バク然らいぶらり

ハマナカ,どてらい

忙しい日常の中でふと去来する漠然とした気持ちとか、感覚とか。 それは言葉にしたくてもできず、あっという間に消え去っていく。けれど、たまらなく愛おしい。 そんな愛すべき“漠然”を紙折り・ハマナカと物書き・どてらいが拾い集め、そっと収蔵する──「バク然らいぶらり」、つくりました。 毎週金曜20時公開。 夜更かしのおともに聴いてください。

  1. 美しさの正体とは ~嫌いバリアと好きバイアス~ 漠然#36

    3日前

    美しさの正体とは ~嫌いバリアと好きバイアス~ 漠然#36

    折り紙を作るハマナカ、文章を書くどてらい、写真を撮るさかまさみ。「いいものを作る」とは何かを語り合う。 インプット、処理、アウトプット。「良いもの」と「美しいもの」、『カント』の「目的なき合目的性」を手がかりに、美学の森へ。 主観と客観、「嫌いバリア」と「好きバイアス」、そして「崇高」。美しさは作品だけでなく、言葉の受け取り方や暮らしにも潜んでいる。お聴き流しください。 目次 00:00:00 創作における3ステップ 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考える 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わる 00:25:44 期待値オーバーの発生要因 00:30:00 コレジャンセンサー発動 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアス 00:53:56 美しさの正体とは要約 00:00:00 創作における3ステップハマナカは、創作をインプット、処理、アウトプットの3段階で捉えていると語る。良いものを取り込み、考え、最後に手を動かして限界を更新していく。創作はかなり筋トレ的な行為でもあるらしい。 00:06:09 一期一会で撮る写真 プロジェクト管理で書く文章さかまさみは、写真について目標設定よりも瞬間や出会いから表現が広がることが多いと語る。一方どてらいは、文章仕事をプロジェクト単位で捉え、何のための文章なのか、その落としどころを探す作業が「いいものを作る」ことに近いという。 00:10:00 「良い」と「美しい」の違いを考えるハマナカが『カント』の「目的なき合目的性」を紹介する。良いものは目的に沿って判断しやすい。一方、美しいものは明確な目的がないようでいて、どこか成立しているように感じられるものだという。 00:17:15 伝えるつもりがないのに、伝わるどてらいは、美しいと感じる瞬間として、作り手の人柄や意地が見えた時を挙げる。作り手が意図したかはわからなくても、受け手がそこに熱を感じてしまう。 00:25:44 期待値オーバーの発生要因創作には、作り手自身の予想を超えたものが出てくる瞬間がある。ハマナカは「どうした俺」と思うような感覚があると語り、さかまさみは急にタイトルや言葉が「これじゃん」と降ってくることがあるという。 00:30:00 コレジャンセンサー発動「コレジャンセンサー」を高めるにはどうすればいいのか。ハマナカは、結局は量をこなすしかないのではないかと語る。どてらいは、80点の安定と120点を狙う突破の両方が必要なのだと語る。 00:35:38 時代性とローカル性、普遍性の三位一体ハマナカは、良さや美しさには時代性やローカル性があるのではないかと話す。一方で時代を超えて美しいと感じられるものもある。美しさは、時代に左右されるものと、普遍的なものが混ざり合っているようだ。 00:40:00 美しさは、主観と客観のあいだに美的判断は主観的な感性でありながら、同時に客観的な普遍性も含んでいるのではないかと語られる。美しさは、そのあいだにある不安定なバランスなのかもしれない。 00:46:49 嫌いバリアと好きバイアスさかまさみは、美術品や表現を見る時に、好き嫌いで判断してしまうことがあると話す。客観的には美しいとされるものでも、自分の嫌いが強すぎると受け取れないことがある。 00:53:56 美しさの正体とはハマナカは『判断力批判』における「崇高」の概念を紹介する。崇高は自然の大きさや、人間の認識を超えてくるものに対する感覚に近い。美しさの正体は、主観、客観、好き嫌い、時代性、そして恐れまで含んだ複雑な心の動きなのかもしれない。漠然なる気付き 「良いもの」は目的に沿って評価しやすいが、「美しいもの」は目的がないようでいて、どこか目的に合っているように感じられる。ここに難しさがある。 創作には、インプット、処理、アウトプットの流れがある。良いものを見て考え、実際に手を動かして試す。この筋トレ感は、折り紙にも文章にも写真にもある。 さかまさみの写真は「取りに行く」より「出会う」創作に近い。一方、ハマナカは設計と試行錯誤、どてらいは目的と落としどころから作る。創作スタイルの違いがよく出ていた。 伝えるつもりがなくても、なぜか伝わってしまうものがある。作り手の意地や熱を、受け手が勝手に感じ取る瞬間が美しい。 「コレジャンセンサー」は運の要素が強い。ただし、運を引くには行動量を増やすしかない。創作は最後に体育会系になる。 文章仕事では、80点を安定して出すことも大切だが、120点を狙わなければ100点も出ない。 美しさは、主観と客観のあいだにある。その両方が混ざった不安定なバランスが、美的判断なのかもしれない。 好き嫌いは、美しさの判断に影響する。嫌いバリアによって見えなくなるものもあれば、好きバイアスによって見えすぎてしまうものもある。 「崇高」は、美しさに恐れや無力感が加わったものに近い。勝てないものに出会うと、人は負けながら喜ぶことがある。 美しさの正体は、ひとつの言葉では捉えにくい。目的、主観、客観、文化、時代、好き嫌い、恐れ。判断軸が重なったところに立ち上がっている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する人。漠然スタイルは「一期一会」。瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 番組で読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree

    1時間4分
  2. オレライブラリを語り合おう! 漠然#35

    5月15日

    オレライブラリを語り合おう! 漠然#35

    今回のテーマは「オレライブラリ」。 本、漫画、映画、音楽、哲学、体験。現在の自分を構築する脳内ディレクトリをそう呼ぶ。 ハマナカ、どてらい、さかまさみがそれぞれのライブラリを開架。 『ハリーポッター』、『ユニコ』、『ナルニア国物語』、『ダイの大冒険』、『鋼の錬金術師』、『Mr.Children』、『カント』などを紐解くことで、人物の根っこが見えてくる。 ラストには、新企画「漠然投書マイスター シングルスターライセンス」のお知らせも。 今日もお聴き流しください。 目次 00:00:00 オレライブラリを語り合おう! 00:02:37 リベラルな価値観を育んだ『ハリーポッター』 00:06:30 別世界を覗けば、現実世界と自分のつながりが見える 00:08:59 勇者とは勇気ある者 そして勇気とは打算なきもの 00:13:25 鋼の錬金術師が教えてくれたもの 00:24:15 鬱屈青年期ライブラリ 00:30:00 本当の自分なんてどこにもいないような気がしてる 00:40:59 折紙身体認識向上計画 00:49:34 揺らぐ現実 01:00:01 新企画・漠然投書マイスターライセンス要約 00:00:00 オレライブラリを語り合おう!ハマナカが最近ホームページに書いた「オレライブラリ」の話からスタート。読んできた本や作品、体験を、自分専用の図書館として捉える概念で、考える時や話す時に参照する内なる資料室のようなものとして説明される。 00:02:37 リベラルな価値観を育んだ『ハリーポッター』ハマナカが最初に挙げたのは『ハリーポッター』。差別や共生の描写、多様な価値観が同居する世界観が、他者をフラットに見る姿勢を植えつけたのではないかと話が広がる。 00:06:30 別世界を覗けば、現実世界と自分のつながりが見えるさかまさみは『ユニコ』や『ネバーエンディング・ストーリー』、『ナルニア国物語』を挙げる。今いる世界だけでなく、どこか別の世界があるかもしれない。そんな感覚が、幼い頃から自分の中にあったと語る。 00:08:59 勇者とは勇気ある者 そして勇気とは打算なきものどてらいが挙げたのは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。勇気、正義、仲間、成長といった言葉を、どてらいの中に根づかせた作品だった。 00:13:25 鋼の錬金術師が教えてくれたもの『鋼の錬金術師』からは、命、代償、倫理、戦争、後悔、次世代への願いといった価値観が語られる。どてらいも原画展でグッズを買い込むほどの熱量を見せる。 00:24:15 鬱屈青年期ライブラリさかまさみの青年期ライブラリは、恋愛、死の香り、身体性、他者との境界線を扱う作品が中心だったという。さらに、スピリチュアル系に傾倒した時期や瞑想合宿に参加した経験も共有される。 00:30:00 本当の自分なんてどこにもいないような気がしてるハマナカは『カント』を通じて認識や世界の存在を考えるようになったと語る。一方どてらいは、『Mr.Children』の歌詞から「本当の自分なんてどこにもいない」という考えに強く影響を受けたという。 00:40:59 折紙身体認識向上計画ハマナカは折り紙を通じて、思い通りにならないものに向き合い、スキルや設計、相対的なバランスを分析する感覚を身につけたと語る。さかまさみは整体や体調管理から、自分の体は自分で向き合うしかないと学んだという。 00:49:34 揺らぐ現実話はSFへ。ファンタジーやSFを通じて、現実とは少し違う世界を想定することで、自分たちの現実を相対的に理解しやすくなると語る。どてらいも、自分とは何なのかを考える感覚に共鳴する。 01:00:01 新企画・漠然投書マイスターライセンスオレライブラリは定期的に更新していくと面白いのではないかという話に。さらに番組から、リスナー参加型の新企画「漠然投書マイスター シングルスターライセンス」のお知らせも発表される。漠然なる気付き オレライブラリは、単なる好きな本リストではない。物を考える時に無意識に参照している、内なる資料室のようなものだ。 幼少期の作品は、想像以上に深く世界観を作っている。 少年漫画はかなり強い倫理教育装置である。重いテーマを、子どもにも届く形で渡してくれる。 さかまさみのライブラリは、生と死、精神世界、身体性、見えない世界との接続に強く反応している。 ハマナカのライブラリは、『ハリーポッター』、『カント』、折り紙、SFを経由しながら、自分を更新していく軌跡として見える。 どてらいのライブラリには、「本当の自分はない」という感覚が強く根づいている。 折り紙は、ハマナカにとって単なる趣味ではなく、世界の捉え方を変える思考訓練でもあった。 体と精神は別々ではない。整体や身体との向き合い方から得た気付きは、精神世界への関心と地続きに見える。 SFは、現実逃避でありながら、現実理解の道具でもある。 オレライブラリは定期更新に向いている。内なる図書館は増築され続ける。 漠然投書マイスター シングルスターライセンスは、リスナー参加のかなり良い導線になりそう。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させられる男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する繊細な人。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトでまっしぐらになるマイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree

    1時間3分
  3. プロジェクト・ヘイルメアリーを観て思ったこと ~SFのトビラが開いた日~ 漠然34.5

    5月12日 ·  ボーナス

    プロジェクト・ヘイルメアリーを観て思ったこと ~SFのトビラが開いた日~ 漠然34.5

    人気SF映画『プロジェクト・ヘイルメアリー』を観てきたハマナカ、どてらい、さかまさみ。 未知の原因によって太陽エネルギーが奪われ、地球が氷河期へ向かっていくなか、人類最後の賭けに宇宙へと旅立つことを余儀なくされた科学者グレイス。 宇宙船で目覚めたグレイス、失われた記憶、謎の赤い線「ペトロバライン」、そして宇宙で出会う小さな相棒ロッキー。 映画と小説の違い、ロッキーとのコミュニケーション、AIヘイルメアリー号、見やすさについて語っていく。 ※今回は映画・小説の内容に触れるネタバレありの感想回です。今日もお聴き流しください。 目次 00:00:00 今さらだが、プロジェクト・ヘイルメアリーとは? 00:01:38 映画と小説の描写の違い 00:06:35 宇宙で出会う小さな相棒ロッキー 00:10:00 どう見せる? 科学描写の説得力 00:20:00 SF映画版は、初心者にも届く親切設計 00:30:09 ヘイルメアリー号に見る「現代っぽさ」 00:40:01 映像を小説で補完する 00:48:29 平和的ファーストコンタクト 00:58:49 ビートル号とビートルズ 01:01:48 SFのトビラが開いた日要約 00:00:00 今さらだが、プロジェクト・ヘイルメアリーとは?ハマナカ、どてらい、さかまさみの3人で映画『プロジェクト・ヘイルメアリー』を観てきた感想回。ネタバレありで、面白かったところや小説版との違いを掘り下げていく。 00:01:38 映画と小説の描写の違い原作小説を読んでいるハマナカが、映画と小説の基本構造を解説。映画ではかなり整理されているが、グレイス、ペトロバライン、アストロファージといった物語の芯は同じだという。 00:06:35 宇宙で出会う小さな相棒ロッキータウセチで出会う異星生命体ロッキー。物や数字を使いながら少しずつ意思疎通を図っていく。映画ではロッキーの動きや反応がコミカルかつハートフルに描かれ、さかまさみも「とにかくロッキーがかわいかった」と語る。 00:10:00 どう見せる? 科学描写の説得力小説版では、宇宙船だと気づくまでの過程や実験、重力や船内環境の違いなどが丁寧に描かれる。一方映画版ではかなり省略され、視覚的にわかりやすく見せる方向に整理されている。 00:20:00 SF映画版は、初心者にも届く親切設計どてらいとさかまさみは、SFに詳しいわけではない立場から、映画がかなり見やすかったと語る。「見たいものを見せる」映画の強さが浮かび上がる。 00:30:09 ヘイルメアリー号に見る「現代っぽさ」映画版では、宇宙船AIがかなり会話的に描かれている。「その指示では動けません」と返してくる感じに、現代のAIっぽさがにじむ。ロッキーが「生き物」として感じられる対比も効いている。 00:40:01 映像を小説で補完する原作小説には、映画で省略された細かい設定やエピソードが多くある。映画はそれらを整理して、2時間半の物語として成立させている。原作の情報量を知るほど、映画の圧縮のうまさも見えてくる。 00:48:29 平和的ファーストコンタクト本作では、異星人とのファーストコンタクトが攻撃ではなく協力として描かれる。数字、原子、物の形といった共通言語を探しながら、互いの知性を確認していく過程が面白い。ロッキーが2回目に物をゆっくり投げてくる描写にも優しさがある。 00:58:49 ビートル号とビートルズ映画終盤に登場する「ビートル号」とビートルズ楽曲の使用にも話が及ぶ。映画を観ただけでも気づける小ネタと、原作を読んでいるからこそわかる小ネタが重なり、細部へのこだわりが作品の楽しさを増している。 01:01:48 SFのトビラが開いた日この作品をきっかけに、どてらいもさかまさみもSFへの興味が少し開いていく。映画はSF初心者にも入りやすく、原作小説を読むとさらに世界観が深まる。最後は感想投書も募集しながら感想会は終了する。漠然なる気付き 『プロジェクト・ヘイルメアリー』は、SF初心者にも届く入口の作り方がうまい。 小説と映画では求められる快感が違う。小説は納得感、映画は見たいものを見せる気持ちよさが強い。 ロッキーはかわいい。未知の生命体でありながら、ちゃんと相棒として好きになれる。 異星人とのコミュニケーションが「攻撃」ではなく「協力」から始まるのが良い。 映画版のAIヘイルメアリー号は現代っぽい。便利だけど融通がきかない感じに、今のAIとの距離感がにじむ。 ロッキーが2回目に物をゆっくり投げる描写は小さいけれど大きい。優しさが伝わる。 原作小説には、映画に入り切らなかった科学的世界観がかなり詰まっている。 グレイスとロッキーの関係は、恋愛ではなくバディとして描かれているところが熱い。 ビートル号やニコンらしきカメラなど、細部の小ネタに気づくと映画はさらに楽しい。 今回は映画感想回でありながら、SFの楽しみ方そのものを話す回にもなっていた。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。他人格を憑依させられる、単なる容れ物志向の男。Instagram さかまさみ写真家。ガスメーターをこよなく愛する、繊細なガスメーター大好きお姉さん。漠然スタイルは「一期一会」。ファーストコンタクトでまっしぐらになる瞬間最大風速系マイスター。ブログnotestand fmInstagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree

    1時間4分
  4. 引っ越し遊牧民とふたりの山賊 ~サテライトスタジオ・おみやげ邸~ 漠然#33.5

    5月5日 ·  ボーナス

    引っ越し遊牧民とふたりの山賊 ~サテライトスタジオ・おみやげ邸~ 漠然#33.5

    最近、引っ越しをしたおみやげ! うっかり「遊びに来てくださいよ」と言ったせいで、どてらいとハマナカが乗り込んできた! 押入れをまるごと本棚にした部屋、レコード、アナログテレビ、畳、そしてなぜか持ち込まれる「おもちゃのハローマック」のプラモデル。あまりにも仕上がった新居を前に、バク然らいぶらりのサテライトスタジオ化計画が勝手に始動する! こいつら……山賊だ! 新居祝いのはずが、部屋と人生とポッドキャストの話に広がっていく番外編。今日もお聴き流しください。 目次 00:00:00 引っ越し遊牧民とふたりの山賊 00:06:46 田舎者の楽天地・新宿区 00:11:41 ハマナカ、学生時代を語る 00:23:53 新宿ラプソディ 00:29:08 何をおっしゃい、畳がいいのだ 00:40:00 サテライトスタジオ・おみやげ邸要約 00:00:00 引っ越し遊牧民とふたりの山賊引っ越しを終えたおみやげの新居に、ハマナカとどてらいが突撃。押入れ本棚やレコード、アナログテレビまでそろった仕上がりの良さに感激しつつ、新居祝いを口実に「バク然らいぶらりのサテライトスタジオ」として乗っ取る算段を進めていく。 00:06:46 田舎者の楽天地・新宿区おみやげが新居に選んだのは新宿区。田舎出身者にとって「新宿区に住む」ことの意味を熱弁し、不動産サイトを延々見続けていた引っ越し好きらしい一面も明かされる。 00:11:41 ハマナカ、学生時代を語る本郷から早稲田近辺へ移った流れから、大学生のエネルギーや“ウェイ”の話へ。ハマナカの学生時代、おみやげの調子こいていた頃、大学に行っていないどてらいの距離感など、それぞれの視点が見えてくる。 00:23:53 新宿ラプソディ新宿区は繁華街だけでなく、古い住宅や小さな公園が残る生活の街でもある。街の歴史や暮らしの気配をたどりながら、おみやげもどてらいも「引っ越し遊牧民」的な気質を自覚していく。 00:29:08 何をおっしゃい、畳がいいのだ畳部屋の落ち着きや、物量がコントロールされた部屋の気持ちよさについて語る一同。本やCDを整理して身軽になった話から、新居の空間づくりと暮らし方、そして「本棚は人の心を映し出す」という話へ広がっていく。 00:40:00 サテライトスタジオ・おみやげ邸ポッドキャストを続けられる理由は、一人ではなく二人だから。そんなイイ話の流れのまま、おみやげ邸サテライトスタジオ構想はまだ継続中。おみやげ自身の発信構想も明かされ、ビデオポッドキャストや本棚紹介などの企画案が飛び出す。漠然なる気付き おみやげ曰く「田舎者は新宿に憧れる」。 老成しているハマナカですらハマる大学生特有の高揚状態、「ウェイぶっこき現象」。 どてらいやおみやげは、突発的に住処を変えたがる「引っ越し遊牧民」。 畳にどかっと座り、ちゃぶ台を囲むことで生まれる妙な安心感には名前をつけるべき。 「サテライトスタジオ・おみやげ邸」爆誕。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある。マイスターとしては研究家気質で、他人の漠然感の分析に余念がない。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。最近、古畑任八郎という人格が発現した。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられるし一時的な記憶の塗り替えも可能。自分を単なる容れ物と考えているイカれた男。Instagram おみやげ某出版社で編集をしているどてらいの友人。コンビニにエモさを感じとり、ネオイオン国家構想に心躍る過激派。ぼろ雑巾のようなちーちゃい犬を目にすると笑いが止まらなくなるという悲しい体質を持っている。漠然スタイルは「複眼」。何かを見聞きする時、直感的にフィルターをかけ多角的な見方をする。インフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree

    45分
  5. 私は手芸用品店で暮らしたい ~不思議に魅せられし求道者~ 漠然#33

    5月1日

    私は手芸用品店で暮らしたい ~不思議に魅せられし求道者~ 漠然#33

    手品師に衣装を製作する「衣装計画」のつくし。 衣服に興味が薄いハマナカとどてらいからモチベーションを聞かれ、「私は手芸用品店で暮らしたい」と、熱い思いを語る! 「音楽が映し出す舞台のシンボル」、「ウエディングドレスアドバイザー」、「不思議に魅せられし求道者」など、衣服や手品への思いを切り口に、つくしのパーソナリティを深掘りしていく! 毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。今日もお聴き流しください。 目次 00:00:00 私は手芸用品店で暮らしたい 00:06:37 はしご服、それは玄人の服選び 00:14:15 音楽が映し出す舞台のシンボル 00:23:43 アイデアは遅れて実現する 00:32:10 ウエディングドレスアドバイザー 00:41:50 焼きつく幻影を追っている 00:54:02 不思議に魅せられし求道者要約 00:00:00 私は手芸用品店で暮らしたい可愛い布、フリル、色など、つくしが衣服や衣装に心が動く理由を語る。服が好きな人と、服にリソースを割かない人の温度差も見えてくる。 00:06:37 はしご服、それは玄人の服選び服に興味がない人ほど服屋に緊張しがち。つくしは複数の店や組み合わせまで視野に入れる「はしご服」を勧め、行動パターンの違いを解き明かしていく。 00:14:15 音楽が映し出す舞台のシンボル曲の風景、演者の存在感、体型、照明、観客からの見え方まで重ね合わせ、衣装を「舞台上のシンボル」として設計する思考が明らかになる。 00:23:43 アイデアは遅れて実現する「プラマイゼロ点の衣装」という最低限成立する土台を作り、必要に応じて足していく発想を語る。アイデアと依頼が時間差で噛み合う面白さも印象的。 00:32:10 ウエディングドレスアドバイザードレス選びでは好みだけでなく、試着時間、予約、式場との相性、家族の反応まで判断軸が多い。つくしは整理役として花嫁を支える。 00:41:50 焼きつく幻影を追っている手品には音楽、照明、衣装、演出など舞台芸術の要素が詰まっている。さらに「いま目の前で起きた」アナログな不思議さへの強い魅力が語られる。 00:54:02 不思議に魅せられし求道者衣装制作も手品も、つくしにとっては最終的に「不思議なものを見るため」の手段。衣装、手品、不思議さがひとつにつながっていく。漠然なる気付き 服屋は、興味がある人には発見の場だが、興味がない人には試練のダンジョンになりがち。 つくしの衣装制作は、曲・演者・照明・観客の視線をつなぐ翻訳作業に近い。 「プラマイゼロ点の衣装」は、まず成立する形を作ってから足していく考え方で、企画や文章にも応用できそう。 ウエディングドレス選びでは、客観的に判断軸を整理する対話相手の重要さが際立つ。 手品の魅力は、同じ物理法則の中で起きるアナログな不思議さにある。 つくしは「衣装が好きな人」であると同時に、「不思議なものを見るために衣装を作る人」でもある。 三者の立ち位置は、ハマナカが研究者寄り、つくしが演出家寄り、どてらいが観察者寄りで、それぞれの違いが話を立体的にしている。本日の漠然マイスター ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営。漠然スタイルは「神降ろし」。Instagram どてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。Instagram つくし「衣装計画」のアカウントで活動。主に手品師に向け衣装制作やメイクを施し、舞台上の世界観に彩りを添える。漠然スタイルは「不思議」。Instagramインフォメーション もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉をこちらの投書箱へ。番組内で言葉にします。バク然投書箱 ホームページもみてね!バク然らいぶらり SNSはコチラlinktree

    59分
  6. 教えて! 「洗い足りないところ」の正しい答え方 漠然#32.5 ※(リスナー投稿紹介) 

    4月28日 ·  ボーナス

    教えて! 「洗い足りないところ」の正しい答え方 漠然#32.5 ※(リスナー投稿紹介) 

    「洗い足りないところはありますか、と聞かれても困るんです……」 リスナー「六法のおいしい水」さんの投書を目の当たりにしたハマナカ、どてらい、つくし。 リスナーさんが悩んでいるなら、答えてあげるのが漠然マイスターだ!ということで今回はリスナー投稿紹介回です。 過去、「そんなのわからない」と答えた実体験を持つどてらい。前提となる状況の確認から考察するハマナカ。服屋での立ち回りに例えて解決策を提案するつくし。 三人揃えば文殊の知恵!果たして六法のおいしい水さんの悩みを解決することはできるのか! 【目次】 00:00:00 俺の悩みを聞いてくれ! 投書に書かれた悲痛な叫び00:01:54 洗う時? 流す時? 状況によって正解は変わる00:07:52 客のパーソナリティを探る「枕詞プロトコル」00:14:43 「お探しのものありますか」撲滅運動00:30:08 クサクサすんな! 自分を変えろ【要約】 00:00:00 俺の悩みを聞いてくれ! 投書に書かれた悲痛な叫び今回は、おなじみマイスターネーム「六法のおいしい水」さんから届いた投書を紹介。美容室でシャンプーをしてもらっている時に聞かれる「洗い足りないところはありますか?」という質問に対し、「ありません」以外の答えが浮かばないという悩みである。そもそも他人のシャンプーに身を委ねている状態で、自分の頭のどこが洗い足りないかを把握するのは難しい。仮にわかったとしても、その場所を言葉で正しく伝えるのは至難の業。六法さんの悲痛な叫びに、ハマナカ、どてらい、つくしの三人が真剣に向き合う。00:01:54 洗う時? 流す時? 状況によって正解は変わるまず三人は、「洗い足りないところはありますか?」がどのタイミングで聞かれているのかを確認する。シャンプーで泡立てている時なのか、流している時なのか、それとも両方なのか。実はこの質問、タイミングによって意味が変わる。洗っている最中なら「もっとここを洗ってほしい」という確認に近く、流している時なら「流し足りないところはないか」という不快感の確認に近い。美容師側のリスクヘッジであり、顧客への気遣いでもあるこの一言を、状況ごとに分解していく。00:07:52 客のパーソナリティを探る「枕詞プロトコル」話は、美容室における会話そのものへ。美容師は髪を切るだけでなく、顧客がどんな会話を望むのか、どれくらい話したいのか、どう過ごしたいのかを探る必要がある。そこで出てくるのが「枕詞プロトコル」。いきなり本題に入るのではなく、軽い声かけや確認を通じて、相手のパーソナリティやその日の状態を探るという考え方である。こうした声かけは、沈黙を埋めるためだけではなく、サービス体験の質を調整するためのハンドシェイクなのかもしれない。00:14:43 「お探しのものありますか」撲滅運動美容室の話から、つくしは洋服屋での接客に話を広げる。服屋でよく聞かれる「お探しのものはありますか?」という質問は、客側からすると答えづらいことがある。まだ見たいだけなのに、急に目的を聞かれると、少し圧を感じる。けれど店員側にも、声をかけなければならない理由やマニュアルがある。大事なのは、客側も自分の状態を伝えること。「ちょっと見ているだけです」「気になるものがあったら聞きますね」など、やんわり返すことで場が楽になる。接客の声かけは一方通行ではなく、客と店員が関係性を調整するための小さなプロトコルなのだ。00:30:08 クサクサすんな! 自分を変えろ最終的に、六法さんへの答えは「ありません。ありがとうございます。」に着地する。「ありません」だけだと少し否定的に聞こえたり、自分の中にモヤモヤが残ったりする。そこに「ありがとうございます」を添えることで、相手への感謝とリスペクトが加わり、言う側の心も少し整う。これは美容室に限らず、仕事のチャットや日常会話にも応用できる。相手を変えるのではなく、自分の言葉の出し方を少し変える。これが漠然マイスターたちの出した、現実的でやさしい解決策だった。【漠然なる気付き】 「洗い足りないところはありますか?」は、単なる定型句に見えて、実は顧客確認、リスクヘッジ、気遣い、沈黙回避が重なった接客プロトコルである。この質問は、洗っている時に聞かれるのか、流している時に聞かれるのかで意味が変わる。他人に頭を洗われている状態で、自分の「洗い足りない場所」を正確に把握するのはかなり難しい。仮に場所がわかっても、頭部の位置を言葉で伝えるのは難しい。右、左、後ろ、奥など、視点によって表現がズレやすい。美容師側にとっては、途中で合意ポイントを作ることがサービス上の安心につながる。美容室の会話は、雑談ではなく顧客のパーソナリティを探るヒューマンスキルでもある。接客の声かけは、店員側にも理由がある。客が圧を感じる一方で、店員にも声をかける責務やマニュアルがある。「お探しのものはありますか?」は便利な質問だが、客側からすると答えづらく、圧を感じやすい。客側も「見ているだけです」「必要になったら聞きます」と伝えることで、接客の距離感を調整できる。「ありません」という答え自体が悪いわけではない。そこに「ありがとうございます」を添えるだけで、印象と自分の心持ちが変わる。感謝の言葉は、相手のためだけでなく、自分のクサクサした気持ちを和らげる効果もある。相手や環境をすぐに変えられない時は、自分の返し方を少し変えるのが現実的な攻略法になる。第32.5回は、美容室のシャンプー台での一言から、接客、会話、心理的負担、感謝の効能まで広がった、実用的なリスナー投稿回だった。【本日の漠然マイスター】 ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramつくし「衣装計画」として、手品師に向けた衣装づくりやヘアメイクなどを行う作り手。ハマナカの学生時代の先輩でもあり、学生マジックの伝統や舞台づくりを衣装面から支えてきた。漠然スタイルは、物事の背景にあるストーリーや温度をすくい上げる「不思議の魔力」型。つくしのInstagram【インフォメーション】 もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree

    36分
  7. 模様替えの行動心理学 ~ノイズは集中高めるギミックだ~ 漠然#32

    4月24日

    模様替えの行動心理学 ~ノイズは集中高めるギミックだ~ 漠然#32

    最近、部屋の模様替えをしたどてらい!どうやら生活に潤いが増したよう。 なぜ人は突然模様替えをしたくなるのか?「模様替えの行動心理学」に始まり、「面で捉えるモードチェンジ」、「ノイズは集中高めるギミックだ」、「ホンバンコンセントレーション」と、場所の魔力にまつわる漠然を語り合う。 毎週金曜日に配信している「終わらない雑談」。今日もお聴き流しください。 【目次】 00:00:00 模様替えの行動心理学00:12:06 面で捉えるモードチェンジ00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン00:29:45 ホンバンコンセントレーション【要約】 00:00:00 模様替えの行動心理学最近、仕事の忙しさが極まり、能率が落ちていたどてらい。そこで突然「これは部屋の配置が悪いのでは」と思い立ち、時間を作って模様替えを決行する。結果、仕事に集中しやすくなり、気分も晴れやかになり、寝入りや寝起きまで改善したという。話は、なぜ人は忙しい時ほど模様替えをしたくなるのかへ。ハマナカも、作業机と仕事机のあいだに棚を置いたことで動線が悪くなり、体調が悪くなるほど違和感を覚えた経験を語る。日当たり、風通し、家具の位置、起きてから動くまでの導線。部屋の配置は、思った以上に生活と心を支配しているらしい。00:12:06 面で捉えるモードチェンジ話は、部屋を「面」で捉えるモードチェンジへ。仕事と私生活のバランスを考えた時、どこを見るか、どの壁に向かうか、どの机に座るかで、心と身体のモードは変わる。どてらいは、模様替えによって「仕事をする場所」「生活する場所」「休む場所」の感覚が分かれ、生活の流れが整ったことを実感する。ハマナカも、折り紙の作業机と別の仕事机など、用途ごとに空間を切り分ける重要性を語る。部屋は単なる箱ではない。壁、机、窓、出入り口といった面が、無意識に人の行動や思考のスイッチを押しているのかもしれない。00:20:28 ノイズは集中高めるギミックだ集中するには静かで真っ白な空間がよいのかと思いきや、ふたりの感覚は少し違う。どてらいは、背景に多少の散らかりや視覚情報がある方が、思考の取っかかりが生まれると語る。真っ白な壁を見ていると、むしろ考えが止まってしまうことがある。ハマナカも、外部からの情報や雑味が、連想や思考のきっかけになる可能性に触れる。適度な視覚情報や環境のざわめきは、集中へ入るためのギミックになることがある。雑味は、脳に火花を散らす導火線なのだ。00:25:15 ふたり異なる入り込むルーティン集中に入るためのルーティンは、人によって大きく違う。ハマナカは、折り紙やスケッチなど、手を動かすことで思考や集中のスイッチが入る。どてらいは、画面を一定時間見続けることで、集中できるかどうかを測るような感覚がある。さらに格闘技や武道の話になると、集中に入った時には周囲の雑音が消えるような感覚があるという。集中とは、単に「がんばる」ことではなく、自分の身体がどんな入口から深く潜れるのかを知ることでもある。00:29:45 ホンバンコンセントレーション終盤では、練習と本番の集中の違いへ。練習ではできるのに、本番ではできない。あるいは、本番だからこそ力が出る。どてらいは格闘技や武道の経験から、怖がりすぎるとメンタルが崩れ、パフォーマンスに影響すると語る。ハマナカは、観客の存在や場所そのもののエネルギーが、演者や作り手に影響を与える「フィールドバフ」のようなものを考える。見られていること、場に立つこと、空間に包まれること。それらは人の状態を変える。本番に入る集中とは、場所と人と自分がぶつかる瞬間に発生する、不思議な状態なのかもしれない。【漠然なる気付き】 模様替えは、ただ家具を動かすだけではなく、生活の流れと心の流れを組み替える行為である。忙しい時ほど模様替えをしたくなるのは、荒れた心や滞った動線を立て直そうとする本能なのかもしれない。部屋の配置が悪いと、動線のストレスが少しずつ蓄積していく。日当たり、風通し、窓の見え方は、気分や生活リズムにかなり影響する。模様替えは逐次的に少しずつ進めるより、ある程度計画を立てて一気に変える方が成立しやすい。物は入ってくる時より、出ていく時の方が心理的ストレスが大きい。だから部屋には物が溜まりやすい。部屋は「面」で人のモードを切り替える。どの壁を見るか、どの机に座るかで、思考や行動が変わる。集中に必要なのは、必ずしも無音や真っ白な空間ではない。適度なノイズや視覚情報は、思考のきっかけや集中のギミックになることがある。集中への入り方は人それぞれ。手を動かす人もいれば、画面を見続けて集中状態を測る人もいる。本番で力を出すには、練習通りの技術だけでなく、場や観客に影響される自分を扱う力も必要になる。観客や場所のエネルギーは、パフォーマンスに影響を与えるフィールドバフのようなものかもしれない。第32回は、模様替えから始まり、動線、光、視覚ノイズ、集中ルーティン、本番の場の力まで広がった、場所の魔力をめぐる回だった。【本日の漠然マイスター】 ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagram【インフォメーション】 もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree

    37分
  8. その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~ 漠然#31.5 ※ゲスト・つくし(漠然マイスター認定試験編) 

    4月21日 ·  ボーナス

    その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~ 漠然#31.5 ※ゲスト・つくし(漠然マイスター認定試験編) 

    今回はゲストに「衣装計画」のつくしさんが登場! 手品師に向けた衣装づくりをしているつくしさん、実はハマナカの学生時代の先輩だったようで……? 「その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力」に始まり、「不意打ちエンドロールエモーションの不思議」や「会いたいフォー・ア・モーメント症候群」など、持ち込み漠然の研究にも励む! 普段は「終わらない雑談」を語り合うバク然らいぶらり。今夜はゲストも招いてにぎやかにお送りいたします。 【目次】 00:00:00 その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~00:07:53 いま、明かされる学生時代のハマナカ00:12:19 不意打ちエンドロールエモーションの不思議00:18:42 予告バイブスと噛みしめタイムが映画鑑賞の妙味?00:35:55 会いたいフォー・ア・モーメント症候群 ~人は被らないから面白い~00:53:30 もっとくれ! 二度と戻れぬイノセントブルー01:05:56 今日からあなたも漠然マイスター【要約】 00:00:00 その手で創るは無限の世界観 ~衣装に込められた不思議の魔力~今回はゲストに「衣装計画」のつくしさんが登場。手品師向けの衣装づくりやヘアメイクなどを行っているつくしさんは、実はハマナカの学生時代の先輩でもある。舞台衣装は、ただ着るものではなく、その人が演じる世界観やキャラクター性を支える装置。テーマや演目に合わせて作られる衣装には、不思議の世界へ観客を連れていく魔力が込められている。00:07:53 いま、明かされる学生時代のハマナカつくしさんの口から、学生時代のハマナカの姿が語られる。手品サークル時代から、ハマナカはどこか独特で、人との距離感も少し変わっていたらしい。つくしさんは、そんなハマナカを先輩として見守り、ときには「この子はこの先大丈夫なんだろうか」と心配していたという。創作や表現を通じて互いを知っている関係性が浮かび上がる。00:12:19 不意打ちエンドロールエモーションの不思議つくしさんの持ち込み漠然、まずは「不意打ちエンドロールエモーション」。映画を観ている最中はそれほど大きく感情が動いていなかったのに、エンドロールで流れる曲や余韻によって突然涙が止まらなくなる。物語の結末そのものではなく、終わったあとの音楽や空気が感情の引き金になることがある。映画の感動は、ストーリーだけでなく、音楽や予想外のタイミングによっても発生するのだ。00:18:42 予告バイブスと噛みしめタイムが映画鑑賞の妙味?話は映画の予告編の見方へ。つくしさんは予告を見た瞬間に「これは合わなそう」と直感することがあるという。予告編は本編の中身をそのまま伝えるものではなく、ターゲット層に向けて編集された別の作品でもある。さらに映画は、観る時間帯や連続して複数本観るかどうかでも、感情の残り方が変わる。予告のバイブスと噛みしめタイムの扱いも、映画鑑賞の妙味に含まれる。00:35:55 会いたいフォー・ア・モーメント症候群 ~人は被らないから面白い~続いて語られるのは、久しぶりに誰かに会いたい気持ちと、実際に連絡するまでの距離感について。友人リストを見て「会いたいな」と思うことはある。しかし、がっつりやりとりしたいわけではなく、ほんの少しだけ生存確認したいような感覚もある。人は被らないから面白い。同じ界隈でも、好きなものや感情の揺れ方は違う。だからこそ、人に会うことは新しい情報や感覚に触れる体験でもある。00:53:30 もっとくれ! 二度と戻れぬイノセントブルー若者との交流から生まれた漠然として、「二度と戻れぬイノセントブルー」が語られる。中学生にお菓子を渡したときの素直な驚きや、衣装を受け取った大学生から届いたまっすぐな感謝のメッセージ。大人になると、つい遠慮や計算が入ってしまう。けれど、若者の無垢な反応には、失われた青さのようなものがある。戻れないからこそ尊い。イノセントブルーは、失われたものへの郷愁であり、鮮度への感動なのかもしれない。01:05:56 今日からあなたも漠然マイスター終盤では、ゲスト回恒例の漠然マイスター認定試験へ。つくしさんが持ち込んだ漠然は、どれも日常の中にある感情を丁寧に拾い上げるものだった。物そのものよりも、その背景にいる人、作り手の姿、関係性に心を動かされる。そんなつくしさんの漠然力は十分すぎるほど高い。ライセンス交付の儀式を経て、つくしさんも晴れて漠然マイスターの仲間入り。バク然らいぶらりの世界に、またひとり仲間が加わるのだった。【漠然なる気付き】 衣装はただの服ではなく、演者の世界観やキャラクターを観客に届けるための装置である。手品師の衣装には、演目の不思議さや舞台上の存在感を支える魔力が宿る。映画の感動は、物語の本筋だけでなく、エンドロール、音楽、余韻、懐かしさによって不意打ちで発生することがある。映画は観たあとに噛みしめる時間があるかどうかで、感情の残り方が変わる。「会いたい」と思っても、必ずしも長いやりとりを求めているわけではない。ほんの一瞬の生存確認で満たされることもある。新しい人や文化に触れることは、自分の中にない情報や感覚を取り込む体験でもある。戻れない青さに触れると、人は懐かしさと愛おしさの両方を感じる。物そのものよりも、その物を作った人、渡してくれた人、背景にある物語に心を動かされることがある。つくしさんの漠然は、人や物の背景にある温度を拾い上げるタイプの漠然である。第31.5回は、衣装制作、映画鑑賞、人間関係、若者の無垢さ、作り手への愛おしさが詰まった、にぎやかで温度の高いゲスト回だった。【本日の漠然マイスター】 ハマナカ紙折り人。DJやプログラミングもする。折り紙デザインスタジオ Kamiori-Studioを運営している。漠然スタイルは「神降ろし」。0から1を作ることに没頭しているうち、その身に神を宿す術を習得しつつある研究家気質のマイスター。ハマナカのInstagramどてらい物書き。空手やたこ焼き職人もする。主に雑誌『散歩の達人』で執筆、トンチキ企画担当。漠然スタイルは「イタコ」。グッと集中すれば他の人格を憑依させられる感覚派マイスター。どてらいのInstagramつくし「衣装計画」として、手品師に向けた衣装づくりやヘアメイクなどを行う作り手。ハマナカの学生時代の先輩でもあり、学生マジックの伝統や舞台づくりを衣装面から支えてきた。漠然スタイルは、衣装、人、映画、若者の反応など、物事の背景にあるストーリーや温度をすくい上げる「不思議の魔力」型。人や物に込められた世界観を受け取り、そこに愛おしさを見出すマイスターである。【インフォメーション】 もとむ! 投書(メール)職人!あなたが普段抱いている、ぼんやり言葉にできない言葉。こちらの投書箱にどしどし投げ込んで! 漠然マイスターが、番組内で言葉にします! 図鑑に載ったり、Podcastで読まれたり、漠然グッズになったりするかも……?バク然投書箱ホームページもみてねバク然らいぶらりSNSはコチラlinktree

    1時間9分

番組について

忙しい日常の中でふと去来する漠然とした気持ちとか、感覚とか。 それは言葉にしたくてもできず、あっという間に消え去っていく。けれど、たまらなく愛おしい。 そんな愛すべき“漠然”を紙折り・ハマナカと物書き・どてらいが拾い集め、そっと収蔵する──「バク然らいぶらり」、つくりました。 毎週金曜20時公開。 夜更かしのおともに聴いてください。