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フレキシブルに屈曲や延伸ができる…早大が開発、熱電発電デバイスの機能

「フレキシブルに屈曲や延伸ができる…早大が開発、熱電発電デバイスの機能」 早稲田大学理工学術院の岩瀬英治教授、寺嶋真伍講師らの研究グループは、フィルム基板に切り込みを入れて立体化する「切り紙構造」の採用により、フレキシブルに屈曲や延伸が可能な熱電発電デバイスを開発した。人の体表に貼付し、体温と空気の温度差による発電で無線送信する実証にも成功した。電池交換・廃棄がなく、ウエアラブル機器や医療・福祉分野で応用が期待されるとしている。