言葉になるまで、

トウ

日本で暮らし、日本語を学びながら、少しずつ見えてきたことがあります。 言葉のこと、デザインのこと、人との距離、文化の違い、そして、日々の中でふと考えたこと。 この番組は、完成した答えを届ける場所ではありません。 まだうまく言葉にならない気持ちを、話しながら考えて、少しずつ言葉にしていく場所です。 ときどき誰かと話したり、ときどき一人で考えたり。 言葉になるまで、その途中を残していきます。

エピソード

  1. 1日前

    朝が来るまで、名前はいらない。

    もし、明日の朝、ずっと知りたかった答えが届くとしたら。 今夜、ちゃんと眠れますか? 答えが欲しいのに、答えが出る瞬間は、少し怖い。 名前をつけたいのに、名前がついてしまうと、少し寂しい。 今回は、そんな「答え」と「名前」について話しました。 大学院受験で、たった二文字の「合格」を待っていた時間。 まだ「好き」と気づく前の、ただメッセージが来るだけで嬉しかった時間。 友達なのか、恋人なのか。成功なのか、失敗なのか。幸せだったのか、間違いだったのか。 僕たちはいつから、目の前にあるものに名前をつけないと、安心できなくなったんだろう。 そして、名前がついた瞬間、それまで見えていたものを、逆に見失ってしまうことはないだろうか。 本期: ・OPENING|もし、明日の朝に答えが届くなら ・01|人生の結末が書かれた本 ・02|名前のなかった時間 ・03|たった二文字を待つまで ——日本の大学院受験 ・04|答えを手に入れても、また次の答えが欲しくなる ・05|名前とラベル ―—地図は場所そのものじゃない ・06|「好き」と気づく前 ・07|苦しみを言葉にすると軽くなる。じゃあ幸せは? ・08|残そうとした瞬間、「今」から少し離れる ・09|僕たちは結末から過去を説明しすぎる ・ENDING|答えがまだない今も、未完成じゃない 最後に辿り着いたのは、 答えがまだないからって、
今が未完成なわけじゃない。 朝はいつか来る。
結果も出るし、いつか名前をつけなきゃいけないこともある。 でも、まだ朝が来ていないのに、
無理やり朝にしなくてもいい。 朝が来るまで、名前はいらない。

評価とレビュー

5
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番組について

日本で暮らし、日本語を学びながら、少しずつ見えてきたことがあります。 言葉のこと、デザインのこと、人との距離、文化の違い、そして、日々の中でふと考えたこと。 この番組は、完成した答えを届ける場所ではありません。 まだうまく言葉にならない気持ちを、話しながら考えて、少しずつ言葉にしていく場所です。 ときどき誰かと話したり、ときどき一人で考えたり。 言葉になるまで、その途中を残していきます。