三重ノチカララジオ

アストライド-Astride-

京都大学で法学を修め、約9年にわたり国会議員秘書として国政の現場を歩いた、よしの正英。その後、故郷・四日市へ戻り、市議から三重県議へ。現在は地域に根を張り、県民の暮らしのすぐそばで活動を続けている。番組では、生活者の目線に立った県政情報、そして三重県の歴史・まちづくり・暮らしのあれこれ。肩の力を抜いて、幅広く、わかりやすく。昔懐かしいラジオのような暖かさで、三重県に暮らすあなたの隣にそっと寄り添う。「三重の地から、三重の力を」込めて。毎週木曜配信。

  1. 3日前

    #13 小学生のとき「道ができる」と聞いた ── 40年かかる道路と、遺跡の下の四日市

    今日のテーマは「三重県の予算パート9・道路と河川」です。県の仕事として一番イメージしやすい公共工事。道路関係だけで200億から300億円、流域治水に125億円と、これまで話してきた事業とは桁が違います。この10年で高速道路網は大きく進みましたが、四日市にはまだ未完成の道路と、いつ溢れるかと言われ続ける川があります。よしの正英さんが小学生のころ「道ができる」と聞いた環状線は、いまも工事中。なぜ道路には何十年もかかるのか。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・三重県の道路予算は、直轄道路に102億円、改良に88億円、防災用の緊急輸送道路整備に83億円、中心市街地の街路に17億円。河川は流域治水を含めて125億円。産業が集積する三重県では渋滞解消が最優先で、中勢バイパスの完成や新名神の開通でこの10年に高速道路網は大きく進んだ。東海環状道はいなべ〜養老間が残るのみ ・四日市は北勢バイパスが未完成で、まだ渋滞が多い。国の事業で、いまは三滝川のそばまで延び、日永あたりの混雑も繋がれば分散するはず。一方、国道477号とぶつかる四郷・笹川のあたりは、四日市鈴鹿環状線が2年前に内部川を越えて延伸したことで交差点が混み始めている ・その環状線は、よしのさんが小学生のころ「道ができる」と聞いた道。突き当たりのゴルフ練習場にボールを拾いに行っていた場所が、30年、40年弱かけていまも工事中。道路整備に時間がかかる理由の一つが、用地の下の遺跡調査。今かかっている区間にも弥生時代以降の人の痕跡があり、掘って記録し、立体地図を作って埋め戻してから道路を造る。北勢バイパスで見つかった久留倍官衙遺跡は大きすぎて、道を曲げて公園にした。今年の予算は8,800万円 ・四日市の渋滞の根本原因は川の多さ。南北十数キロに、県管理だけで朝明川・海蔵川・三滝川・鹿化川・天白川の5本があり、抜け道を通っても最後は橋に集約される。橋は増やせないから、せめて川を整備する。三滝川の流量を海蔵川へ逃がす三滝派川は、岡山の高梁川で起きた内水氾濫の教訓から、先に四日市市が支流を整備してからようやく進んだ ・河川整備計画がないと予算は下りない。三滝・海蔵、朝明川の順に計画ができたが、地元の天白川はまだ計画がなく継ぎはぎの対応。昭和49年7月の水害では近鉄八王子線の線路が流された。鹿化川では堤防補強と浚渫を続けている。道路一本を先に通すか、分散して毎年少しずつ進めるかは永遠の課題で、要望を寄せてほしい ▼こんな方におすすめ ・四日市や北勢地域の渋滞が、なぜ解消しないのか知りたい ・道路や河川の工事が「止まっているように見える」理由を知りたい ・三重県の公共工事に、どれだけの予算が使われているか関心がある ・水害のリスクがある地域に住んでいて、県の治水の進み方を知りたい ・地元の道路や川について、県議会へ要望を届けたいと考えている ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  2. 9月16日

    #12 夫婦で1000万円、1ヶ月かけて桜前線を追う ── 富裕層インバウンドという市場

    今日のテーマは「三重県の予算パート8・観光」です。観光産業は、いまや日本のGDPで自動車に次ぐ二番手。よしの正英さんは、これからの日本が見るべきはアメリカや中国ではなくフランスだと言います。伊勢神宮も忍者もF1も持ちながら、三重県はまだ取りこぼしている。外国語表記やトイレ、バリアフリーといった足元の整備から、1回の旅行で1000万円を使う富裕層の話まで。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・観光産業はいまやGDPで自動車産業に次ぐ二番手。小さな積み上げを全国でやった結果である。よしの正英さんは、これからの日本が見るべきはアメリカや中国ではなくフランスだと言う。文化面でも近く、フランスは世界最大の観光立国だから。三重県の観光は、平成以降に団体旅行が個人旅行へ移り、鳥羽・伊勢・志摩の大型旅館が苦戦して厳しい時期を迎えたが、10年前の伊勢志摩サミットが転機になった ・インバウンド誘客で一番大事なのは、実は外国語表記の充実。次いでトイレがきれいか、バリアフリーか。車椅子の方も多く、スーツケースを持つ人にもバリアフリーは効く。要は「訪れてみたい地域かどうか」という話。前年度の補正予算で観光客受入環境整備事業に6億2000万円が付いている。忍者を取りこぼしていると言うのも、伊賀市の忍者市駅前にホテルや体験施設ができた一方で、英語表記がまだ少ないから ・「うちには観光資源がない」と日本人はよく言うが、いらない。日本に3回も4回も来る人は東京に飽きていて、地方都市の何気ない暮らしを見たいと言う。東南アジアからの旅行者は写真に映えるものを求めるが、欧米の旅行者はストーリーと歴史を知りたがる。何百年も守り続けてきた名もない神社に価値を感じる。半分は勉強しに来ている ・富裕層インバウンドにも各地が力を入れている。1回の旅行で1000万円を使う人は珍しくなく、円安でさらに割安になっている。オーストラリア政府とも観光政策を協議中で、時差がなく季節が逆という条件も効く。東京に着いてから鹿児島へ飛び、桜前線とともに1ヶ月かけて日本を巡る「スプリングツアー」を夫婦で楽しむ経営者もいる。10ヶ所ほど立ち寄る旅程に、三重県をどう入れてもらうか ・各県が相手国を定めて誘致している。オーストラリアに注力しているのは愛媛県で、戦争遺跡を巡る欧米・豪州の旅行者が広島へ来る流れを引っ張っている。三重県はドイツを狙う。ものづくりのエリアという共通点があり、気質も真面目だから。近隣の集客を引き寄せる発想では、鈴鹿サーキットのF1が世界中から10万人近くを集める最強コンテンツ。伊勢神宮の御遷宮も始まり、10年ほどは国内客が見込める。課題は発信力で、そこをどうするかが県政全体に共通する ▼こんな方におすすめ ・地域に観光資源がないと思い込んでいる自治体・事業者の方 ・インバウンド誘客で、何から手をつけるべきか知りたい ・富裕層向けの観光がどう動いているのか、実例を知りたい ・三重県の観光施策と予算の使いみちを具体的に知りたい ・地域の発信力をどう高めるか、考えている ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  3. 9月9日

    #11 苗を植えない米づくり ── 三重県の農業で、いま起きていること

    今日のテーマは「三重県の予算パート7・農林水産業の振興」です。三重県の農業産出額は1,206億円で全国29位、北海道の10分の1にあたります。それでも県は、いまを将来設計のための調査の年と位置づけています。ブランド米「結びの神」を名乗れる基準、AIで農地の錯綜を解く事業、苗を植えずに種をまく乾田直播、そして水温上昇で変わりつつある海。よしの正英さんが所属する常任委員会の視点から語ります。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・よしの正英さんは今年度、環境生活農林水産常任委員会に所属している。3年連続で委員長・副委員長を務めたため、今年は平委員として臨む。民主党で当時の農林政策を一手に引き受けた篠原孝さんの秘書を務めた経験から、農業政策には思い入れが強い。三重県の農業産出額は1,206億円で全国29位(1位の北海道は1兆3,478億円、2位の鹿児島県は5,438億円)。林業43.4億円、漁業5万2000トンと、いずれも上位県とは桁が違うが、それでも産出している以上しっかりやらねばならない ・いま最大の課題は、気候変動による温暖化にどう耐えていくか。三重県はいまを将来設計のための調査の年と位置づけ、「三重県の農業の将来を考える調査事業」に約1,100万円を計上した。農業の専門家と現場で働く人たちに聞き、AIやITを使ったスマート農業による人手不足への対応、省力化、獣害対策まで、課題を整理して方向性を作っていく ・ブランド米の話。三重県の「結びの神」は、もともと農業試験場が開発した三重23号という番号がついた品種。ただし23号を作れば名乗れるわけではなく、タンパク質や水分の含有量といった一等米の基準に達して初めて「結びの神」になる(作付けすればおよそ98%は基準に達する)。高温に強い品種として開発されたが、コシヒカリを作る農家もまだ多く、拡大推進事業に約300万円。お酒用には酒造好適米「神の穂」があり、三重県の酒はGI(地理的表示)も取得している ・農地中間管理機構をAIで支える事業に約1億9,000万円。作付けをやめる人と規模を広げたい人をつなぐ機関が市町単位にあるが、農地はモザイク状に所有が錯綜していく。誰がどこを所有しているかをAIに読み込ませ、こう整理すれば集約が図れるという提案をする技術に取り組んでいる。委員会の視察で訪ねた農家は60ヘクタール、最終的には100ヘクタール(田んぼ1000枚分)を目指す規模だが、海外や北海道から見ればまだ小規模。意欲のある生産者に注力していくべきだと語る ・稲作の作り方も変わってきた。いまは苗を植えるのが当たり前だが、もともとは種をそのまま蒔いていた。この直播きが見直され、乾いた田んぼに直接種をまく「節水型乾田直播」が注目されている。代掻きで水を張る手間も、苗を育てる工数も減り、土を起こす機械の後ろに播種機を付けて一度に済む。発芽したところを鳥についばまれるなどの課題もあり、棚田のように1枚が小さい田は従来どおり。海の話も——水温が1度上がると地上の3〜4度分に相当し、イセエビは千葉県や茨城県、さらに宮城県でも獲れるようになった。三重県は牡蠣や真珠の養殖に歴史があり、陸上サーモンの養殖技術も視察。来月は愛媛県へ向かう ▼こんな方におすすめ ・三重県の農林水産業の現状と、今年の新規事業の中身を知っておきたい方 ・ブランド米が、どういう基準を満たして名乗れるのかを知りたい方 ・農地の集約や、スマート農業が実際にどう使われているかに関心がある方 ・新しく農業を始めたい、あるいは三重県への移住を考えている方 ・温暖化が農作物や漁獲にどう効いているのかを、県の施策から知りたい方 ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  4. 9月2日

    #10 本当の終戦は9月2日 ── 三重県150周年と、平和を残す仕事

    今日のテーマは「三重県の予算パート6」です。今年、三重県は誕生から150周年を迎えました。そして戦後81年。よしの正英さんは、この2つがちょうど重なる年だと言います。県名の由来は四日市にあった三重郡から。150周年事業は5300万円、未来につなぐ平和発信事業は629万円。数字の大小だけでなく、県が何を残そうとしているのかを、県政情報の中から読み解いていきます。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・三重県が今の形になったのは明治9年。廃藩置県のあと、北の津県と、伊勢を中心とする度会県に分かれていた。県庁所在地のある郡の名前を県名にせよという通達があり、県庁を持ってきた四日市にあったのが三重郡だったので「三重県」と名付けられた。伊勢神宮があるのに伊勢県にならなかったのは、伊勢の国が県域の4割弱で、ほかに伊賀・志摩・紀伊があったから。地名そのものは日本書紀のヤマトタケルの伝説に由来する。県庁はその後、津へ移った ・4月18日は三重県民の日。県立博物館や美術館など、県や一部の市町の施設が無料になる。今年は150周年で少し大々的に実施した。50年前の100周年の際に県庁前へ埋めたタイムカプセルを掘り出して4月18日に披露し、当時の雑誌や遊び道具に混じって、当時の知事の給与明細まで出てきたという ・150周年の展示は8月6日から三重県庁で始まり、9月18・19日は四日市の県庁舎(四日市南警察署の前)、28日から30日はふたたび三重県庁へ戻る。12月までイベントが続き、予算は5300万円。記念防災フェスタに1268万円をかけるのは一見知事らしい特出しだが、よしの正英さんは150年とのつなげ方に違和感があると率直に語る。かつて「うまし国三重 文化おこし事業」があったように、三重県の歴史や文化をもっと深掘りできる機会にしたかった、と一般質問でも取り上げてきた ・戦後81年の今年は、1945年から見て80年前が明治維新にあたる。昭和の戦前期がちょうど真ん中に来る節目として、平和を見直す必要がある。三重県の未来につなぐ平和発信事業は629万円。三重県と広島県の高校生が直接会いに行ったりオンラインで交流したりする取り組みや、県立博物館・四日市市立博物館での平和を考える展示が毎年行われ、夏休みの自由研究にも使われている。今年新しいのは、以前から録りためてきた戦争体験者の証言動画のアーカイブから重要な部分をピックアップしてPRすること。体験者が少なくなるなかで、いま残しておくことに意味がある ・よしの正英さんが以前から主張しているのは、本当の終戦記念日は9月2日ではないかということ。8月15日は玉音放送でポツダム宣言を受諾した日だが、戦争自体は終わっておらず、連合国軍と日本が降伏文書に調印したのは昭和20年9月2日。8月15日の玉音放送は文章としても流れているが、9月2日の降伏文書を見たことがある人は多くない。国会図書館のデジタルアーカイブでは、重光葵外務大臣が調印に向かうための命令書なども公開されている。8月15日以降も千島列島などで戦闘は続いており、そこを知ることが平和を考える前提になる ▼こんな方におすすめ ・三重県の県名の由来や成り立ちを、きちんと知っておきたい方 ・三重県誕生150周年の事業やイベントの中身と、その予算を知りたい方 ・4月18日の三重県民の日に、どこが無料になるのか気になっている方 ・お子さんの夏休みの自由研究や、平和学習の題材を探している保護者・教員の方 ・終戦記念日をめぐる史実を、8月15日だけでなく9月2日まで含めて捉え直したい方 ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  5. 8月26日

    #09 半導体、ペロブスカイト、第二創業 ── 三重県予算パート4・産業を支える

    今日のテーマは「三重県の予算パート4」です。概要、防災、医療福祉と続いてきた4回目は産業振興。三重県には約3000の事業があり、それぞれに予算がついていますが、よしの正英さんが伝えたいのは金額よりも中身です。北勢地域は日本経済の牽引役であり、その柱はいま半導体。そこにクリーンエネルギーが加わり、既存の中小企業を支える取り組みと、まだ額の小さいスタートアップ支援が続きます。丸められる太陽電池の話から、家業の上に新しい事業を立ち上げる第二創業まで。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・産業面の一番の柱は半導体。四日市を中心に、キオクシアのような最終完成品のメーカーだけでなく、JSRや日本板硝子といった半導体部材のメーカーも集積している。三重県は半導体産業投資促進事業に約2100万円をつけて企業の投資を促し、あわせて人材育成にも取り組む。三重大学が事務局となり、県や企業が一緒に入るコンソーシアムを立ち上げ、三重県半導体産業振興方針という計画に沿って進めている ・産業の柱は時代とともに変わってきた。北川知事の頃はクリスタルバレー構想として、亀山を中心に液晶技術の集積を目指した。三菱重工が国産旅客機を作ろうとしていた時期には航空宇宙産業にも取り組んだ。どちらも三重県の産業振興の目標には今も入っているが、大きく伸びるところまでは至っていない。都道府県それぞれが力を入れる分野を選んでおり、三重県のいまの選択が半導体とクリーンエネルギーになる ・一見知事の肝いりは洋上風力発電だが、コストの問題で撤退する企業も出てきた。そこでもう一つ力を入れたいのがペロブスカイト太陽電池。ポスターのようにペラペラで丸めることもでき、室内の蛍光灯やLEDのわずかな光でも発電する。24時間稼働する倉庫の壁や天井に貼れば、そこで電力を生み出せる。今年はペロブスカイト元年と言われ、開発している数社のうち一つには、三重県出身で京都大学の化学研究者である若宮教授がいる。クリーンエネルギー産業基盤形成事業は約3500万円で、うち1800万円を使って四日市の環境学習情報センターに目玉展示を置き、県有施設の適地調査も今年度から始める。四日市港を先進モデル地域にできないか、という構想も動いている ・既存の中小企業をどう支えるか。最大の課題は、資材が高騰する中で適正な価格の取引ができていないこと。中小企業は大企業に値上げ交渉をしづらい。三重県は経営者協会や労働組合とともに、適正取引・価格転嫁を進める共同宣言を昨年度採択し、知事も加わっている。人材面では、製造業や建設業の人手不足に対して、デジタル化による省力化の支援、専門人材の確保、そして副業・兼業の人材をどう活用するかという取り組みを進めている ・スタートアップ支援は今年度6700万円。国のスタートアップ5か年計画に合わせて三重県も2023年から本格化したが、1億円を超える都道府県もあり、額としては少ない。よしの正英さんの提言は、300万円を3社に配る補助金よりも、その予算で信用力を高めるほうがいいというもの。スタートアップに足りないのは人材・資金・信用力の3つで、行政が担えるのは信用力にあたる。三重県の課題を実証実験の場として提供し、その成果を他の地域に展開してもらう——愛媛県が実際にやっている方法で、視察もしてきた。三重県のスタートアップは南部の食品関連や第一次産業が多く、もう一つの特徴は伊勢角屋のビールのような第二創業。ゼロからではないぶん、人材も資金も信用力もある程度は備わっている ▼こんな方におすすめ ・三重県の産業政策がどこに向かっているのかを、施策の中身から知りたい方 ・四日市を中心とした半導体関連産業の集積に関わっている方 ・ペロブスカイト太陽電池が実際にどう使われるのか、具体例で知りたい方 ・資材高騰の中で、価格転嫁の交渉に悩んでいる中小企業の経営者 ・三重県で起業を考えている方、家業の上に新しい事業を立ち上げようとしている方 ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  6. 8月19日

    #08 産める病院が、ひとつしかない ── 三重県予算パート3・医療と福祉

    今日のテーマは「三重県の予算パート3」です。概要、防災に続く3回目は、医療・介護・子育てといった医療福祉関連。医師が足りないという話の中身、伊賀・名張では人口約15万人に対してお産ができる病院が1つしかないという現実、資格はあるのに戻ってこない潜在保育士の話。そして、よしの正英さんが三重県議会議員になる前から10年言い続けてきた「地域共生社会」に、今年度ようやく予算がつきました。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・医師確保の課題は数ではなく偏在にある。厚生労働省は医師の数は足りているとするが、フルタイムでコミットしている医師が何人いるかは出していない。偏在はエリア(南部地域はクリニックも総合病院も少なく、紀南地域の病院も医師が減っている)と診療科(外科や産婦人科はリスクが大きく選ばれにくい)の二つ。三重県は「医師偏在是正プラン」を作り、地域別にどの診療科がどれだけ必要になるかをデータで分析している ・周産期医療が特に厳しい。伊賀・名張は人口約15万人に対してお産ができる病院が1つだけ。志摩市は伊勢まで行かないと出産できない。その地域で産めない状況が広がっており、補助金を出してお産を扱う医療機関に定着してもらう取り組みを進めている ・看護師に続いて、今年度から薬剤師の奨学金制度を新設した。三重県の医療機関で何年か働けば返済免除になる仕組みで、三重県には鈴鹿医療科学大学という薬剤師育成の機能がある。介護人材については知事がインドネシアを訪問して保健省とMOUを締結し、いきなり就労ではなくインターンシップで日本の介護に慣れてもらう仕組みを設けている ・潜在保育士・潜在看護師は、資格を持ちながら結婚や出産、給与を理由に現場を離れた人たち。支援アドバイザーの派遣やPR動画の予算に対しては「これで戻ってくるのか」という率直な疑問もある。本質は給与面で、国も処遇改善に取り組んでいる。人材確保にホームランのような施策はなく、コツコツとバントを繰り返すしかない ・三重子ども子育て応援総合補助金は、国が方針を決めて市町が実施するという構造の中で、県が市町の取り組みを応援する制度。四日市市の中高生の居場所づくりなどに活用されている。そして高齢者福祉・障害者福祉・子育て施策が縦割りだった福祉を包括化する「地域共生社会」に、今年度1,485万円の新規事業として予算がついた。ネットワークづくり、ワンストップの相談、行政から出向くアウトリーチ。この3つを10年言い続けてきたものが形になりつつある。ひきこもり支援も3,500万円。かつて7040問題と呼ばれたものは、放置されて今は8050問題になっている ▼こんな方におすすめ ・三重県の医療体制や福祉施策の現在地を知りたい方 ・地域の医師不足・看護師不足を、身近な課題として感じている ・子育て支援の制度が国・県・市町でどう分かれているのか知りたい ・介護や保育の現場で、人材確保に取り組んでいる ・ひきこもりや8050問題を、地域の課題として考えている ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  7. 8月12日

    #07 避難所に行かない人たち ── 能登の教訓と、三重県の防災予算

    今日のテーマは「三重県の防災予算」です。三重県の予算パート2は、県政情報の最重要課題である南海トラフ地震対策から。能登半島地震で見えてきたのは、指定避難所ではなく自宅や車で過ごす自主避難の多さでした。プライバシーの問題、留守宅の盗難への不安——理由はいくつもあります。では支援物資と情報はどう届けるのか。スフィア基準で1人あたりのスペースを広げれば、収容できる人数は減る。よしの正英議員が、避難所環境の改善から災害医療、防災ヘリ、三重防災ナビまでを解説します。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・南海トラフ地震は三重県の県政情報における最重要課題で、あらゆる行政文書の一番冒頭に出てくる。県は本年度中から来年度にかけて三重県南海トラフ地震対策推進条例の制定に取り組んでおり、国の南海トラフ地震対策の計画に基づいて県民への周知と対策を進めている ・能登半島地震で見えたのは自主避難の多さ。指定避難所は大勢が集まりプライバシーの確保が難しく、留守宅の盗難や業者を装った訪問への不安もある。倒壊していなければ自宅や車で過ごす人が増えるが、その方々は把握ができない。支援物資と情報をどう届けるかが今後の課題 ・スフィア基準で1人あたりの避難スペースを2〜3倍に広げると、1つの体育館に収容できる人数は減る。収容計画も、体育館以外にどの教室を使うかも練り直しが必要になる。三重県は避難所環境改善事業費として約8000万円を計上している ・半島防災という考え方。紀伊半島と能登半島は、集落の間を山が隔てるため隣へ行くにも山道を越える必要があり、崩れれば陸の孤島になる。石川県と三重県は人口の多い平野部と半島部が南北で逆。県は能登の被災地を視察して調査しており、病院船や船による物資輸送など海からの救援も検討課題に挙がっている ・防災ヘリは、南部にすでにある燃料の補給拠点に加えて北部の鈴鹿にも設け、一度基地へ戻らずに再出動できる体制へ。災害医療はDMATの強化や連携協定、災害拠点病院の機能強化に約6000万円。津波避難タワーは南部の全市町に整備され避難訓練も行われており、旅行先での避難先が分かる「三重防災ナビ」も昨年度予算で整備済み ▼こんな方におすすめ ・三重県の防災対策と、その予算の使われ方を知りたい方 ・南海トラフ地震への備えを具体的に考えている三重県民の方 ・自治会や事業所で避難所の運営に関わっている ・紀伊半島など半島部ならではの防災課題に関心がある ・旅行先や帰省先で被災したときの避難に不安がある ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

  8. 8月5日

    #06 三重県の予算は、どこから見ればいいのか ── 県ホームページから辿る、財政のリアル

    今日のテーマは「三重県の予算」です。予算・決算の審議は県議会議員の本業。数字の積み重ねに見えて、そこには三重県が県民に何をサービスしているかが表れています。今回は三重県のホームページから当初予算の資料に辿り着く道順を実況しながら、令和8年度の当初予算約8,929億円(前年度比563億円・6.7%増で過去最大)の中身を分解します。県民一人あたり約47万円という見方で、教育費・民生費・公債費・土木費・警察費がどう配分されているのかを、よしの正英さんが解説します。 ▼番組への感想、ご質問、リクエストは以下までお寄せください。 yoshino3@m7.cty-net.ne.jp Xでは「#三重ノチカラ」を付けてポストしてください。 ▼このエピソードで話していること ・三重県のホームページから予算資料へ辿る道順。上部の緑の帯にある「県政お知らせ情報」→「予算執行・財政」→財政のページ→「予算」→令和8年度→「当初予算の状況」。平成9年度から30年分の予算が並んでいる ・資料に日付が入っておらず、いつの情報か分からなかった。よしのさんが一般質問で指摘して、全項目に日付を付ける改善が実現した。情報の整理は「いつの情報か」から始まる ・令和8年度の当初予算(一般会計)は約8,929億円。前年度比563億円・6.7%増の過去最大。平成28〜29年ごろは6,500億円から7,000億円だった。増加要因は地方交付税と県税で、法人税は年100億円ずつ増えている ・県債残高は約1兆4,000億円。令和8年度は約850億円を新たに借り、約1,068億円を返済して残高を減らす方向。借金が増えると財政が硬直化し、自由なサービス提供ができなくなる ・県民一人あたりに割ると約47万円。うち教育費が約12万円(4分の1・多くは教員の給与)、民生費7.7万円、公債費6.5万円、土木費5.3万円、警察費2.8万円。増えた消費税収をどう県民に還元しているのかPRすべきだと知事に要望した話も ▼こんな方におすすめ ・三重県の予算や財政がどうなっているのかを知りたい方 ・自分が納めた税金の使われ方を、具体的な数字で確かめたい方 ・三重県のホームページから行政情報を探すのが難しいと感じている方 ・県債(借金)や財政の健全化に関心がある方 ・三重県の県政情報や、県議会の仕事に関心がある方 ▼パーソナリティー よしの正英(三重県議会議員) https://xn--48jd3c0av4e5c.jp/ 三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。 ▼番組アシスタント 纐纈智英(アストライド-Astride- 代表) https://www.ast-ride.com 「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。 ▼番組概要 三重県議会議員のよしの正英が、政治の話は少し脇に置き、三重県の県政情報にとどまらず、郷土の歴史・まちづくり・暮らしのいま、そして法律のはなしまで、三重県をまるごと語るラジオ番組です。京都大学法学部で培った法的素養と、約9年の国会議員秘書・市議・県議としての現場経験を掛け合わせ、四日市・三重県の具体的な話題を、70年代ラジオ風のあたたかい“ながら聞き”でお届けします。毎週木曜日配信。 ▼制作:アストライド-Astride-

予告編

番組について

京都大学で法学を修め、約9年にわたり国会議員秘書として国政の現場を歩いた、よしの正英。その後、故郷・四日市へ戻り、市議から三重県議へ。現在は地域に根を張り、県民の暮らしのすぐそばで活動を続けている。番組では、生活者の目線に立った県政情報、そして三重県の歴史・まちづくり・暮らしのあれこれ。肩の力を抜いて、幅広く、わかりやすく。昔懐かしいラジオのような暖かさで、三重県に暮らすあなたの隣にそっと寄り添う。「三重の地から、三重の力を」込めて。毎週木曜配信。