エンタメTechスタジオ

ヤマモトショウ、iai坪井

音楽プロデューサーのヤマモトショウが、普段受けているテクノロジーの「特別授業」をそのままポッドキャストに! AI・テクノロジー専門家のiai株式会社代表・坪井を講師に迎え、AI、web3、メタバースなど、エンタメの未来を創る技術の最前線を学び、議論する音声をリアルなまま配信!

  1. 3日前

    [#12-3] メタバースは"現実"になるか?:メタバースで"死ぬ"とはどういうことか。哲学はすでに答えを持っている?没入している間は、メタバースの方が"現実"になる?(3/6)【エンタメTech

    「メタバースでアバターを消すことは、"殺人"にあたるのか...?」 前回の可能世界論を踏まえて、今回は「哲学から見ると、メタバースはどう映るのか」。もう一つの世界を"世界"だと感じるためには、現実と同じ論理が動いている必要がある。重力のように現実と違っていても受け入れられるものと、三段論法のように崩れた途端に"世界"として成り立たなくなるものがある。メタバースを作るとは、この"常識のライン"を調整する作業なのではないか、というヤマモトの見立てです。 そこから「アバターが抹消されたら、それは殺人か」「脳のデータが残っていれば死んでいないのか」といった、いずれ必ず問われる問題へ。ヤマモトいわく、こうした問いの多くは、AIやメタバースが登場する前から哲学で議論されてきたものです。 後半は可能世界論の源流である17世紀の学者ライプニッツの話。微積分を作った数学者が「神はあり得た世界の中から最善の世界を選んだ」と考えた話から、「ここ」「今」と同じように「現実」もただの指差し言葉ではないか、という話へ。没入している間は、そこが現実になるのかもしれません。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の3回目です。 ※収録日:2026年7月14日

  2. 9月15日

    [#12-2] メタバースは"現実"になるか?:音楽プロデューサーが大学で研究した「可能世界論」。パラレルワールドは実在するのか、"近い世界"は何で決まるのか(2/6)【エンタメTechスタジオ

    「パラレルワールドは"ある。でもアクセスできないから無いのと同じ"...?」今回はいつもと立場が逆転し、ヤマモトが講師役。大学時代に研究していた哲学「可能世界論」を、素人の坪井に噛み砕いて解説します。出発点は「5分前のスマホと今のスマホは同じもの?」「10年で細胞が入れ替わった自分は同じ人?」という、ものの同一性の問い。これは机上の空論ではなく、脳死を"死"と定めた議論とも地続きだといいます。そこから「コロナが流行ったのは事実だけれど、流行らなかった世界もあり得た」という話を入り口に、"必然"は「どの可能世界でも真」、"偶然"は「真だけれど、そうでない世界もあり得た」と、可能世界を使って定義する考え方へ。後半は「分岐した世界は実在するのか」。バック・トゥ・ザ・フューチャーが当たり前にした"歴史の修正"は本当に成り立つのか、"近い世界"と"遠い世界"の差はどこで決まるのか。ヤマモトが自身の立場として語る「対応者理論」は、メタバースのアバターとも深くつながっていました。※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の2回目です。※収録日:2026年7月14日

  3. 9月9日

    [#12-1] メタバースは"現実"になるか?:トロンからレディ・プレイヤー1まで映画で見る"入る世界"、ドラえもんの「もしもボックス」が導く"もう一つの世界"(1/6)【エンタメTechスタジオ】

    「ドラえもんの『もしもボックス』は、哲学の入り口だった...!?」 前編では「メタバースは二度死んだけれど、死んだのは言葉だけで実体は生き残っている」という話をしました。後編の新シリーズは、その"もう一つの世界"を深く考える授業です。あっちの世界を考えるなら、こっちの現実もちゃんと考えなければいけない。まずは肩慣らしとして、映画の話から入ります。 40年以上前にデジタル世界へ入る物語を描いた『トロン』、『マトリックス』『アバター』、そして『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』と仮想世界を描き続ける細田守監督の作品。ヤマモトが子供の頃に見ていたデジモンの話も交えつつ、ネットの普及で"仮想世界"の描かれ方がどう変わったかを振り返ります。 後半は"入る世界"から"もう一つの世界"へ。ドラえもんの「もしもボックス」、Disney+『ロキ』に出てくる"変異体"、並行世界の自分を追う映画。SFの定番設定を、大真面目に学問として扱う哲学があります。次回、ヤマモトが大学で専攻していた「可能世界論」に入ります。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の1回目です。 ※収録日:2026年7月14日

  4. 9月1日

    [#11-4] メタバースは二度死んだ?:ポケモンGOはメタバース?なぜVRは酔う?アバターは行動まで変える?クイズで学ぶメタバースの基礎(4/4)【エンタメTechスタジオ】

    「1,230万人が参加したバーチャルライブ、実は"同じ会場"にいなかった...!?」 最終回は趣向を変えて、坪井からヤマモトへのクイズ5問。ポケモンGOはメタバース? なぜVRは酔う? フォートナイトで買った服はRobloxに持っていける?——専門用語を使わずに、"メタバースとは何か"がつかめる回です。 見どころは、クイズが思わぬ方向に転がっていくところ。「服を持ち運べるか」という問題から、ヤマモトが大学で専攻していた哲学「可能世界論」の話に発展します。2つの世界を比較できるという前提そのものを疑う——クイズの答えより深い議論になりました。 後半は「背の高いアバターを使うと交渉が強気になり、ゴーグルを外した後も続く可能性がある」という研究の話から、SNSも役職も含めて「みんな何かしらアバターを生きている」という話へ。最後はエンタメの本質論で締めます。メタバースの授業は、後編(映画と哲学、五感の技術、課題と未来)に続きます。 ※「メタバースは二度死んだ?」編(全4回)の4回目(最終回)です。 ※収録日:2026年7月8日

  5. 8月11日

    [#11-1] メタバースは二度死んだ?:生みの親は1992年のSF小説。仮想空間の先駆けはスター・ウォーズの会社が作り、セカンドライフには"仮想長者"がいた(1/4)【エンタメTechスタジオ】

    「『メタバース』の生みの親は、30年以上前のSF小説だった...!?」今年、Metaが社運を賭けた仮想世界の一角、会議向けVRサービスがひっそりと終了しました。ちょっと前にあれだけ流行った「メタバース」という言葉は、いつの間にか聞かなくなりました。新シリーズは、その"生死"をたどる授業です。言葉が生まれたのは1992年のSF小説『スノウ・クラッシュ』。しかも、それより前の1986年に、スター・ウォーズのルーカスフィルムが先駆けとなる仮想空間を作っていました。2000年代のセカンドライフでは大手企業や大使館が次々と出店し、仮想空間の不動産業で「最初の仮想長者」と呼ばれる人まで登場。それほどの熱狂が、なぜ数年で冷めてしまったのか——当時の通信回線とパソコンの性能から、その理由を紐解きます。コロナ禍にVR空間で打ち合わせをした2人の思い出話や、劇場で見た『マトリックス』の記憶も交えつつ、メタバース"一度目の死"までを振り返ります。※「メタバースは二度死んだ?」編(全4回)の1回目です。※収録日:2026年7月8日

  6. 8月4日

    [#10-4] AIとweb3の答え合わせ:ハリウッド品質の映像を1人で作れる時代へ。エンタメ×AI活用の最前線(4/4)【エンタメTechスタジオ】

    「ハリウッド品質の映像が、もう1人で作れてしまう...!?」 最終回は、半年前に語った「創造コストがゼロに近づく」という予測の答え合わせ。エンタメの現場でのAI活用は、より一層進んでいます。 画像生成AIで絵コンテを作って動画生成AIに渡すと、ほぼそのまま使える映像が出てくる——映像の作り方そのものが大きく変わっています。音楽の現場では、曲を生成させるより「自分専用の制作ツールをAIで自作する」使い方が広がっているそう。プロの制作フローに、AIが道具として溶け込み始めています。 web3のアップデートにも少し触れます。実は2026年4月は、ハッキングによる月間の被害額が過去2番目の規模となるなど、大きな事件が相次いだ月でした。ただ今回は、業界の大手が資金を出し合って被害を補填するという、前例のない救済の動きも起きています。 最後は9回分の振り返り一覧を眺めながら、半年学び続けて感じたことを語り、次回「メタバース回」の予告へ。 ※「AIとweb3の答え合わせ」編(全4回)の4回目(最終回)です。 ※収録日:2026年5月13日

番組について

音楽プロデューサーのヤマモトショウが、普段受けているテクノロジーの「特別授業」をそのままポッドキャストに! AI・テクノロジー専門家のiai株式会社代表・坪井を講師に迎え、AI、web3、メタバースなど、エンタメの未来を創る技術の最前線を学び、議論する音声をリアルなまま配信!