脳内モデリング研究室

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脳内モデリング研究室(モデラボ)は、ビジネスでの会議や企画が噛み合わない原因になりがちな「前提のズレ」や「言葉にできない違和感」を、雑談しながら問いとモデリングで整理するポッドキャストです。 ホリとヤギが、普段は意識しない問や仮説の論点を引っぱり出して、考えを進められる形に言語化していきます。 ▼株式会社プレップ・テクノロジーズ ( PReP Technologies Inc. ) ホリとヤギが所属する「業務プロセスモデリング」の会社です。 https://prep-tech.jp/ modelinglab.substack.com

  1. 3日前

    #43. 水に流そうではなく、流れていた

    今回は、「DD論 」をテーマに対話しました。「どっちもどっち」は冷ややかな態度とされがちですが、身近な仕事の場面では、どちらも大事だからこそぶつかる話でした。 ◆今日の一冊『DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある』 【目次】 ・DDとは何か、冷笑系と呼ばれる理由 ・どうでもよければ、誰も主張しない ・水に流しても、同じ問題はぶり返す ・折れることと、水に流すことの違い ・流そうではなく、流れていた ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. 最近、職場やニュースで「どっちもどっち」と思った件を一つ挙げてください。そのとき白黒をつけなかった理由は、「情報が足りなかった」「両方に筋があった」「自分には関係なかった」のどれに一番近いですか Q2. 仕事で、もめた後に「水に流そう」で収まった件と、収まらなかった件を一つずつ挙げてください。その二つの違いは、相手とこれからも一緒にやっていく関係だったかどうかで説明できますか Q3. もめた相手との関係を、「自分から手打ちした」「時間がたって薄れた」「覚えたまま距離を取った」の3つに分けると、お二人の経験ではどれが一番多いですか。そして、その中で仕事を一番前に進めたのはどれでしたか 【まとめ】 最初の「どっちもどっち」は、本書のように両方を冷ややかに見る言葉ではなく、短期と長期のように「どちらも大事」なときのトレードオフとして語られました。本当にどうでもよければ誰も主張しない、大事だからこそぶつかり、譲れないものがあるほど分かれる、というのが出発点です。 ぶつかった後の収め方として「水に流す」を考えると、その場で流しても同じ問題はぶり返し、説明を尽くしてもだめなら結局は折れてしまって、しこりが残るという実感が出ました。 二人に共通していたのは、水に流そうと思って流せたことはほとんどなく、時間がたって気づいたら流れていた、という感覚です。第3問では、忘れることは待つものではなく自分から選ぶものだ、という本書の立場に対して、自分から手打ちする、時間で薄れる、覚えたまま距離を取る、のどれで仕事が前に進んだのかを問いました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  2. 10月26日

    #42. 非常識に見えるのは経験不足かもしれない

    今回は、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」をもとに対話しました。 ◆今日の一冊『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』 【目次】・知識で差がつかない時代、差がつくのは経験 ・専門性より、一緒にいて疲れない仲間 ・マイクロマネジメントが嫌いだった理由 ・チームは足し算じゃない、やる気が資産になる ・お金をかけない広報が、一番効いた ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. 自分が持っている知識の中で、「本で読んだ・人から聞いた」段階のままのものと、「実際にやってみて初めて自分のものになった」もの、両方を思い浮かべてください。直近の仕事で、その差がはっきり出た具体的な場面はありますか Q2. 今、自分が仕事で頼りにしている「同じ分野の仲間」を1人か2人思い浮かべてください。その関係は、どれくらいの時間・どんな接点を重ねてできたものですか Q3. 仕事の中で、うまくいかなかった・板挟みになった・想定外だったという経験を経て、「自分はこういう人間だ」「自分はこれを大事にする」ということがはっきりした出来事はありますか。それぞれ具体的にどんな場面でしたか 【まとめ】 知識と経験の差から始まった今回の対話は、「正しいやり方」よりも「実際にやってみて分かること」を積み重ねた先に着地した。 仲間選びでも、マネジメントでも、専門性の高さや管理の厳密さより——コミュニケーションコストの低さ、相手を信じて任せることの方が、実際に成果につながっていた。 極めつけは広告の話——お金をかけるほど効果が出るはずの領域で、お金をかけない広報活動の方が圧倒的な効果を生んだという経験だった。 一見遠回りで非効率に見えるものほど、実は最短距離だったという逆説が、3つの問いすべてを貫いていた。 知識では説明できず、やってみて初めて分かる——そういう経験の蓄積こそが、この本の言う「無形資産」の実体なのかもしれない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  3. 10月19日

    #41. 決めた後にこそ、プランBが必要になる

    今回は『時間は存在しない』について話しました。理論的には正しいと分かっていても実感が伴わない、というギャップの話から始まり、後戻りできない決定に直面したときに人が陥る確証バイアス、絶対的に正しいものなど実はどこにもない、だから一つの答えに固執しない方がいい、というような内容に話が及びました。 ◆今日の一冊『時間は存在しない』 【目次】 ・頭では分かっていても、実感が伴わない理由 ・後戻りできない決定と、エントロピー増大則 ・セットベース開発とプランBという安心 ・決定後に湧く「違ったかも」という感情と確証バイアス ・絶対的な正解はどこにもない、という着地 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. 頭では正しいと分かっているのに、実感としてはまったくピンとこなかったことを一つ思い出してください。それは何で、どう説明されても納得できませんでしたか。 Q2. あなたの仕事やプロジェクトで、「これはもう後戻りできない」と自覚しながら進めた決定を一つ挙げてください。そのとき、後戻りできないことへの不安と、進めることへの確信、どちらが強かったですか。 Q3. 後戻りできないと自覚して決めたことについて、決めた後になって「やっぱり違ったかもしれない」という感情が湧いた経験はありますか。そのとき、その感情を「決定は正しかった」という理屈で抑え込みましたか、それとも決定は決定として残したまま、その感情も否定せずに持ち続けましたか。 【まとめ】 今回は「時間は存在しない」という本を入口に、理論的に正しいと分かっていても実感が伴わない現象について話が始まった。後戻りできない決定に直面したとき、多くの人はいったん決めたことを正しかったと思い込む確証バイアスに陥りやすいという話に発展した。 その罠から抜けるための方法として、批判してくれる人を周りに置くことと、決定を急がずプランBを常に持っておくことの二つが挙がった。話は最終的に、絶対的に正しいものなど実はどこにもない、だから一つの答えに固執しない方がいいという結論に着地した。 自分自身や相手の存在すら本当に確かなのかわからない、という話まで広がり、科学の話が自分の認識のあり方にまでつながった回になった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  4. 10月12日

    #40. 「馬が合う」という「綱渡り」

    今回は『大人の友情』をもと対話しました。本当に頼れる相手、理由もなく馬が合う相手、そして信頼しているからこそ生まれる期待値のリスクについて話してみました。 ◆今日の一冊『大人の友情』 【目次】 ・頼れる相手を分ける条件は「共有文脈の密度」 ・「馬が合う」感覚は子供の頃から変わらない ・大人になるほど増える「許容」というレイヤー ・信頼できる相手ほど、期待値のリスクを抱える ・バスタブ曲線ふたたび:期待値のコントロールと成熟度 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. あなたにとって、こんな時なら迷わず頼るという相手は誰ですか。そして、なぜその人が思い浮かびましたか。 Q2. あなたにとって、理由はうまく説明できないけれど「馬が合う」と感じた相手は誰ですか。何がきっかけでそう感じましたか。 Q3. そこまで気を許せる相手だからこそ、逆に「期待していたのに」とモヤモヤした経験はありますか。それはどんな場面でしたか。 【まとめ】 「馬が合う」という感覚は、損得抜きの利害関係のなさよりも、相手とどれだけ濃いコンテキストを共有してきたかで決まるという話から始まった。 同じ感覚は子供の頃から変わらないのに、世代の離れた相手とは馬が合いにくいのは、共有できる出来事や経験の密度そのものが薄いからだという整理に至った。 一方で、気を許せる相手ほど期待値も上がり、それが外れたときのダメージも大きくなるという河合隼雄の指摘は、期待に応え続けると要求がインフレしていく怖さとして実感を伴って語られた。 過去に出た「バスタブ曲線」という自身の概念とも接続しながら、期待値が高すぎても低すぎても友情は保たれにくいという均衡の話に着地した。 結局、関係を築くきっかけはコンテキストの共有であり、関係を保つ鍵は期待値をどうコントロールするかにある、という一つの構造にまとまった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼メルマガ https://substack.com/@modelinglab ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  5. 10月5日

    #39. 割に合わないことしか、自分には残らない

    今回は、「戦略デザイナーが伝えたい、システムのデザイン」をもとに生成された「問い」をテーマに対話しました。同じ問題を何度も生み出している型に手を入れるという話から始まり、仕組みに埋め込むほど人は意識しなくてよくなるという裏側にたどり着き、最後は自分が抜けても回るものと止まるものの仕分けにひっくり返りました。 ◆今日の一冊『戦略デザイナーが伝えたい、システムのデザイン』 【目次】 ・モグラ叩きが終わらないのは構造のせい ・同じ問題だと認識できれば、変え方はいくらでもある ・指差し確認はなぜ効くのか ・仕組みに任せるほど、自分は覚えなくなる ・渡せないものだけが、その人の個性になる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. この1年で、あなたのまわりで形を変えて何度も出てきた問題を一つ挙げてください。毎回どんな手当てをして、それはどれくらいの間隔で再発しましたか Q2. 仕事の中で、同じ問題が二度と起きないように、決まりややり方そのものを変えられた経験はありますか。小さなことで構いません。何を変えて、その後その問題は起きなくなりましたか Q3. あなたが作った仕組みの中で、自分が抜けても回っているものと、自分が抜けたら止まるものを、一つずつ挙げてください。その二つは何が違いましたか 【まとめ】 同じ問題が形を変えて何度も出てくるのは構造のせいで、全部は直せないから蓋をするしかない、という諦めから始まりました。 転換点は、これは同じ問題だと認識できさえすれば変え方はいくらでもある、という指摘で、指差し確認のように簡単なものほど仕組みとして効くという話になりました。 ただ仕組みに埋め込むほど人は意識しなくてよくなり、それが本来の狙いなのに、任せた側は覚えなくなって劣化する、という引っかかりが残りました。 第3問でその引っかかりが裏返り、自分が抜けても回るのは他人のほうが上手いものと熱量のないもので、抜けたら止まるのは思い入れがあって手をかけているものだ、という仕分けが出ました。 全部を渡せて誰でもできる状態は特徴がなくなることと同じで、割に合わないのに狂ったようにやっている部分だけが、渡せないまま個性として残ります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  6. 9月28日

    #38. 上限が外れると、人はどうなるのか?

    今回は、「エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来」をもとに生成された「問い」をテーマに対話しました。空気から肥料を作る技術が人口の上限を消したという話から始まり、通信や保存容量が使い放題になった自分たちの実感を経て、最後は自分が誰かの上限を外す側に立ったときに何が起きるかまで進みました。 ◆今日の一冊『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』 【目次】 ・夜11時からつなぐネットと、テレホーダイの時代 ・上限が外れると、使う量は増えて意識は薄れる ・配信に無いアルバムは、無いものになる ・時間だけは上限が外れていない ・こんなことをやってもいいんだ、と気づいた瞬間 ・外せるのは、人が引いた線の方だった ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. あなたにとって、これはずっと量に限りがあるものだと思い込んでいたのに、ある時から急にその上限を気にしなくてよくなった経験はありますか。仕事でも暮らしでも構いません。何がきっかけで、その上限は外れましたか。 Q2. さっき話に出た上限が外れたことがきっかけで、その後、前より明らかに使う量・時間・回数が増えたものはありますか。気にしなくなっただけでなく、実際の消費量そのものが増えた具体例を教えてください。 Q3. あなた自身が、誰かの上限を外す側に回った経験を一つ挙げてください。仕事の仕組みでも、ツールでも、ルールでも構いません。相手がそれを気にしなくてよくなった結果、実際に何が増えて、何が薄れましたか。 【まとめ】 本書は、火から人工肥料までの五つの革命を「上限を広げる技術」の歴史として並べ、効率化するほど消費が増えるという皮肉も同時に描いている。 二人の話も同じ道を辿った——通信が定額になり、保存容量を数えなくなり、写真を撮り放題になった。ただし増えたのは量だけで、意識はむしろ薄れた。撮った写真は見返さず、いつでも見られる動画は見なくなり、配信に無いアルバムは無いものになる。 時間という上限だけは外れていないので、増えたものの裏では必ず何かが減っていた。テレビを見なくなり、紙に書かなくなり、その反動でレコードやカセットのような、あえて限りのあるものに戻る動きも出ている。 自分が外す側に回った経験になると、出てきたのはお金や技術ではなく、人が勝手に引いていた線の方だった。予算を気にするなと先に言って集まったチームや、こんなことをやってもいいのかと思っていた人が実際にやれた瞬間。薄れたのは、この会社だからこうあるべしという自分で引いた枠の方だった。 そこから見えたのは、自分たちが直接外せるのは思い込みやルールだけで、物理制約そのものを外すのは技術の側だという分担だった。ただし技術は上限を広げる方向には分かりやすく効くが、気候変動のようにバランスを取り戻す方向でどう現れるのかは、まだ像を結ばない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  7. 9月21日

    #37. 正論なんてものはない

    今回は、「荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方」をもとに生成された「問い」をテーマに対話しました。ジョジョの悪役がなぜ主人公より人気が出るのか、という話から始まり、自分の筋を通すことと正義を振りかざすことの境目を経て、最後は作った設計が自分の手を離れる瞬間まで進みました。 ◆今日の一冊『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』 【目次】 ・立派じゃない人に惹かれるのは、裏表がないから ・優秀さは「効力への期待」でしかない ・後ろめたさを持つくらいなら、最初からやらない ・「べき」「はず」で語る人は、ちょっと危ない ・設計できるのは要素まで。あとは見守るしかない ・思い通りになっているなら、それは失敗している ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. 仕事でも身近な人間関係でも構いません。「立派な人ではないのに、なぜか気になる・惹かれる」と感じた相手を一人思い出してください。その人のどんなところが、あなたを惹きつけましたか。 Q2. あなた自身が「これは人から見たらよく思われないだろうな」とわかった上で、それでも迷わず押し通したことを一つ挙げてください。そのとき、後ろめたさはありましたか。それとも全くなかったですか。 Q3. 自分が立ち上げたもの——チーム、仕組み、ルール、企画、何でも構いません——が、自分の望まない方向に進んだのに、それが筋として正しいから止めなかった経験を一つ挙げてください。そのとき、自分の希望と、出来上がったものの論理と、どちらを優先しましたか。 【まとめ】 著者は、主人公と悪役をセットで設計し、身上調査書は描いたら捨てると書いた。キャラクターが動き出したら、好きなキャラであっても作者はその論理に従うしかない。 二人が惹かれるのは、だらしなくても裏表がない人だった。優秀さは効力への期待でしかなく、人として好きかどうかとは別の軸にある。隠されていると損得勘定を疑って身構えるので、透けて見えることの方が条件として大きい。 自分の筋については、後ろめたさを持つくらいならやらない、という一致があった。ただし正義が自分にあると信じ切っている人は揉める。「べき」「はず」で語られるものも、突き詰めれば選択肢のうちの一つでしかない。 設計できるのは要素までで、全体は設計しきれない。動き出したら見守るしかないし、思い通りになっている時点でむしろ失敗だと言える。水槽の生態系も、土と草と生物を選ぶところまでがデザインで、その先は育つかどうかを見ているだけになる。 三問を貫いていたのは、自分の想定に閉じたものは面白くない、という基準だった。ただし譲らないものはある。譲らないのは筋であって、希望ではない。だから「自分の希望が本当に重要なんですか」という問い返しが、そのまま今回の着地になった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

  8. 9月14日

    #36. メンターがいなくなると困るのか?

    今回は、「上達の法則 効率のよい努力を科学する」をもとに生成された「問い」をテーマに対話しました。上手くなるというのは知識が増えることではなく、見え方が変わることだと本書は言います。ではその変化はどこから来るのかを、フィードバックの出どころという角度から掘りました。 ◆今日の一冊『上達の法則 効率のよい努力を科学する』 【目次】 ・中級者と上級者の差は、量ではなく質 ・「それはいらない」の一言で、見え方が変わる ・聞きづらい場では、聞きやすい人に流れていく ・誰も計上していないキャッチアップコスト ・聞ける相手がいなくても、試せる相手がいる ・聞かれるようになったら、それが上級者のサイン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆AIが導き出した「問い」と「まとめ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q1. 何かを練習したり仕事で経験を積んだりする中で、それまで細かく気にしていたことが急に気にならなくなり、代わりに全体が一つのまとまりとして見えるようになった瞬間はありますか。それは誰の、どんな一言がきっかけでしたか。 Q2. 今あなたが取り組んでいることの中で、「ここで誰かに指摘してもらえたら一気に進みそうだ」と思いながら、まだ聞きに行けていないことはありますか。あるとしたら、それは何で、聞きに行けていない理由は何ですか。 Q3. 今あなたが関わっていることの中で、すでに「聞ける相手がいない」領域を一つ挙げてください。その領域で、自分が前に進んでいるか止まっているかを、あなたは何を見て判断していますか。 【まとめ】 上達の話をしているつもりが、3問を通して出てきたのは一貫して「どこからフィードバックを受け取るか」という話だった。 最初の出どころは上位者で、わかっている人の「それはいらない」という一言が、細部を追う見方から全体を掴む見方へ切り替えるきっかけになる。 だから次に問われるのは、その一言が出てくる関係があるかどうかで、聞きづらい雰囲気があれば人は聞きやすい相手に流れ、キャッチアップのコストは誰にも計上されないまま個人が飲み込むことになる。 ところが上達が進むと聞ける相手そのものがいなくなり、それでも困らないのは、出どころが現場と顧客の反応に移っていて、効果が出たか出ないかさえ返ってくれば、なぜかは自分で考えられるからだ。 つまり聞く相手がいなくなり、代わりに聞かれる側に回っていることが上級者のバロメーターで、何のプロか名乗りにくいと思っていても、聞かれている領域があるならそこではもうプロだということになる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼お便りフォーム モデリングする内容の対象なども募集しています。こんなことをモデリングしてほしいといったご要望があれば、お便りフォームからぜひお問い合わせ・ご連絡ください。 https://forms.gle/bkJDouc7o4PRcAEB6 ▼株式会社プレップテクノロジーズホリとヤギが所属するPRePを提供する業務プロセスモデリングを使ったBPRコンサルの会社です。 https://prep-tech.jp/ ▼関連リンク https://note.com/mild_modeling/n/nef6c2672f613 https://suno.com/@modelinglab This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit modelinglab.substack.com

番組について

脳内モデリング研究室(モデラボ)は、ビジネスでの会議や企画が噛み合わない原因になりがちな「前提のズレ」や「言葉にできない違和感」を、雑談しながら問いとモデリングで整理するポッドキャストです。 ホリとヤギが、普段は意識しない問や仮説の論点を引っぱり出して、考えを進められる形に言語化していきます。 ▼株式会社プレップ・テクノロジーズ ( PReP Technologies Inc. ) ホリとヤギが所属する「業務プロセスモデリング」の会社です。 https://prep-tech.jp/ modelinglab.substack.com