カルチャーラボK - KBS WORLD Radio

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世界が注目する韓国の映画・ドラマ・文学──ただ楽しむだけでは、もったいない。その背景にある韓国社会を知れば、もっと面白くなる。『カルチャーラボK』では、韓国在住の文化評論家・成川彩が、作品を手がかりに韓国社会のさまざまな側面を独自の視点で深掘り。俳優の武田裕光も“研究員”として加わり、現地のリアルな声をお届けします。番組の感想は、japanese@kbs.co.krまで。※制作:KBSワールドラジオ日本語放送

  1. 6月18日

    第63回 韓国人はなぜ時代劇にはまるのか?『王になった男』 - 2026.06.18

    今週の「カルチャーラボK」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画『王になった男』をご紹介します。 本物の王・光海君(クァンヘグン)と、王にそっくりな道化師ハソンを、イ・ビョンホンが一人二役で演じた、2012年公開の時代劇です。韓国では、朝鮮王朝の27人の王すべてが映画やドラマに登場しているともいわれ、観客数1000万人を超えた韓国映画の約半数が歴史を扱った作品です。今回は、観客数1200万人以上を動員した本作を入り口に、韓国人がなぜこれほど時代劇に惹かれるのかを探っていきます。クーデターによって王位を追われた光海君は「暴君」とされ、長く否定的に語られてきました。しかし、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際には、父の宣祖(ソンジョ)が都を離れる中で戦乱の収拾にあたり、即位後も、伝統的な友好国・明と、台頭する後金、のちの清とのあいだで中立外交を模索したことから、再評価すべきとの声もあります。一方、光海君を追放して王になった仁祖は親明路線を前面に掲げた結果、清の侵攻を受けます。そして三田渡(サムジョンド)で仁祖が清の皇帝にひざまずいて降伏する屈辱を味わい、朝鮮は清に服属することになります。大国のあいだでどうバランスを取るのかという問いは、いまの韓国にも通じるテーマです。番組では、『王になった男』の見どころはもちろん、史実を再解釈し、過去を現代に重ねて考える韓国時代劇の魅力について語り合います。ぜひお聴き逃しなく!※番組への感想&リクエストは japanese@kbs.co.kr まで!

  2. 6月11日

    第62回 悪女の影から出てきたシンデレラ『トンイ』 - 2026.06.11

    今週の「カルチャーラボK」は、リスナーからのリクエストに応えて、2010年に放送された大ヒット時代劇ドラマ『トンイ』をご紹介します。朝鮮時代、低い身分に生まれた女性トンイが、数々の苦難を乗り越え、やがて王の側室となり、未来の王の母となるまでを描いたシンデレラ・ストーリーです。ドラマ『チャングムの誓い』や『ホジュン』を手がけたイ・ビョンフン監督の作品で、全60話の平均視聴率は23%、最高視聴率は29%を記録しました。番組では、トンイのモデルとなった淑嬪崔氏(スクピンチェシ)、朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)、そして“悪女”として知られる張禧嬪(チャン・ヒビン)との関係をたどりながら、宮廷ドラマの面白さと、歴史の中で見えにくかった女性の物語について語り合います。今週のハイライト・貧しい身分から王の側室へ――『トンイ』が描く朝鮮時代のシンデレラ・ストーリー・王とは知らずに出会うトンイと粛宗――ラブコメのように楽しめる宮廷ロマンス・仁顕王后(イニョンワンフ)、張禧嬪(チャン・ヒビン)、淑嬪崔氏(スクピンチェシ)――宮廷を舞台に交錯する女性たちの運命※番組への感想&リクエストは japanese@kbs.co.kr まで!

  3. 6月4日

    第61回 1年だけのつもりが、32年になった話『日本で国文学を教えています』 - 2026.06.04

    今週の「カルチャーラボK」は、コ・ヨンランさんの本『日本で国文学を教えています』をご紹介します。韓国南西部・光州(クァンジュ)出身のコさんは、日本経済にまだ勢いがあった時代に韓国で日本語を学び、1994年に「1年だけ過ごしてみよう」という気持ちで日本へ渡りました。それから32年――気づけばすっかり日本に根を下ろし、現在は日本大学国文学科の教授として日本文学を教えています。30年以上にわたる研究者としての軌跡は、バブル崩壊後の「失われた30年」と時代を共にしています。番組では、韓国出身の研究者の目に映った日本社会の変化、そして韓日の学生の価値観の違いについて語り合います。今週のハイライト・「1年だけ」のつもりが日本在住32年に――人生を変えた、ひょんなきっかけ ・韓国人留学生が部屋を借りるのも難しかった、90年代の日本社会 ・「懐かしい韓国」から「憧れの韓国」へ――韓流ブーム前後で変わった学生たちのまなざし ・成績を重視する韓国の学生、働きやすさを求める日本の学生 ・「折れてもただやり続ける心」――異国での苦労を乗り越えてきた、研究者としての生き方※番組への感想&リクエストは japanese@kbs.co.kr まで!

番組について

世界が注目する韓国の映画・ドラマ・文学──ただ楽しむだけでは、もったいない。その背景にある韓国社会を知れば、もっと面白くなる。『カルチャーラボK』では、韓国在住の文化評論家・成川彩が、作品を手がかりに韓国社会のさまざまな側面を独自の視点で深掘り。俳優の武田裕光も“研究員”として加わり、現地のリアルな声をお届けします。番組の感想は、japanese@kbs.co.krまで。※制作:KBSワールドラジオ日本語放送