カウンセリング・ラジオ ~米国カウンセラーの姉に、素人の弟がいろいろ聞いてみた~

嵯峨山 よしこ(米国臨床心理士) × チャン

「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」——そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 — プロフィール — 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/臨床心理士(アメリカ国家資格)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama https://yoshikosagayama.com/ チャン よしこの弟。 心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言って」担当。

  1. 5日前

    #18(Pt.1)どうやったら「幸せ」になれるの?

    「お金があれば幸せになれる?」「目標を達成したのに、なぜか虚しい……」そんな幸福の正体を解き明かします。 第18回(前編)は、誰もが追い求める永遠のテーマ「幸せ」について、心理学の最新研究を交えて深掘りします。 「今幸せ?」という直球の質問からスタートし、心理学における幸福の2つの側面、お金と幸福度の意外な関係、そして目標達成後に感じてしまう「虚しさ」の正体について解説。 ハーバード大学の80年以上にわたる追跡調査で判明した「幸せの最重要条件」や、内向的な人でも幸福度を上げるための具体的なヒントまで、日米の文化やエビデンスを比較しながら「幸せへの近道」を探ります。 📌 今回のトピック ・「幸せ」には2つの種類がある:日々の喜びや楽しさを感じる「人生における幸福(感情面)」と、人生に意味や目的を見出す「人生に対する幸福(認知・評価面)」の違いと、そのバランスの重要性について。 ・お金で買える幸せの限界:2010年と2023年の最新研究を紹介。「年収が上がれば幸福度も上がり続けるのか?」という問いに対し、元々「不幸」を感じている人が直面する残酷な真実。 ・成功の罠「アライバル・ファラシー(到着の誤謬)」:昇進や結婚などの目標を達成した瞬間に訪れる「虚無感」の正体と、脳が現状に満足せず成長を促すための「快楽順応」という仕組み。 ・ハーバード大学が80年かけて見つけた答え:数千人を対象とした長期追跡調査で判明した、心身の健康と長寿、そして幸福感を決定づける「唯一の要因」とは。 ・SNSは「社会的甘味料」?:テキストベースの交流では得られない、脳が栄養として必要とする「表情」や「声のトーン」を伴うリアルタイムな繋がりの大切さ。 ・知らない人と話すだけで幸福度は上がる:内向的な人ほど社交のメリットを過小評価している?通勤電車での実験結果や、見知らぬ人との「弱い繋がり(ウィークタイズ)」がもたらす驚きの効果。 🎧 こんな方にオススメ ・「お金や成功があれば幸せになれるはず」と信じて頑張り続けている方 ・大きな目標を達成したはずなのに、なぜか満足感が続かずモヤモヤしている方 ・人間関係に疲れやすく、一人でいる方が楽だと感じている内向的な方 ・心理学のエビデンスに基づいた「科学的な幸せのなり方」を知りたい方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #18(Pt.1)どうやったら「幸せ」になれるの?
  2. 8月12日

    #17(Pt.2)自己肯定感 vs 謙遜の美学

    「自分を褒めるのが苦手…これって性格?それとも育ち?自己肯定感の呪縛から自由になるヒント」 第17回(後編)は、前編に引き続き「自己肯定感」と「謙遜」をテーマに、より実践的な心のあり方を探ります。 なぜ私たちは頑張っているのに自分を認めてあげられないのか? その背景にある子供時代の経験や日米の文化的な違いを紐解きます。 また、仕事でのミスやSNSによる落ち込みへの具体的な対処法、そして「自分を好きになる」という目標に対する意外な結論まで、臨床心理学の知見を交えて語り合います。 📌 今回のトピック ・自分を褒められないのは遺伝?環境?:性格形成の半分は環境。日本の「褒めない文化」や、子供時代の「条件付きの愛情」が、大人の自己批判の強さにどう影響するかを解説。 ・「能力」を褒めると挑戦を避ける子になる?:パズルを使った有名な研究を紹介。子供(や自分自身)の成長を促すのは「頭の良さ」ではなく「プロセス」へのフォーカス。 ・仕事のミスで「自分はダメだ」と全否定してしまう理由:認知療法における「一般化」の罠。「罪悪感(行動)」と「恥(存在)」を切り離し、冷静に事実へ戻す練習。 ・SNSで他人と自分を比べて落ち込むメカニズム:他人の「ハイライト」と自分の「日常」を比較してしまう「社会的比較理論」の罠。メンタルを守るためのSNSとの付き合い方。 ・ポジティブな言葉(アファメーション)が逆効果になる時:自己評価が低い時に無理に自分を褒めると、理想と現実のギャップでかえって自信を失う可能性。 ・自己肯定感を「上げよう」としなくていい?:自分を好きになることよりも、自分の「価値観」に沿って動くことが変化への近道。自分自身とのちょうどいい距離感の保ち方。 🎧 こんな方にオススメ ・頑張っているのに、どうしても自分を褒めることができない方 ・仕事でミスをすると、人格まで否定されたような気分になってしまう方 ・SNSを見ては他人のキラキラした生活と自分を比べて疲れてしまう方 ・「自己肯定感を上げなきゃ」と焦るほど、苦しくなってしまう方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #17(Pt.2)自己肯定感 vs 謙遜の美学
  3. 8月5日

    #16(Pt.1)自己肯定感 vs 謙遜の美学

    「自己肯定感を高めたいけれど、謙遜も大事。どうバランスをとればいいの?」 第16回(前編)は、日本でよく耳にする「自己肯定感」という言葉の正体を、アメリカの心理学の視点から深掘りします。 仕事のミスで落ち込んだチャンの実体験からスタートし、「自己肯定感」と「自尊心」の違い、そして「謙遜」が美徳になる場合と心の毒になる場合の違いを解説。 アメリカでよく使われる「アイム・プラウド・オブ・ユー(あなたを誇りに思う)」が日本で言いにくい文化的背景や、日本独自の「空気を読む」文化がメンタルに与える意外な影響まで、日米の価値観を比較しながら解き明かします。 📌 今回のトピック ・「自己肯定感」は学術用語じゃない?:アメリカで主流の「自尊感情(セルフ・エスティーム)」や「自己効力感」との違い、日本特有の広くて曖昧な概念について整理する。 ・自己肯定感が高い人 vs ナルシスト:他者を見下すことで自分を保つナルシズムと、他人と比較せず自分を認める「健全な自尊心」の決定的な違い。 ・謙遜の3つの正体:社会的なマナーとしての謙遜、成長のための自己批判、そして最も注意すべき「自分を卑下する自己否定」の見極め方。 ・日米の「自信」の差は意外とない?:アンケート結果には現れない、日本人の無意識レベルの自尊心と、自己批判が必ずしも苦痛に直結しない文化的な特徴。 ・「誇りに思う」が言いにくい理由:個を際立たせる欧米文化と、和を重んじる日本文化における「ポジティブな感情」と幸福感の結びつきの違い。 ・「空気を読む」はメンタルに悪いのか:最新研究でわかった、集団主義社会における感情抑制のメリットと、自分を犠牲にする「過剰適応」の罠。 🎧 こんな方にオススメ ・「自己肯定感を上げなきゃ」と焦りやプレッシャーを感じている方 ・ついつい自分を卑下してしまい、精神的に疲れやすいと感じている方 ・アメリカと日本のコミュニケーションや価値観の違いを心理学的に知りたい方 ・「空気を読む」ことに疲れているけれど、どう振る舞えばいいか悩んでいる方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #16(Pt.1)自己肯定感 vs 謙遜の美学
  4. 7月29日

    #15(Pt.2) HSPの真実

    「自分や周りがHSPだとわかった時、どう向き合えばいい?」 先週に引き続き、テーマは「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」。 後編となる今回は、日常生活や仕事場で活かせる「実践編」をお届けします。 「繊細な子供をどう育てるべきか」という親の悩みから、職場での適切なサポート、さらには「HSPを言い訳にしない生き方」まで。 アメリカで話題の「芝刈り機ペアレンツ」というキーワードや等、臨床心理士の視点で繊細さと上手く付き合うための具体的なマインドセットを解き明かします。 📌 今回のトピック ・「芝刈り機」になっていない?:子供のトラブルを先回りして取り除いてしまう「ローンモーアー(芝刈り機)・ペアレンツ」のリスクと、レッテルを貼らない子育て。 ・HSPの影に隠れた「臨床的問題」:日常生活に大きな支障がある場合、HSPという気質だけでなく、ADHDや自閉症、不安障害などを見逃さない重要性。 ・職場での「特別扱い」は逆効果?:固定マニュアルを作るのではなく、ノイズキャンセリングやリモートワークなど「環境要因」を調整し、成長の機会を奪わない接し方。 ・「回避」か「マネジメント」か:刺激を避けて生活を狭めるのではなく、心身を落ち着かせるスキルを身につけ、繊細さをどう管理するかという視点。 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #15(Pt.2) HSPの真実
  5. 7月22日

    #14(Pt.1) HSPの真実

    「最近よく聞くHSPって、結局なんなの?」 第14回は、日本でも「繊細さん」として広く浸透しているHSP(Highly Sensitive Person)の正体に迫ります。 HSPは単なる「打たれ弱さ」ではなく、環境からの影響をポジティブにもネガティブにも受け取りやすい特性のこと。 なぜ日本でこれほどまでにブームとなったのか、アメリカでの捉え方との違いや、心理学的な妥当性、そして「自分はHSPだ」とラベルを貼ることのリスクまで、臨床心理士の視点からその真実を紐解きます。 📌 今回のトピック ・HSPは「診断名」ではなく「特性」:心理学者のエレイン・アーロン氏が提唱した概念。病気ではなく、あくまで性格の特性(気質)として位置づけられている。 ・HSPを構成する4つの特徴:情報の深い処理、刺激への圧倒されやすさ、強い感情反応と共感性、そして些細な刺激への気づき。 ・「繊細さん」という魔法のリブランディング:英語では「敏感すぎる人」というネガティブなニュアンスになりがちな言葉を、日本語で「繊細さん」と言い換えたブランディングの妙。 ・日本社会が生み出す「HSP的疲労」:空気を読む、察する、和を優先するといった日本独自の文化が、他人の感情に消耗するHSPの概念と深くマッチしている背景。 ・科学的なエビデンスと「ビッグファイブ」:既存の性格診断(ビッグファイブ)の「神経症的傾向」や「内向性」との高い相関性。新しい概念なのか、既存の特性の言い換えなのかという議論。 ・ラベルを貼ることの落とし穴:「私はHSPだから」と納得することで、その背後に隠れている社交不安、トラウマ、自閉スペクトラムなどの適切なケアが必要な状態を見逃してしまうリスク。 🎧 こんな方にオススメ ・自分、あるいは身近な人がHSP(繊細さん)ではないかと感じている方 ・「繊細さん」という言葉に救われた経験があるけれど、科学的な根拠も知りたい方 ・周囲に気を使いすぎてしまい、対人関係で疲れやすいと感じている方 ・アメリカと日本のメンタルヘルスにおける文化や捉え方の違いに興味がある方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #14(Pt.1) HSPの真実
  6. 7月15日

    #13(Pt.2)心理テストって本当に当たるの?

    「心理テストの結果って、一生変わらないものなの?」 前回に引き続き、性格診断の代名詞「MBTI」の話題から、より科学的根拠が強いとされる「ビッグ5」の正体、そして「性格は努力で変えられるのか」という希望あるテーマまで深掘りします。 日本では当たり前の血液型トークが、実は社会的差別に繋がるとしてBPOから要望が出ていたという驚きの事実や、アメリカでの意外な反応、さらに臨床現場でプロがどのように「性格」をアセスメントしているのかといった裏側まで、姉弟の軽妙なトークで解き明かします。 自分を特定の枠に当てはめてしまいがちなすべての人に贈る、心のアップデート回です。 📌 今回のトピック ・科学が認める「ビッグ5」とは?: 1920年代からの研究に基づき、世界中の文化で検証された「5つの特性(開放性、誠実性、外交性、強調性、神経症的傾向)」による性格の捉え方。 ・「枠にはめない」グラデーションの診断: MBTIのようなタイプ分けではなく、自分の位置を「パーセンタイル(上位何%)」で示すことで、人間の複雑さを正確に捉える。 ・プロの診断は1つではない: 臨床現場では自己申告テストだけでなく、タスクや家族からの情報など、5〜10個のツールを組み合わせて総合的に判断する。 ・性格は3つの要因で変化する: 加齢(20代で誠実性・強調性が向上)、人生の出来事(結婚、親になる)、そして「本人の意図的な行動」によって脳と性格は変えられる。 ・「自分はこういう人間」という罠: 特定のカテゴリーに自分を閉じ込めることが、成長の機会を奪ってしまう可能性について。 🎧 こんな方にオススメ ・MBTIなどの性格診断が好きで、より科学的な指標(ビッグ5)についても知りたい方 ・「自分は内向的だから…」と、自分の性格を決めつけて諦めてしまいがちな方 ・年齢を重ねても、自分の性格をより良い方向に変えていきたいと願っている方 ・臨床心理士が現場でどのように人の心を分析しているのか、その裏側が気になる方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #13(Pt.2)心理テストって本当に当たるの?
  7. 7月8日

    #12(Pt.1)心理テストって本当に当たるの?

    「SNSやメディアでよく見る心理テストやMBTI、本当に信じていいの?」 第12回は、日本でも大きなブームとなっている「MBTI(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)」をテーマに、心理テストの裏側に迫ります。 自分を16種類に分類する心地よさの正体は何か、そしてなぜ私たちは「当たっている!」と感じてしまうのか。 アメリカでの流行の変遷から、科学的な視点で見た意外な落とし穴、さらには「フォアラー効果」という心理現象まで、臨床心理士の視点でバッサリと、かつ丁寧に解説します。 📌 今回のトピック ・MBTIの基礎知識:4つの指標(外交・内向、感覚・直感、思考・感情、判断・知覚)を組み合わせて人を16タイプに分類する仕組み。 ・「当たっている」と感じる罠:誰にでも当てはまる情報を自分だけのものと思い込む「フォアラー効果」とは? 1948年の有名な実験結果が示す人間の性質。 ・科学的な信頼性の実態:実は専門家ではなく、独自の解釈に基づき開発された背景。再テストをすると数週間で結果が変わってしまうという「一貫性」の課題。 ・自己申告型の限界:無意識に「自分を良く見せたい」というバイアスがかかるリスクと、他の心理テストとの決定的な違い。 ・極端なカテゴリー化の弊害:人間を白黒はっきり分けようとするMBTIと、グラデーションである実際の人間の性格とのズレ。 ・アメリカでの歴史と現在:かつては大企業が入社試験に使っていたが、現在はなぜ下火になったのか。日本とのタイムラグについて。 🎧 こんな方にオススメ ・MBTIの結果をビジネスや人間関係の参考にしている方 ・心理テストがなぜあんなに「当たる」と感じるのか、その仕組みを知りたい方 ・科学的なエビデンスに基づいた性格診断の捉え方を学びたい方 ・性格診断のブームを、一段深い視点から理解したい方 🎙️ 番組紹介 アメリカ在住の臨床心理士の姉(嵯峨山よしこ)に、まったくの素人の弟(チャン)がメンタルヘルスや日米の文化の違いについて聞き出す番組です。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #12(Pt.1)心理テストって本当に当たるの?
  8. 7月1日

    #11 AI時代のメンタルヘルス

    「チャットAIへの悩み相談、人間より優しくて話しやすいけど…実は危険?」 第11回は、近年急増しているAIチャットボットへのメンタルヘルス相談について、そのメリットと潜むリスクに迫ります。 無料かつ24時間匿名で使える手軽さから、多くの人がAIに悩みを打ち明ける時代です。 思考の整理や対人関係の練習ツールとして有効な一方で、AI特有の「全肯定」がもたらす恐ろしい罠があるそうです。 「白雪姫の鏡」に例えられるAIと人間のカウンセラーの違いから、AI妄想の危険性、そして私たちがAIとどう健全に付き合っていくべきか、素人目線の疑問を臨床現場のリアルを交えて紐解きます。 📌 今回のトピック ・AI相談急増の背景:心理士へのアクセスのしにくさと、24時間、匿名、安価という手軽さが理由。 ・効果的な使い方:思考の整理や自己開示の練習、対人関係のリハーサルツールとしての活用法。 ・「全肯定」の罠(追従性):ユーザーが気持ちいいことを言うように最適化されたAI。 肯定を浴び続けることで、対立解消や成長のモチベーションが奪われる危険性。 ・深刻なリスクとAI妄想:過度な依存や反すう思考のループから、最悪の場合は現実との境界が曖昧になるケースまで。 ・白雪姫の鏡とプロの違い:心地よい言葉だけを返すAIに対し、耳の痛いことも伝えて根本的な自己洞察を促すのが人間のカウンセラー。 ・正しいAIとの付き合い方:孤立した体験にせず、AIとの会話内容を周囲と共有し、実際の人間関係を希薄にしないことが重要。 🎧 こんな方にオススメ ・チャットGPTなどのAIに悩みや愚痴を相談したことがある方 ・AIの「全肯定」がもたらす心理的な影響やリスクを知りたい方 ・AIカウンセラーと人間のプロのカウンセラーの違いを知りたい方 ・テクノロジーを活用しつつ、健全なメンタルヘルスを保つ方法を知りたい方 🎙️ 番組紹介 「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」 そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。 正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 👤 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/米国臨床心理士(Clinical Psychologist)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama 嵯峨山よしこ 公式サイト https://yoshikosagayama.com/ 👤 チャン よしこの弟。心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言ってくれん?」担当。

    #11 AI時代のメンタルヘルス

番組について

「悩んでるってほどじゃないけど、なんかモヤモヤする」——そんな気持ちに、心理学の視点からヒントをくれる番組です。 パーソナリティは、アメリカで15年以上の臨床経験を持つ心理士の姉と、心理学についてはまったくの素人の弟。 毎回テーマを決めて、弟が「それってどういうこと?」と素直に聞いていきます。 メンタルヘルス、自己理解、家族や人間関係の悩み、日米の文化や価値観の違い——専門知識をわかりやすく、でも薄めずにお届けします。正解を押し付けない、考えるきっかけだけ持ち帰れるポッドキャストです。 — プロフィール — 嵯峨山 よしこ(さがやま よしこ) 臨床心理学博士/臨床心理士(アメリカ国家資格)。 アメリカで15年以上、個人・カップルカウンセリング、講演、執筆に携わる。 著書:『臨床心理士が教える 人生が豊かになる聴き方』『臨床心理士が教える 心を守る最高の習慣』 X:@dr_sagayama https://yoshikosagayama.com/ チャン よしこの弟。 心理学についてはまったくの素人。 「それ、普通の人にもわかるように言って」担当。