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“警察番号”頭に+1855…国際電話で劇場型詐欺の手口に被害急増 番組スタッフにもクレカ会社名乗る男らから電話 「ビデオ通話で取り調べはあり得ない」

「“警察番号”頭に+1855…国際電話で劇場型詐欺の手口に被害急増 番組スタッフにもクレカ会社名乗る男らから電話 「ビデオ通話で取り調べはあり得ない」」 突然かかってきた1本の電話。NTTを名乗る電子音声:こちらはNTTです。お客さまが現在ご利用中のすべての通信サービスを、2時間以内に停止させていただきます。NTTを名乗る男:こちらの番号から不特定多数の方に“大量の迷惑メール”が送られております。不安をあおる内容を伝えると、警察に相談するよう誘導しそのまま電話を転送。別の男:こちら大阪府警緊急通報ダイヤルです。どうされましたか?これは、“劇場型サギ”と呼ばれる手口の詐欺電話で、NTTは関与を否定しています。そんな中、ついに「イット!」スタッフのもとにも電話がかかってきました。今、被害が相次いでいる警察官をかたる詐欺電話。その被害額は、2024年1月は約23億円でしたが、2025年9月には130億円を超える深刻な事態に陥っています。実際に秋田県に住む70代の男性は、警察官を名乗る男から「金を取りに行く」と言われ、玄関先に現金823万円を置き、回収されたあとに連絡が取れなくなる被害に。そんな中、「イット!」のスタッフのもとに突如かかってきたのは、クレジットカード会社のスタッフを名乗る男からの電話でした。クレジットカード会社スタッフを名乗る男:クレジットカードで不正利用検知システムに該当。高額なギフトカードがいくつも確認され、10月1日水曜日、楽天ギフトカードの購入が5万円分と1週間後の水曜日にGoogle Playカードの購入が10万円分。番組ディレクター:私自身は購入していないと思うので、思い当たらない。スタッフはギフトカードの購入だけでなく、悪用されたクレジットカード自体に心当たりがありませんでした。クレジットカード会社スタッフを名乗る男:みずほVISAクレジットカードと表示確認がとれている。聞き慣れない「みずほVISAカード」にディレクターが契約を否定。クレジットカード会社スタッフを名乗る男:本人になりすました第三者による不正契約が考えられる。