あしたメディア Podcast

#67 正しさって、なんで気持ちよくなっちゃうんだろうね?(ゲスト:上坂あゆ美、九月)

ことインターネットで頻繁に目にする正しさのぶつかり合い。当たり前になりすぎてるけど、なんでこんなことになってるんだっけ?

人それぞれの「正しさ」があるから簡単に曲げられない、ときに厄介なこの「正しさ」との付き合い方を、歌人・文筆家の上坂あゆ美さん、芸人の九月さんと考えます。

📝 こんな話題でお話しています

裏テーマ「鬼滅の刃」回です/正義感、強いですか?/ボドゲでずるする人許せる?/炭治郎は正義感強い代表/正義感の対比軸は「損得」かも/「クレバー枠」を取りたい人たち/職業に見る正しさ軸の違い/ダサいって先に言ったやつが最強/インターネットでアンチが無双になる瞬間/正しくないけどやっちゃうことってない?/みんな正しい審査員をやりたがってる/学級委員がいじられがちなのは、正しすぎるから?/正しさに複数性がないと問題が起きる/むしろ他人から「正しさ」食らいたい/変われる自分でいたいけど、曲げたくない個性や美学もある/自分の正しさで相手を変えようとしちゃダメだよね

⭐ ゲスト

上坂あゆ美さん
歌人・文筆家。1991年生まれ、静岡県出身。2022年、短歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)でデビュー。その他の著書にエッセイ集『地球と書いて〈ほし〉って読むな』(文藝春秋)、文筆家・ひらりさとの共著で『友達じゃないかもしれない』(中央公論新社)など。Podcast番組『私より先に丁寧に暮らすな』パーソナリティ。

九月さん
芸人。1992年生まれ、青森県八戸市出身。京都大学を卒業後、研究職に就くことを念頭に京都大学大学院教育学研究科へ進学。現象学、社会学に傾倒し、社会的現実の多元性について研究。芸人としては、主にコントを中心に全国各地で単独公演を開催。X上で展開する「九月の『読む』ラジオ」も根強い人気を誇る。著書にエッセイ集『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)。

ディレクター:大沼芙実子
編集:中本光