内科医たけおの『心身健康ラジオ』

《1348》トランプさん大丈夫⁉️医師ユーチューバーは存在しない?ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・トランプさん、大丈夫⁉️

・医師ユーチューバーは存在しないのか😥

・医師の偏在にオンライン診療

・腎臓の難病にミニ臓器

・報道のあり方…

https://note.com/naikaitakeo/n/n5b8f948cdae0

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog

面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!

#医療 

#健康  

#スタエフ医療部

■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお氏が、毎週木曜日に最新の医療ニュースを解説する「今週の興味津々医療ニュース」。今回は過去最多となる5つのトピックが取り上げられました。

1. **トランプ氏の発言:鎮痛剤と自閉症の関連性**

最初のニュースは、トランプ氏が解熱鎮痛剤アセトアミノフェン(商品名:タイレノールなど)と自閉症の関連について注意喚起を行うと発表した件です。たけお氏は「虚構ニュースかと思った」と驚きを隠さず、科学的リテラシーのないトップがこのような発言をすることの危険性を指摘。この発表に対し、イギリスの保健省などが「医師を信頼すべき」と反論するなど波紋が広がっています。科学的に明らかになっている事実を蒸し返すような発言が社会に与える影響について、強い懸念を示しました。

2. **AIで生成された「架空の医師YouTuber」**

次に、AIで作成された実在しない医師の動画がYouTubeに多数投稿されているというNHKのニュース。たけお氏は、今後さらに生成AIの精度が向上し、本物との見分けがつかなくなる時代が来ると予測。情報を受け取る側のリテラシーがますます重要になると警鐘を鳴らしました。ちなみに、医師が本物かどうかは、厚生労働省の「医師等資格確認検索」システムで(本名が分かれば)確認できることも紹介されました。

3. **医師偏在是正のための遠隔診療導入**

3つ目は、医師が不足している地域や診療科の課題を解決するため、遠隔診療(オンライン診療)の導入が進められているというニュース。特に耳鼻咽喉科や眼科などで先行的なトライアルが始まっています。たけお氏は、オンライン診療には向き不向きがあるため、その特性を活かすことが重要だと解説。また、がん予防や緩和ケアへの応用も検討されていますが、対面診療との使い分けが課題になるとの見解を示しました。

4. **iPS細胞による腎臓難病の治療薬候補発見**

続いて、iPS細胞から作ったミニ臓器(オルガノイド)を使い、腎臓の難病であるネフロン瘻に有効な薬の候補が発見されたという明るいニュースです。たけお氏はこれを「ビッグニュース」と評価。ただし、今回は特定の遺伝子変異を持つ希少な病気が対象であり、腎不全の主な原因である糖尿病性腎症などへの応用や、腎移植に代わる再生医療の本格的な実用化には、まだ時間が必要だという冷静な視点も示されました。

5. **報道のあり方への疑問**

最後に、共同通信の「救急搬送後、適切処置なく死亡と病院側を提訴」という記事について。この記事は、詳細が全く不明なわずか3行の文章で報じられました。たけお氏は、これではニュースの価値が伝わらず、なぜこのような形で報じたのか、報道のあり方自体に疑問を感じたとコメントしました。