デザイン審美眼──社長の第六感をカタチにするデザインの話

アストライド-Astride-

タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。

  1. 2日前

    #39 安い見積もりは、何を削っているのか ── 価格が語る本気度

    今日のテーマは「価格は嘘をつけない」です。第3部「契約と価格の審美眼」の締めくくり。「できるだけ安く、それでいて最高のクオリティを」という言葉が溢れる中で、的場仁利さんは、提示される価格にはそれ相応の理由があると言います。価格とは、その仕事に投入される知識と経験、考える時間、責任の重さが反映されたもの。安さの理由と高さの理由を、一件ごとに仕様が違うデザインという仕事に即して掘り下げます。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・適切な対価を払うことは、プロの経験と時間、そして本気度をリスペクトして買い取るという意思表示。極端に安い対価では作業に使える時間が限られ、表面を整えるだけの仕事になる。さらに、安く受け続けたデザイナー側の経営が行き詰まり、受け先そのものがなくなることも実際によくある ・すれ違いの根は、デザインがオートクチュール的な仕事であること。飲食店にはメニューがあり、製造業は大量に捌く前提で価格を決めるが、クリエイティブは毎回案件が違う。業種特化でテンプレート化して価格を抑える会社もあるが、似たり寄ったりのものになる。「ライバル会社とそっくりだから嬉しい」「これ通りに作って」は、御社に入れ込める要素がなくて足枷になることが多い ・「相場」という言葉が対価の話を難しくしている。ラーメンが1,000円で収まるのは相当な努力の結果で、その圧縮を一件一件違う仕事に求めるのは筋が違う。一方で企業規模で料金が変わる指数もある。町内会向けとコカ・コーラ向けのチラシでは波及効果が違う。広告代理店の価格構造も、いい意味でも悪い意味でも見えてきた ・「最初は信用を得るために安く受けて発展した」と語る経営者は多い。それは成長が前提の社会で、安く受けた相手が大きくなれば次は大きな仕事が来るという暗黙の呼吸があったから。縮んでいく社会では、安く受けるとそれが基準になり、それ以上になることがない。フリーランスがまず口座を作るために安く受けざるを得ない現実も含めて、価格が下がり続ける構造を言葉にする ・対価とクオリティの相関関係。良い仕事には、それに見合う健全なフローが要る。高いものは高く、安いものはそれなり。樹木希林さんの富士フイルムのCM「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」が、そのまま当てはまる。次回からは第4部「デザイナーという他者との付き合い方」へ ▼こんな方におすすめ ・見積書を並べて、安いほうが何を削っているのか見抜けずにいる経営者 ・「最初は安く」で始めた取引の単価が、その後ずっと上がらない ・相場という言葉で、外注先と噛み合わなくなった経験がある ・広告代理店やデザイン会社の価格の内訳に、疑問を持っている ・デザイナーやフリーランスに、適正な対価を払いたいと考えている ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  2. 9月16日

    #38 契約書に書けない信頼を、どう残すか ── 修正指示を言語化する習慣

    今日のテーマは「契約書に書けない信頼関係を、どう積み上げるか」です。日本のビジネスでは契約書を結ばないことも多く、結んでも日々のやり取りは口頭になりがちです。的場仁利さんは、関係が良いときはそれで回るが、曖昧さそのものが関係を悪くしていくと言います。防衛のためではなく、お互いが安心して仕事をするために、やり取りを書き残す。その所作の話です。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・要件定義や修正の範囲、回数、権利の所在は契約書に書く。しかし日々のやり取りは口頭で流れていく。関係が良くトラブルもないときはそれでいいが、事故が起きたときや関係が悪くなったときに曖昧さが表面化する。むしろ曖昧なままにしておくこと自体が、関係を悪くしていく ・書き残す目的は、トラブルを防ぐ防衛策ではない。お互いの責任の所在を明確にし、何を期待され何を期待するかをはっきりさせて、安心してやり取りできるようにすること。的場仁利さんはそれを習慣にしてほしいと言う ・対人スキルの高い担当者がいると、口頭でもいい感じに回る。ところがその人が抜けた途端、同じことをやっているはずなのに全然できなくなる。曖昧にしてきたツケが、あとから回ってくる ・言葉そのものも曖昧になる。「大丈夫です」は断りにも承諾にも取れるし、営業電話を「結構です」と断ったら契約前提で進まれる、という笑い話が実務でも起きている。「あざます」「オナシャス」が分からず検索した、という話も。自分のルールを相手に押し付けず、メール・電話・Zoomを併用するのがいい ・媒体によってコストが違う。グラフィックデザインには校正紙と校正記号という確立された作法があり、「文章をトル」「改行する」がマークで伝わる。一方、映像や音声は「何分何秒のこのトランジションが早い」まで落とし込む必要があるのに、依頼側はそこまで解像度が高くない。チームで動くときは意図を翻訳して渡す必要があり、そこがディレクションの腕前になる ▼こんな方におすすめ ・制作物の修正指示が電話や口頭で来ることに、やりにくさを感じている ・担当者が代わった途端に仕事の質が変わってしまう経験がある ・外注先とのやり取りを、どこまで書面にすべきか決めかねている ・映像や音声など、言葉にしにくいものの発注に悩んでいる ・チームで制作を回していて、意図の伝わらなさに困っている ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  3. 9月9日

    #37 「作り放題」なのに、何も積み上がらない ── デザインのサブスクと資産の話

    今日のテーマは「デザインのサブスク契約が、会社の資産にならない理由」です。月額定額でバナーもチラシも作り放題。SNSでは広告をよく見かけますし、金額も安価に見えます。的場仁利さんは、量産したい場面には向くと認めたうえで、それは作業の切り売りであって、企業の思想やブランドを積み上げる営みとは別物だと言います。何を頼み、何は頼まないのか。その線を引く回です。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・デザインのサブスク(定額制)が増えている。デザイナーである的場仁利さんのところにまで広告が届くほど。調べてみると契約形態は、月10時間・30時間までといった時間チャージ型、依頼回数は無制限だが1案件ずつ完了させて次に進むキュー型、専任に近い形など、コミットする領域や責任の重さによって分かれている ・デザイン審美眼が問い続けている本質は、社長の理念に帰結する。量産することがメインになると、それは作業の切り売りというイメージになり、どのプランを選んでもそこに行き着く。企業の思想やブランドの価値を積み上げるための設計というデザインの役割とは、結びつかない ・一番危ないのは、会社の根幹にあたるロゴや、会社のありようをしっかり見せなければならない制作物を、低額のサブスクに任せてしまうこと。ロゴひとつ作るにも、会社の歴史、業界、地域の中での位置、強みとしている商品・製品の領域、さらに他社がどうかまで調べたうえで理念を落とし込む。造形の前と後にある仕事こそ、デザイナーとして主張したいところだと的場さんは言う ・逆のミスマッチもある。しっかりしたデザイナーに「Instagram広告用のバナーを明日まで」と頼めば、その人は1週間考える。良いものにはなるが、A案B案、場合によってはC案を毎週回して広告効果を見たいというニーズには合わない。デザイナーごとに制作の方法論が確立されていて、簡単なバナーを生業にしてきた人は時間を与えられても深く掘り下げた経験がない。それぞれの仕事の領域がある ・順番がある。まず理念を表現するデザインがあり、その上で短期の運用物をどう作るかを考える。逆にすると表面だけになる。作り放題という設計は、発注する側の依頼への抵抗を薄くし、考えずに投げる状態を生みやすい。誰が何をどこまでの責任で担うのかが消えると、失敗しても成功しても手応えが残らない。安ければ安いなりであり、同じ一枚の画像にもレイヤーの違いがある。何を発注しようとしているのかを一度踏みとどまって確認し、しかるべきところに出すのがいい ▼こんな方におすすめ ・デザインのサブスク契約を検討している、あるいはすでに契約している経営者・広報担当 ・毎月のバナーやチラシの発注にかかる手間を、なんとか減らしたいと考えている ・ロゴやコーポレートサイトを、どこに頼むべきか迷っている ・制作会社によって見積もりの金額が大きく違う理由が、判断できずにいる ・社内にデザインの判断基準がなく、依頼のたびに迷いが生じている ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  4. 9月2日

    #36 ボツ案は、誰のものか ── 「もったいないから」で手をつけない

    今日のテーマは「コンペで不採用になった案の権利」です。せっかく出してもらったのだから、気に入った部分だけ採用案に足そう。別のデザイナーにこの要素を組み込んでもらおう——悪気なく、なんとなく行われてしまうことがあります。ですが的場仁利さんは、ボツ案の権利は当然デザイナー側に残っていると言います。しかも著作者人格権は、そもそも譲渡できません。募集要項の一文が、いいつくり手を遠ざけていることがあります。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・冒頭は8月5日に東京・大崎で開かれたAdobe Community Expertのサマーミートアップ2026の報告。日頃からAdobe製品の啓蒙やサポートコミュニティでの支援をしている人たちが年に2回、全国から集まる会で、北海道からも京都からも参加者が来ていた。的場仁利さんは登壇し、纐纈智英は第一人者たちの凄みを前に、自分にできる部分をしっかりやろうと考えたという ・不採用になった提案に対して、もったいないので気に入った部分だけ採用案にプラスして使おう、別のデザイナーにこの要素を組み込んで使ってもらおう——そういうことが悪気なく行われる。だが形になったものもならないものも、アイデアやクリエイティブの権利は生み出した側に帰属するのが本来の形で、ボツ案の権利は当然デザイナーの側に残っている。軽い気持ちで流用すると、知らず知らずのうちに応募してくれた方の権利を軽視することになる ・的場仁利さんが所属する公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)の権利保全委員会は、「コンペティションのガイドライン」という冊子を作っている。要点は2つに尽きる。金額——採用になった場合の報酬が正当なものであるか。そして権利。応募作はすべて当社の権利になります、著作者人格権も買い取ります、といった条件になっている場合が結構あるが、人格権はそもそも譲渡できないものなので根本的におかしい。主催する側も応募する側も「そういうものなのかな」と思ってしまうと問題になる ・混同されているものが2つある。ひとつは、業者を選定するためのコンペなのか、クリエイティブを採用するコンペなのか。業者選定なら入札に近いが、入札のイメージのままクリエイティブを募っているところが多い。もうひとつは、社内の従業員からアイデアを集める場合との違いで、これはインハウスなので混ぜて使ってよい。大事なのは要件を明確に書き出して示すこと。応募する側にも伝わり、広く募ってより良い形にしていける ・その企業にとっては常識でも、世の中の常識は別にある。広告系の仕事をしているデザイナーの集まりでは、あそこのコンペはやばい、という話で持ちきりになる。悪意なく進めた施策が、お酒のつまみにされている状態は避けたほうがいい。目に見えない価値を尊重することが巡り巡って自社の信頼につながり、デザイナーに限らず協力会社と長く良い仕事を作っていける企業になっていく ▼こんな方におすすめ ・デザインやアイデアのコンペを主催している、企業の担当者・自治体やイベントの事務局 ・募集要項に「応募作の権利は当社に帰属」と書いてよいのか迷ったことがある ・不採用になった提案を、もったいないから活かせないかと考えたことがある ・コンペに応募するかどうかを、条件を読んで判断しているデザイナー・制作者 ・社内公募と外部コンペを、同じ感覚で運用してしまっている ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  5. 8月26日

    #35 「まずは仲間から」と言われたら ── 成果報酬型契約に潜む影

    今日のテーマは「成果報酬型のデザイン契約」です。初期費用はいただきません、売上の何%をください——初期投資を抑えたい経営者にとって、この条件は魅力的に映ります。デザイナー側にも、当たれば大きいという話に見える。ですが的場仁利さんは、ここには影があると言います。売上はデザイン以外の変数で決まる部分が大きく、その責任を片側だけに負わせる契約になっているからです。そして、その影は「まずは仲間として」という言葉でやってくることがあります。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・冒頭は的場仁利さんからのご報告。6月2日付でWebフォントジャパン株式会社の取締役に就任した。きっかけはこのポッドキャストで、社長が毎回聞いてくださっていたことからご縁が発展した。売り込みのメールやSNSの告知はなかなか読まれないが、番組を作りましたとお伝えすることは受け取られ方が違う。冷たくなっていた関係に少しずつ熱が戻り、それが形になった一例 ・成果報酬型は、営業でいうフルコミッションに近い。初期費用をゼロにして、売上が立った分のパーセンテージを受け取る。ただし売上という結果には、営業力、市場環境、価格が高いか安いか、そしてチームの本気度といったデザイン以外の変数が山ほど絡み合っている。それを無視して結んでしまうと、発注側は丸投げになりやすく、双方の本気度が上がらない契約になる ・だから普通に契約したほうがいい。大事なのは責任の範囲が明確になっていること。デザインの価値はプロセスと機能に対するものなので、デザイン料は固定費として支払われるべきで、成果報酬をやるならプラスアルファのインセンティブとして取り決める。デザインは商品ではなくサービスであり、お客様ごとにカスタマイズするもので、同じテンプレを売るわけではない。成果報酬にすると共同作業の責任がデザイナー側だけに寄り、要件定義の甘さや意思決定のブレが置き去りになる ・成果報酬を前提に来る発注側は、失敗をイメージしているようにも見える。いつでも辞められる契約だからで、ふわっと始めたものはふわっと終わる。それを繰り返せば、信用がないという事実を自らばらまくことになる。デザインは継続のレイヤーではなく立ち上げのレイヤーで、最初の負荷が一番大きい。広告費は出したがお客様が捕まらなかったので辞めます、パーセンテージはゼロですお疲れ様でした——そういう契約でもある ・纐纈智英のもとにも、LinkedInの1on1からこの手の話が数ヶ月で数回きた。コミュニティを作りたいので取材をしてほしい、ただ形になるかはこれからなので、まずは仲間としてやってくれないか。中学からの付き合いなら分かるが、初めて会った相手からの話としては乱暴すぎる。仲間という表現を使った時点で、成果ではなく忠誠心へのコミットを求めていることになる。対策は料金表を示すこと。本来これだけの工数がかかり費用はこれだけです、と伝えると相手の目の色が変わるし、判断のよりどころにもなる ▼こんな方におすすめ ・売上の何%という条件でデザインやクリエイティブを依頼しようとしている経営者 ・成果報酬でやりませんかと持ちかけられて、受けるか迷っているデザイナー・制作者 ・実績を積みたいので無償でも数を重ねたい、と考えている若いつくり手 ・SNSやLinkedIn経由の「まずは仲間から」という誘いに、違和感を覚えたことがある ・デザインの見積もりを、どこまで固定費として説明すべきか整理したい ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  6. 8月19日

    #34 「修正3回まで」が、プロジェクトを壊す ── 回数ではなく目的で区切る

    今日のテーマは「修正3回まで」です。契約書や見積書でよく見かけるこの一文が、実はプロジェクトを失敗に導く罠になる——的場仁利さんはそう指摘します。回数で区切られるとデザイナーは身構え、発注側は「使わないともったいない」と回数の消化に走る。どちらも質から遠ざかっていきます。では何で区切るのか。目的です。目的にどこまで近づいたかで判断すれば、回数という物差しは要らなくなります。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・回数で区切る契約の弊害は双方に出る。デザイナー側はこれ以上直しが入ってほしくないと身構え、無限地獄を避けようとする。発注側は10回まで直せるなら10回直そうとサービスをフルに使いにいく。それを前提に来られると、一発目で正解を滲み出そうという気持ちのほうが失われてしまう ・区切るなら回数ではなく目的。目的に対して現在のアウトプットがどこまで近づいているか。達していなければ回数に関係なく直すべきだし、達しているなら1回でよい。目的は「この商品が目玉だから一番大きく見せる」「金額が訴求点だから目立たせる」「ターゲットに合わせた表現になっている」のように、要件を箇条書きで明文化しておく ・無限修正になるのは、チェックする人が複数いてそれぞれ言うことが違い、それをまとめる人がいないから。まとめる人がいれば修正が多くなることはあっても無限にはならない。企業側にまとめ役を置いてもらう。社内調整は本当に大変な仕事なので、そこを引き受けてもらう方をきちんと作ることが条件になる ・細かい修正の多くは、見る環境の違いから生まれている。紙は原寸で見るがPDFは拡大・縮小して見るため、誤ったディレクションが返ってくる。近くで見るなら機械的に揃えるのが正しいが、遠目では人は余白まで含めて認識するので、CやSのような文字は揃えないほうが揃って見える。PCとスマホでは色も変わる。デザイン書のセオリー部分をコピーして事前に渡しておくと防げる ・直すほどデザインが崩れて建て直せない「修正迷子」は、今後増えていく。何案も出す訓練をせずテンプレートから作る仕事が増えたため。一方でA案からB案への作り直しは修正ではなく別案件として扱い、改めて費用をもらう。その話が来たときにまず驚いてみせるところから交渉は始まる ▼こんな方におすすめ ・デザイン制作の契約書や見積書に、修正回数を書いている/書かれている ・修正のやりとりが終わらず、プロジェクトが停滞した経験がある ・社内の意見がまとまらないまま、デザイナーに指示を出してしまっている ・デザイナーへの依頼の精度を上げたい経営者・発注担当者 ・デザイナーとして、修正対応と追加費用の線引きに悩んでいる ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  7. 8月12日

    #33 その契約書で、いいデザイナーは黙って去る ── 知的財産権の扱い方

    今日のテーマは「契約と知的財産権」です。デザインと契約の第3回、的場仁利さんが「一番シビアな話」と前置きして語ります。結論は、すべてを買い取ろうとするのは正解ではない。知的財産に関する法律の本来の意図は、企業の中に囲われた知恵を社会に出してもらうことにあり、デザイナーの権利を守るためでも、企業が独占するためでもありません。そして企業に都合のいい契約書を見た上質なクリエイターは、何も言わずに取引を見送る。それが一番の損失だという話です。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・知的財産に関する法律の本来の意図は、企業の中に独占されている知恵を社会に出してもらい、国を活性化させること。そのために一定期間の独占的な権利を与えている。「デザイナーの権利を守るため」も「企業が独占するため」もズレた理解で、本当に独占したいなら特許は申請しない方がいい ・権利には財産権と人格権の2つがある。財産権はビジネスのためのもので、複製権や公衆送信権が含まれる。人格権はデザイナーの尊厳を守るもので、公表権・氏名表示権・同一性保持権があり、販売も譲渡も相続もできない ・ところが実際の契約書は「一切の権利は発注者に完全に移転する」「著作者人格権を行使しない」と一律に書かれていることが多い。本来引き剥がせないはずの権利まで引き剥がせるかのような内容になっている契約書が、企業側から出てくるもののほとんどを占める ・買取か利用許諾かの判断基準は、権利を持つことではなく「その成果物で自社がどう展開するか」という目的。ロゴや基幹システムのUIなど、将来自社のコア資産になり他社へのライセンスもありうるものは買取や権利譲渡。キャンペーンや広告、特定の媒体でしか使わないイラスト・写真は利用許諾にとどめる ・買取や権利不行使にはプラス料金がかかり、コストが上がる。さらに権利を持てばトラブルも引き受ける——そのイラストが似ていると争いになったとき、対応するのは権利者である自社。上質なデザイナーは契約書を見て「ここを書き換えてください」と言ってくるか、何も言わずに取引を見送る。後者こそが一番の損失 ▼こんな方におすすめ ・デザイナーやクリエイターに外注している経営者・発注担当の方 ・自社の業務委託契約書の権利条項を、一度見直したい ・「お金を払ったのだから権利は自社のもの」と考えてきた ・著作権と著作者人格権の違いを整理したいデザイナー・クリエイター ・優秀なクリエイターとの取引がなぜか続かないと感じている ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

  8. 8月5日

    #32 「デザイン費一式」の中身、聞いていいですか? ── 見積書を工程に分解して読む

    今日のテーマは「見積書のブラックボックスを解体する」です。第3部「契約と価格の審美眼」の2回目。デザイン会社や広告代理店、工務店から届く「デザイン費一式 ○○万円」。経営者がいちばん不透明に感じるこの一行を、的場さんは「デザインは目的を達成するために計画された工程だから、工程に分解して書くべきだ」と説きます。宣伝会議のアドメニュー、JAGDAのデザイン料金表という2つの公開基準を手掛かりに、リーフレット1件の内訳と、そこに必ず「企画」が入る理由を読み解きます。 ▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。 matnuovo@gmail.com Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・「デザイン費一式」は経営者がいちばん不透明に感じる一行。デザインを経営のインフラと考えるなら、内訳を分解して評価したほうがいい。工務店やシステム開発の見積書でも同じことが起きている ・デザインは目的を達成するために計画された工程。リサーチ・コンセプト設計・企画・レイアウト・試作・レギュレーション(マニュアル)が項目として並んでいるかを見渡すことが、見積書の正当性を測る目になる ・料金の公開基準は2つある。宣伝会議の『広告制作料金基準表(アドメニュー)』(1万円ほどの書籍)と、JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイン協会)のデザイン料金表。後者はWebで無料公開されていて特におすすめ ・発行部数1,000枚のリーフレットの例は、クリエイティブディレクション3万円+デザイン3万円+コピー3万円+ラフ2万円+カンプ2万円+フィニッシュ1万円で計14万円(印刷費・写真・イラストは別)。しかもこの基準は30年変わっていない ・企画(クリエイティブディレクション)はデザインと同額で必ず必要。企画も撮影もコピーもひとりで担う人こそ項目を立てるべき。「なんでも3案」という慣習への疑問や、有効期限1ヶ月を書いておく実務まで ▼こんな方におすすめ ・デザイン会社の見積書が「一式」で、中身が分からず不安な経営者 ・デザインの適正価格や相場の根拠を、公開されている基準で確かめたい ・自分の見積書の項目立てと金額設定に迷っているデザイナー・制作者 ・ラフ・カンプ・フィニッシュの違いを整理したい ・「3案出す」ことが本当に必要なのかを考え直したい ▼MC 的場 仁利(Mat N. Studio 代表) https://japan-designers.jp/profile/1453/ タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。 ▼サブMC 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。 ▼制作:アストライド-Astride- ▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)

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番組について

タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。