朗読『声の本棚』

【朗読】いちょうの実/宮沢賢治

《32冊目》今日は、冬の入口「立冬」です。星がひとつずつ消えていく夜明けの時、つめたい北風にのせて、千の黄金色をしたまあるい子どもたちがワイワイ旅立ちます。この季節、いちょう並木の下を歩くとき、ついついつま先歩きになってしまいますが、これを聴いたら、ちょっとぎんなんの見え方が変わるかもしれません。