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水力発電で年2億kW時増....経産省、設備増強後押し

「水力発電で年2億kW時増....経産省、設備増強後押し」 経済産業省は水力発電の増強を支援する。稼働から50―60年が経過した発電設備を中心に更新を補助するとともに、中小の水力発電への参入を検討する事業者向けに事業性評価などの調査を支援する。水力発電が電力の安定供給を支える脱炭素電源に位置付けられているものの、設備の老朽化が懸念されている。更新費用などの負担を減らし、2030年度までに補助対象の水力発電所を中心に、年間発電量計2億キロワット時増を目指す。