航続距離650km…日野自動車が来月発売、国内初の量産モデルFC大型トラックの性能

「航続距離650km…日野自動車が来月発売、国内初の量産モデルFC大型トラックの性能」　日野自動車は１７日、国内初の量産モデルとなる燃料電池（ＦＣ）大型トラックを１０月２４日に発売すると発表した。トヨタ自動車と共同開発した同車両の航続距離は６５０キロメートル。水素充填時間は１５―３０分とし、幹線輸送に向くスペックを確保した。価格は仕様などに応じて変わるが、１億６０００万円程度とみられる。国内貨物自動車全体の二酸化炭素（ＣＯ２）排出量の約６割を占める大型トラックの脱炭素化が求められる。日野自は先駆けてＦＣ大型トラックを発売し需要を取り込む構えだ。