西谷文和 路上のラジオ

Radio On The Street

ふだんはアフリカや中東などの紛争地を中心に取材を続けているフリージャーナリスト西谷文和が、毎回さまざまなゲストの方をお迎えして、何の忖度も、自粛も、タブーもなくお届けしているラジオ番組です。 常に生活者とともに路上(ストリート)にあるラジオを拠点に、崖っぷちにある日本の今を鋭く抉り、志あるジャーナリストが肉声で戦いを挑みます。それが、「路上のラジオ ~Radio On The Street~」です。 私たちは如何なる権力からも自由であるために、敢えてスポンサーをもっておりません。皆さまからの寄附だけが頼りです。どうか、ひきつづきのご支援をよろしくお願いいたします。 ご寄付の宛先です。 ゆうちょ銀行の口座番号、00950-6-238014 一般の銀行からご寄附いただける場合は、 ゆうちょ銀行 099支店 (当座預金) 0238014 近畿労働金庫 吹田支店 (普通預金) 8788810 番組へのご意見、ご感想も、ホームページのメッセージフォームからお待ちしております。 https://www.radiostreet.net/ よろしくお願いいたします。

  1. 4日前

    ゲスト:薬師院仁志さん(帝塚山学院大学名誉教授・社会学者)「3度目は許さない都構想の住民投票」

    今回は、現代社会の課題に鋭く斬り込む社会学者の薬師院仁志さんとともに、維新が画策する「3度目の大阪都構想住民投票」の正体とその深刻な問題点について、じっくりと掘 り下げます。 連立与党入りや副首都法案の通過により、ますますきな臭さを増す維新政治。 ウソをウソで塗り固め、狡猾に進められる政策の裏には何があるのか。 彼らが大阪の二重行政を叫び続ける本当の理由を薬師院さんは教えてくださいました。 大阪市が廃止されて特別区になれば、豊かな財源と権限が「大阪都」に吸い上げられるのは火を見るより明らかです。 それは万博からの大阪カジノ、なにわ筋線といった大型開発へ血税を回し、権力者や大企業、その「お友だち」の懐を肥やすために違いありません。 重税と物価高に苦しむ庶民を置き去りにした利権構造の闇を徹底的に追及します。 薬師院さんは、維新の都構想や副首都構想へのこだわりと彼らが掲げる論点のすべてが、地方自治の本旨から大きくずれており、すべての法律、政令に照らしても、どこにも正当性が見当たらない、むしろすべて矛盾の塊だと断言します。 この番組は、すべての大阪の有権者に聞いていただきたいですし、全国のリスナーには、この巨悪政党の狂気と痴態を理解していただきたいと思います。 目前に迫る地方選挙に向け、私たちはどう大同団結し、4年前よりも進化した形で臨むべきなのか。 今の大阪、そして日本の民主主義の危機を考える、聴き応えたっぷりの第301回。 最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

  2. 8月20日

    ゲスト:内田樹さん(思想家)「300回記念。この7年を振り返る」

    2019年5月に産声を上げた「路上のラジオ」は、そのつぶらな歩みを止めず今回、放送300回という節目を迎えました。 何の忖度も自粛もタブーもなく、権力から自由であるためにスポンサーを持たず、リスナーの皆さまの支えだけで走り続けてきたこの7年。 その記念すべきゲストとしてお迎えしたのは、番組開始当初から現代社会の課題を聡明に、鋭く、冷静に斬り続けてこられた思想家・内田樹先生です。 今回もそんな内田先生の道場を訪ね、たっぷり1時間お話を伺って参りました。 まず前半では、内田先生とともに、安倍政権下で始まったこの7年間の激動を振り返ります。 世界は今、かつてないほどの「カオス」の中にあります。 トランプ政権誕生、コロナ禍、そしてウクライナ、ガザ、イランへと続く終わりの見えない戦争。 アメリカはグローバル・リーダーシップを放棄し、戦略なき「狂った王様」たちが国際社会を揺るがしています。 日本国内に目を向ければ、自民党政治は、私たちの平和で豊かな暮らしを、この7年間で徹底的に破壊してきました。 物価高に喘ぎ、実質賃金が下がり続ける中で、今も政府与党が心血を注ぐのは、何の緊急性もない憲法改正や軍事力の拡大、国旗損壊罪に副首都法案、そして万博やカジノといった利権政治です。 内田さんはおっしゃいます。 目の前の国民の命が守れなくて何が「国防」なのかと。 熊本地震への対応は、その政治の機能不全を無残なまでに可視化しました。 10年前の震災から何も学ばず、過酷な体育館での避難生活を強いたまま、先日は高齢者が車中泊で命を落としました。 ミサイルを買う金はあっても、避難所の環境を整える金はない――これが、今の日本政治が突きつける冷酷な現実です。 内田先生は、私たちが今の苦境から脱するためには、極めて根源的な「人を見る目」を取り戻さなければならない。 学歴や社会的地位ではなく、その人に「哲学」があるかどうかをしかと見極めることだとおっしゃいました。 嘘に嘘を重ねる政治家や、強そうに見えるだけの独裁者に阿るのではなく、一人ひとりが自立した市民として、誰が本当に私たちの生活を守ろうとしているのかを見極めるリテラシーが必要です。 そんな中で、内田先生が提示するキーワードは「相互扶助(インターディペンデンス)」です。 誰かの「微かな『助けて』というSOS」に耳を傾け、そっと手を差し伸べることから生まれる確かな関係性。 弱者を切り捨て、公共を民営化して切り売りする今の政治とは真逆の、温かな「公共」のあり方がそこにはあります。 希望もあるとおっしゃいます。 世界では今、行き過ぎた軍事化や格差に対する「揺り戻し」が始まっています。 日本でも、ペンライトデモに象徴されるように、既成の組織に頼らず、居ても立ってもいられない個人が声を上げ始めています。 来年4月に控える統一地方選挙は、大きなターニングポイントになるでしょう。 すべてを私有化し、奪い合う社会から、公共を豊かにし、平和と安定を分かち合う社会へ。 第300回を迎えた「路上のラジオ」は、これからも皆さまとともに、その道を歩み続けます。 内田樹先生の示唆に富む1時間の対話を、ぜひ最後までじっくりとお聞きください。

  3. 8月13日

    ゲスト:青木美希さん(ジャーナリスト)「それでも日本に原発は必要なのか?」

    今回のゲスト・青木美希さんは、地方新聞社の記者を経て、現在は大手全国紙に籍を置かれています。 東日本大震災の福島第一原発事故を追い続ける中で、突如記者職を外されるという不条理に直面するも、組織の記者では書けない真実を世に出したいと、一念発起。 自作の個人の名刺を手に、自費で取材を重ねてこられました。 それらをまとめて2023年には著書『なぜ日本は原発を止められないのか』を出版。 これに続き今年2月には渾身の続編となる新著『それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー』を出版されました。 今回は、そんな青木さんをゲストにお迎えし、市民の命と暮らしを守るエネルギーの未来について、じっくり1時間お話を伺いました。 まず前半では、青木さんが足で取材した「再エネの真実」について伺います。 かつて日本は国策(サンシャイン計画など)により太陽電池で世界をリードしていましたが、政府の支援打ち切りにより、その技術とシェアを中国などに奪われてしまった痛恨の歴史を紐解きます。 そして現在、世界全体では再エネが最大の電力源となる中で、日本だけが電力が余れば再エネの発電を無理やり止める「原発優先ルール」を敷き、原発回帰を進めている矛盾に迫ります。 青木さんは、電気が余る日中に電気代を無料にして、蓄電池やEV(電気自動車)に充電してもらうオーストラリアの先進的な試みを紹介。 さらに、日本の地方で農業を救い、耕作放棄地を豊かに蘇らせている「営農型太陽光発電」の可能性と、それをわざわざ阻むために国が設けた理不尽な「新規規制」の実態に鋭く切り込みます。 そして後半では、3.11以降の政権の推移を見つめながら、原子力利権の深い闇に迫ります。 原発回帰へ強引に舵を切った岸田政権の裏にある、原発関連企業から自民党への年間6〜7億円もの献金やパーティー券購入というマネーの還流。 国防上の危険性から原発の脆弱性を理解しているはずの石破氏が、総裁就任後に脱原発への沈黙を強いられていった背景や、高市氏ら推進派によるさらなる原発再稼働や小型モジュール炉の推進姿勢を紐解きます。 さらに、ウクライナでの原発攻撃や、実際に日本の玄海原発上空で起きた正体不明のドローン飛行など、原発が「戦争の標的」となる現実的な脅威についても言及。 青木さんは、「水と電気が止まれば数時間でメルトダウンする」という稼働中の原発の恐ろしさを語り、また、下請け労働者に過酷な被曝労働を押し付けることで成り立つシステムの不条理を、静かな怒りとともに告発します。 しかし、希望もあります。 最後に、青木さんの新著の最終章に描かれた「絶望を超えて歩き始めた人々」の姿を紹介します。 巨大な電力システムに頼り切るのではなく、市民自らが地域でお互いを支え合い、おかしなことには「おかしい」と選挙や集会で声を上げ続けること。 それこそが、未来の日本の暮らしを豊かに変える、たった一つの、そして最も力強い希望であると結びます。 今回も聞き応えたっぷりの60分、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。 ※番組でご紹介しました本 『それでも日本に原発は必要なのか?潰される再生エネルギー』 青木美希・著 (文春新書/税込み1,100円) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166615230

  4. 8月6日

    ゲスト:桜田照雄さん(阪南大学名誉教授・会計学者)「夢洲カジノ最新情報。大阪&日本は大損する危険大」

    今回のゲストは、徹底したデータ分析と会計学の知見から、暴走する政治の検証を続けてこられた桜田照雄さんです。 世界的なカジノ資本である「MGMリゾーツ」が日本市場を狙う真の思惑と、政財界との不透明な駆け引きを、専門の会計学を用いて分かりやすく解き明かしながら、大阪・夢洲カジノの実態を徹底分析します。 桜田先生は、3つのシナリオを予測します。 第一に、一般市民にも依存性の高い「オンラインカジノ」の解禁を見据えて、米国のMGMが侵食してくるパターン。 第二に、本国での規制を逃れたい中国資本のMGMマカオが流入し、大阪の治安や社会秩序が著しく脅かされるパターン。 そして第三に、ごみの島である夢洲の深刻な地盤・環境リスクを前に、MGMが契約を放棄して撤退するパターンです。 すでに万博や夢洲開発には、私たちの血税が巨額に流し込まれています。 もし撤退となればその損失は計り知れませんが、利権の闇に社会が蝕まれるよりはマシなのかもしれません。 しかし桜田先生によれば、仮にカジノが撤退しても、そこにはやはり巨大な利権構造であることに変わりない「スーパーシティ構想」という別の思惑が待ち受けているといいます。 番組後半では、議論をさらに深め、先端AI技術の発展がもたらすAI戦争のリスクや、社会的モラルの崩壊という重いテーマにも踏み込みます。 日々の物価高にあえぎ、必死に暮らす普通の人々の声には耳を貸さず、一部の資本や為政者のために巨額の公金を投じる政治のあり方は、正気の沙汰ではありません。 私たちの、そして子どもたちの未来を守るために、来年4月の統一地方選で主権者としてどのような意思を示すべきか。 裸の為政者たちの欺瞞を見破り、地に足のついた民主主義を取り戻すために。 桜田先生とともに市民の視点から徹底的に考える「路上のラジオ」第298回、どうぞ最後までじっくりとお付き合いください。

  5. 7月30日

    ゲスト:坂本篤紀さん(日本城タクシー株式会社 代表取締役)「幼稚な高市・吉村のやらかしで日本沈没?」

    ※この番組は、7月24日に収録しました。どうぞご了承ください。 今回も、毎度おなじみ“我らが庶民の味方”、日本城タクシー株式会社の代表取締役・坂本篤紀さんをお迎えします。 中小企業を率いる経営者として、現場の苦労を知り尽くしている坂本社長。 大阪のおっちゃんらしいユーモアと愛のある毒舌、そして何より「庶民の目線」からズバリと核心を突く語り口は、今回も冴え渡っています。 前半は、内閣支持率が低下の一途をたどる高市首相について切り込みます。 そもそも、世論調査の自動音声ロボットによる電話番号にわざわざ出て丁寧に応じるのは、一体どんな人たちなのか? 坂本社長は調査の仕組み自体にある欺瞞を鋭く指摘。 さらに、「折り返せば回答できる」というおかしな仕様がメディアで暴露されたことが、支持率急落に少なからず影響したのではと分析します。 それはそうと、物価高や原油不足にあえぐ国民生活はそっちのけで、「国旗損壊罪」や「副首都法案」といった的外れな政策に突き進む高市首相。 「中傷動画」問題や「サナエトークン」疑惑からは嘘を重ねて逃げ回り、挙句の果てには実に幼稚な「家事をこなしている」「寝ていない」アピールをまき散らす始末です。 発言のたびに円安が加速するなら、もはや首相自らが日本経済を破壊していると言っても過言ではありません。 経済を破壊しているもう一人の張本人が、維新の代表でもある吉村大阪府知事です。 彼は国政にもひどく御執心なようで、連立与党として「副首都法案」を衆院通過させてしまいました。 坂本社長は、野党が厳しく追及した「大阪のための我田引水論」さえも、「こんな法案は大阪の何のためにもならない」と一刀両断します。 これまでの維新の新自由主義的な愚策によって、大阪の公共インフラはガタガタになり、伝統のものづくり文化は衰退、法人税収も大幅に減少しました。 坂本社長は、じり貧になった大阪府が、大阪市どころか国の財布にまで手を突っ込もうとしているのが、この副首都法案の正体だと見抜きます。 平気で嘘をつき、ばれれば逆ギレして論点をずらす。そんな幼児のような政治家たちをリーダーに選んでしまったのは誰なのか――。 私たちは今こそ深く考え直さなければなりません。 坂本社長が今回も強く訴えたのは「選挙に行きなさい」というメッセージです。 投票率が低いままでは、一部の利権組織の票だけで日本の未来が決まってしまいます。 権力に忖度するマスメディアや、作為的に操られたSNSに騙されることなく、私たちは熟慮の上で一票を投じるべきです。 おかしいことには「おかしい」と声を上げる勇気をくれる1時間。 今回も聴き応えたっぷりの内容です。最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

  6. 7月23日

    【ふたつの特集:前半】「老朽原発を動かしながら武器爆買いの日本」小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)電話インタビュー【ふたつの特集:後半】世界の紛争地レポート「な

    【前半】 「老朽原発を動かしながら武器爆買いの日本」小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)電話インタビュー 小出裕章さんは、原子力の研究者でありながら、女川原発の建設反対運動を機に、原発の本質が「人類にとって圧倒的に差別的で危険な装置」であると確信し、以来、一貫して反原発運動に尽力されてきました。 3.11福島第一原発事故の遥か以前から原発の危険性に警鐘を鳴らし続けてきた第一人者です。 京都大学退官後も信州松本の自然の中に暮らしながら、精力的に情報発信を続けておられます。 今回小出さんにはまず、過去に5人の死者を出したにもかかわらず再び同系統の事故を起こした、関西電力美浜原発3号機の蒸気漏れについて伺います。 なぜ教訓は活かされなかったのか。 「原子力マフィア(原子力村)」の利権にまみれた儲け第一主義には、ただただ呆れるばかりだと小出さんは指摘します。 実際、中部電力ではデータ偽装が発覚。 浜岡原発などはデータ偽装なしには動かせない原発なのだといいます。 日本は40年を超える老朽原発の稼働を解禁しましたが、安全保障の要たる電力会社の企業倫理がすでに崩壊している中、この国は危険極まりない状態に陥っています。 一方、高市政権は中国や北朝鮮の脅威を煽り、安全保障を名目に武器の爆買いを続けていますが、最大の脅威は日本海側にも乱立する原発そのものであるはずです。 安全保障を語るなら、真っ先にそれらを止め、廃炉にすべきではないでしょうか。 ならば、平和憲法の下で本当の安全保障を手繰り寄せるために、私たちに何ができるのでしょうか。 小出さんは重い言葉を投げかけます。 「どういう国、どういう社会を作るかは、未来を見通すなら、原発は最悪で、もっと(エネルギーも)『分散型』でないと。 そして社会自体も『分散型』にしないとなりません」・・この言葉は、単なる地産地消の再生可能エネルギーへの期待だけを意味するのではないと思います。 福島に対する東京のように「富の集中が地方の犠牲を生む構造」、そして貧富の差で弱い立場の労働者を切り捨てる「格差社会」への強い警鐘だと思うのです。 権力の集中を排し、地域や人々の主体的な「調和」のなかにこそ本当の平和が導かれる――。 前半では、小出さんとともにこれからの日本の平和についてじっくりと考えます。 【後半】 世界の紛争地レポート「なぜ中東で戦争が終わらないのか」西谷文和(フリージャーナリスト)による報告と解説 番組後半は、西谷文和による世界の紛争地レポートです。 今回は新著『なぜ中東で戦争が終わらないのか』にしたためた戦地からの報告に、最新情報を交えてお伝えします。 泥沼化するイスラエル・ガザ戦争について、西谷は「ネタニヤフの保身のための自作自演の戦争」と断言します。 そして、AIによって高度にIT化した殺人兵器と、国家機密情報から市民のプライバシーまですべてを丸裸にする情報スパイ技術の進化が、戦闘をさらに泥沼化させていると指摘します。 今、世界は戦争と温暖化という大きな危機に直面していますが、戦闘機が莫大な燃料を燃やし、爆撃によって国々が炎上する、その「戦争」こそが地球温暖化の一番の元凶であるとも訴えます。 今回もイスラエルへ3度取材に赴いたフリージャーナリストとしての「虫の目」で、ニュース映像だけでは伝わらない戦争のリアルを本人の言葉で語ります。西谷が最後に掲げたキーワード、「積極的平和外交」。リスナーの皆様それぞれの思いで受け取っていただければ幸いです。 2本の特集で綴る「路上のラジオ」第296回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。 <番組でご紹介しました西谷文和の新著> 「なぜ中東で戦争が終わらないのか~イラン、イスラエル、パレスチナ、シリアの今~」 西谷文和・著(かもがわ出版)本体価格1,800円+税 https://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/na/1438.html 00:03 前枠 TM~ 06:07 前半 Jingle~(小出裕章さん電話インタビュー) 28:27 後半 Jingle~(西谷ひとり語り) 56:39 後枠 ETM~ 58:30 アナ尻 60:00 曲尻 ~F.O

  7. 7月16日

    ゲスト:佐々木芳郎さん(写真家・映像ディレクター) 「高市首相の経歴詐称疑惑を深掘りする」

    今回のゲスト、写真家・映像ディレクターの佐々木芳郎さんは、以前にもドローンで大阪万博会場を空撮していただいたように、いつも市民と権力の間に横たわる課題を、ファインダー越しに厳しく見つめておられます。 そして今回なぜその佐々木さんをこのテーマでお招きしたかと言いますと・・・、高市早苗氏がキャスターから転身し、衆議院議員に初当選した90年代、雑誌の企画で佐々木さんは写真家として、高市早苗氏をグラビア撮影したことがあったといいます。 そしてその時に高市氏から受け取った名刺には、確かに今問題になっている「立法調査官」の肩書がありました。 「コングレッショナルフェロー」だったと弁明する彼女が、日本でこの造語を名乗った正当性はどこにあるのでしょうか? したたかに、そして悪どく政界を泳いできた彼女の素顔が、当時の交流エピソードから鮮烈に浮かび上がります。 さらに話は、同じく嘘と恫喝で身を固める維新・吉村代表へ。 高市氏に出し抜かれる滑稽さを見せながらも、自らの言葉に責任を持たないその姿は、高市氏と同根の「幼稚さ」に満ちています。 佐々木さんは、「政治家の仕事は言葉がすべて」だと言い切ります。 カメラを持たない写真家があり得ないように、説明責任を果たさない政治家など存在価値は全くないのだと。 「ネット民には向き合うも、国民に全く向き合わない高市」「嘘で強硬突破を狙う吉村」。 トランプ化する権力者たちに、私たち有権者は今こそノーを突きつけなければなりません。 「路上のラジオ」第295回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。 *番組でご紹介しました佐々木芳郎さんが制作中の映画「みなまたの木から受け継いだバトン」について、クラウドファンディングへのご協力をお願いできませんでしょうか? ぜひ以下のリンクからご確認ください。 https://www.radiostreet.net/news/2721/ 00:03 前枠 TM~ 04:00 前半 Jingle~ 28:23 後半 Jingle~ 55:23 後枠 ETM~ 57:12 アナ尻 60:00 局尻 ~F.O

  8. 7月9日

    ゲスト:高校教諭のAさんとBさん「学校現場から見た辺野古の事故と平和人権教育」

    今回は、今年3月に沖縄の辺野古沖で起きた、研修旅行中の高校生による痛ましい水難事故と、その後の教育現場の動揺についてクローズアップします。 スタジオには、関西の公立・私立それぞれの高校の教壇に立ち、平和教育や人権教育に熱心に取り組んでおられる二人の現役教諭、A先生とB先生をお迎えしました。 事故の背景や文科省による異例の対応が、実際の教育現場にどのような影響を及ぼしているのか、1時間たっぷりとお話を伺います。 まずは、この事故で犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。 二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも、現地組織や学校側の安全管理責任の追及、そして徹底した原因究明が不可欠であることは言うまでもありません。 しかし現在、この事案は事故処理の枠を超え、教育のあり方を揺るがす深刻な問題へと発展しています。 同志社国際高校の平和教育に対し、政府や一部世論から「教育基本法を逸脱している」との批判が上がり、文部科学省が立入調査を直接主導しました。 この措置に対し、ゲストのお二人は、事故調査としての一定の妥当性を認めつつも、「政権によるあからさまな政治介入であり、教育現場を萎縮させるものである」と強い憂慮を示されています。 時の政府の意向や世論の圧力によって「政治的中立」の意味が都合よく歪められれば、教育は多様な思考を育む場ではなく、特定の思想を追認するだけの機関へと変質しかねません。 たとえば、批判を恐れて修学旅行で沖縄の基地学習を避けるようになれば、子どもたちは大切な学びの機会を失うことになります。 在日米軍基地の約7割が沖縄に集中しているという冷厳な事実。 その過重な負担の上に、私たちが日々の平和と安全保障を享受しているという構造的な実態。 先の大戦で沖縄がたどった悲劇の歴史を知るだけでなく、今なお続くこの不条理な現代の課題にどう向き合うか。 それこそが、これからの社会をつくる子どもたちに求められる本質的な学びのはずです。 A先生は、強調します。「平和教育とは、単に過去の歴史を語るだけでは不十分であり、その歴史が現代のどのような課題と地続きになっているのかを、多角的多面的に捉えることこそが大切である」と。 またB先生は、「国や世論のあり方に対して批判的な視点も含めて向き合う力を養うことこそが主権者教育であり、子どもたちにそれを伝える必要がある」と訴えます。 もし、震災学習で原発やエネルギー政策に触れることが「反政府思想」だと弾圧され、安全保障の現実を語ることが「中立違反」だと非難される社会になれば、子どもたちは史実にさえ触れられず、自ら考える力を奪われてしまいます。 現政権の方針や既存の枠組みに疑問を持つことさえ許されない空気が、教育現場を支配してはならないのです。 では、この逆風の中で、教員はどう子どもたちと向き合えばよいのか。番組の後半では、「教科書『を』学ぶのではなく、教科書『で』現代社会を学ぶ授業を子どもたちと共につくる」という、現場の奮闘から生まれた実践的なアプローチが明かされます。 教育への政治介入に抗議し、子どもたちが多様な視点から主体的に学べる現場を守り抜くため、現役高校教諭二人の熱い言葉とともに、これからの日本の教育と民主主義のあり方を深く問いかける60分です。 ぜひ、最後までじっくりとお付き合いください。 00:03 前枠 TM~ 03:12 前半 Jingle~ 25:53 後半 Jingle~ 56:55 後枠 ETM~ 58:10 アナ尻 60:00 曲尻 ~F.O

評価とレビュー

4.8
5段階評価中
26件の評価

番組について

ふだんはアフリカや中東などの紛争地を中心に取材を続けているフリージャーナリスト西谷文和が、毎回さまざまなゲストの方をお迎えして、何の忖度も、自粛も、タブーもなくお届けしているラジオ番組です。 常に生活者とともに路上(ストリート)にあるラジオを拠点に、崖っぷちにある日本の今を鋭く抉り、志あるジャーナリストが肉声で戦いを挑みます。それが、「路上のラジオ ~Radio On The Street~」です。 私たちは如何なる権力からも自由であるために、敢えてスポンサーをもっておりません。皆さまからの寄附だけが頼りです。どうか、ひきつづきのご支援をよろしくお願いいたします。 ご寄付の宛先です。 ゆうちょ銀行の口座番号、00950-6-238014 一般の銀行からご寄附いただける場合は、 ゆうちょ銀行 099支店 (当座預金) 0238014 近畿労働金庫 吹田支店 (普通預金) 8788810 番組へのご意見、ご感想も、ホームページのメッセージフォームからお待ちしております。 https://www.radiostreet.net/ よろしくお願いいたします。