価でコーヒーを飲める集いの場。株式会社アグティとinote+Pが協働で実施している社会実験 Q. 向島アクアベースに参加した方からはどのような声が出ているのか A. 金銭的な報酬ではなく、手仕事をしながら皆と喋れて美味しいコーヒーが飲める場が、今後も継続してあるといいなという声が出ている Q. 向島アクアベースの今後の予定は何か A. 月1回の定例化を目指しており、春からスタートできそうな状況にある Q. 向島ニュータウンはどのような場所か A. 伏見区の南の方にある向島地域の中にある市営住宅。13階建てで、1つの街区に6棟から8棟の建物が建っており、11の街区がある。現在は空き家が多く、少子高齢化により人口が減少し、子どもが大幅に減少している Q. 向島アクアベースの活動場所はどこか A. 「むかちゅうひろば」というコミュニティースペース。廃校になった向島中学校の跡地に建てられた住宅の敷地の一角にあり、元々住んでいた地域の人と新しく住まわれた地域の人が一緒にそのスペースを盛り上げていく場所 Q. 服部 加奈子 氏が循環型地域共生という考え方を生み出した背景は何か A. 約20年間高齢者介護の仕事をしてきた経験の中で、年を重ねることで社会とのつながりが減っていき、自分の役割を見失いがちになる現実を目の当たりにしたこと。年を重ねていくことがわくわくするような社会になってほしいという想いから Q. 服部 加奈子 氏が介護の仕事を通じて気付いたことは何か A. 介護の仕事はただお世話することではなく、その方と対話を楽しみ、日々の暮らしの中での言葉から本当の意味を見つけていくこと。その方達の役割ややりたいことを社会に繋げていくような仕組み作りがしたいと気付いた Q. 今後目指している社会の形はどのようなものか A. 世代や立場を超えて人々が自分の役割を生かし合って、働く、学ぶ、支え合う、楽しむを循環させながら地域全体で共に暮らしをデザインしていく社会 Q. 循環型地域共生の実現に向けた具体的な取り組みは何か A. 向島アクアベースという社会実験として、子ども新聞や洗濯物をみんなで畳むなどの活動を実施しており、これまで2回実現し、今後は月に1回の実施を予定している Q. ケアと町づくりをテーマにしたプログラムの実施期間はいつか A. 1月24日から2月28日の間に実施される Q. プログラムの第1回目はいつ開催されるのか A. 1月24日土曜日16時から開催される Q. 第1回目のプログラムのテーマは何か A. 境界線を曖昧にするケアとコミュニティーの関係を耕すというテーマで、考える、語る、味わうをコンセプトに企画されている

    29分

番組について

京都のために勝手に動く「まちづくり人」をゲストに招き続け20年。捨てたもんじゃない京都のエピソード満載です!