犬と暮らすラジオ

西宮市 犬専門フォトスタジオ 棚原写真事務所

犬専門カメラマン・棚原憲悟がお届けする、犬との暮らしと写真のラジオ。 兵庫県西宮市で犬専門フォトスタジオ「棚原写真事務所」を運営しながら、日々の撮影で感じたことや、犬との暮らしの中で気づいたこと、写真に込めている想いなどをゆるくお話しします。 撮影会の裏話、お客様との楽しいイベントのこと、撮影以外の日常、時には失敗談や新しい挑戦についても。 専門的な知識をお伝えする番組ではなく、犬と暮らす毎日が少し楽しくなったり、大切な時間について考えるきっかけになったりするような、肩の力を抜いて聞ける番組を目指しています。 愛犬との時間は限りがあります。 だからこそ、その何気ない毎日を大切に。 犬好きな方も、写真好きな方も、ぜひお気軽にお付き合いください。

  1. 1日前

    第14話「棚原、初めてのひとり旅」

    今回は久しぶりの完全雑談回です。 今年2月、人生で初めての「ひとり旅」に行ってきました。 行き先は、広島県・尾道。 棚原写真事務所を始めてから、妻と二人で仕事をするようになり、仕事もプライベートもほぼずっと一緒。 それが嫌ということではなく、 「それぞれ一人で過ごす時間も大切にしよう」 ということで、年に一度、お互い好きな場所へひとり旅に行ってみようということになりました。 52歳にして初めてのひとり旅。 せっかくなので今回はほぼノープラン(笑)。 新幹線に乗って、まずは大好きな尾道ラーメン。 ロープウェイで山の上まで行って、坂の町をブラブラ歩く。 ……ここまでは良かったんですが、 火曜・水曜はお休みのお店がめちゃくちゃ多い(笑)。 行ってみたいお店の横を「ここ開いてたら楽しそうやなぁ」と思いながら通り過ぎ、思っていた以上にやることがなくなり、夕方にはホテルへ。 「ひとり旅、結構暇やな……」 初日からちょっと想像と違いました(笑)。 そして2日目。 倉敷へ寄るか、しまなみ海道を自転車で走るか。 レンタサイクルのお兄さんの 「行けますよ、行けますよ」 という軽い言葉を信じて、しまなみ海道へ。 ところが気がつけば、50代のおっさんが約30kmを必死に自転車で走ることに。 しかもスタート直後、テンションが上がってお土産に買ったのは…… 5kgのみかん。 そこから約30km、5kgの重りを載せてひたすら自転車を漕ぐという、なかなかの苦行になりました(笑)。 それでも終わってみれば、初めてのひとり旅は楽しかった。 そして50歳を過ぎても、 「まだ初めて経験することって、いっぱいあるんやな」 と感じました。 次は東京?北海道? 今度はもう少しだけ予習してから行こうと思います(笑)。 今回の「犬と暮らすラジオ」は、犬も写真もほぼ出てこない、棚原52歳・初めてのひとり旅のお話です。 今週の「にことすき」では、すきちゃんがノーズワークの初めてのテストに挑戦。無事合格しました! お散歩のおともに。家事の合間に。愛犬とのんびり過ごしながら。 今回もゆるりとお付き合いください。 「犬と暮らすラジオ」棚原写真事務所 棚原憲悟

  2. 9月16日

    第13話「うちの子、写真撮影できるかな?と思っている人へ」

    「うちの子、おすわりできないんですけど大丈夫ですか?」 「待てができないんです」 「じっとしていられないんです」 撮影のお問い合わせで、こんなご相談をいただくことがあります。 棚原写真事務所のInstagramを見ると、撮影セットの真ん中にちょこんと座って、カメラを見ているわんちゃんの写真がたくさん。 でも実際の撮影では…… 座った。動いた。飼い主さんのところへ戻った。匂いを嗅いだ。また戻ってきた。 そして一瞬座ったところで、 「今や!」 パシャ(笑)。 そんな撮影もたくさんあります。 今回の「犬と暮らすラジオ」では、 「うちの子、写真撮影できるかな?」 と心配している飼い主さんに向けて、犬専門カメラマンの棚原が普段どんなことを考えながら撮影しているのかをお話しします。 おすわりや待てが苦手でも、基本的にはウェルカム。 ただし、撮影そのものがその子にとって大きな負担になることが分かっているなら、無理に撮る必要はないと思っています。 一方で、 「どうかな?」「できるかもしれない」「一度やってみたい」 という気持ちが少しでもあるなら、ぜひチャレンジしてほしい。 実際に「絶対無理だと思います」と言われていた子が、撮影を始めてみると案外上手にモデルしてくれることもあります。 反対に、家では完璧なのにスタジオでは全然違うことも(笑)。 撮影は、犬のモデルの上手さを競う時間ではありません。 僕が残したいのは、 その子の可愛い表情や、その子らしい姿。 1秒しかチャンスがなければ、その1秒を撮る。 犬に撮影方法を合わせてもらうだけではなく、その子に合わせて僕の撮り方を変える。 そして飼い主さんにも「ちゃんとモデルさせなきゃ」と頑張りすぎず、できなかったことも含めて愛犬との撮影を楽しんでもらえたら嬉しいです。 あとは棚原、頑張ります(笑)。 今週の「にことすき」は、突然3倍速になるにこばあちゃんと、トリミング後にめちゃくちゃ怒っていたすきちゃんのお話です。 お散歩のおともに。家事の合間に。愛犬とのんびり過ごしながら。 今回も気軽に聴いていただけたら嬉しいです。 「犬と暮らすラジオ」棚原写真事務所 棚原憲悟

  3. 9月9日

    「犬専門カメラマンになって、想像と違ったこと」

    45歳まで会社員をして、そこから犬専門カメラマンになった僕。 カメラマンになる前は、 「カメラマンの仕事=写真を撮る仕事」 だと思っていました。 もちろん間違いではないんですが、実際に自分で写真事務所を始めてみると、 「思ってた仕事と全然違うやん(笑)」 ということがたくさんありました。 今回の「犬と暮らすラジオ」では、 ・思っていたより写真を撮っている時間が短い ・写真が上手いだけでは仕事にならない ・犬を撮るより、犬を見たり待ったりしている時間が長い ・犬だけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションも大事 ・一度きりではなく、何年もお付き合いが続くお客様がいる ・「写真を売る仕事」だけではなかった など、実際に犬専門カメラマンになってから感じた「想像との違い」についてお話ししています。 一人でやっていた頃は、撮影だけでなく、受付、営業、SNS、企画、予約管理、編集、納品、発送まで全部自分。 気がつけば、 「今日、一回もカメラ触ってないやん」 という日も(笑)。 でも、想像していたより大変だったことがある一方で、 想像していた以上に面白かったこともたくさんありました。 何年も同じわんちゃんを撮らせてもらったり、 そのご家族の犬との暮らしを少しずつ一緒に残していけたり、 写真をきっかけに犬友達ができたり、犬との楽しみが増えたり。 棚原写真事務所では、 「犬と一緒にワクワクしよう」 を一つのテーマにしています。 写真を残すことはもちろん。 写真をきっかけに、犬との暮らしが少し楽しくなる。 今はそこまで含めて、自分の仕事なんじゃないかなと思っています。 45歳で会社員を辞めた当時の自分には、 「そんな甘くないで(笑)」 と言いたい。 でも同時に、 「想像してるより、もっと面白い仕事やで」 とも言ってあげたいです。 今週の「にことすき」では、元気すぎるにこさんと、いつも通りご機嫌なすきちゃんのお話も。 お散歩のおともに。 家事の合間に。 愛犬とのんびり過ごしながら。 今回も気軽に聴いていただけたら嬉しいです。 「犬と暮らすラジオ」 棚原写真事務所 棚原憲悟

  4. 9月2日

    「犬の写真、カメラ目線じゃなくてもいい」

    第11話「犬の写真、カメラ目線じゃなくてもいい」 犬の写真を撮るとき、ついつい 「○○ちゃーん!こっち向いて!」 と名前を呼んでいませんか? 実は先日、犬関係のお仕事をされている方向けに「犬を短時間で可愛く撮影するコツ」というセミナーをさせていただきました。 そこで中心にお話ししたのが、犬の「カメラ目線」の撮り方。 そんなセミナーをやった本人が言うのもなんですが…… 犬の写真、カメラ目線じゃなくてもいいんです(笑)。 もちろん、カメラ目線の写真も可愛いですし、僕自身、仕事の撮影ではしっかり狙います。 でも、犬の写真の魅力はそれだけではありません。 飼い主さんを見上げている顔。 何かに夢中になっている横顔。 匂いを嗅いでいる姿。 楽しそうに歩く後ろ姿。 家でいつもの場所に寝ている姿。 カメラを見ていなくても、「この子らしいな」と思える瞬間はたくさんあります。 今回の「犬と暮らすラジオ」では、 ・カメラ目線だけが「いい写真」ではない理由・カメラを向けると、つい名前を呼んでしまう話・犬と飼い主さんがお互いを見ている写真の魅力・写真を撮るために、その瞬間を変えすぎないこと・何気ない日常の写真を残しておいてほしい理由 などについて、犬専門カメラマンの目線からゆるくお話ししています。 今回お伝えしたいのは、 「カメラ目線を撮らなくていい」ではなく、「カメラ目線“だけ”じゃなくていい」 ということ。 次に愛犬の写真を撮るときは、名前を呼ぶ前に、そのままの姿を一枚撮ってみてください。 いつもとは少し違う「その子らしい写真」が残るかもしれません。 お散歩のおともに。家事の合間に。愛犬とのんびり過ごしながら。 今回も気軽に聴いていただけたら嬉しいです。 「犬と暮らすラジオ」棚原写真事務所 棚原憲悟

  5. 8月26日

    「犬も写真も関係ない、棚原の自己紹介」

    第10話「犬も写真も関係ない、棚原の自己紹介」 こんにちは。兵庫県西宮市で犬専門フォトスタジオ「棚原写真事務所」を運営している、棚原憲悟です。 「犬と暮らすラジオ」も、今回で記念すべき第10回。 始めた当初は「ちゃんと続くかな」と少し心配していましたが、なんとか10回まで来ることができました。 これまで、犬のこと、写真のこと、犬専門カメラマンとして考えていることなどをお話ししてきましたが、今回は完全に雑談回です。 犬も写真も、ほぼ関係ありません(笑)。 テーマは、 「棚原って、そもそもどんな人なん?」 ということで、今回はカメラマンでもなく、棚原写真事務所の代表でもなく、ただの「棚原憲悟」についてお話ししています。 僕は昭和49年生まれ。今年52歳になります。 大阪府茨木市出身で、大人になるまではずっと茨木市で育ちました。 その後、高槻市にも住み、現在は兵庫県川西市で、妻と愛犬2匹と暮らしています。 今まで住んだことがあるのは、 茨木市、高槻市、川西市。 基本的には、ずっと関西です。 僕を見たことがある方は少し意外に思われるかもしれませんが、両親ともに沖縄出身です。 なので僕には、 100%沖縄の血が流れています。 ただ、なぜか顔はかなり薄め(笑)。 沖縄の方というと目鼻立ちがはっきりしたイメージがありますが、僕は全然そちらにはいきませんでした。 大阪生まれ、大阪育ちですが、沖縄には親戚もたくさんいます。 僕は一人っ子です。 一人息子だったこともあり、両親には本当に可愛がってもらいました。 言い換えると、かなり甘やかされて育ちました(笑)。 自分でも自覚がありますが、子どもの頃はかなりわがままだったようです。 沖縄の親戚一同が、 「この子、将来大丈夫か?」 と心配するくらい。 今でも親戚の間では、わがままな子どもがいると、 「あの憲悟がちゃんと大人になったんだから、これくらい大丈夫さー」 なんて話になるらしいです(笑)。 そんな僕も52歳。 まあまあまともに仕上がったんじゃないかなと思っています。 子どもの頃は、ずっと野球をやっていました。 高校までは野球ひとすじの、よくいる野球少年です。 ただし、高校野球では補欠。 試合に出る機会は多くありませんでした。 それでも父は、毎試合必ず見に来てくれていました。 「今日はもしかしたら代打で出るかもしれない。」 そんなわずかな可能性を楽しみに、いつもバックネット裏で見てくれていました。 当時は少し恥ずかしかったり、申し訳なく思ったりもしていましたが、今振り返ると本当にありがたいことだったなと思います。 ほとんど試合に出ない息子のために、毎回来てくれる。 改めて、両親には本当に可愛がってもらったなと感じます。 自分でも、少し変わったところはあると思います。 でも、両親はもっと変わっていました(笑)。 父は喫茶店のモーニングが大好きでした。 そこまでは普通なんですが、なぜかモーニングをハシゴするんです。 1軒目でしっかり朝ごはんを食べているのに、そのまま2軒目へ。 もうお腹いっぱいなのに、またモーニング(笑)。 何が目的だったのか、今でもよく分かりません。 さらに、少し受け口気味だった父が作った入れ歯は、なぜか出っ歯。 下が出ているなら上も出せば噛み合う、という発想だったのかもしれません。 結局、一度も使っていませんでした(笑)。 そんな父でした。 ここからは、少しどうでもいい情報も(笑)。 実は僕、いくつか資格を持っています。 第二種電気工事士。 省エネエキスパート検定の指導級。 そして、介護職員初任者研修。 昔でいうヘルパー2級です。 介護の資格を取ったきっかけは、父の介護でした。 実際に介護を経験して、 「ちゃんと介護について勉強してみたい」 と思い、資格を取りました。 勉強してみて感じたのは、介護は本当に素敵な仕事だということ。 もちろん大変なこともたくさんあると思います。 でも、人の暮らしを支える仕事にはとても魅力を感じました。 もしカメラマン以外の仕事をするなら、介護の仕事はやってみたい仕事の一つです。 今は犬専門カメラマンをしていますが、電気工事士の資格もあり、介護の資格もある。 並べてみると、自分でも何を目指していたのかよく分かりません(笑)。 好きな食べ物は、とにかく麺類です。 ラーメンが大好きで、毎日ラーメンでも大丈夫なくらい。 うどん、蕎麦、パスタなど、麺類全般が好きです。 好きなスポーツは、野球とラグビー。 自分自身はずっと野球をやっていましたが、今は野球よりラグビーの方が好きかもしれません。 見ていると本当に熱くなります。 好きなミュージシャンは、 布袋寅泰さん。 槇原敬之さん。 東京スカパラダイスオーケストラ。 ジャンルはバラバラですが、それぞれ好きです。 そして漫画も結構読みます。 ここ数年は誕生日プレゼントに、漫画を全巻まとめて買ってもらうのが恒例になっています。 最近では、 「宇宙兄弟」 「サラリーマン金太郎」 「呪術廻戦」 などを大人買いしました。 中でも好きなのは、 「クロカン」と「ハイキュー!!」 です。 「ハイキュー!!」は知っている方も多いと思いますが、「クロカン」は少しマニアックかもしれません。 高校野球を題材にした漫画ですが、主人公は選手ではなく監督。 「ドラゴン桜」の作者、三田紀房さんの作品です。 野球経験者ならかなりハマると思います。 個人的には超おすすめです。 ということで今回は、 犬専門カメラマンでもなく、 棚原写真事務所の代表でもなく、 ただの「棚原憲悟」についてお話ししてみました。 昭和49年生まれの52歳。 大阪府茨木市出身。 100%沖縄の血が流れているのに、なぜか薄い顔。 一人っ子で、親戚が将来を心配するほどわがままに育ち、 高校までは野球ひとすじ。 今は妻と愛犬2匹と暮らしていて、 電気工事士と介護の資格を持ち、 ラーメンが大好き。 ラグビーと野球を見て、 布袋さん、槇原さん、スカパラを聴いて、 漫画も好き。 特筆するほどすごい経歴ではありませんが、 「棚原って、こんな人なんや。」 と少し知ってもらえたら嬉しいです。 10回続けてこられたので、これからはこういう完全雑談回も時々入れていこうかなと思っています。 犬の話もする。 写真の話もする。 仕事の話もする。 たまには全然関係ない話もする。 そんな感じで、これからも「犬と暮らすラジオ」をゆるく続けていきます。 最近、にことすきが時々同じベッドで寝ていることがあります。 以前なら考えられなかった光景なので、これがめちゃくちゃ嬉しいんです。 何か特別なことをしているわけではなく、ただ2匹で一緒に寝ているだけ。 でも、そんな何気ない姿にすごく癒されています。 犬との暮らしって、こういう小さな変化や出来事が嬉しかったりしますよね。 今回は「犬も写真も関係ない、棚原の自己紹介」でした。 Podcastでは、もう少し脱線もしながら(笑)、ゆるくお話ししています。 「棚原ってどんな人なんやろ?」 と思ってくださった方は、ぜひ気軽に聴いてみてください。

  6. 8月19日

    「なぜ僕は“犬専門カメラマン”なのか?」

    こんにちは。兵庫県西宮市で犬専門フォトスタジオ「棚原写真事務所」を運営している、棚原憲悟です。 今回の「犬と暮らすラジオ」は、 「なぜ僕は“犬専門カメラマン”なのか?」 というお話です。 僕は「ペットカメラマン」ではなく、あえて**「犬専門カメラマン」**と名乗って仕事をしています。 ありがたいことに、犬の撮影以外にも、犬用グッズの商品撮影、人の撮影、成人式や七五三、店舗や建物の撮影など、いろいろなご相談をいただくことがあります。 でも、基本的にはお断りしています。 なぜ、そこまで「犬」にこだわるのか。 今回は、その理由についてお話ししました。 正直に言うと、僕は犬以外のことについては、犬ほど分かりません。 もちろん、人や商品、店舗などをカメラで撮影すること自体はできます。 でも僕は、 「撮れる」と「自信を持って最高のものを提供できる」は別の話 だと思っています。 例えば人の撮影なら、その人に合ったポージングや表情の引き出し方があります。 建物には建物の撮り方があり、商品には商品の撮り方があります。 料理でも、和食とフレンチでは同じ「料理」というジャンルでありながら、必要な知識や技術は違います。 カメラマンも同じだと思うんです。 撮影するジャンルが変われば、必要な知識や技術、経験も変わる。 世の中には、いろいろなジャンルを高いレベルで撮影できる器用なカメラマンさんもいます。 それは本当にすごいことだと思います。 でも、僕はそこまで器用ではありません(笑)。 だからこそ、 自分が責任を持って、自信を持って提供できるものに集中したい。 そう考えて、犬の撮影に特化しています。 犬だけに絞っているからには、 「犬の写真なら誰にも負けたくない」 という気持ちはあります。 もちろん、「自分が日本で一番」という話ではありません。 でも、 犬の自然な表情を引き出して撮ること。 ここについては、誰にも負けないくらいの気持ちで取り組んでいます。 毎年たくさんの犬を撮影していると、本当にいろいろな子に出会います。 元気いっぱいの子。人見知りの子。怖がりな子。シニア犬。カメラが大好きな子。カメラを見るのが苦手な子。 犬種が同じでも性格は違います。 だから、 「この子はどうしたら自然な表情を見せてくれるかな?」 と、一頭一頭考えながら撮影します。 犬の行動を見る。犬の気持ちを考える。その子に合わせて撮影方法を変える。 そうやって犬だけを撮り続けてきた経験の積み重ねが、今の僕の強みになっていると思っています。 「犬専門ということは、人は撮らないんですか?」 と思われるかもしれません。 そんなことはありません。 僕の撮影で大切なのは、 「主役が犬であること」 です。 愛犬と飼い主さんの写真も撮りますし、ご家族みんなで撮影することもあります。 犬と一緒に暮らしている猫ちゃんなど、他のペットが一緒に写ることもあります。 犬が主役の撮影なら、これまで積み重ねてきた自分の経験をしっかり活かすことができます。 そして犬専門に特化しているからこそ、これからの時間や経験も、さらに「犬を撮ること」に集中させていける。 僕にとって「犬専門」は、仕事の幅を狭くしているというより、 自分が提供できる価値を、もっと深くしていくための選択 なんです。 基本的には犬が主役ではない撮影をお断りしていますが、 「犬専門なのは分かっています。それでも棚原さんにお願いしたいです」 と言っていただくことがあります。 そういう場合には、お受けすることもあります。 自分のスタンスを理解してくださった上で、それでも名前を挙げてお願いしていただける。 これはカメラマンとして本当に嬉しいことです。 僕はこれからも、犬専門カメラマンでいたいと思っています。 もっと犬のことを知りたい。 もっと犬の気持ちを考えたい。 もっと自然な表情を引き出せるようになりたい。 写真の技術だけではなく、犬との接し方や行動、犬との暮らしそのものについても学び続けたいと思っています。 そしていつか、 「犬の自然な表情を撮るなら棚原さん」 と思ってもらえるカメラマンになりたい。 何でもできるカメラマンを目指すのではなく、 犬の自然な表情を引き出すというジャンルを、とことん深く。 それが、僕が「犬専門カメラマン」にこだわっている理由です。 最後に、今週の「にことすき」。 今週は用事があって、2匹一緒に西宮スタジオへ行ってきました。 実は、にこもすきも結構スタジオが好きなんです。 家では寝ていることが多いにこさんも、スタジオでは床が滑りにくいこともあって、スタスタと楽しそうに歩き回っていました。 すきもスタジオではすごく楽しそう。 普段は他のわんこが少し苦手なのですが、スタジオではお客様のわんこと軽くご挨拶したり、自分から交流しに行ったりすることもあります。 すきにとっては、 「我が家にわんこが遊びに来てくれた」 くらいの感覚なのかもしれません(笑)。 スタジオなら、すきも他のわんこと遊べるようになるかもしれないので、おとなしめのわんこさん、機会があればぜひ、すきちゃんと遊んであげてください。 今回の「犬と暮らすラジオ」では、こんな僕の仕事に対する考え方を、もう少しゆるくお話ししています。 「犬専門って、犬以外は撮らないってこと?」 「どうしてペットカメラマンではなく、犬専門なの?」 そんな疑問を持っていた方にも、僕が大切にしていることが少し伝われば嬉しいです。 お散歩のおともに。家事の合間に。愛犬とのんびり過ごしながら。 気軽に聞いていただけたら嬉しいです。 「撮れる」と「自信を持って提供できる」は違う犬の自然な表情を引き出すことなら、誰にも負けたくない「犬専門」だけど、人や他のペットも撮りますそれでも「棚原さんに」と言っていただけることこれからも「犬専門」で今週の「にことすき」

  7. 8月12日

    「撮影中、犬専門カメラマンは犬の何を見ている?」

    第8話「撮影中、犬専門カメラマンは犬の何を見ている?」 犬の写真を撮るとき、カメラマンはカメラだけを見ていると思いますか? 実は、犬専門カメラマンの僕が撮影中にかなり注意して見ているのは、カメラよりも「犬の様子」です。 今回の「犬と暮らすラジオ」では、 「撮影中、犬専門カメラマンは犬の何を見ている?」 をテーマに、僕が実際の犬の撮影現場で意識していることについてお話しします。 犬によって性格は違います。 フレンドリーな子もいれば、人見知りする子もいる。撮影が好きな子もいれば、初めての場所に緊張する子もいます。 さらに、同じ犬でも、その日の体調や気分によって反応は変わります。 だからこそ、僕は撮影の最初から「撮る」ことだけを考えず、まず犬の様子を見るようにしています。 最初はできるだけ犬に話しかけず、「空気みたいな存在」になる。 知らない人がいきなり近づいてきたら、犬も緊張するかもしれません。 まずは、 「この人、何もしてこないな。」 と思ってもらう。 その間に、その子がどんな状態なのかを観察していきます。 今回の放送では、僕が特に意識している7つのポイントをご紹介しています。 ・耳と尻尾の動き・飼い主さんと犬の距離感・呼吸や舌の状態・ニオイを嗅ぐ余裕があるか・おやつを食べられるか・音にどんな反応をするか・目の表情 例えば、飼い主さんから離れても平気なのか、それとも飼い主さんに助けを求めているのか。 スタジオの中をクンクン嗅いでいるのか、それとも緊張して動けないのか。 大好きなおやつを食べられるのか。 小さな音に興味を示すのか、びっくりしてしまうのか。 そして、目が不安そうなのか、楽しそうなのか。 こうした小さな変化を見ながら、 「今、この子はどんな状態なんだろう?」 「今なら、どこまで撮影できそうかな?」 と考えています。 犬は「ちょっと休みたい」と言葉で伝えてくれるわけではありません。 だからこそ、耳や尻尾、呼吸、目、行動などから、その子の状態を考えることが大切だと思っています。 そして、僕が犬の撮影で大切にしているのは、犬を「撮る」ことだけではありません。 その子を知ってから撮ること。 最初は距離を置いた方がいい子もいれば、少しずつ距離を縮めた方がいい子もいる。 楽しそうならこちらも少しテンションを上げる。緊張していたら、逆にこちらが引く。 そんなふうに、その子に合わせて撮影方法を変えていきます。 写真の撮影というと、カメラの設定や構図など「撮る技術」に目が行きがちですが、犬の写真では「犬を見ること」も同じくらい大切。 もしかすると、僕の場合は「撮る時間」より「犬を見ている時間」の方が大事なのかもしれません。 今回は、そんな犬専門カメラマンの撮影現場の裏側を、少しゆるくお話ししています。 また、最後には恒例の「今週のにことすき」も。 今回は、長期出張から帰宅した棚原を待っていたのは、まさかの「超塩対応」でした(笑)。 愛犬の写真をもっと自然に撮りたい方、犬の気持ちを考えながら撮影してみたい方にも、ぜひ聞いていただきたい回です。 お散歩のおともに。家事の合間に。愛犬とのんびり過ごしながら。 気軽に楽しんでください。 犬と暮らすラジオ 兵庫県西宮市の犬専門フォトスタジオ「棚原写真事務所」を運営する、犬専門カメラマン・棚原憲悟が、犬との暮らしや写真、日々の撮影で感じたことなどをゆるりとお話ししています。 「犬と一緒にワクワクしよう」 そんな気持ちで、犬との暮らしがちょっと楽しくなる話をお届けしています。 #犬と暮らすラジオ #犬専門カメラマン #犬専門フォトスタジオ #犬の写真 #犬の撮影 #愛犬撮影 #犬の気持ち #愛犬の写真 #犬との暮らし #棚原写真事務所

  8. 8月5日

    「犬がカメラを見てくれない理由」

    第7話「犬がカメラを見てくれない理由」 「うちの子、カメラを全然見てくれないんです。」 犬の撮影をしていると、本当によくいただくご相談です。 でも僕は、犬がカメラを見ない理由は「カメラが嫌いだから」ではないと思っています。 今回のラジオでは、犬専門カメラマンとして毎年1,000頭以上のわんちゃんを撮影する中で感じている、「犬がカメラを見てくれない理由」をお話ししました。 僕が考える理由は、大きく2つあります。 一つ目は、カメラマンがまだ安心できる存在ではないこと。 初めて会う人が大きなカメラを向けていたら、犬にとっては少し怖い存在かもしれません。だからこそ、撮影ではシャッターを押す前のコミュニケーションや、その子との距離の縮め方を大切にしています。 二つ目は、カメラを見ても犬にとってメリットがないこと。 犬は「カメラを見れば可愛い写真が撮れる」ということは分かりません。 それなのに、何度も「こっち見て」と言われるだけでは、カメラを見る理由がないのも当然です。 そこで大切なのが、「撮影=楽しい時間」という経験を作ること。 おやつやおもちゃ、そしてたくさん褒めること。 カメラを見ると嬉しいことが起こるという経験を積み重ねることで、少しずつ写真の時間を楽しめるようになる子もいます。 これは、ドッグトレーニングの考え方にもよく似ています。 「できたら褒める。」 「できたらご褒美がある。」 そんな成功体験を積み重ねることで、犬は楽しみながら学んでいきます。 写真も同じように、犬が嫌々付き合う時間ではなく、「楽しい時間」になればいいなと僕は考えています。 もちろん、すべての犬がカメラ好きになるわけではありません。 だからこそ、その子の性格や気持ちを大切にしながら、無理のない範囲で撮影することを心掛けています。 「うちの子は写真が苦手だから…」 そう思っている方にこそ、ぜひ聴いていただきたい内容です。 番組の最後には、恒例の「今週のにことすき」もお届けしています。 シニア犬・にこの最近の様子と、毎朝5時から元気いっぱいに散歩へ出かけるすきのお話もぜひお楽しみください。 犬との暮らしや写真がもっと楽しくなるヒントになれば嬉しいです。

番組について

犬専門カメラマン・棚原憲悟がお届けする、犬との暮らしと写真のラジオ。 兵庫県西宮市で犬専門フォトスタジオ「棚原写真事務所」を運営しながら、日々の撮影で感じたことや、犬との暮らしの中で気づいたこと、写真に込めている想いなどをゆるくお話しします。 撮影会の裏話、お客様との楽しいイベントのこと、撮影以外の日常、時には失敗談や新しい挑戦についても。 専門的な知識をお伝えする番組ではなく、犬と暮らす毎日が少し楽しくなったり、大切な時間について考えるきっかけになったりするような、肩の力を抜いて聞ける番組を目指しています。 愛犬との時間は限りがあります。 だからこそ、その何気ない毎日を大切に。 犬好きな方も、写真好きな方も、ぜひお気軽にお付き合いください。