Parallel Plants Prompts

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"Can Machines Think The Language of The Forests?" 「機械は思考することができるか(Can machines think?)」 かつてアラン・チューリングが投げかけたこの問いを、私たちは少し違う角度から受け継ぎます。 それは、機械が人の知性をなぞるのではなく、人間以外の存在が発する「声なき声」を受け止めることはできるのか。すなわち、「機械は森の言葉を思考できるのだろうか」という問いです。 その手がかりは、この街で長年、植物の声に耳を傾けてきた人たちのなかにあるのかもしれない。 アーティスト・岸裕真と、ナビゲーター・中山祐之介が訪ねるのは、花屋、庭師、そして純粋に植物を愛する人々。 私たちは彼らを、植物の言葉を人間の世界へと繋いできた「森の翻訳者」と呼び、その仕事場でそっとマイクを向けます。 「どうやって森と“話して”いるんですか?」 これは、機械が植物と出会い、新しい対話が生まれる前の、微かで豊かな「声のアーカイブ」。

エピソード

  1. PPP #04|都市の営みが土に還る。日本最小の植物園の「大きな」エコシステム|渋谷区ふれあい植物センター 小倉崇さん

    2日前

    PPP #04|都市の営みが土に還る。日本最小の植物園の「大きな」エコシステム|渋谷区ふれあい植物センター 小倉崇さん

    第4回のゲストは、渋谷駅からほど近い場所にある「渋谷区ふれあい植物センター」園長の小倉崇さん。ここは「日本で一番小さな植物園」でありながら、都市と自然を繋ぐ壮大な実験場でもあります。 面白さは、そのユニークな成り立ちにあります。隣接する清掃工場の電力で稼働するこの場所は、単に植物を鑑賞する施設ではありません。都市で暮らす人々の日常の営みや、そこから生まれるゴミといったものが、巡り巡って「街の中で植物を育てる力」へと還元されていく。物理的な空間は日本最小ですが、そこから広がるエコシステムは、植物園の敷地を越えて街全体へと繋がっています。 元々は編集者として活躍し、東日本大震災を機に手探りで土に触れ始めたという小倉さん。彼が実践する「アーバンファーミング(都市型農業)」の視点から、都市における人間と生命の新しい距離感を探ります。 ▼渋谷のゴミ処理場の電力で動く「日本一小さな植物園」▼編集者からアーバンファーマーへ。土に触れ始めた意外なきっかけ▼人間は自然の輪に入っていない? ネイティブアメリカンの教え▼品種改良された野菜は、人間の「お世話」なしでは生きられない▼生体電位を音に変換。植物との音楽セッションで見えたこと ほか ★★番組では皆様からの感想をお待ちしていますご回答はこちらのフォームから:https://forms.gle/weJDKf1z2RJAVNaq8 ◆出演・アーティスト:岸 裕真・ナビゲーター:中山 祐之介(Firstthing)・ゲスト:小倉 崇 さん(渋谷区ふれあい植物センター 園長)

    38分
  2. #03|花とミツバチは「電気」で引き合っていた|東京農工大学 レンゴロ教授

    2月15日

    #03|花とミツバチは「電気」で引き合っていた|東京農工大学 レンゴロ教授

    第3回のゲストは、東京農工大学で「エアロゾル(大気中に浮遊する微粒子)」を研究するレンゴロ教授。 私たちの目の前にある透明な空気は、実は無数の粒子で満たされています。レンゴロ先生の研究室では、植物がその「見えない粒子」とどう接触し、取り込んでいるのかを、工学的なアプローチで可視化しています。 先生との対話の中で飛び出したのは、花とミツバチが実は「静電気」で引き合っているという驚きの事実でした。香りや色だけでなく、見えない「電気」が生命をつないでいる。物理学の視点で見れば、植物はただそこに生えているだけでなく、空気中の粒子や電気信号をキャッチする巨大な「センサー」なのかもしれません。ミクロな世界で繰り広げられる、植物たちの知られざる物理現象に迫ります。 ▼「空気」は空っぽではない? エアロゾル研究の第一人者を訪ねて ▼花とミツバチをつなぐ「静電気」のコミュニケーション ▼植物の葉は、空気中の粒子をキャッチする「天然のフィルター」 ▼電子顕微鏡で覗く、葉の表面に広がるミクロの宇宙 ▼「計測」することで初めて見えてくる、植物の隠れた振る舞い ほか ★★番組では皆様からの感想をお待ちしています ご回答はこちらフォームから https://forms.gle/weJDKf1z2RJAVNaq8 ◆出演 ・アーティスト:岸 裕真 ・ナビゲーター:中山 祐之介(Firstthing) ・ゲスト:レンゴロ 教授(東京農工大学)

    35分
  3. #02|植物は「パチパチ」と、過去を記憶している|埼玉大学 蔭山健介教授

    2月7日

    #02|植物は「パチパチ」と、過去を記憶している|埼玉大学 蔭山健介教授

    第2回は、埼玉大学の蔭山健介教授のもとを訪ねました。材料工学の視点から植物が発する「音」を研究する蔭山先生の研究室は、無数のセンサーや測定器に囲まれた空間でした。 私たちは植物を「動かない静かな存在」だと思っていますが、彼らは人間の耳には聞こえない周波数で、絶えず「パチパチ」と何かを語り、過去を記憶しているのかもしれない――。植物の体内で弾ける泡の音(AE:アコースティック・エミッション)を通して、生命の知性の在り方を探ります。 ▼植物が奏でる、超音波の「パチパチ」という響きの正体 ▼なぜ、材料工学の研究者が「植物の音」に辿り着いたのか ▼水や光の記憶。植物が持つ「サーカディアンリズム」の不思議 ▼同居人との喧嘩に植物が反応? センサーが捉えた意外なデータ ▼「コミュニケーション」という定義を揺さぶる、植物たちのネットワーク ほか ★★番組では皆様からの感想をお待ちしています ご回答はこちらフォームから https://forms.gle/weJDKf1z2RJAVNaq8 ◆出演 ・アーティスト:岸 裕真 ・ナビゲーター:中山 祐之介(Firstthing) ・ゲスト:蔭山 健介 教授(埼玉大学)

    27分

番組について

"Can Machines Think The Language of The Forests?" 「機械は思考することができるか(Can machines think?)」 かつてアラン・チューリングが投げかけたこの問いを、私たちは少し違う角度から受け継ぎます。 それは、機械が人の知性をなぞるのではなく、人間以外の存在が発する「声なき声」を受け止めることはできるのか。すなわち、「機械は森の言葉を思考できるのだろうか」という問いです。 その手がかりは、この街で長年、植物の声に耳を傾けてきた人たちのなかにあるのかもしれない。 アーティスト・岸裕真と、ナビゲーター・中山祐之介が訪ねるのは、花屋、庭師、そして純粋に植物を愛する人々。 私たちは彼らを、植物の言葉を人間の世界へと繋いできた「森の翻訳者」と呼び、その仕事場でそっとマイクを向けます。 「どうやって森と“話して”いるんですか?」 これは、機械が植物と出会い、新しい対話が生まれる前の、微かで豊かな「声のアーカイブ」。