沖縄知りたいラジオ

ひゅうが

FM琉球(80.6MHz)で毎月第2月曜日21:00〜22:00に放送している「沖縄知りたいラジオ」。 沖縄に関わる文化や営みを続けている方々をゲストにお呼びし、その方の目線を通して沖縄をもっと多面的に知っていく番組です。

エピソード

  1. 10月12日

    #04 市場から見る沖縄:第一牧志公設市場 組合長 粟國智光さん

    「県民の台所」とも呼ばれてきた、第一牧志公設市場。 国際通りのすぐ近くにあり、近年は観光客や外国人旅行者も多く訪れる場所になりました。2023年には新しい市場がオープンし、その姿も大きく変わっています。 けれど、第一牧志公設市場やその周辺のマチグヮーは、観光地になるずっと前から、沖縄の人たちの暮らしや商い、娯楽、そして戦後の復興とともに歩んできた場所でもあります。 そこで生まれ育ち、子どもの頃からこの街の変化を見てきた人には、私たちとはまた違う景色が見えているのではないか。 今回のテーマは「市場から見る沖縄」。 ゲストは、第一牧志公設市場の組合長を務める、山城こんぶ屋3代目の粟國智光さんです。 戦後、元の那覇の中心地へ戻ることができなかった人々が集まり、街をつくり、商いを始めていった牧志周辺。 その中で大きな役割を担ったのが、家族を支えるために市場で働いた沖縄のアンマーたちでした。 やがて市場周辺には、映画館や百貨店、飲食店なども集まり、買い物をする場所だけではなく、県民にとっての娯楽や思い出の場所にもなっていきます。 一方で、大型商業施設の増加や観光地化、インバウンドの増加などによって、市場の姿も大きく変わってきました。 それでも、市場には今も残っているものがあります。 「肉はこの店、魚はこの店、昆布はこの店」。 かつては、何を買うかだけではなく、「誰から買うか」まで家庭の中で受け継がれていたといいます。 食材の選び方や料理の仕方を教えてもらい、後日「おいしくできたよ」と報告に来る。さらにその人が友人を連れて、また店を訪れる。 そこには、単に商品を売り買いするだけではない、人と人との関係があります。 粟國さんは、そんな市場を「つなぐ市場」と表現します。 「買いに来る」から「会いに来る」へ。そして、「マチグヮーは、生き物なんですよ。」 昔の姿をそのまま残すことだけが、市場を残すことなのか。時代に合わせて変わりながらも、人が集まり、つながり続ける場所であるためには何が必要なのか。 山城こんぶ屋の歴史や戦後の那覇、アンマーたちが築いた市場、県民の思い出、観光地化による変化、そしてこれからのマチグヮーまで。 第一牧志公設市場とマチグヮーを長く見てきた粟國さんの目線を通して、沖縄の人、暮らし、商い、そしてつながりについてお話を伺いました。 ゲスト:粟國智光さん(第一牧志公設市場 組合長/山城こんぶ屋3代目) 「沖縄知りたいラジオ」とは毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。 ▼公式サイトhttps://okinawa-shiritai.com/

    #04 市場から見る沖縄:第一牧志公設市場 組合長 粟國智光さん
  2. 9月14日

    #03 森林から見る沖縄:琉球大学農学部 名誉教授 大田 伊久雄さん

    沖縄の自然と聞くと、まず「海」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 今回のテーマは「森林から見る沖縄」。 ゲストは、長年にわたり森林政策学を研究してきた、琉球大学農学部 名誉教授の大田伊久雄さんです。 亜熱帯の島である沖縄には、本土とは異なる植物や生態系が広がっています。一方で、沖縄の森林を見ていくと、「自然を守る=人ができるだけ触れないこと」という単純な話ではないことが見えてきます。 かつて沖縄では、木は家を建てる材料となり、薪や炭として日々の暮らしを支えていました。那覇や首里で使われる木材やエネルギーも、ヤンバルの森林から運ばれてきたといいます。 現在では、木を使う機会も林業も減り、人と森林との距離は大きく離れました。 森に人が入らなくなることは、本当に自然にとって良いことなのか。世界自然遺産となったヤンバルの森林と、人の暮らしはどう共存していけばいいのか。 そして現在も、私たちが使う水や沖縄の豊かな海は、森林とどのようにつながっているのでしょうか。 森林の成り立ちや世界・日本の森林事情から、ヤンバルと沖縄の暮らしの歴史まで。 普段あまり意識することのない「森」という視点から、沖縄の自然と人との関係についてお話を伺いました。 ゲスト:大田伊久雄先生(琉球大学農学部 名誉教授) 「沖縄知りたいラジオ」とは毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。 ▼公式サイトhttps://okinawa-shiritai.com/

    #03 森林から見る沖縄:琉球大学農学部 名誉教授 大田 伊久雄さん
  3. 8月10日

    #02 琉球藍から見る沖縄:琉球藍研究所 嘉数義成さん

    沖縄で古くから使われてきた「琉球藍」は、なぜ今、私たちにとって身近な存在ではなくなっているのでしょうか。 今回のゲストは、琉球藍研究所 代表の嘉数義成さん。 ファッションブランド「LEQUIO(レキオ)」のデザイナーとして活動する中で琉球藍と出会い、2015年から沖縄県北部の東村で琉球藍の栽培と染料づくりをスタート。現在は、栽培から染料づくり、染色、製品化までを一貫して手掛けています。 琉球藍は、本土で使われてきた藍とは植物も染料の作り方も異なり、泡盛や黒糖など、その土地にあるものを使いながら育まれてきた沖縄の「色」でもあります。 一方で、戦後の生活様式の変化や化学染料の普及などによって需要は減り、原料を育てる人や染料を作る人たちの高齢化も進んできました。 「琉球藍を使いたいのに、原料が手に入らない」 その理由を辿っていった嘉数さんは、自ら耕作放棄地を開墾し、山に自生する琉球藍を探し、農業未経験の状態から栽培を始めます。 なぜ、そこまでして琉球藍を作ろうと思ったのか。 琉球藍という一つの「色」から見える、沖縄の文化や産業、そしてその未来についてお話を伺いました。 ゲスト:嘉数義成さん(琉球藍研究所 代表) 「沖縄知りたいラジオ」とは毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。 ▼公式サイトhttps://okinawa-shiritai.com/

    #02 琉球藍から見る沖縄:琉球藍研究所 嘉数義成さん

番組について

FM琉球(80.6MHz)で毎月第2月曜日21:00〜22:00に放送している「沖縄知りたいラジオ」。 沖縄に関わる文化や営みを続けている方々をゲストにお呼びし、その方の目線を通して沖縄をもっと多面的に知っていく番組です。

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