週刊ことさきく

「ことさきく」プロジェクト主宰:成瀬由紀雄、進行役:たかはし

「ことさきく」は、日英文章・翻訳の教師・コーチで翻訳者の成瀬由紀雄が 言葉を通じた 日本人改革 をめざして立ち上げた壮大なプロジェクトです。 ☞ URL: https://kotosakiku.jp/ 「週刊ことさきく」では、成瀬 が英語学習・英語教育についての思いを様々な角度から語り、そして吠えます🐺

  1. 8月30日

    週刊ことさきく第13回「金谷先生に聞く日本語の魅力、日本の未来」

    今回はカナダで長年日本語教師をされてきた金谷武洋先生をゲストにお迎えして、外から見える日本、日本語、日本文化について、また日本語の素晴らしさと三上文法をご紹介いただきます。 本日のゲスト:金谷武洋先生 1951年北海道生まれ。函館ラサール高校から東京大学教養学部卒業。カナダ・ラヴァル大学で修士号(言語学)、モントリオール大学で博士号(言語学)取得。専門は言語類型論、日本語教育。カナダでの25年にわたる日本語教師の経験から、日本語の学校文法が誤謬に満ちていることを訴え、新しい日本語文法の構築を提唱している。主著「日本語が世界を平和にするこれだけの理由」「日本語に主語はいらない」など。 このエピソードでご紹介している資料: - 橋本文法:橋本進吉がつくった日本語文法モデル。学校文法の規範として、戦後国語教育への影響が大きい(Wikipedia)。 大きな特徴としては、言語の形式や機能を分析のための基準に用いていること、「文節」という概念を分析の基本単位に据えていることが挙げられる。(note 「ことさきく|成瀬由紀雄の日英文章・翻訳教室」より) ​- 三上文法:三上 章が提唱した文法モデル。日本語の統語構造の中心が西欧語のような「主-述」関係ではなく「題-述」関係であることを指摘したことで有名。学校文法には取り入れられていないが、外国人向け日本語教育に用いられている日本語文法では三上の提唱した主語概念廃止や「題-述」構造はすでに一般的に取り入れられている。(note 「ことさきく|…」より)- 三上章(1903-1971) 広島県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。大阪府八尾高等女学校講師、武庫川女子大学講師などを経て、1965年に大谷女子大学教授に就任。1970年ハーバード大学に招かれて渡米。1960年、「構文の研究」で東洋大学から学位授与。主著:「象は鼻が長いー日本語文法入門」「日本語の論理ーハとガ」 - 久野 暲 (くの すすむ) (1933-):言語学者、ハーバー大学名誉教授。1956年東京大学文学部言語学科卒、1958年同大学院修士課程修了。 1960年、機械翻訳のプロジェクトのためハーバード大学に着任した。1964年にハーバード大学で博士号を取得して以降、同大学で言語学研究に従事する。日本語の文法についての革新的文献となった The Structure of the Japanese Language は久野の代表的な研究書。(Wikipedia)

    週刊ことさきく第13回「金谷先生に聞く日本語の魅力、日本の未来」
  2. 8月23日

    週刊ことさきく第12回「英文法は『こころ』で理解せよ」

    第12回のテーマは「文法」。それは「客観的」「科学的」に捉えるべきものではなく、「共同主観的」「間主観的」つまり一人一人の「こころ」で捉えるべきものであるというのが、成瀬の主張です。かなり難しいお話ですが、英語をマスターするうえでとても役に立つものです。ぜひお聞きください。このエピソードでご紹介している資料: 1. 成瀬著作は「ことさきく」ウェブサイトで公開しています(https://kotosakiku.jp/ の「著作」コーナー) 2. 丸山 圭三郎 (1933-1993) フランス語学者・哲学者。 ソシュール研究の第一人者であり、終生「コトバ」の本質を追究した現代日本屈指の言語学者・哲学者。(Wikipedia) 3. 時枝 誠記 (1900-1967):国語学者。幕末以後における日本語の捉え方が、日本に伝来した西欧の言語観に基づいていることに不満を感じ、明治以前の国語学者における態度や意識について探索することを、己の研究の出発点として、日本語独自の見方を求めていった。(Wikipedia) 4. 山田孝雄 (1875-1958):国語学者、国文学者。言語の形式ではなく言語の表す内容を重視。これに基づいた独自の体系的な文法理論は四大文法の一つ「山田文法」として知られている。この理論は各時代の語法を記述的に整理し、文法史研究の基礎を築き上げ、敬語法や訓読研究など、文法学の新領域を開拓し、後の文法学界に多大な影響を与えた。(Wikipedia) 5. 木村敏 (1931-2021):医学者、精神科医。人間存在を探究し、「あいだ」を基軸とする独自の人間学を構築して、国内外に影響を与える。(Wikipedia) 6. 間主観性 (intersubjectivity):対人的相互作用から生じる共有された理解を記述する概念。現象学においては、エトムント・フッサールといった哲学者が共感と経験との関係で間主観性を考察した。7つの定義:- ある概念の共有された定義についての人々の合意。- 合意か不合意か、あるいは互いを理解しているか誤解しているかについての人々の相互の気づき。など(Wikipediaをご覧ください) 8. 廣松 渉 (1933-1994):哲学者。 マルクス / エンゲルスの思想における物象化論を中心に、マッハ、フッサール、ハイデッガー等と対質しながら、特異な文体を用いて、主観-客観の二項対立図式を止揚すべく独自の哲学を展開した。(Wikipedia) 9. 共同主観:あるものをあるものとして認識するとはどういうことか? われわれはいかにして「一つの世界」を共有し,その世界はどのように構造化されているのか? 人間を「共同主観的存在」と見る立場から,認識論の乗越えと再生を目指した。(岩波文庫「世界の共同主観的存在構造」の紹介文より)

    週刊ことさきく第12回「英文法は『こころ』で理解せよ」

番組について

「ことさきく」は、日英文章・翻訳の教師・コーチで翻訳者の成瀬由紀雄が 言葉を通じた 日本人改革 をめざして立ち上げた壮大なプロジェクトです。 ☞ URL: https://kotosakiku.jp/ 「週刊ことさきく」では、成瀬 が英語学習・英語教育についての思いを様々な角度から語り、そして吠えます🐺