付箋はがし

ゴウヒデキ・なんぶ

本棚に収納するため歌集に貼ってある付箋をはがす必要に駆られたゴウヒデキ(放送作家・未来短歌会)と、短歌に興味を持ち始めたなんぶ(放送作家)が付箋の貼ってある歌を読みながら、その一首を起点にあれこれお話します。

  1. 22時間前

    川本千栄さん『裸眼』

    得体の知れない僕にも人として接してくれた/ちゃんと接してくれた人はちゃんと応援したい/アヒージョの残りに翌日うどんは入れない/どこだわりのある居酒屋は「螢烏賊」と書道で/くいしんぼ読み/詞書(ことばがき)/ガンダムが始まるみたい/現実を受け止めきれないのか現実がぼんやりしてるのか/地獄への道は善意で舗装されている/怒りの最中にちゃんと歌にしている/SNSで長文を投稿するわけではなく/怒りの発露として短歌がある/歌人の矜持/写真を撮ってるところを写真に撮られたくない/自分の興味が向かってるところを客観視されると恥ずかしい/見られるというのは常に恥ずかしい/繰り返されると強調しているように感じる/一人が当たり前だったら一人って言わない/他者がいた状況がぽっかりと空いててその輪郭が「一人」という言葉で強調されている/スチャダラパー「サマージャム'95」/日本のHIPHOPの中でもかなりの名曲/輪郭だけ表して中心を言わない/だいたい一人で行動してるから「一人」と意識することない/日高屋のタッチパネルで聞かれて「一人」だと思う/短歌道/短歌短歌/アララギ/個別具体/笹さんはその世界にいる人が見たものを書いてる/架空あるある/宮崎駿のアニメのご飯おいしそう/ヒッチコックだから/カメオ出演/岡井隆さんは具体は名詞と/どの名詞を引っ張って来るか/辞書の説明文のように/10代男子は身長を気にする/足の裏太ったのかな?/賀茂川/京都1日でラーメン5杯/第一旭、天下一品総本店、天天有など/京都の移動はLUUPが便利/祇園花月に行くとき鴨川は渡ったのでは?/高円寺・蚕糸の森公園/テーマパークとか好きで/誰かが考えた噓でできてる/アウトレットパーク好き/この世に存在しないどこかのヨーロッパ/この賀茂は上流/「賀茂なす」の「賀茂」/雲はスチールウール/同じ言葉を繰り返すことで何かをこじ開けようと/壁を何回も殴るような/絶対にここを突破しないといけないんだ/痛みすら感じる

  2. 7月26日

    三田三郎さん『鬼と踊る』

    本を買いづらい/親しみやすい/センスがいい/巣はできる/何者でもない時はおがくずしかなかった/クローバーの3しかなかった/KNOCK OUTがなかったら短歌を読めなかった/しずるの池田さんで再生される/KNOCK OUT読み/同棲中の彼女/ビッグフラッグ揚げちゃうね/あ~今日じゃね~な/おっかさん/良い入り/職場にもいる劇薬と同じ人/トリカブトさん/スカッとさせてくれよ/ライン際に転がすんかーい/場面がクリアだからいっぱいしゃべっちゃう/投げられる側だった~/人生の深いことを知っている感じ/本当の背負い投げを知らない/身体性を知らない人への批判/1年も見てる~、バン!一本!/なんぶ=中学吹奏楽部、高校演劇部、大学落研/ゴウ=中学園芸部、高校地学部、落語クラブ/運動部に行く「だり~ぃ」が1個もない/サッカー部の汗はちやほやされる/ネコで腐葉土を運ぶ/カレル・チャペック/背負い投げしようか?/知っとく?/お腹!三田三郎!/初期バカリズムさんのコンビネタ「2人バンド」/「こんなところに仕事人」/お腹の状態を言われても/こちら空腹ですがギター、ベース、ドラム、ボーカル募集/バンド名は「満腹」/俊足の左バッターはカブトムシ/野球選手のパーティは行きたくない/あるあるを聞きたい/ソマオ・ミートボール/シンバルは大変/シンバルのつらさは人と共有できない/『トリビアの泉』で傷ついた/キャッチャーは大変/鈴木ジェロニモさんも高校の頃はキャッチャー/光GENJI「ガラスの十代」でシンバルを/Battle Drunk Night/暴言のところは短歌にできない/信頼がおける

  3. 7月21日

    廣野翔一さん『weathercocks』

    短歌は長く続けた方がいいジャンル/辞めたくなるのは人間関係/先に人間関係のルールを決める/イヤな感じで来た人はガン無視/「一言で言える企画が良い企画」に叛く/洋書のような装丁/稲垣足穂の詩に酔っちゃう/押見修造さんの『惡の華』超いい/早稲田大学お笑い工房LUDO/藤子・F・不二雄『あのバカは荒野をめざす』/エレファントカシマシ「パワー・イン・ザ・ワールド」/「生命賛歌」/巻頭歌で覚悟を宣言/初句切れに長井秀和さんを思う/間違いない=MGN/この人、かっこいいっすね/ストイック/深き森/人間嫌いで生きて来た/繋がりたくない/エレカシの中でも渋い曲/アン・カタルシス/「STRAWBERRY CRUSH」出たい/Truman(トルーマン)/東京裁判/人はすごい上空をすごい速さで移動する/喩えツッコミが成立するかどうかで短歌を読む時がある/「聞くだけ」の時はドトールかサンマルク・カフェ/悪い噂をされている時は赤だしを啜れない/自分を客観的に規定する歌/野口あや子。あだ名「極道」ハンカチを口に咥えて手を洗いたり/醜聞があって欲しい感じにも読める/淡々と進む日常を気に入っているわけではないが、ぶっ壊したくもない/一番つえ~ペソコンをくれ/吉本じゃない放送作家がやらない作業が多い/「KNOCK OUT」をやる時だけパソコンを持ち運ぶ/髪型に合理性を求めると終り/この人、面白い人だぞ/強く言えない人/気を使う時みんな女将さんになる/生活の滑稽さに人間の本質がある/なんぶの相談RADIO/これが塔か/KNOCK OUT塔大会/令和の無頼/赤星を呷り寝る

  4. 7月15日

    服部真里子さん『遠くの敵や硝子を』

    今回のKNOCK OUTはなんぶ君のFWワントップ/High Away/選者はすごい人/田中槐さんは今田耕司さん/服部真里子さんはジャルジャルさん/服部さんは短歌に関して真っすぐ/KNOCK OUTは短歌の生理を拡大したもの/短歌の時間性/KNOCK OUTは冒頭の朗読で不安になる/外気浴としてのライブ/葛原妙子モノマネ/グレイテストショーマンをかけるとカッコつけてると感じちゃう/謎の断定/最後だけ像を結ぶ/ラス景/ウド鈴木さん「不純な気持ちが100%だったら、それは純粋なんだよ」/色彩感覚がおもしろい/まだ4時?/読み終わった時に初句に戻りたくなる短歌はだいたい良い/全角スペース=一字空け/不穏な始まり/狼という言葉に雪って入ってる/アリスのウサギ/こういうの好き/好きじゃねーよ/現代クトゥルフの話の序盤/釣鐘おじさん/竜飛岬/恋人たちの鐘はよく岬にある/ポセイドン/人間は海の愛玩動物/手のひらは握手もするし、ビンタもする/聖路加病院/いい比喩/「ラスト動詞」/確実にディープキスではない/づけづけ/自分を定義してもらえた/「恋をする者である」というホーリーネーム/この人、かわいい/フリースは雪がつく/冷たくて透き通っている硬質な匂い/冬の夜の匂いはみんな大好き/SMAPじゃない人が歌っている「世界に一つだけの花」/四谷三丁目のがんこラーメン/謎の演歌/富士そば/ゴーゴーカレー/泣く前は眉間のとこがツーンとする/あれは星の匂い/地下鉄のホームは風を浴びに行く場所/北海道は地下鉄が多い/ガラスは傷つけるものでもある/遠くだから愛せる/ガラス展のポスター/TRAIN TV/愛するような自分であらねばならない/「敵」ってなかなか日常でも言わない/戸川純さんのアルバムのジャケット/背表紙にカワセミ

  5. 6月27日

    笹川諒さん『水の聖歌隊』

    即詠いちごつみバトル『Strawberry Crush』/MCバトルとラップの距離感/赤嶺総理はできそう/即詠できますよという方は連絡ください/おれたちの書肆侃侃房/レシートを本に挟む習性がある/最初はサードチルドレンとして現れた/仲良くなり過ぎない技術/この世に浅く関わっている感じ/若い頃に読んでいたらどう感じたか/年齢によって質感が違う/椅子に深く腰かける時なんてない/UUUMのソファーにどっかり座らないようにする/基本、おじゃまさせてもらってるスタンス/家にいても帰りたい/「会議室押さえときますね」が言えない/海と椅子の組み合わせはそんなにない/日本っぽくない感覚/日本海ではない/「ソムニア・タロット」/写真家Nicolas Bruno/「森ヶ崎海岸」/期待していった場所ほどそうでもない/二次会行っても大したことないよ/タロットで言うと水は感情/Twitterの話なんじゃないか/「ほら、怒れ」と言葉を運んで来る/動画とか画像に感情を煽るキャプションが付いていると「自分は真人間ですよ」と示すために言葉が引きずり出される/あれは罠/中国のSNS/コントじゃなくてリアルとして伝わり、意見が引きずり出される/国がかわっても一緒/油断すると初手の意見が(自分から)出て来る/めったなことがないとXにポストしない/意味のない文章に意味を付けて意見として受け取る人が出て来ちゃう/質問ポストのリプライ欄の初手のボケ/つまんなくて疲れる/クジラの鳴き声とかは水で伝わる/火の聖歌隊、木の聖歌隊/水の教会には水の聖歌隊/5つの魔法を組み合わせるとボスを倒せる/ファイナル・ファンタジー/考えることと考えに麻痺すること/考え疲れ/知らない街を歩くのは本当に良い/よけいなことを考えない/すごく倍率の高い虫メガネを持っている人

  6. 6月22日

    上篠 翔さん『エモーショナルきりん大全』

    短歌をやり始めた人に鉄棒はおすすめ/自分から出たものは耳垢でもかわいい/やればやるだけ成長するものがあると気分が楽/gainするものがある/鉄棒散歩/ずっと梅雨前線が頭上にある/名もなき歌会/そらみつこ/そらみつ大和/PUNPEE「Hero」/ヒーロー粒子/ダリも知っていた/視点にエフェクトをかけることで世界の裏側を予感/古墳とか偶然見つけたかった/お手柄高校生になってみたかった/月火水木花金土日/ゴウヒデキじゃなくて、ハナ肇じゃなくて、おおひなたごう/「風曜日」/小惑星帯を曜日に入れる/1週間って足りなくない?/ゲーム『ぼくのなつやすみ』/架空の世界のディテール/そそそそのラブホの方だ/心理テストになりそう/でも、固定観念に気付けたからね?/いい魔法世界の住人/『魔法少女まどか☆マギカ』/平成ライダー/KALDIだったらありそう/立川はアイアンマンに変身できる何かがありそう/頭が良くてきちんと説明したい人の感じがある/知性と感情のバランスを頑張って取りながら書いてる/感情と知性の揺れ動き/い・ろ・は・すはベコベコ/開ける時こぼしちゃう/目次も面白い/フリッパーズ・ギターのアルバムのような/でんぱ組.inc/「でんぱれーどJAPAN」/-八月三十二日編-/なんぶの予言/なんぶトラダムス/付箋を何だと思ってるんだろう/SHIBUYA CLUB QUATTRO/自分は地蔵の方/イエーイと言ったことがない/ディストピア/東京自体が廃墟になっているような雰囲気/成れの果ての野天門/『Stranger Things』/知ってる街がゲームに出てくるのが好き/『龍が如く』/『Ghostwire: Tokyo』/廃墟願望/都会が水没してる絵/『星のカービィ ディスカバリー』/文明もうええて/現代的な問題意識で書かれている

  7. 6月20日

    渡辺松男さん『時間の神の蝸牛』

    7月2日短歌ライブ「KNOCK OUT」/「KNOCK OUT短歌賞」ができるんじゃないか/ボクシンググローブに優勝した短歌を印刷/KNOCK OUTを知ってると短歌が上手くなる/KNOCK OUTは歌の話しかしない/鍋のフタ泥棒の石川美南さん/さまよえる歌人の会/明暦の大火/スイミー/振袖火事/色彩の落差/飯短歌/あさま山荘事件/蘇民祭/欲しいのは炭水化物/大和民族が畏れていた自然/神々の山嶺/火山の名前はA+Sが多い?/すぐすぐ移ろう/インスタで投稿される自然/公式HPの写真の自然/ハードコアな自然/自然を前に自分が生き物であることを実感/ゲリラ豪雨の時も「生きてるな」と思う時がある/メシタン/ちょっとした段差/遺伝子の乗り物/キャベツは剥いても剥いても系/古本屋はハシゴしがち/申し訳ないんですけど……エロ本を……/いいドラクエしてる/AVの紹介文から偶然短歌を見つける遊び/古本屋さんは乾いている/スパークす/「カタカナ」+「す」で動詞にする/ビュッフェす/われビュッフェせんとぞ来たる/ガリ版で摺りたい/ザ・ブルーハーツ「1000のバイオリン」/ネットミームで使われてる曲のフルを聴く/AJR「World's Smallest Violin」/白髪三千丈/単位をデカくする抒情/エアコンの効いた部屋から激しい雨を見てるととろんとする/大きいリュックを背負っていると蝸牛/たぶん、いい人なんだろうな

  8. 6月14日

    俵万智さん『チョコレート革命』

    ななまがり/若手芸人HIPHOP同好会/梅田サイファー/みんな現代の人だと思っていない/ボストン茶会事件/○の意味がよく分かってない/果物の値段びっくりする/ジャム使い切ったことあります?/ジャムはいつの間にかあったことを発見する/自然はみんな先輩/自分に言い聞かせる感じ/まっすぐな川は危険/トンネルも蛇行する/一字空け/漫画で台詞のないコマ/あだち充で言う夏の雲/○○して気付くパターン/閉じたドアがバタンと大きな音がしてムシャクシャしてたのかと気付く/靴欲しいとき他人の靴を見る/前後に物語がありそう/面白い映画のキャプチャー画像/映画の予告編/アイドルヨガ/許されざる/これはざるですよ/カカオ97%/たま「さよなら人類」でおなじみのブーゲンビリア/怖っ/ポップスに見えて内容は「天城越え」/ハッとして象徴/この恋愛は私だけの物語/ご自宅にチョコレート送る/成功した時だけ「革命」と呼ばれる/中国の故事っぽい/「山月記」のラスト/自分が短歌を読んでいるということを忘れてた/どっとはらい/転じて/麺を食べるに和え玉をせず/食事は官能的/甘いんだけど怖い/薔薇は抱える花/『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

番組について

本棚に収納するため歌集に貼ってある付箋をはがす必要に駆られたゴウヒデキ(放送作家・未来短歌会)と、短歌に興味を持ち始めたなんぶ(放送作家)が付箋の貼ってある歌を読みながら、その一首を起点にあれこれお話します。