ごうちゃんの「照らすこころ」

照泰仏堂は、仏具店として人を心を大切に接客してきた幡司剛成さん「ごうちゃん」。 考え方や人生を楽しく生きるには?といった日々心がけること、 「気付き」や「きっかけ」お聴きいただいているリスナーと今後共有していきたいと思っています。

  1. 6日前

    会場での質問タイム

    一歩目は「下り階段」を降りるくらいでちょうどいい 「新しいことを始めたい」「自分を変えたい」って思うとき、私たちはつい「よーし、登るぞ!」と険しい山を見上げるように力んでしまいがち。 頂上(=結果)を見上げて「あんなところまで行けるかな…」と計算しているうちに、足がすくんで動けなくなる。 でも、今回ポッドキャスト番組のトークで盛り上がっていた岡山のおもしろい大人3人の話を聞いていたら、 「なんだ、一歩目ってそんなに力まなくていいんだ!」と心がすーっと軽くなります。 人生を自分らしく、軽やかに楽しむためのヒントをお届けします! 1. 最初の一歩は「上る」んじゃなく「下る」感覚 多くの人が動けなくなるのは、無意識に「がんばって階段を上ろう」とするから。 でも、平野さんの感覚は真逆です。 平野さんにとって一歩目を踏み出すのは、「下り階段をすっと降りる」ような感じ。 「足を投げ出したら、勝手に重力で降りるんで」 上を見上げると大変そうに見えるけれど、下りなら重力(=自分の素直な好奇心)に身を任せるだけで、勝手に足が前に出ますよね。 「絶対に成功させてやる!」と結果に固執するのをやめて、自分の「やりたい」「面白そう」という重力に素直に従ってみる。 それがいちばん軽やかで、いちばん遠くまで行けるコツなんです。 2. 「6cm」のこだわり。自分のモノサシで測ってみる 太田さんは、世の中の「思い込み(バイアス)」を取り払う天才です。 「女性だから」「アートは成功者のためのものだから」みたいな固定観念を捨てて、自分の目で確かめるのが太田さん流。 例えば、有名なお寺や美術館の(水鏡)を見たとき、太田さんはポケットから「定規」を取り出して、実際の水の深さを測ってみたそうです。 すると、現代アートの作品も、犬山城を映す水鏡も、どちらも同じ「6cm」だったという発見に行き着きました。 誰かが決めた正解を鵜呑みにするんじゃなく、自分のモノサシ(定規)で測って確かめてみる。 この「自分で面白がって探求する姿勢」こそが、人生を自分らしくデザインする原動力になります。 3. 本当に深い繋がりは「嫌いなこと」の一致から 人とお付き合いするとき、私たちはつい「好きなこと」や「趣味」が同じ人を探しがちです。 でも、この3人が仲良しな理由は、実は「嫌いなこと・興味がないこと」が同じだったからなんです。 彼らは「ギャンブルやゴルフに興味がない」という点で一致しています。 「やりたくないこと」という土台が同じだからこそ、根底に強い安心感が生まれる。 だからこそ、その上に乗っかるお互いの「好きなこと」がバラバラでも、「それ面白じゃん!」と素直にリスペクトし合えるんです。 ネガティブな価値観の共有って、実はすごく強い信頼関係を生むんですね。 4. 正解を喋ろうとしない。魅力は勝手に「漏れ出す」もの 会話をするとき、「カッコいいことを言おう」「正しい答えを出さなきゃ」と緊張して黙り込んじゃうことってありませんか? 平野さんに「なんでそんなに口から言葉が溢れ出るんですか?」と聞くと、 「なんでだろう?と思いながら、ただ思いついたことを喋っているだけ(笑)」 ロジックをきっちり組み立てる太田さんと、感覚のままに言葉が溢れ出る平野さん。 一見正反対ですが、幡司さんは平野さんのことを「魅力が漏れ出している」と評します。 頭でガチガチに正解を組み立てるのをやめて、心のままに思いを口にするとき、その人らしい本物の魅力がハラハラと漏れ出して周りを惹きつけるんです。 振り返れば、あなたの人生は「アート」になっている。人生を面白くしようと、力んで計画を立てる必要はありません。 ・好奇心の重力に従って、すっと「下り階段」を降りる ・自分のモノサシ(物理)で世界を測ってみる ・嫌いなことが同じ仲間と、お互いの違いを面白がる ・取り繕わずに自分を出す 太田さんは「街づくりを身だしなみに」と言い、平野さんは「ありがとう地球」と笑います。 「こうしなきゃ!」と肩肘を張るのをやめて、今この瞬間の「面白そう」を重ねていけば、いつか振り返ったときに、 あなただけの素敵な人生(アート)が完成しているはずです。

    会場での質問タイム
  2. 8月11日

    ごうちゃんの「照らすこころ」vol.20

    毎月第2火曜日ごうちゃんの「照らすこころ」仏具店として、人そして、心を大切に接客を続けるごうちゃんの考え方や、人生を楽しく生きるための「きづき」や「きっかけ」をお話いただきます。照泰仏堂HP:https://www.shoutaibutsudou.com/岡山の仏壇店「照泰仏堂」(昭和53年設立)は、お客様の仏事の【とーたるさぽーと】を行う仏壇屋です。お仏壇は唐木仏壇・金仏壇・モダン仏壇、合わせて随時100本以上展示。お仏壇の移動・掃除・処分も承ります。お仏具、位牌と文字彫サービス、線香・ローソク・神棚・神具、寺院用具、粗供養、満中陰志、各種返礼品、オンラインショップ、雑貨など、幅広い品揃えとサービスでお客様の毎日に寄り添います。   1. 「お盆」というとどんなイメージを持っていますか? 「暑い中での大変なお墓掃除」や「親戚へのおもてなし」といった、義務感に追われる「苦しい」イメージを持つ方が少なくありません。 ・お盆はお祭り:お盆は、普段は意識しにくいご先祖様や仏様に気持ちを向ける時期であり、本来は魂が帰ってくる「お祭り」のような賑やかなものです。 ・無理はしなくていい:この暑さの中での墓掃除などは無理をしてまで行く必要はなく、何よりも無理をすることが一番よくありません。「どうしてもこうしなければいけない」という義務感は苦しみ(苦)を生んでしまいます。 ・「気持ちの持ち方」が一番大切:大切なのは、形式にきっちりこだわることよりも、「帰ってきていいよ」と温かく迎えるこちらの心持ちです。 普段から感謝の気持ち(ありがとう)を持っていれば、お盆の形式にとらわれすぎなくても大丈夫です。遠方で帰省できないときは:もし遠くにいてお墓参りに行けなくても、「目をつぶって思い出してあげること」、それだけで十分に伝わります。 お盆を「やらなければならない苦しい行事」ではなく、できる範囲でご先祖様を温かく迎える「心のお祭り」として捉え直すと、少し肩の荷が下りるのではないでしょうか。 2.ぎっくり腰は「母からのギフト」 ピンチを捉え直す:人生の不調も「ちょうど良かった」と受け入れることで、次が見えてきます。 見えない繋がり:ごうちゃんが人生初のぎっくり腰になった際、亡き母が生前予約してくれていた人気治療院のキャンセル枠に奇跡的に滑り込めました。 痛みは「自分を労る」ための体からのSOSと知ることができた。 3.体は「借り物」——納棺師と考える人生の整え方 死生観を変える:私たちの体は自分のものではなく、魂という「借り物(乗り物)」です。 納棺師の役割:納棺師とは「一生懸命乗りこなした、大切な借り物を最後に綺麗にしてお返しするお手伝い」をする人。 4.伝統のアップデート——AI仏壇からペットの家族葬まで しなやかに馴染ませる:伝統とは形を頑なに守ることだけではありません。最新の選択肢:スマホで部屋に仏壇を合成できる「AIシミュレーション」や、 犬・猫だけでなく亀や爬虫類も対象にしたペット葬「セレーノ(Sereno:イタリア語で『晴れやか・穏やか』)」など、 形が変わっても根底にあるのは「ありがとう」の願いです。 5. すべては「ちょうど良い」タイミングで起きている 母の最大の愛情:ごうちゃんのお母様が旅立ったのは、一年で最も忙しいお盆の直前、8月12日でした。 前を向く力:「仕事をしときなさい」という母の言葉通り、猛烈な忙しさが悲しみに沈む隙を与えず、母の死はとても悲しいことでしたが、 彼を前へと向かせてくれました。 すべては「ちょうど良い」タイミングで起きています。 まとめ目の前にある困難や忙しさを、あえて「ちょうど良かった」と捉えてみてください。 ほんの少し視点を変えるだけで、義務感に満ちた毎日は、愛と気づきあふれる豊かな時間へと変わっていきます。

    ごうちゃんの「照らすこころ」vol.20
  3. 8月11日

    「働き方」よりも「生き方」を大切にするということ

    努力をちょっと手放すと、人生は一気に軽くなる 「何者かにならなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んで、気づけばなんだか心が疲れている。 仕事やキャリアをどうするか以前に、「どう生きたら自分が一番心地いいか?」を考える時代になってきているのかもしれません。 今回は、岡山で自分らしく軽やかに生きている3人の話から見えてきた、人生の肩の力を抜くための5つのヒントをお届けします! 1.相手の「かっこいいところ」を素直にリスペクトする 元BMXプロライダーの太田さんいわく、ストリートスポーツの世界って一見華やかですが、実は「超オタク」でストックな世界なんだそうです。 でも、その激しい世界を支えているのは、「お互いへのリスペクト」の文化。 技のうまい・下手に関係なく、「この人は自分にない素敵なところがあるな」と思ったら、素直に尊敬し合う。 マウンティングや競争じゃなくて、相手の良いところを認め合える環境があるからこそ、人は自分のペースで伸び伸びと力を発揮できるんですよね。 2. 判断基準は「それって、モテる(=かっこいい)か?」 太田さんが若い頃、ストリートの先輩たちから学んだ判断基準は「法律」でも「損得」でもなく、「それ、モテるか?」でした。 ここで言う「モテる」は、異性に媚びることではありません。 「自分軸を持っていて、周りに優しくできる『余裕(余白)』があるか」ということ。 「損か得か」で動く大人よりも、「それって人としてカッコいいかな?」という美学で動く大人のほうが、 やっぱり周りから見ても魅力的(=モテる)ですよね。 3. 余計なものを足さない「引き算」の暮らし 平野さんの流儀は、余計なものを削ぎ落とす「引き算」です。 「美味しい素材があるなら、余計なレシピは足さなくていい」。 レシピを聞かれたら、誰にでも惜しげもなく教えちゃいます。 そして彼の感謝は、お店を飛び出して「素材を作ってくれた農家さん、土、そして土の中の微生物」にまで広がっていきます。 大学の講義の最後に平野さんが送る言葉は、まさかの「ありがとう、地球」。 でも、このくらいの感謝の気持ちを持つと、毎日の仕事が「義務」から「生きる喜び」に変わっていくんです。 4. 人生を劇的に軽くする「3つのやらないこと」 幡司さんは、私たちが「良いこと」だと思い込んでいる3つの言葉の毒を、スッと解きほぐしてくれます。 「頑張らない」: 頑(かたくな)に我(が)を張ると心も体も病気になっちゃう。まずは緩めるのが一番! 「努力しない」: 成果を出す人は、努力してるんじゃなくてただ「面白がってる」だけ。 「必死にならない」: 文字通り「必ず死ぬ」と書きます。自分を殺してまでやるべきことなんて、この世にありません! 彼らにとって仕事や活動は、「歯磨きをする感覚」であり、「リフティングしながら街を歩く感覚」。 生活と地続きの、自然で楽しい運動なんです。 5. 「ちょうどいい街」で、自分を取り戻す 都会のスピード感の中にいると、「置いていかれる!」という焦りから、つい予定をパンパンに埋めてしまいがちです。 でも、岡山のように「都会すぎず、田舎すぎない」場所に降り立つと、スーッと肩の力が抜けていきます。 どこにでも馴染むけど高品質で、ちょうどいい。 刺激が多すぎない環境だからこそ、他人のマネではない「素の自分」を取り戻すことができるんです。 3人の話を聞いて感じるのは、「やらされている感」がゼロだということです。 みんな自分の人生を「楽しむための場」にしています。 ちょっと息苦しいなと感じたら、自分がワクワクするための「余白」が残っていますか? 「頑張る」のをちょっとやめて、自分をゆるめてあげること。そこから、心地よい生き方がはじまります。

    「働き方」よりも「生き方」を大切にするということ
  4. 8月4日

    自分で動く行動力の作り方

    「準備が整ったら…」って、それいつ来るの? 「やりたいことはあるんだけど、もう少し準備してから…」 そう自分に言い聞かせているうちに、気づけば数ヶ月、数年が過ぎていた……なんて経験、ありませんか? 今回は、岡山でそんな「驚異の行動力」を発揮している3人の話から見えてきた、「考える前に動いちゃうためのコツ」をお届けします! 1.ガソリンは「モヤモヤ」と「人への愛」 行動力がある人って、別に特別な使命感で動いているわけじゃありません。 太田さんが動き出すきっかけは、日常のちょっとした「違和感」だと言います。 「ここ、もっとこうなったら良いのに」「なんかこれ、勿体なくない?」 そんな小さなモヤモヤを無視しないこと。 そしてそこに、「あの人とあの人が繋がったら絶対に面白いじゃん!」という「人への愛」が加わったとき、 行動は「やらなきゃいけない義務」から「やらずにはいられない衝動」に変わるんです。 2. 街全体を「大きなパズル」として見てみる 行動が止まっちゃう人って、自分のやっていることを「点」で捉えがちです。 でも太田さんは、平野さんのお店も、幡司さんのお店も、単体のお店じゃなくて「岡山という街を面白くするためのパズルのピース」として見ています。 「自分のお店が良くなればいい」じゃなくて、「自分が街という大きな絵の一部になる」って思うと、 なんだかワクワクしてきて、勝手にスケールの大きなアクションが取れるようになるんですね。 3. 返信を爆速にして、自分を追い込む(笑) 太田さんの行動力の秘密、それは「LINEの返信がめちゃくちゃ早いこと」です。 一見ただのマナーに見えますが、これ実はかなり計算されたテクニック。 「この人、返信早っ!即動く人だな」と相手に思わせることで、自分自身にも「あ、もう逃げられないな」とプレッシャーをかけているんです。 意思の力に頼るんじゃなくて、「動かざるを得ない環境」を自分で作っちゃう。これは真似したいずる賢い技術です。 4. 「気合い」じゃなく「なんとなく〜」のノリで動く 太田さんが「爆速のエンジン」なら、平野さんは「肩の力が抜けまくった軽やかなノリ」です。 平野さんは「頑張るぞ!」と気負うのをやめて、「なんか楽しそうだし、行ってみようかな〜」くらいのノリで動きます。 例えば、愛媛の廃棄されそうなミカンを活用するプロジェクト。 平野さんが軽い足取りで農家さんに通い詰めた結果、今や仕入れ量がすごすぎて、 現地の人から「平野さんが買う量が多すぎて逆に怖い」と言われるレベルに(笑)。 本人は「流れに乗ってるだけだよ〜」なんて言いますが、この脱力感こそが、周りを巻き込んで大きなうねりを作るコツなんです。 5. 判断基準はひとつ。「面白いか、面白くないか」 何かを決めるとき、損得勘定で考えると迷いが生じます。 だから平野さんの基準はシンプル。「自分が面白いと思えるかどうか」。 自分が心から面白がっていれば、その熱って絶対に周りに伝染して、勝手に協力者が集まってきます。 逆に、自分がワクワクしないなら「面白くないから!」と潔く断る。 あなたが面白がっていない企画に、誰が乗っかりたいと思うでしょうか? シンプルだけど、最強のフィルターです。 6. 脳に「やらない言い訳」を考えるスキを与えない なぜ「即行動」が大事なのか? 幡司さんは「人間の脳のクセ」を指摘します。 人間って、一呼吸置いちゃうと、脳が身を守ろうとして「でも時間がないしな…」「失敗したらどうしよう…」と、 全力で「やらない理由」を捏造し始めるんです。 でも、動く前に心配しているトラブルって、実はこの世に存在しない「妄想」。 だから、脳がブレーキを踏み込む前に、まず体を動かす。脳に言い訳をさせる暇を与えないのが、一番の近道なんです。   最大の敵は「めんどくさい」という「間(ま)」 私たちが動けなくなる一番の理由は、不安でも恐怖でもなく、ちょっとしたスキマ(間)に生じる「めんどくさい」という感情です。 太田さんのおじいちゃんは、岡山弁でよくこう言っていたそうです。 「おめえ、間(ま)が悪いからぐしいな」 タイミングを逃して間に「淀み」ができちゃうと、せっかくの熱量も台無しになっちゃう。 「めんどくさい」が頭をよぎる前に、その「間」をギュッと詰めて動いちゃうこと。 「スキマ(間)の詰め方」が、明日をちょっと面白く変えてくれるはずです!

    自分で動く行動力の作り方
  5. 7月28日

    失敗は成功のタネ!ピンチをチャンスに変えるマインド

    「失敗」って、そもそも何だっけ? 新しいことを始めようとするとき、「失敗したらどうしよう……」って不安になりますよね。 でも、岡山を拠点に面白く活動しているこの3人の話を聞いていると、「あれ? 失敗ってそんなに怖いものじゃないかも」と思えてくるから不思議です。 幡司 剛成(照泰仏堂) 平野裕治(株式会社 マルゴデリ) 太田祐二(岡山市北区まちづくりアンバサダー 代表 他) 彼らにとって、失敗は終わりではなく「あ、ちょっと違ったから微調整しよ!」という合図。 ピンチを軽やかにチャンスに変えちゃう、3人のしなやかな考え方。 1. 「あ、違ったな」を積み重ねるだけ 「マルゴデリ」の平野さんは、自分のやってきたことをこう振り返ります。 「失敗してから頑張ろうというよりかは、日々の過ごしていく中で、あ、違ったな、もうちょっとこうしてみようかな、というひらめきの積み重ね」 平野さんは「何が成功だったか自分でもよく分からない」と笑います。 ガチガチの成功プランに縛られるのではなく、動いてみて「あ、違ったな」と思ったら、すぐ「じゃあ次はこうしてみよう!」と切り替える。 世間で言う「失敗」も、彼らにとってはただの「次を面白くするため」。 2. あえて一人になって「ありがたみ」を知る 人気店をいくつも手がける平野さんですが、あえて自分の肩書きを捨て、移動販売車で一人だけで出店した時期がありました。 そこで思い知らされたのは「一人でできることの限界」だったと言います。 でも、限界を知ったからこそ、「普段どんだけスタッフに助けられてたんだろ……」と心から気づけたそう。 挫折を味わうことで、周りへの感謝の気持ちが何倍も深まった。すごく素敵な成長ですよね。 3. 「打たれ強い」んじゃなくて「打たれ慣れてる」だけ まちづくりアンバサダーの太田さんは、自分のことを「出る杭は打たれ強い」と言います。 ある行政のスピーチで、完璧な資料を作って臨んだら、平野さんから「資料ばかり見てて全然心がこもってない!」と一蹴された太田さん。 「よし、次は手ぶらで想いを語ろう!」と挑戦したら、今度は言葉に詰まって「やる気がない」と思われる始末(笑)。 二連敗した太田さんですが、「スピーチの才能ないわ……」と落ち込むのではなく、 「いや〜参った!」と失敗をネタにしながら「じゃあ次はどうする?」と考え続けました。 凹まない強さというのは、何度も打たれながらしっくりくる形を探すプロセスのことなのかもしれません。 4. 苦しい時は「ギフト」をもらったと思ってみる 太田さんが25歳で大きな壁にぶつかった時、お父さんからこんな言葉をかけられたそうです。 「その苦しみに気づけていること自体、ありがたいことだ。経験していない者にはその言葉は言えない。気づけている自分に自信を持て」 悲劇のヒーローになるのではなく、「この苦しみは、自分を深くしてくれるギフトなんだ」と捉え直してみる。 若いうちに味わったモヤモヤや苦しさは、後から振り返れば自分だけの強みになっているはずです。 5. 失敗を「ネタ」にして笑い飛ばせる仲間たち この3人の会話には、常に「笑い」があふれています。 誰かが失敗しても、隠すのではなくいじり倒してネタにする。 平野さん: 話しながら瞬時に答えを出す「スプリンタータイプ」 太田さん: 草刈りとかをしながらじっくり深める「マイペースタイプ」 タイプは全然違う二人ですが、失敗を笑い合える関係があるからこそ、お互いに恐れず新しいことに飛び込める。 成功なんて、死ぬまで探し続けるもの 対談の最後に、幡司さんは一言こう言いました。 「何が成功かは分からないし、それは死ぬまで探し続けるもの」 ※成功を「一度きりのゴール」だと思うから、途中のコケ方が怖くなります。 でも「死ぬまで続く旅のプロセス」だと思えば、今日起きたちょっとした失敗なんて、旅の途中の面白エピソードのひとつに過ぎません。 今日うまくいかなかったことも、「あ、次はこうしてみよ!」のヒントに変えてみる。 岡山で楽しそうに働く3人のように、もっと肩の力を抜いて軽やかにいきたいですね!

    失敗は成功のタネ!ピンチをチャンスに変えるマインド
  6. 7月24日

    意の如く~今 ここから~ vol.03 公開録音オープニング

    地域を面白くする人たちって、やっぱりちょっと変で、最高に魅力的。 登場したのは、岡山でなかなか面白い動きをしているこの3人。   照泰仏堂 代表取締役 幡司 剛成(はたし たかのり)さん株式会社マルゴデリ 代表取締役 平野 裕治(ひらの ゆうじ)さん岡山市北区まちづくりアンバサダー代表 他 太田 祐二(おおた ゆうじ)さん この3人の話を聞いていると「いやいや、結局一番強いのは『遊び心』」と思わされます。 彼らの会話から見えてきた、街や仕事をもっと面白くするための3つのヒントをお届けします。   1. こだわりに縛られず、流れに乗ってみる 岡山の「晴れまち通り」にあるジューススタンド「マルゴデリ」。 今ではすっかり街の顔ですが、代表の平野さん、最初は全く違うお店をやろうとしていたそうです。 「元々は、コーヒーショップだったんです」 それが、岡山の美味しいフルーツや、海外で見かけたフレッシュジュースの魅力にハマるうちに、「ジュース屋、いいかも」と方向転換。 「ま、最初はちょっと葛藤ありましたが、もう今はジュース屋を25年やっております(笑)」 自分の最初のプランにガチガチに固執せず、「あ、こっちのほうが面白そう」「街のみんなも喜ぶかも」と、流れにしなやかに乗ってみる。 そのフットワークの軽さが、25年愛されるお店を作ったんだなと感じます。 2. 「下手な鉄砲」も数を撃てば当たる もう一人、太田裕二さんの肩書きがめちゃくちゃ多いんです。 セブン-イレブンのオーナー 元BMXのプロライダー 行政のアンバサダー、教育、アート…… 「何屋さんなの?」と言いたくなりますが、太田さんのスタンスは至ってシンプル。  「質より量かなと思ってて。量をいっぱいこなしていく中で、どれかいい質が何個かあれば際立っていくかな」  「最初から満点を狙って1回だけ勝負する」じゃなくて、「とりあえず面白そうなことは全部やってみる」。 一見バラバラな活動も、とにかく動いて数をこなすうちに、思いがけない場所でつながっていく。 この「とりあえずやってみる量」こそが、新しい風を吹かせる一番のパワーなんだと思います。   3. 一緒に「遊べる」やつが、一番信用できる この3人、実は同じ中学校の出身で、大人になってから仕事で偶然再会した仲間です。 でも、彼らを強く結びつけているのは、難しいビジネスの話ではなく、日常の「遊び」でした。  「一言で言ったらね、なんか一緒に遊んでるだけっていう」 でも、この「一緒に遊ぶ」というのが実はポイント。 遊べる相手だからこそ、人間性が深くわかるし、「こいつとなら面白いことができる」「信頼できる」と思える。 実際、幡司さんが務めている中学校のPTA会長のバトンも、来年は平野さんに引き継がれるそうです。   3人の話を聞いて思ったのは、「本気で遊んでいる大人って、やっぱり人を巻き込む力がすごい」ということ。 ガチガチの計画に縛られるより、ちょっと脱線してみたり、無駄と思えることに首を突っ込んでみたり。 そんな3人のトークを3つ+EXとしてアップしていきます。

    意の如く~今 ここから~ vol.03 公開録音オープニング
  7. 7月21日

    ごうちゃんの「照らすこころ」vol.19

    毎月第2火曜日ごうちゃんの「照らすこころ」仏具店として、人そして、心を大切に接客を続けるごうちゃんの考え方や、人生を楽しく生きるための「きづき」や「きっかけ」をお話いただきます。照泰仏堂HP:https://www.shoutaibutsudou.com/岡山の仏壇店「照泰仏堂」(昭和53年設立)は、お客様の仏事の【とーたるさぽーと】を行う仏壇屋です。お仏壇は唐木仏壇・金仏壇・モダン仏壇、合わせて随時100本以上展示。お仏壇の移動・掃除・処分も承ります。お仏具、位牌と文字彫サービス、線香・ローソク・神棚・神具、寺院用具、粗供養、満中陰志、各種返礼品、オンラインショップ、雑貨など、幅広い品揃えとサービスでお客様の毎日に寄り添います。 50歳で転んで気づいた、人生を好転させる3つの逆転発想 1. 商業施設の前で派手に転ぶ 先日、50歳の節目に新しい財布を買い、ルンルン気分で歩いていた時のこと。 横断歩道の白線で滑り、思いきり派手に転んでしまいました。 擦り傷だらけになり、この年齢での激痛に普通なら「なんて日だ」と落ち込む場面。 しかし、私は飛び出した新しい財布を見つめながら、不思議とこう思ったのです。 「この痛みを感じられるのは、今、自分が生きている証拠。転んだことも含めて、ちょうど良かった」 この「ちょうど良かった」という口癖こそが、私の人生を支える魔法の言葉です。   今回のテーマは、「思い込みの力と波に乗っても調子に乗るな!」 32年前の甲子園や、現在のビジネスから学んだ「現状を好転させる逆転発想」をお話しします。   根拠のない「思い込み」が現実を書き換える 1994年。私は、関西(かんぜい)高校の野球部として甲子園の土を踏みました。 しかし、実力はレギュラーなれるかなれないか。 そんな私が夢の舞台に立てたのは、幼少期から母にかけられ続けた 「あんたは甲子園に行ける」という呪文のような言葉のおかげでした。 「思い込み」は、地方大会決勝、7回裏0対3で負けている絶体絶命の場面で真価を発揮します。 周囲が敗戦ムードに包まれる中、私だけは「負ける気がまったくしない。大丈夫だ」と確信していました。 「なりたい」と願うのではなく、すでに「なった自分」として予定調和の未来を生きる。 この圧倒的なイメージの力こそが、不可能と思える逆転劇を引き寄せる土台になります。   波に乗っても「調子に乗るな」:甲子園での苦い教訓 思い込みの力で夢を叶えた私ですが、甲子園で手痛い失敗を経験します。 「波に乗る(運を味方にする)」ことと「調子に乗る(謙虚さを失う)」ことの境界線を見誤ったのです。 憧れの舞台で浮き足立った私は、「テレビに少しでも長く映って、心配性の母に見せてあげたい」というエゴ(私欲)を 抱いてしまいました。 さらに、大一番で使い慣れたバットではなく、見栄えを気にして「新しいバット」を投入するという。 結果は、無残な3球三振。 運が良い時こそ、日々の積み重ねを淡々と実行しなければいけないのに、謙虚さを忘れてしまったのです。 しかし、これも今振り返れば「謙虚さを学ぶために、ちょうど良かった」。   「見える化」が不安を解消する:伝統とAIの融合 「具体的に見える化する力」は、現在私が経営する仏壇店「照泰仏堂」のサービスに活きています。 仏壇選びで最も大きいのは「自宅に置いた時のサイズや色が見当もつかない」という不安です。 そこでAIを駆使し、お客様の部屋の写真に仏壇をリアルに合成する「一発仏壇」というサービスを始めました。 高校時代、私が「優勝してマウンドに集まる瞬間」を鮮明に描いていたように、 お客様にも「仏壇のある生活」を鮮明にイメージしてもらう。 目に見える形にすることで、これからの供養に対する不安を「これなら大丈夫」という安心へ。   「生かされていること」に気づく夏 厳しい暑さが続く夏、つい文句を言いたくなりますが、私はこの暑さすらも「生きている実感」として 受け止めたいと思っています。 転んだ痛みも、肌を焼く熱気も、自分が「生かされている」ことに気づかせてくれる。 嫌なことも、思い通りにいかないことも、すべてを「ちょうど良かった」と受け入れることで、 人生は驚くほど軽やかに動き出します。 この夏、少しだけ足を止めて、自分を取り巻く「当たり前の奇跡」に目を向けてみてください。

    ごうちゃんの「照らすこころ」vol.19
  8. 6月30日

    動物、家族、地域にもっと寄り添う街づくり

    動物、家族、地域にもっと寄り添う街づくり 日本一「動物に優しい街」岡山 「岡山を、日本一、人と動物が暮らしやすい場所にしたい」 「動物に優しい街」を作るためには、動物が好きな人だけでなく、「動物が苦手な人や、アレルギーがある人」への優しい気配りも大切。   だるだるでもいいから「ひも(リード)」をつける優しさ 「うちの子はおとなしいから、ひもをつけなくても大丈夫」という思い込みは、すれ違いの元になります。 ひもをつける本当の意味:動物を閉じ込めるためではなく、周りの人に「この子は私がちゃんと見ていますよ」という安心感を伝えるためにあります。 大石先生からのアドバイス:たとえ「だるんだるん」に緩んでいても、ひもが一本つながっているだけで、動物が好きな人と苦手な人がお互いに安心して 同じ場所を歩くことができます。   岡山県が進める犬の学校 岡山県の動物愛護センターは、ただ保護するだけでなく、飼い主さんと犬が一緒にマナーを学ぶ教室を開いていて、なんと「卒業認定」まで行っています。 岡山市が行っているトレーニングは、とても進んでいます。 人間に慣れていない犬に対して、先生やボランティアさんがじっくり向き合い、「人間はご飯をくれる優しい存在なんだ」と教えるところから始めます。 最初は全く触れなかった犬が、練習のおかげで新しい家族に引き取られ、今では診察台の上で大人しく抱っこされるようになるという、 素晴らしい変化がたくさん生まれています。   犬が多い地域は犯罪が少ない? 「街のパトロール力」 動物とお出かけできる場所が増えています。 実は、こうした「犬とお散歩する風景」は、街の安全を守る役割も果たしています。 研究データでも、「犬を飼っている人が多い地域は、ドロボウなどの犯罪が少ない」ということが分かっています。 あいさつが会話を生む:オオカミは縄張りに入ってきた相手を攻撃しますが、犬はクンクンと鼻を寄せて「あいさつ」をします。 このあいさつがきっかけで飼い主さん同士の会話が生まれ、「地域のみんなで見守る目」が自然と作られます。 学校が落ち着く効果も:海外では、教室に犬が一匹いるだけで、生徒たちが落ち着いて授業を受けられるようになり、学校を休む子が減ったというお話もあります。   お出かけ前の「行ってきます」は言わないで お留守番させるとき、ついつい「行ってくるね」と声をかけたくなりますが、これが逆にペットを不安にさせているかもしれません。 「お留守番の合図」に気づいている:「着替える」「鍵を持つ」といった人間のいつもの行動を、ペットは「置いていかれる恐怖の合図」として覚えてしまいます。 対策:お休みの日にも、あえてお出かけの準備だけして、すぐに部屋に戻るなど、人間の行動をバラバラにしてみるのがおすすめです。 「お互いにベッタリ依存しすぎず、ある程度の距離感を保つことが大切。それこそが、本当の愛情です」と言います。 あえてサッとお出かけするドライな態度が、ペットの心を平穏に保つ優しさになります。   歯磨きは3日が勝負! 長生きの秘訣は「毎日の習慣」 ペットの健康を守るために、一番大切な毎日の習慣は「歯磨き」です。実は、人間と犬では汚れが固まるスピードが全く違います。 3日のルール:人間の歯の汚れが固まる(歯石になる)までには3週間かかりますが、犬はわずか3日で固まってしまいます。 練習のコツ:いきなりブラシで磨くのではなく、おやつをあげながら、まずは「お口の周りに触られること」に慣れさせていきましょう。 「飼い主さんが毎日を笑顔で楽しむこと」が、ペットの病気をはねのける力(免疫力)を高めると言います。 飼い主さんのハッピーな気持ちは、ペットの健康に何よりの特効薬です。   岡山から始まる、みんなに優しい景色 広がっている取り組みは、ペットを飼うことがただの「癒やし」ではなく、正しい知識を学んでいくことだと教えてくれます。 人間も動物も、お互いの存在を穏やかに認め合える街。 そんな街なら、子どもたちの笑い声と、しっぽを振る動物たちの姿が、当たり前のように優しく溶け込んでいるはずです。 小さな変化が、あなたの住む街を、もっと優しく安全な場所に変えていくかもしれません。

    動物、家族、地域にもっと寄り添う街づくり

番組について

照泰仏堂は、仏具店として人を心を大切に接客してきた幡司剛成さん「ごうちゃん」。 考え方や人生を楽しく生きるには?といった日々心がけること、 「気付き」や「きっかけ」お聴きいただいているリスナーと今後共有していきたいと思っています。

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