バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

【第114回】VAPERレスラー谷嵜なおきのバトルニュースで取り扱い注意!~ダブプロレスと己斐プロレスと~

ダブプロレスのパロマさんの地元凱旋的な己斐でのイベント試合でした。勝手な自分の認識で、地元凱旋イコール少し田舎で皆が車で行くような場所の体育館。なイメージでいてましたが、パロマさんのお店のアカプルコからもわりと近くて、隣街くらいの感覚でがっちり駅前でした笑。しかしそこまでみやこ会でもなく趣のある街並みが広がる駅前。路面電車の西広島駅とJR西広島駅に挟まれた人通りも多そうな広場にリングを建てて行われました。当初のイメージとは異なりましたが、その趣ある街並みには古い建物から新しい建物が混在して飲食店も良い感じにひしめき合っています。ここでも地元の実行委員会的な方々の奮起とパロマさんの熱い思いの集結により開催に至った感じが伝わったのかイベント開始の15時30分頃からちらほらと人通りが増えはじめ、リングの周りにも飲食店にもおおぜいの人達で賑わって来ました。普段のこの駅前での人の往来がどれくらいなのかは分かりませんが、多分普段以上じゃないかと思われるくらいの人数となってました。そこにプロレスのリングがあり、足を止めて見て感じて周りの飲食店を利用して頂くと言う良い流れが生まれてましたね。こう言う場所には、色んな層の人達が訪れてダブプロレスの闘いを感じて貰うチャンスでもあります。その層の割合もだいたい理解してきてます。ダブをずっと応援してくれる人達、団体問わずプロレスが好きな人達、昔プロレスを見て久しぶりに生で見る人達、フワッとプロレスを知ってる人達、全くプロレスと言う文化に触れた事がない人達、通りすがりに何かやってるなと足の止めて初めてプロレスを見る人達等々。それらの人達の笑顔や感嘆の表情を見れると嬉しいのは変わらずで、定番のちびっこプロレス教室もあり、夕方から試合が始まり芸人さんの漫才やベリーダンス、ラジオの収録もありつつ、メインの頃には日が暮れてくる。照明がちょうど良い感じにダブプロレスの野外フェスらしさを際立ててくれてました。メインに登場したパロマさんからも生まれ育った街で闘う喜びや幸せとか色んな表情が見れましたね。試合後には花火があがったり、またしても猛暑な残暑となっていたこの日で夏の思い出が刻まれた感じです。闘い終わってリングの上から眺める花火はなんとも言えない気持ちで、心が潤ったと思います。