Reflective Podcast by YasukiF

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この番組はSpotify、Apple Podcast、Amazon Musicでも配信しています An almost Family Doctor in Tokyo with interests in education and research and a part-time geek. 家庭医療、プライマリ・ケア、コミュニティ、カルチャー、マンガ・アニメ、映画・ドラマ、書籍、メディアなどについて気軽に語ります。ソロトーク回とゲスト回があります。気楽にお聴きください。

  1. 6d ago

    2026 ep17: 診察室の“目の前の患者”を4つの顔で捉え直す ― 患者/テクノ・コンシューマー/person/ヒューマン・アニマル

    診察室で向き合う「目の前の患者」は、ひとつの顔だけではありません。今回のエピソードでは、患者を4つの顔で捉え直す臨床の視点をお話しします。 William Millerらの論文“Healing Landscape”とそこで描かれたホルヘの物語を手がかりに、「治癒」ではなく「healing」を見る視点を紹介します。その上で、次の4つの顔を順に掘り下げます。 ・患者(patient):病いの物語、不確実性、回復への道のり ・テクノコンシューマー:消費社会がつくる受療行動(頭痛でMRIを求める事例から) ・パーソン:人生史・家族史・物語が臨床を深める ・ヒューマンアニマル:人間に共通する身体性と生活世界 さらに胸部症状の例から「検査で終わらせない」ための入口にも触れ、最後に、4つの顔は一人の中に共存し、臨床家自身にも複数の顔があることを考えていきます。 参考文献 1.Miller WL. The Primary Care Clinical Encounter: Field Guide to the Generalist's Craft. Wolters Kluwer.(Four Patient Facesを記した章、Table 5.2) 2.Miller WL, Crabtree BF. Healing landscapes: patients, relationships, and creating optimal healing places. J Altern Complement Med. 2005;11(Suppl 1):S41–S49.

  2. Oct 21

    2026 ep16: ECM入門 — 診察室から宇宙まで「治療者と人の地図」で診療を捉え直す

    *今回はEcological Clinical Map(ECM)を臨床現場の「地図」として読み解きます。 *BATHE法の実践例から入り、感情を出せる診療とはどういうものかを考えます。そこから、安全な場所としてのクリニックの役割に進みます。ECMが見る範囲は、診察室から地域、地球、宇宙へと広がっていきます。話の中心にあるのは、患者の旅と治療者の旅という2つの旅です。家族や文化、人生の歴史が診療にどう入ってくるかを掘り下げます。治療者自身が持ち込むものにも目を向けます。重なり、逆転移、距離感の調整についてです。文化の違いだけでは見えない、診療の中の力関係も取り上げます。 *後半では、ECMを臨床で使う方法を具体的に話します。各層で何を聞き、何を見るかです。病を人生観や世界観の中で捉える「宇宙の層」にも触れます。最後に、ECMを6つの問いにまとめ、日々の診療に持ち帰る宿題を出します。 【参考文献】 *Miller WL. The Primary Care Clinical Encounter: Field Guide to the Generalist's Craft. Wolters Kluwer. *Crabtree BF, Miller WL. Doing Qualitative Research. 3rd ed. SAGE; 2023. *Scott JG, Cohen D, DiCicco-Bloom B, Miller WL, Stange KC, Crabtree BF. Understanding healing relationships in primary care. Ann Fam Med. 2008;6(4):315-322.

  3. Oct 15

    2026 ep15: 家庭医療の価値を問い直すためのジェネラリストの3つのルール

    「診療所で話を聞くだけ」の診療は、ちゃんとした医療と言えるのか? 家庭医が抱えがちなこの不安から話を始めます。 まず研究結果とメタファーを使って、ジェネラリストとスペシャリストの違いを整理します。部分最適と全体最適という視点から、専門医の強みと限界を確かめます。そのうえで、ジェネラリストの3つのルール「Recognize(どんな問題も受け入れる)」「Prioritize(何を扱うかを患者さんと話し合って決める)」「Personalize(その人の暮らしや事情に合わせる)」を一つずつ掘り下げます。 後半では、具体的な症例で家庭医療の実践を見ていきます。不眠の訴えに「風車モデル」を当てはめます。Teachable momentを活かすことや、患者さんとの関係を積み重ねることの大切さも紹介します。最後に、専門医とどう協働するか、家庭医療をどう評価するかを考えます。 【主なトピック】 ・家庭医療の価値をあらためて考える ・ジェネラリストとスペシャリストの違い(部分最適と全体最適) ・スペシャリストの3つのルールと、その強み・限界 ・ジェネラリストの3つのルール:Recognize・Prioritize・Personalize ・症例で見る実践(不眠と風車モデル) ・専門医との協働と、家庭医療の評価 ・参考論文文献:Etz RS, Miller WL, Stange KC. Simple Rules That Guide Generalist and Specialist Care. Fam Med. 2021;53(8):697-700.

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この番組はSpotify、Apple Podcast、Amazon Musicでも配信しています An almost Family Doctor in Tokyo with interests in education and research and a part-time geek. 家庭医療、プライマリ・ケア、コミュニティ、カルチャー、マンガ・アニメ、映画・ドラマ、書籍、メディアなどについて気軽に語ります。ソロトーク回とゲスト回があります。気楽にお聴きください。

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