Kahvitauko (カハヴィタウコ)

セルボ貴子

フィンランド(や北欧)の面白い本や作家のこと、書店や本関連のイベントなど、フィンランド語の翻訳者、セルボ貴子が毎回紹介していきます。

  1. 4月30日

    #14 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 「読書パフォーマンス選手権がヘルシンキで開催@Rosebud書店が退去した後開店したホームセンターRusta店舗!」

    今回は「読書パフォーマンスフィンランド選手権」開催についてとりあげる 過去のエピソード三つくらいに関連する話。 #2(12分辺りからの最後2分くらいの小ネタ:パフォーマンスとしての読書は如何なものか)、 #4(ヘルシンキ大学のテナントから人気の独立系書店が追い出された)、ちなみに今週、Rosebudは移転先にオープン。間に8か月ほど別の素敵なテナントにも入居中。 #12の本棚の人気回復(ここにも見せる為の本棚というパフォーマンス要素がある)、に直接&緩やかに関連するエピソード。 文脈としての流れは#4→#2→#12   「読書」どこで、どんな感じでやっておいでですか? 他人の目は意識しますか? そして、読書ってそもそも見せる前提でしょうか? ヘルシンキ大学所有のテナントで読書パフォーマンス選手権/いわくつきの場所/昨年春に立ち退きが物議をかもしたRosebud書店の跡/対立構造/教養や知(智)を守る学府が経済性を優先した件/ホームセンターRustaが入居/学生らが街の空間を活かす議論が発端/もう一つ昨年夏に物議をかもした、見せる、ドヤる読書/公共の場で本を読むことについて/読書はどこで?/人目は気になる方?/学生たちが思いついたアイディア/じゃあ選手権やっちゃおう/本系のバトル/バトルといえば、日本でビブリオバトルはある/黙って本を読む様子を競う/ホームセンターRusta側はOKしたので無許可のジャックではない/当日200名集まった/50名が競った、残りは野次馬&盛り上げ/30分の間、色々な人たちが色々な読み方をアピールするシュールな空間/#2では好きに読んだらいいのではと発言/でも気になる人もいるかも/本のカバー、圧の少ない本、電子書籍、自宅オンリー/Guardianの記事あたりが発端か/ヘルシンキ大学政治学部の学生向けメディア等でも/自宅でも一人になれない?/本と自分の一対一/自意識/#12ではブックトッカーなどの例を出した/本棚も見せる為の演出/プロフィール写真に人+本/自分もやったヨーロッパ文芸フェス2022のプロフィール写真/リンゴの木のそばで訳書とともに/自信の無さ(私の場合)/Podcastへのフィードバックを活かしたい/ただの情報提供podcastに終わらないために/見せる読書に終わらず、イベントに昇華させるひねり/ユーモアとアイロニー/文化や教養へのデモンストレーション/生々しさを消したひねりがいい/フィンランドらしさ/小国の自虐と俯瞰/(隠ぺい記憶じゃないといいな)/参加者が読んでいた本は最後にリストアップ/そこそこ界隈で知られている大学研究者夫婦が参戦(トゥルク大とヘルシンキ大の研究者)/妻は音を研究/夫は言語学者/レーニンとサンスクリット・英辞書を読む夫婦/博士の帽子、革パンツ、ウェスタンブーツという出で立ち/脱線:このご夫婦は無駄な教養講座開催、文化と科学のイベントを地方で主催/コスパ、タイパの対極にある読書/優勝者は他界した友人、作家ミキ・リウッコネン(Miki Liukkonen)に扮し彼の作品を読むパフォーマンスをした人/審査員は作家、アーティスト&ヘルシンキ市議など/再び脱線:審査員の一人のPodcast前保存してたことがあった(ドゥルーズについて30回分エピソード配信等している人)/他にも面白い本を色々な読み方をする人達/読書はどこで?/自分の関心領域/本を書いたり読んだりする人たちが何をやっているのか/薄っぺらい自分をさらけ出せない/告知、東京文フリにみずいろブックスさん/アレクシス・キヴィの『七人兄弟』復刊!/Zine2刷その後/日本ではあと7冊残り/広島のKagi booksさんと鎌倉のエラマブックスさんで扱っている/フィンランドでは十数冊/PDFでECサイトに出したい考え/フィードバック下さった方、宣伝も有難うございます/ ※脱線部分、Taina Saarikivi(トゥルク大)、Janne Saarikivi(ヘルシンキ大)とご夫婦の所属は違う模様、エピソード内では同じと言ってしまっています、すみません。 ●Taina &Janne Saarikiviらが開催しているピュフターというヘルシンキから東に2時間くらいの場所で「概念の夏」という2日間の文化・科学のパネルディスカッションや対話、講演、音楽等パフォーマンス、書籍の販売など盛りだくさん。https://sarolehti.net/pyhtaan-kasitekesassa-etymologialauluja-ja-baskin-kielioppia/ ←イベントサイト(フィンランド語)プログラムがまた色々面白くて…   ●Miki Liukkonenとは 優勝者が扮した作家 2023年7月に33歳で自死した作家、アーティスト。 ポストモダン文学の若手の旗手の一人だった。豊かな表現と同時に危うさで存在感際立つ作家だった。 フィンランディア文学賞等の候補複数回。別の賞受賞経験もあり。 https://yle.fi/a/74-20039780 ------------------- 参考情報: #2の小ネタ、パフォーマンス読書関連の記事のリストアップ 昨年夏前後にあちこちでパフォーマティブ・リーディングが話題になった。 ●https://theweek.com/culture-life/books/the-rise-of-performative-reading  ●ガーディアンの記者が書いて話題になったDavid Foster Walleceの”Infinite Jest”を公共の場で読むのはアリ?という有料記事 https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2025/jun/30/performative-reading-public-tiktok  ●ヘルシンキ大学政治学部の学生紙の記事。(フィンランド語)全文読めます https://policylehti.com/2025/11/02/paakirjoitus-lukemisen-performatiivisuudesta/ 関連する政治学部学生発行記事では、ヘルシンキ大学のキャンパスでパフォーマンス的読書をするべきロケーションお勧めTop 10もあって内輪ネタではあるものの、じわる。 https://policylehti.com/2025/11/06/oletko-aina-lukenut-vaarassa-paikassa/     読書パフォーマンス選手権関連の記事 ●審査員3名は作家、ヘルシンキ市議でもあるアーティストの三名。(全文読めます) https://www.hs.fi/taide/art-2000011935277.html 読書パフォーマンスと本当の読書の境界線や、文学を犠牲にしてカッコよさやセクシーさを演出する事が昨年は議論されたとについても面白い記述があります。 作家、批評家、哲学系フリーランサー ポントゥス・プロコル(Pontus Purokoru) ヘルシンキ市議でアーティスト、活動家のアルマ・トゥーヴァ(Alma Tuuva) ライター、批評家、活動家のユホ・ナルサッカ(Juho Narsakka) ●実際の選手権がどうなったかの記事(Helsingin Sanomat紙)全文読めます、これは写真が楽しいのでぜひスクロールして欲しい。 https://www.hs.fi/kulttuuri/art-2000011935284.html ●テレビのニュースでも取り上げられた https://www.instagram.com/p/DXKiz4iEZ5j/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==  選手権のインスタアカウントに動画が投稿されていました。 優勝者は、友人で早逝した作家Miki Liukkonenに扮して、彼の鈍器本を持参し、彼ならどういう風に読んでいただろうかと友人ならではのパフォーマンスをした人。   ●今日4/30オープン!書店Rosebudの新たなメインのスペースがどんなところか、の記事 ここに4年間の賃貸契約。6万点が並ぶ予定。 https://www.hs.fi/taide/art-2000011870744.html    ●選手権で読まれていた本達 ・『ユリシーズ』(ジェームス・ジョイス)※記事中で記者がオデュッセイヤと間違えてる気がする。 ・『ミルクとはちみつ』(ルピ・クーア著/野中もも訳/あだちプレス2017) ・『第二の性』(シモーヌ・ド・ボーヴォワール) ・“A little life”(ハニヤ・ヤナギハラ)ハニヤ・ヤナギハラは邦訳一冊しか出てないんだなぁ。   次回はフィンランドどころか北欧を離れて、アフリカを取り上げる…かも?予告すると大概外すのでご期待なさらず。

    34分
  2. 4月17日

    #13 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 「商業出版以外を模索する作家―Web無料公開、クラファン、OnlyFansで短編朗読」

    既存の商業出版というルートを通さないで作品を発表する作家が出てきています。数名取り上げるのですが、それぞれの方法も理由も違って面白い。 新作を無料公開したフィンランド人作家/商業出版の限界/報酬が低い/発売までのマーケティングや物流という枠組みではガチガチ/無名のアマチュアではない/文学賞を受賞者/意見表明/利点は自費出版なら公開の瞬間まで作品は呼吸し変わり続ける(一作目との違いを作者が感じた)/アクセシビリティの観点/芸術に常に値段が付きまとう疑問/作品が近づく神秘/図書館利用すれば無料?/否、図書館や出版業界の外にいる人に届け!/本に値段を付ける事に段々疑問が/どんな作品か/霊能者の予言/待ち続けた期間が創作プロセスに/冷静で寡黙な人間と文学的に語る馬の間を目指した/ケンタウロスみたいな/自分でも一皮むけた/編集の手は入ったか?/この小説を無料公開したことと小説家の収入低下の関係/自分なりの表明/小説を書くのに必要なものは結局一つだけと示したい/同業者の努力/大きな枠組みで動くかどうか/詩の朗読者としての言葉選び/もはや破滅へ向かう道筋では/作り手の選択肢/創作の権利と市場経済/書き手の尊厳/それぞれが一生懸命仕事をしているだけなのに/二人めはロックバンドのベテランミュージシャン/ファン層がいる/作詞家としても認知/著作は40冊以上/誰も取り上げてくれずクラファンで/書店で流通無し/クリエイター向けサイトで通販のみ/単価も高い/千部売れれば5万ユーロ/出版社との関係は維持/依頼がある作品/オーディオブック向きOR不向き/とある作家が執筆する時に考えること/出版社や編集者不要論?/Zine制作体験から出版社・編集者のありがたみ/作家の権利/E-bookだけプラットフォームに出し、自分で短編をOnlyFansで朗読した作家も/決定権を持ちたい作家が増えている/小ネタ/Maria Jotuni短編文学賞創設のニュース/隔年で5回開催/賞金2万5千ユーロでなかなか良い/短編の名手マリア・ヨトゥニの名を冠している  ●フィンランド作家協会の季刊誌の記事リンク(全文フィンランド語で読めます。2026年2月9日の記事) ⁠https://kirjailijalehti.fi/asiatekstit/kirjan-muoto-muuttuu-enta-sitten/⁠ ●作家Niko Hallikainenが三作目の小説を無料Web公開したことへの読書クラブPiiriのインタビュー ⁠https://piiri.substack.com/p/miksi-julkaisit-kolmannen-romaanisi⁠ ●ニコ・ハッリカイネン氏のフィンランド語の小説、”Prima materia”は以下のリンクからダウンロードできます。 紫色(上)と普通の白黒フォーマット(下)の2つのバージョンを公開。 そして編集などの手をまったく入れなかったのも珍しい。 ⁠https://nikohallikainen.com/⁠ ●Kauko Röyhkä Wikipedia カウコ・ロュフカの新作小説が販売されているクリエーター向けECサイト ⁠https://fi.wikipedia.org/wiki/Kauko_R%C3%B6yhk%C3%A4#Kirjailijan_ura⁠ ”Kusessa”という新作を売っているサイトはsupernftsocietyというところで、彼のLPやCDも販売されている ●Maria Jotuni -novellipalkinto  マリア・ヨトゥニ短編文学賞創設 ⁠https://www.finlit.fi/ajankohtaista/kilpailut/maria-jotuni-novellipalkinto/⁠ ではまた!

    29分
  3. 3月31日

    #12 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 「本棚の人気が復活」

    ●HelsinginSanomat ('26 3/22)※有料記事ですので冒頭のみ閲覧可能。 https://www.hs.fi/lifestyle/art-2000011860121.html フィンランドに流行が入って来るのはちょっとゆっくりなので、他の地域でも流行って…ということと思われます。 例えば番組中では取り上げませんでしたが↓こちらでも。   ●ELLE DÉCORの年末の記事 https://www.elledecor.com/design-decorate/trends/a69810287/most-viral-interior-design-trends-2025/?utm_source=chatgpt.com  “Intentionalclutter(意図された雑多)” “Bookshelfwealth(本棚で教養や趣味を表現)” 整いすぎた空間より「温かく生活感のある棚」が好まれる風潮 2025年12月の英国の記事で百貨店ジョンルイスが棚をメインにした投稿をしたりとか。 (これは本というより棚、そして何を置くかについて)   真ん中あたりから取り上げたMediumの記事。 ●「Shelf Esteem(シェルフ・エスティーム)」by The Sunflower girl https://medium.com/@thesunflowergirl/shelf-esteem-the-rise-of-performative-intellectualism-d00e8598e713  長くはないのですが、色々考えさせられる記事でした。〆の”最高な本棚は不格好な棚かも?”はフランシス・ベーコンに通じるのか。苦しんで向き合って真摯に出来上がった美しくない書棚。ここは番組内で喋ってはいませんが。   ※大谷大学のサイト ドイツ人哲学者のアドルノ「詩を書くことは野蛮である」について 彼の説自体には全く詳しくなく、これをふと思い出しただけでした、お恥ずかしい。 https://www.otani.ac.jp/yomu_page/kotoba/nab3mq000000we9n.html   ※Shelfie 言葉自体は2014年には生まれているとか。セルフィ―から派生して棚と一緒に映るのに何をどう見せるかキュレーションしてある背景、ですね。 https://en.wikipedia.org/wiki/Shelfie    ●因みにフィンランドの本棚定番メーカーを2つご紹介 Lundia ルンディア フィンランドで一番人気の本棚メーカー、誰もが子ども部屋に持っていた長く使える棚 https://lundia.fi/fi Böknäs  ボークネース フィンランドで高級感ある本棚と言えば、の代名詞。憧れの「書斎」風。 https://www.boknas.fi/shop/category/kirjahyllyt-kirjahylly-boknas-2?search=   ●北欧語書籍翻訳者の会のnote そよら成田ニュータウンTSUTAYAさんでの北欧選書フェアがスタート https://note.com/nordiclanguages/n/n1fef76539a40 お近くに行く機会がある方、是非お運びください!

    31分
  4. 2月10日

    #11 Kahvitauko (カハヴィタウコ)  なぜ「ダークロマンス」が世界中で大人気なのか?

    今回は「ダークロマンス」の爆発的な人気とその背景を取り上げます。 フィンランドでも相次いで翻訳ものが発売になっています。 昨年取り上げようと思っていたのですが、遅くなりました。   ●HelsinginSanomat ('26 2/4)※有料記事ですが、ソースを示すため https://www.hs.fi/maailma/art-2000011793432.html   記事に登場したロレーヌ大学の研究者 ロレーヌ大学の情報コミュニケーション科学の研究者 Adeline Florimond-Clerc 社会学のと共著で"NewRomance"という本を2025年に出しています。面白そう… https://editions.univ-lorraine.fr/edul/catalog/book/b9782384511853   記事で触れられていたフランスで人気のダークロマンス作家の例 Morgane Moncomble Joyce Kitten Colleen Rivens(Captiveの作者)   類似の報道 ●France 24ニュース動画 ('25 2/12) 一年前からすでにこれだけ盛り上がり https://www.youtube.com/watch?v=Ph1CUx4krjI ●The Guardian('26 1/6)記事 ロマンタジーのサブジャンルにダークロマンスが重なっている感じですかね。オーストラリアでの人気。 https://www.theguardian.com/books/2026/jan/07/love-desire-and-community-the-new-generation-of-readers-bonding-over-romanc   ●小説投稿サイトWattpad https://www.wattpad.com/  うわぁ、時間が無限に溶けそうなサイト。 ではまた近いうちに!

    32分
  5. 1月31日

    #10 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 「文学賞作家が新たなオーディオブックの会社を設立」

    ●フィンランド文学賞作家のラウラ・リンドステットが、新しいオーディオブック企業「Äänel(アーネル)社」を設立したと報道2026年1月。 ※Äänelとは、古い言葉で音声や発声、声という意味。   ●Äänelは2026年末に事業開始予定で、オーディオブックのデジタル単品販売に特化する。   ●株主には、億万長者のヘイッキ・ヘルリンのほか、フィンランディア賞受賞作家のカリ・ホタカイネン、ローサ・リクソム、ピルッコ・サイシオ、パイティム・スタトヴチ、チェル・ヴェストーが名を連ねる。   ●Äänelは、現在のストリーミングサービス(作家の収入は1分あたり0.07~0.125セント)よりも、作家にとって公正な報酬を提供すると約束。また、同社のプラットフォームに掲載されるオーディオブックは、ストリーミングサービスでは配信しない方針。   ●大手のプラットフォーム側は、健全な競争のためにこうした動きを歓迎、と。   ●一方、視覚障がい者の人たちも新たなサービスが視覚障がいを持つ人達に使いやすいものになって欲しいと興味を示している。 日本の点字図書館にも類似のアクセシビリティ図書館Celia(国の特殊図書館として、全国の図書館ネットワークに貸し出し、電子サービス提供など行う)が予算削減などでコンテンツが減っているようで… https://www.celia.fi/eng/   ・Helsingin Sanomat紙の会社設立に関する記事 全文フィンランド語で読めます。 https://www.hs.fi/taide/art-2000011753178.html    ・同じ作家ラウラ・リンドステッド氏が一年程前に、オーディオブック・プラットフォームに対して、抗議の意を表して、有名な作品の一つをサービスから削除。一部作家を除いて、多くの作家はオーディオブックが広がるにつれ収入が激減。 https://www.linkedin.com/posts/kirjailijaliitto_kirjat-viesti-on-mielest%C3%A4ni-j%C3%A4rkytt%C3%A4v%C3%A4-activity-7166082200772173824-_omv    ・Äänel社のサイト。マニフェストなども記載されています。フィンランド語ですが、機械翻訳などお使いください。 https://aanel.fi/   年末には株主などの作家たちの作品が単品で購入できるようになるのでしょう。 他にもこうした大きなうねりの中でどう生きていくべきなのか、著作者たちも模索が続いているよう。 ・今読んでいる小説。 ”Pronominit” (Hanna Weselius著/WSOY社) https://www.wsoy.fi/kirjat/pronominit/  今日は日本翻訳大賞の推薦締切の日でしたね。私もすべり込みで一つ推薦してきました。 日本翻訳大賞は出版社と作品にカラーがあるなと感じているのでどんな方が何をお勧めしているのか、数回に分けてアップロードされる内容も楽しく拝見しています。昨年は二次審査に残ることができて本当に嬉しかったです。来月の発表が待ちきれませんね。 ではまた!

    30分
  6. 2025/12/23

    #9 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 「日本滞在振り返りと今年の総括、翻訳失敗談の暴露」

    一か月間が空いてしまいました。 今回は、日本滞在の振り返り(文フリ東京、大阪大学での登壇、東京の滞在)と今年の総括、そして最後に翻訳の失敗談です。結構ダメな人暴露してます。 今年の総括には、 ・Podcastを始めた(これを聴いて下さっているあなたは先刻承知!) ・文フリに初参加。 ・そのためのZine『フィンランド文学史ミニガイドブック』を作った(協力者の方々、購入して下さった方々有難う) ↓noteに記事を載せました。 https://note.com/takakosnotesuomi/n/nfe75ef0f70b8 ・『エジプト人シヌヘ』80周年記念翻訳者の「ミニ朗読マラソン」動画を作った。各所への確認・許可を取るのが本当に面倒でした! ↓以下動画のリンク https://www.youtube.com/watch?v=-vvR7vgVAek ・『ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン』(河出書房新社)がムーミン80周年ということで復刊 失敗談:笑ってやってください。そしてどうかこんな私を見捨てないで下さい。 来年の抱負的には、隔週でなくPodcast更新をもう少し頻繁にした方がいいのでは?という事を考え中。 総じて、いい年であったと思っています。世界的にはなかなか辛い時期が続いています。 あ、フィンランド人排外主義政治家の吊り目画像投稿騒動について言及忘れました。知人限定のSNSで思うことは長文で投稿しましたが、折を見てnoteかどこかに上げるのがいいのかなと思っています。 皆様が穏やかな新年を迎えられますように。

    26分
  7. 2025/11/07

    #7 Kahvitauko (カハヴィタウコ) 日本でのイベント情報

    【告知】シェア大歓迎です! ●11/15-16(土日) 北欧ブックフェスタ@梅屋敷  (葉々社&東海大学柴山先生) https://www.instagram.com/p/DP8VTWUkrsY/?hl=ja ●11/23(日) 12-17時 #東京文学フリマ41  ブース南1・2ホール 海外文学・翻訳L35~36 https://c.bunfree.net/c/tokyo41/1F/L/35 ☆セルボ出ます。上山美保子さんと。 ●11/24(月) 大阪大学箕面キャンパス ※要申し込み!(無料) 「ことばを渡る:北欧の物語をひらく文学トークと翻訳講座」 https://swedish.sfs.osaka-u.ac.jp/archives/1889 ☆セルボ出ます。 久山葉子さん、よこのななさんと。 ●#4の書店立ち退きの顛末に関する続報 引っ越し先を報じる国営放送の記事 https://yle.fi/a/74-20189556 (フィンランド語) ●ヘルシンキ大学学長がメディア向けのクライシス・コミュニケーションのサービスを購入と報じた記事。配信内で何万ユーロだとか私は言っていますが、実際は記事にあるように10500€(186万円)、元ミルトンのコンサルタント達が数名で危機管理コミュニケーション特化の会社を春に立ち上げたようです。これまでの資料を見て、学長に45分のスパーリング(トレーニング)を提供。その2日後にヘルシンキ大学から過ちを認める声明を出していました。 https://yle.fi/a/74-20187700 (フィンランド語) さて、Zine『フィンランド文学史ミニガイドブック』は文フリに間に合うのか! Zineのために「RIOT」読まなきゃ!(今さらか) 今日はこの辺で失礼します。インフルエンザが流行との事、みなさまどうぞご自愛ください。

    14分

評価とレビュー

5
5段階評価中
3件の評価

番組について

フィンランド(や北欧)の面白い本や作家のこと、書店や本関連のイベントなど、フィンランド語の翻訳者、セルボ貴子が毎回紹介していきます。

その他のおすすめ