Backstage M3

M3 Sports Therapy

M3 Sports Therapyでのセッションの中ではあまり話していない健康のこと、エクササイズの考え方と背景について。 少しでも伝わっていればいいなという気持ちで発信しています。

  1. 1日前

    ep42~想いは残る

    ポッドキャスト『Backstage M3』エピソード42「想いは残る」の概要です。 今回は、単なる痛みの改善や競技力向上といった表層的な目標ではなく、その先にある「何のためにやるのか」という本質的な目的(思い)を持つことの重要性について 1. 「その先にある目的」がもたらす力 セッションでは具体的なエクササイズや体の使い方を指導しますが、クライアント自身が「将来どうなりたいか」という明確な思いを持っているかどうかが非常に重要です。例えば、足の長さの違いから痛みが生じたあるクライアントは、「夫婦で長くゴルフを楽しみたい」という強い目的を持っていました。目先の痛みの解消だけでなく、人生の目的を持つことでモチベーションが維持され、結果的に回復や成長のスピードが大きく上がると語られています。 2. 記憶に残るクライアントのエピソード 過去の印象深いクライアントとして、北海道から東京へ引っ越してきて歩行困難になったおばあちゃんの話が紹介されています。セッションを通じて歩けるようになった彼女が、痛みからではなく「良くなって泣いた」姿に非常に感銘を受けたそうです。こうしたクライアントの背景にあるストーリーや思いは、指導者の心にも長く残り、現在の仕事の原動力の一部になっています。 3. 指導者自身の原点と「体の仕組み」への興味 話し手自身がトレーナーを志したきっかけは、自分自身の大きな怪我ではなく、学生時代にスポーツ(野球)をやっていた頃の非科学的な精神論への疑問と、「人間の体が動く仕組み(1つの関節が動くと別の関節が代償運動を起こすなど)」への純粋な興味でした。人によって全く異なる体のパターンや、話を通じてクライアントの人生の背景が見えてくることへの面白さが、今も尽きない探究心に繋がっていると語られています。 4. 日本代表選手に見る「思い」の強さ ワールドカップに出場するサッカー日本代表選手たちも、ビジネスのためではなく、「日の丸をつけて戦いたい」という小さい頃からの純粋な「思い」があるからこそ、厳しい環境でも長期間高いモチベーションを保ち続けることができる

    16分
  2. 3日前

    ep.41~なぜ管理栄養士に?~

    ポッドキャスト『Backstage M3』エピソード41「なぜ管理栄養士に?」 今回は、管理栄養士になった原点や、栄養指導のやりがい、生活習慣を変えることの大切さについて語られています。 1. 管理栄養士になったきっかけと指導のやりがい 高校時代、ダンス部で活発に動いていたにもかかわらず不調が多く、接骨院の先生から「酸化した油(ファーストフードなど)を食べて運動してはダメだ」と指摘されたことが、食べ物と体の関係に興味を持つ原点になりました。現在は、長期的な指導を通じて、クライアントの体や思考が良い方向へ変わっていく瞬間を見届けることに大きなやりがいを感じていると語っています。 2. 栄養学における「正解」とホリスティックな視点 世の中では「これを食べれば健康になる」といった情報に左右されがちですが、何か1つに偏ることはかえって体のバランスを崩す原因になります。カロリー計算だけでなく、心(精神性)や身の回りの環境までトータルで捉え、情報に左右されずに自分の体と向き合える人を増やしていくことが目標だと述べています。 3. 「好きな食べ物」と人体実験 ホリスティック栄養学の「ボディタイプ」の考え方では、自分が好きな食材ほど消化に負担がかかりやすい傾向があります。話し手自身も、大好きだったチーズを控えただけで体脂肪率が3%落ちたという実体験を明かしています。自分の体で「人体実験」を行い、日頃から食べたものによる変化に気づくことが大切です。 4. 生活習慣を変える難しさと「微差は大差」 人間の脳やDNAはそもそも「変化」を恐れるようにできているため、生活習慣を変えることは難しく、元の習慣に戻ってしまいがちです(飼い犬が日々のルーティンにこだわるのと同じ心理です)。そのため、無理な食事制限などストレスのかかる方法は絶対に続きません。まずは「これならできる」という安心できる小さな行動(微差)を積み重ねていくことで、将来の大きな変化(大差)に繋がっていく。 ポッドキャスト『Backstage M3』エピソード41「なぜ管理栄養士に」の概要です。今回は、ゲストが管理栄養士になった原点や、栄養指導のやりがい、生活習慣を変えることの大切さについて語られています。主な内容は以下の通りです。1. 管理栄養士になったきっかけと指導のやりがい 高校時代、ダンス部で活発に動いていたにもかかわらず不調が多く、接骨院の先生から「酸化した油(ファーストフードなど)を食べて運動してはダメだ」と指摘されたことが、食べ物と体の関係に興味を持つ原点になりました。現在は、長期的な指導を通じて、クライアントの体や思考が良い方向へ変わっていく瞬間を見届けることに大きなやりがいを感じていると語っています。2. 栄養学における「正解」とホリスティックな視点 世の中では「これを食べれば健康になる」といった情報に左右されがちですが、何か1つに偏ることはかえって体のバランスを崩す原因になります。カロリー計算だけでなく、心(精神性)や身の回りの環境までトータルで捉え、情報に左右されずに自分の体と向き合える人を増やしていくことが目標だと述べています。3. 「好きな食べ物」と人体実験 ホリスティック栄養学の「ボディタイプ」の考え方では、自分が好きな食材ほど消化に負担がかかりやすい傾向があります。話し手自身も、大好きだったチーズを控えただけで体脂肪率が3%落ちたという実体験を明かしています。自分の体で「人体実験」を行い、日頃から食べたものによる変化に気づくことが大切です。4. 生活習慣を変える難しさと「微差は大差」 人間の脳やDNAはそもそも「変化」を恐れるようにできているため、生活習慣を変えることは難しく、元の習慣に戻ってしまいがちです(飼い犬が日々のルーティンにこだわるのと同じ心理です)。そのため、無理な食事制限などストレスのかかる方法は絶対に続きません。まずは「これならできる」という安心できる小さな行動(微差)を積み重ねていくことで、将来の大きな変化(大差)に繋がっていく。どうぞご視聴ください。

    16分
  3. 5月22日

    ep.40~世界と身体の共通点~

    「世界と身体の共通点」の概要 体や自然界の「バランス」と、運動がもたらす波及効果について 1. 適度な「刺激」と全体との「バランス」の重要性 年に1回依頼されるセミナーで、毎年同じスライドを使い回すのではなく、あえて1から作り直して自分自身に良い刺激(ストレス)を与えているそうです。 筋トレにおいても、筋肉に負荷(刺激)を与えることは大切ですが、1つの筋肉だけを鍛えすぎると他の筋肉とのバランスが崩れ、歪みが生じてしまいます。局所的ではなく、全体とのバランスを見ることが重要であると語られています。 2. 善玉菌ばかりではダメ?腸内細菌から学ぶバランス 腸内細菌を例に挙げ、「善玉菌」ばかりを集めると、その中で少しでも行動が遅れたりするものが「悪」と見なされ、結果的に良い人ばかりの中から新しい「悪」の概念が生まれてしまうと説明しています。逆に、ある程度の悪玉菌(悪いもの)が存在しているからこそ、外部からの新たな悪を弾き返すことができるケースもあります。良いもの・悪いもの・中間が混在し、絶妙なバランスが取れている状態こそが最高。 3. 世界地図と体内の臓器の不思議な共通点 日本を中心とした世界地図を見ると、北米やヨーロッパが「肺」、南米やアフリカがその下にある「肝臓・腎臓」、オーストラリアが「子宮や膀胱」といったように、体内の臓器の位置関係と非常に似ているというユニークな視点が紹介されています。 世界において、資源が少ない経済大国と資源が豊富な発展途上国が貿易で補い合ってバランスを取っているように、人間の体(臓器)もどこか1つに偏るのではなく、互いに補い合いながら繋がっています。 4. 自分が健康になることは「世界を良くすること」 海や大気で世界が繋がっているように、人間の体も繋がっています。そして、自分が運動をして健康になることは、自分だけの利益にとどまらず、「あの人のようになりたい」と周りの人に良い影響(波及効果)を与えます。 つまり、自分の体を良くしようとする行為は、最終的に「世界を良くしていくこと」に繋がります。この感覚は、自分だけが良ければいいと思っていた若い頃にはなく、同じ事柄を長く「継続」してきたからこそ気づけた境地である

    16分
  4. 5月19日

    ep.39~Exercise is Medicine

    運動も薬と同じで「適量」が大事 運動は血圧のコントロールやホルモンバランスを整えるなどメリットがたくさんある。しかし、負荷が強すぎると代償運動が起きたり怪我に繋がり、逆に少なすぎると効果が出ない。薬の「1回2錠」という用量と同じで、多すぎても少なすぎてもダメであり、自分にとっての「適量(ベストな処方)」を見つけることが重要になる。痛い場所にテーピングを1枚貼ると、脳に安心感(情報)が伝わり動きやすくなる。しかし、あちこち痛いからと複数枚貼ってしまうと、脳の処理情報が多すぎて混乱・恐怖に繋がり、逆に状態が悪化してしまう(最小限が鉄則)。マッサージも「60分で気持ちいいから」と120分に延長すると、途中から体にとって苦痛(ストレス)に変わってしまうことがある。食べ物(好きなものを食べすぎる)や人間関係の距離感なども、これと全く同じことが言える。フォームローラーやストレッチで「何分(何秒)やればいいですか?」と聞かれることが多いが、正解は「気持ちいい」から「もういいや(不快)」に変わった瞬間にやめること。マニュアル化された数字(例:30秒)に頼りすぎると、自分の体からのフィードバックを感じ取る能力が鈍ってしまう。最終的には、自分の感覚を信じて、自分自身で体をコントロール・判断していくこと(自己責任)が一番大切であるテーピングやマッサージも「やりすぎ」は逆効果マニュアル化の罠と「自分の感覚」

    15分
  5. 5月15日

    ep.37~続・健康の話

    「健康」という数値の捉え方と年齢による変化 10年以上健康に気を遣う生活を続けているが、30代前半までは体調を崩すことなど想像もしていなかった。 10代・20代は肉体的に元気なのが当たり前だが、歳を重ねるにつれて多くの人が「ガタが来た」「体調を崩しやすくなった」と口にするようになる。健康や疲れに対する対策は、年齢とともに必要性を感じるものだと改めて実感している。 体調不良や怪我における「避けられるもの」と「避けられないもの」 ノウハウを実践しても、人生には避けられない病気や怪我(アクシデント)がどうしても存在する。 一方で、日頃の努力や予防によって「圧倒的に減らせる怪我や体調不良」もある。完璧に防ぐことは無理でも、過去の経験を踏まえて強化し、克服していくことはできる。 僕が何よりも嫌いな「それでものひ」 30代前半までは、年に1〜2回は体調を崩すことがあった。 その時に「それでも学校に行かなきゃいけない」「それでも仕事に行かなきゃいけない」という状況になるのが何よりも嫌いだったため、健康への意識を高めるようになった。 2年ほど前の「骨折」から学んだこと 一昨年前に自転車で転倒して骨折した経験について。スピードも出しておらず、今思っても予防できない部類の事故だった。 転んだ瞬間、人間は身を守るためにどうしても体に力を入れて「剛性」を作ってしまうが、日頃からトレーニングをしている人ほどその力む習慣が裏目に出て、逆に怪我に繋がることがあるのだと身をもって感じた。 最近の体調不良と「身体からのメッセージ」 最近、10年以上の中で記憶にないほど激しく体調を崩し、39度台の熱が3〜4日続いた。 胃や腸が痛いわけではないが、3日間でトータル30時間以上眠るような状態が続き、数日間夕方になると体調が悪くなるのを繰り返した。 この経験を経て、これは「これからの人生を生きるために、もっと早く寝るなど生活習慣を改めなさい」という身体からのお告げ(必要性)だったのではないかと解釈している。 方法論(ノウハウ)よりも大切な「どう考えるか」 普段は「いい栄養を摂る」「睡眠の質を高める」といった方法論ばかりに注目しがちだが、実際に体が動かなくなった時に「どう考えるか」「何を学ぶか」のほうが実は大切である。 今回のように自分が動けなくなったことで、改めて周りの人のサポートのありがたみや、自分一人で生きているわけではないという大切なことを学ぶ機会になった。 リスナーへのメッセージ 40代・50代は働き盛りで頑張りすぎてしまう年代だからこそ、怪我や病気をきっかけに「ちょっと休み休みなさい」というお知らせを受け取ることが誰しも必要なのかもしれない。 起きてしまったことをどう捉え、どう反省や感謝に繋げていくか

    16分
  6. 5月13日

    Episode 36 「本の話 〜僕の価値観を変えた生体電気の本〜」

    少年時代の思い出と僕の読書ルーツ 小学校4年生のときに読書に目覚め、学校の図書室で友達と競うように本を借りていた思い出(当時は『ズッコケ三人組』シリーズにドハマりしていました)。 大人になってからの読書のこだわり スマホだと目が疲れるので圧倒的に「紙の活字派」。移動中にサッとポケットから取り出せて、ラインを引いたり付箋を貼ったりと“雑にガシガシ使える”文庫本サイズが僕の定番です。 ビジネス書や実用書を効率よく読むコツ 「本の中で本当に重要なメッセージは全体の5%〜20%だけ(残りの8割は補足)」という知見をもとに、エッセンスだけを賢く拾い上げる僕なりの読書術。 僕のセッション(施術)のあり方を変えた運命の一冊 2020年頃に原書(英語)で出会い、僕の身体の見方をガラリと変えた『The Body Electric(生体電気)』という本。 「人間は生体電気で動いており、その狂いが自己治癒力を下げる」という内容で、僕が普段お話ししているアーシングや身体のシステムとも深く合致する、僕のルーツと言える本です。 2026年3月、待望の日本語版が出版! 「難解すぎて日本語訳は出ないだろう」と諦めていたのですが、なんと今年の3月にヒカルランドさんから日本語版が出版され、興奮冷めやらぬまま即購入。 最強の「自己投資」と、僕の最近の「大断捨離」 東大生の言葉に学ぶ、数千円でリターンを得られる「本という最高の自己投資」について。 とはいえ溜まりすぎてしまうので、最近本や洋服、過去の資料を一気に断捨離したところ、部屋だけでなく心まで劇的に軽くなったという体験談。

    17分
  7. 4月8日 ·  ボーナス

    ep.35~バランスが悪いのですが?~

    1. 一般的なバランストレーニングと構造の問題 バランスボールの上で立つようなトレーニングは、関節の傾きを感じ取るセンサー(固有感覚受容器)を刺激するためのもの。しかしそれだけでは不十分で、扁平足のように土台となる足部の「構造」が崩れている場合は、まず関節が正しく動くようにするアプローチが必要になる。2. 足裏の感覚を取り戻す「アーシング」 現代人は靴(特に厚底)を履く生活によって、足裏で刺激を感じ取る能力が低下している。裸足で土や草の上を歩く「アーシング」を取り入れることで、足裏の感覚が刺激されるだけでなく、体の電気と地球の電気が調和し、高い健康メリットが得られる。3. 脳(前庭器官)への刺激 座りっぱなしで頭の位置が変わらない生活をしていると、自分の位置や動きを感じ取る器官(前庭器官など)が衰え、立ちくらみなどが起きやすくなる。ジャンプ、後ろ歩き、回りながら歩くなど、頭の位置や姿勢を変化させる運動を日常に取り入れることが大切。これにより腸内細菌の割合が良くなるというデータもある。4. 左右のバランスと「見えない感覚」 過去のスポーツ経験などで体の使い方には左右差が出る。可動域に20%以上の大きな誤差があるのは良くないが、人間の内臓自体が非対称であるため、無理に完全に左右対称(5対5)にする必要はない。筋肉がついたり痩せたりするのと違い、バランスの向上は他人から気づかれにくく、褒められにくい。しかし、こうした「自分の中の見えない感覚の変化」にしっかり向き合える人の方が、長期的に見て大きな体の変化(結果)に繋がっている。

    15分

番組について

M3 Sports Therapyでのセッションの中ではあまり話していない健康のこと、エクササイズの考え方と背景について。 少しでも伝わっていればいいなという気持ちで発信しています。