Tokyo Life Studio

Nagai

Tokyo Life Studio Tokyo Life Studioは、「Beyond the Object.」というコンセプトを元に 香水をはじめとしたブランドやプロダクトの背景にある思想やストーリー、デザインを探求するPodcastです。 単なるレビューではなく、「なぜ、その製品は生まれたのか」「どんな価値観が込められているのか」という視点から、一つひとつのモノを深掘りしていきます。 スペックや流行だけでは語れない魅力を通して、新しい視点や、日々の暮らしを少し豊かにするヒントをお届けします。

  1. 12時間前

    Ep.20 iPhoneを、着るという発想・Apple×ISSEY MIYAKE iPhone Pocket

    スマホケースに2万5800円――。 発売当時「高すぎる」「切った靴下みたい」という声も飛び交ったApple×ISSEY MIYAKE「iPhone Pocket」。ぼくも正直、心の中でツッコミを入れた一人でした。でも2ヶ月使ってみて気づいたのは、この製品を「スマホケース」として評価すること自体が、たぶんズレているということ。今回は、その理由を長期レビューとしてお話しします。 この製品を語るうえで外せないのが、スティーブ・ジョブズと三宅一生さんの縁です。1980年代、ソニーの工場で社員の制服に感動したジョブズは、Appleにも同じ制服を導入しようと三宅さんに依頼します(社員の反発で採用には至らず)。ただ、そこから二人は親しくなり、ジョブズが愛用した黒のタートルネックが生まれたと伝えられています。今回のコラボは、40年以上前の縁の延長線上にあるんです。 コンセプトは、イッセイ ミヤケが1990年代末から探求してきた「A-POC(A Piece Of Cloth=一枚の布)」。着る人が最後の形を決める余地を残す、という思想です。iPhone Pocketも3Dニットのリブ編みメッシュを一枚の布から一体成型で編み上げ、手に持つ、バッグに結ぶ、身につけるなど、使い方を持ち主に委ねる設計になっています。中身がうっすら透けて見えるのも特徴です。 実際に使ってみると、iPhone本体はほとんど入れなくなり、いまはイヤホン、カードケース、香水のアトマイザーの定位置に。「iPhone Pocket」なのにiPhoneが定住しないという矛盾も、素材の伸びなど気になった点も含めて正直に話しています。実用品としての点数と、物語としての価値は分けて語ったほうがフェアだと思うので、気になる方はぜひ最後までお聴きになりぜひレビューしていただくと幸いです。 ▼ご紹介した商品 iPhone Pocket(公式では現在販売していません) ▼エピソードのリクエスト・ご感想はこちら [メールアドレス] yongjingyoudou37@gmail.com

    Ep.20 iPhoneを、着るという発想・Apple×ISSEY MIYAKE iPhone Pocket
  2. 9月3日

    Ep.見せる方を、選んだ――Nothing「Ear (3a)」に乗り換えた2週間

    長年連れ添ったAirPods Pro 2から、Nothing「Ear (3a)」への乗り換え。きっかけは、電車移動中にバッテリーが切れてしまった、そんな些細な出来事でした。 Nothingは、OnePlusの共同創業者カール・ペイ氏が2020年に立ち上げたロンドン発のテックブランド。「中身を隠さない」透明デザインという一貫した哲学を持っていて、Appleの「完成された体験だけを見せる」美学とは真逆のアプローチを取っています。 Ear (3a)は、Nothingのラインナップの中では廉価モデルに位置づけられる一台。それでも乗り換えを決めた理由は3つ、デザインの美しさ、もともと惹かれていたイギリスというお国柄、そしてAirPods Pro 2のバッテリー劣化でした。もちろんマルチポイント接続やノイズキャンセリングの強度は、正直AirPods Pro 2に軍配が上がります。それでも、価格は税込15,800円(AirPods Pro 3は42,800円)。この価格差を踏まえた上で、自分にとって何を優先したいのか、そこを掘り下げています。 2週間使ってみて見えてきたのは、「隠すデザイン」と「見せるデザイン」、この2つの哲学の違い。今回はそんな視点から、乗り換えのリアルな気持ちを正直に話しています。気になった方はぜひ本編も聴いてみてください。 気になった商品は下のリンクからチェックしてみてください。 https://jp.nothing.tech/products/ear-3a?Colour=Whiteエピソードのリクエストは、メールで募集しています。 yongjingyoudou37@gmail.com

  3. 8月23日

    Ep.17 悲しさから始まった、愛着の話・AppleMagSafewallet

    今回は香水を飛び出して、ぼくが2年くらい愛用してるApple純正MagSafeウォレットの話をします。実はこのアイテム、最初はちょっと悲しい気持ちからのスタートだったんですよね。 もともと本革モデルだったこのウォレット、2023年にAppleは環境配慮素材「FineWoven」へ切り替え。革好きのぼくにとっては正直ショックな出来事で、しかもネット上でも賛否が分かれてたアイテムでした。 でも使い込んでみると印象が一変。カードを最大3枚収納でき、iPhoneとMagSafeでピタッと一体化。何より1万円以下の価格帯でFind My対応してる数少ない製品で、実際に江ノ島で落とし物をした時にこの機能に助けられた経験もあります。スタンド機能がないのは今でも地味に不便だけど、それでも手放せない存在になりました。 「最初の印象だけで判断しなくてよかった」——そんなちょっとねじれた愛着の話、ぜひ最後まで聴いてみてください。 ▼商品リンクはプロフィール欄から https://www.apple.com/jp/shop/product/mgh64fe/a/magsafe%E5%AF%BE%E5%BF%9Ciphone%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8?fnode=5c4ced651ef291041950738593c7885521de8b1150586b0e055288e1f10c86f91748ac387f6f6e15e8ac949383d4422b5fa55088aa3b22c6eda2bce784b9d4f737ce6f150e97d523e2c99b1ea8a4d70aa5e8b031974b6254cde7bf25bbb0c791d2181d18dc40831685054a7b89984ede ▼note版tokyolifestudio投稿中! https://note.com/nagalog_life/portal ▼エピソードのリクエストはInstagramのDMまで募集中です https://www.instagram.com/nice_perfumer?igsi=MWxmODJwcnRkMnRpdg%3D%3D&utm_source=qr #TokyoLifeStudio #MagSafeウォレット #FineWoven #Apple #愛着 #ポッドキャスト

  4. 8月15日

    Ep.16 プチプラで東京を纏う・ZARA×Jo Loves「ELEGANTLY TOKYO」

    今回はいつもとちょっと路線を変えて、プチプラ回。レジ前でよく見かけるZARAの香水――実はれっきとした有名調香師が手がけた、侮れない一本です。 紹介するのは、ZARAとJo Lovesがコラボした「ELEGANTLY TOKYO」。Jo Lovesは、Jo Malone Londonの創業者ジョー・マローンさんが2011年に立ち上げた、まったくの別ブランド。ハイブランドの調香師本人が、自分の裁量で手頃な価格帯に挑戦した一本というのが、このコラボの面白いところです。VIBRANT CITIESという都市シリーズの一本として、東京をテーマに作られています。 香りはアイリスの静かでパウダリーな立ち上がりから、透明感のあるアラビアンジャスミン、そしてラストは和の香木を思わせるアキガラウッドへ。派手さではなく、静けさと精確さで「東京」を描いた一本です。 Tokyo Life Studioという番組名の由来でもある"東京"というテーマ、そして自分にとっての東京の記憶を重ねながらの正直な感想もお話ししています。3,590円という価格帯で、どこまでの体験が作れるか――そんな視点でもぜひ聴いてみてください。 ▷この香水のリンクは概要欄からチェックできます ↓ZARA ELEGANTLY TOKYO https://www.zara.com/jp/ja/elegantly-tokyo-edp-30ml-p20110782.html▷やって欲しい企画のリクエストはインスタのDMまでどうぞ https://www.instagram.com/nice_perfumer?igsh=MWxmODJwcnRkMnRpdg%3D%3D&igsi=MWxmODJwcnRkMnRpdg%3D%3D&utm_source=qr #ZARA #JoLoves #ELEGANTLYTOKYO #プチプラ香水 #TokyoLifeStudio

  5. 8月7日

    Ep.15 シャネル・パリ・エディンバラ スキャンダルの果てに残った、荒野とツイードの記憶

    皆さんこんにちはナガイです。 今回はシャネルのブティックで出会った、いつものチャンスとはまるで違う佇まいの一本――「パリ・エディンバラ」。 このパリ・エディンバラは、シャネルの「レゾー ドゥ シャネル」シリーズの5作目で舞台はスコットランドのハイランド地方です。1920年代、ガブリエル・シャネルはウェストミンスター公爵との親密な関係の中で、この荒野の領地に何度も足を運んでいました。優雅な恋物語というより、社交界のノイズから離れて過ごせる「逃げ込める場所」――そこで目にしたツイードジャケットやタータンチェックが、後にシャネルを象徴するスタイルのルーツになっていきます。 香りはジュニパーベリーとサイプレスのアロマティックな輪郭から、ドライなシダー、そしてスモーキーなヴェチバーへ。シリーズの中でもっともアーシーで中性的な一本で、調香師オリヴィエ・ポルジュ自身「男性用ワードローブから借りてきたツイードジャケットのような香り」と表現しています。 男女の境界をふわっと飛び越えていくこの一本を、ぼく自身も纏ってみての正直な感想も交えながらお話ししました。ぜひ最後まで聴いてみてください。 ▷この香水のリンクは概要欄からチェックできます ・シャネルパリエディンバラ https://www.chanel.com/jp/fragrance/les-eaux-de-chanel/paris-edimbourg/▷企画リクエストはInstagramのDMまでお気軽にどうぞ https://www.instagram.com/nagai_perfumer?igsh=MWxmODJwcnRkMnRpdg%3D%3D&utm_source=qr #シャネル #パリエディンバラ #香水 #フレグランス #TokyoLifeStudio

番組について

Tokyo Life Studio Tokyo Life Studioは、「Beyond the Object.」というコンセプトを元に 香水をはじめとしたブランドやプロダクトの背景にある思想やストーリー、デザインを探求するPodcastです。 単なるレビューではなく、「なぜ、その製品は生まれたのか」「どんな価値観が込められているのか」という視点から、一つひとつのモノを深掘りしていきます。 スペックや流行だけでは語れない魅力を通して、新しい視点や、日々の暮らしを少し豊かにするヒントをお届けします。