Run the World, by DogsorCaravan

Koichi Iwasa / DogsorCaravan

トレイルランニング、スカイランニング、ウルトラマラソンのウェブサイト・DogsorCaravan ドッグスオアキャラバンのメディアとして、インタビューをはじめとするコンテンツをお送りします。 https://dogsorcaravan.com https://anchor.fm/s/c9b7bf0/podcast/rss

  1. RUN+TRAIL編集部の鈴木さんと新田さんと振り返る2025年、「優勝しても表紙になれるとは限らない」RUN+TRAILのポリシーに迫る【ポッドキャスト Run the World 164】

    6D AGO

    RUN+TRAIL編集部の鈴木さんと新田さんと振り返る2025年、「優勝しても表紙になれるとは限らない」RUN+TRAILのポリシーに迫る【ポッドキャスト Run the World 164】

    日本のトレイルランニング界を牽引する専門誌『RUN+TRAIL』の鈴木充編集長と、デザイナーの新田彰太さんをゲストに迎え、高尾山の森の中で2025年を振り返るエピソードを収録しました。 2012年創刊で多くの雑誌がデジタル媒体に移行する中で、なぜ彼らは「紙」にこだわり続けるのか? モータースポーツ誌の制作現場での「深夜の趣味」から始まったという雑誌の知られざる創刊秘話や、選手の後ろ姿を追う独特の編集哲学に迫ります。 後半は「2025年のトレイルランニング界振り返り」として、お互いのトピックについて徹底討論しました。 「43歳での快挙、菊嶋啓選手が最新号の表紙を飾るまで」、「Kaga Spa by UTMBが国内シーンにもたらした衝撃 」、「UTMBモンブランのプロ化と、日本のレース配信の未来」を語っています。 ■ RUN+TRAIL Vol.74 (2025年11月28日発売)特集「突破力」https://shop.san-ei-corp.co.jp/shop/g/g0182882512/ ■ 別冊 TRAILHEAD Vol.7 (2025年12月18日発売)特集「軽量登山最前線 ロングトレイル」https://shop.san-ei-corp.co.jp/shop/g/g505314/ 公式通販サイト: https://runplustrail.jp/ 本エピソードは、トレイルランニング系ポッドキャストによる初のアドベントカレンダー企画「TrailCast Advent 2025」に参加しています。12月1日から25日まで、毎日日替わりで25の番組がエピソードを公開するリレー企画です。IBUKI STATIONが主催し、リスナーにとってはトレラン漬けの「最高の25日間」となるイベント。他に参加している番組もぜひチェックしてみてください。 ▼TrailCast Advent 2025 イベントページ https://listen.style/event/44 【目次】 00:00 オープニング:高尾山の自然の中から 01:46 雑誌制作の原点:モータースポーツ誌からトレイルランへ 07:50 「電子書籍」という趣味から始まったRUN+TRAIL 14:20 編集のこだわり:「カメラマンの視点」ではなく「選手の視点」を 20:09 優勝者が表紙になるとは限らない理由 22:06 「Webサイトすらない」紙媒体への集中 29:55 別冊『TRAILHEAD』が提案する「軽量登山」と「歩く旅」 38:20 2025年の振り返り①:菊嶋啓選手が表紙を飾った意味 48:45 2025年の振り返り②:Kaga Spa Trail by UTMBの衝撃 56:10 2025年の振り返り③:UTMBのプロ化とメディアの役割 01:02:40 日本におけるレース配信の現在地と未来 01:09:20 2026年以降への抱負:もう一度100マイルを走る #トレイルランニング #RUNPLUSTRAIL #DogsorCaravan #ポッドキャスト #TrailCastAdvent

    1h 12m
  2. 【ザック・ミラー Zach Miller 訪日】世界を魅了するトレイルランナーが語る、レース戦略と感覚重視のトレーニング哲学、 The North Face アスリート独占インタビュー【ポッドキャスト Run the Wo

    NOV 7

    【ザック・ミラー Zach Miller 訪日】世界を魅了するトレイルランナーが語る、レース戦略と感覚重視のトレーニング哲学、 The North Face アスリート独占インタビュー【ポッドキャスト Run the Wo

    DogsorCaravanのポッドキャスト「Run the World」の特別なエピソードです。2025年にThe North FaceのSUMMITシリーズは25周年を迎えます。これを記念して、京都と東京・神宮前で開催されるトークイベントに出演するため、アメリカからThe North Faceアスリートのザック・ミラー Zach Miller が初来日しました。早朝に羽田に着いたばかりというザック・ミラーに、DogsorCaravan岩佐が独占インタビューを実施しました。 2015年のCCC優勝、2023年のUTMB準優勝を経て、今年もハードロック100で5位やWMTRC世界選手権の米国代表として団体総合銀メダルに貢献するなど活躍しています。 このインタビューでは京都と東京でのトークイベントを前に、スペイン・カンフランクでの世界選手権での経験、感覚を重視するトレーニング哲学、栄養戦略、そしてトレイルランニングコミュニティの未来について語ります。 現在はオレゴンとコロラドを拠点に活動するザックは、3大会連続で米国代表に選出されており、今回のインタビューではデータに頼りすぎない独自のアプローチや、栄養士のガールフレンドと共に開発する栄養戦略の裏側を明かしました。 トレイルランニングの本質を見失わないための「意識的な選択」の重要性についても熱く語った、必見のエピソードです。 - トレイルランニング - ザック・ミラー - The North Face - 世界選手権 - トレーニング哲学 00:00:00 オープニング 00:00:10 ゲスト紹介:ザック・ミラー 00:00:43 ザックの自己紹介(経歴とThe North Faceについて) 00:01:31 初めての日本、その印象と期待 00:02:32 来日の目的:サミットシリーズ25周年 00:03:57 最近のレース:世界選手権(カンフラン) 00:05:03 カンフランのコースは「真のマウンテンランニング」 00:08:07 「国を代表する」ことの特別な意味 00:10:58 トレーニング論:データより「感覚」を重視する 00:16:12 栄養戦略:栄養士のガールフレンドからの影響 00:18:19 自作ドリンクミックスの現在は? 00:19:14 スポーツの未来:コミュニティが「意識的である」こと 00:23:21 エンディング(日本のファンへ)

    24 min
  3. 【1000kmの冒険】イギリスの絶景ロングトレイル「サウスウェスト・コーストパス South West Coast Path」を3週間で踏破!安藤正直が語る旅のリアル【ポッドキャスト Run the World 162】

    JUL 18

    【1000kmの冒険】イギリスの絶景ロングトレイル「サウスウェスト・コーストパス South West Coast Path」を3週間で踏破!安藤正直が語る旅のリアル【ポッドキャスト Run the World 162】

    HOKAのフィールドエクスペリエンスレプレゼンタティブであり、25年以上のキャリアを持つベテラントレイルランナー、安藤正直 Masanao Ando さんが、イギリス最長のナショナルトレイル「サウスウエストコーストパス(South West Coast Path)」約1000kmの連続走破(FKT)に見事成功しました。 2024年6月9日から7月2日までの23日間にわたるこの壮大な旅について、安藤さんご本人にインタビュー。息をのむような美しい海岸線の風景、牧場や砂浜など変化に富んだコースの魅力、そして「エベレスト4回分」ともいわれる厳しいアップダウンの実態について語っていただきました。 旅の途中で出会った人々との心温まる交流や、想像以上に厳しかったという玉砂利の海岸、睡眠時間4時間の過酷な日々など、SNSでは伝えきれなかったリアルな体験談が満載です。レースとは違う、自らコースを見つけて進む「走る旅」の醍醐味とは?これからロングトレイルに挑戦したい人への貴重なアドバイスもいただきました。 挑戦を前にした安藤さんのインタビューもこちらからご覧いただけます。 https://youtu.be/zaijsuw8aM0 サウスウエストコーストパス South West Coast Path https://www.southwestcoastpath.org.uk/ #トレイルランニング #ロングトレイル #安藤正直 #サウスウエストコーストパス #イギリス 印象的な言葉 00:01:50 「せっかくなんでね、やっぱり『こうやってみたいな』って思っていただきたいんで。全部楽しいってわけでやっぱりいかないので、もちろん厳しい時もありましたけど、極力SNSでは楽しいように伝えるように努力してました」 00:09:03 (「今日は走りたくないな」と思ったことは?という質問に対し)「それはなかったんですよね。やっぱりコースとか風景が見まぐるしく変わるんで、『次どんな景色が待ってるんだろう』とか。もう疲れて動けないってことは全くなかったですかね」 00:20:51 (サンドイッチを作ってくれた夫婦について)「ご自身が持っているもので。そうなんですよ、レタスも挟んでくれて、チーズもすごいの厚いの挟んでくれて。いやーこれは嬉しいし、美味しかったですね」 00:31:44 「いわゆる他人が引いた線の上を走るのと、自分が引いた線の上を走るのっていうのはやっぱり楽しさも全然違うんで」チャプター 00:00:09 イギリスのロングトレイル1000kmから帰国した安藤正直さん 00:02:08 23日間、累積標高3万5千mのチャレンジを振り返る 00:04:40 想像通り、そして想像以上だったコースのバリエーション 00:05:49 潮の満ち引きや通行止めなど、予期せぬ困難 00:06:41 ガイドブックとスマホ、実際のナビゲーションは? 00:08:37 3週間の挑戦、体や心に「走りたくない日」はあったか 00:09:23 毎日の睡眠時間は4時間、過酷な旅の実際 00:10:50 テント泊とB&B、旅の宿について 00:12:28 補給食はジェルなし、スコーンとクロワッサンで乗り切った 00:14:22 役に立った装備、特にポールは必須だった 00:17:50 レースとは違う、旅で出会う人々との交流の楽しさ 00:19:15 写真で振り返る思い出の風景と人々 00:20:11 サンドイッチを作ってくれたご夫婦との出会い 00:22:04 最もハードだった玉砂利の海岸 00:25:30 同じシューズを履いたギリシャ人のウルトラランナー 00:29:21 次の挑戦は?「もう一回同じ場所へ行きたい」 00:31:44 ロングトレイルに挑戦したい人へのアドバイス 00:34:28 帰国後すぐに5000m走、驚きの回復力 ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠⁠⁠ https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan このポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。 ⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/E8iyHEMLLmyCtSEn6 DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。 https://bit.ly/dcliveschedule

    36 min
  4. 【ラスト・フィニッシャー】ウェスタンステイツ、残り2分での劇的ゴール!青山達郎が語る壮絶な100マイルの舞台裏【ポッドキャスト Run the World 161】

    JUL 14

    【ラスト・フィニッシャー】ウェスタンステイツ、残り2分での劇的ゴール!青山達郎が語る壮絶な100マイルの舞台裏【ポッドキャスト Run the World 161】

    DogsorCaravanのポッドキャスト「Run the World」。今回は、アメリカ・カリフォルニア州で開催された、世界最古の100マイルレース「ウェスタンステイツ・エンデュランスラン Western States Endurance Run」で、制限時間30時間のわずか2分前、29時間57分48秒でゴールし、最終フィニッシャーとなった青山達郎さんをゲストにお迎えしました。 2015年に25時間台でこの伝統ある100マイルを完走している青山さんにとっては10年ぶり2度目の挑戦ですが、今回のウェスタンステイツでは期せずして、285人目の今年最後のフィニッシャーとなりました。オーバーンのプレイサーハイスクールのフィニッシュゲートに倒れ込むようにフィニッシュしたあの瞬間に至るまで、心と身体に何が起きていたのか。血尿、鼻血、幻覚、そして諦めかけた心を再び奮い立たせたコミュニティの温かいサポート。壮絶なレースの全貌を、ご自身の言葉で語っていただきます。 青山さんが情熱を傾けるのはウェスタンステイツだけではありません。UTMBでは日本人ランナーとしては最多となる8回もの完走を成し遂げており、今年2025年も9回目のフィニッシュを目指してシャモニーに向かいます。挑戦の裏にある情熱や、多忙な金融業界の仕事と過酷なトレーニングを両立させる独自の哲学、そして今後の目標についても伺いました。すべてのトレイルランナーに贈る、情熱とインスピレーションに満ちたインタビューです。 ウェスタンステイツでの青山達郎さんのフィニッシュのシーン https://www.youtube.com/live/xYmgyMJEfIM?si=St3-BIgTujjIsU25&t=40275 Western States https://www.wser.org/ #トレイルランニング #ウェスタンステイツ #青山達郎 #ウルトラマラソン #100マイル 青山さんの印象的な言葉 09:36 「正直言うと、最後にゴールしてくる方って、今まで自分はなんかこう調整して(タイムを)作ってるんじゃないかなぐらいに思ってたんですけど、とてもじゃないですけど、そんな状況じゃないってことは今回よくわかりました。」 10:38 「ロビーポイントについたところで30分なかったので諦めてましたね、ほぼ実は。」 14:43 「『マインドの問題だろうと、やる気を出せ』ともうほんとムカついてですね、正直言って。」 16:16 「(レジェンドランナーが)乗り換えて応援してきてくれて、その方のアドバイスはすごい適切で。」 50:35 「うちの奥さんが『絶対やめるな』って言って。珍しいですよ。逆を言う家庭を持ってるっていうね。僕が(ランニングを)もしやめたら、どうせ悪いことばっかするだろうと。」 01:02:26 「仕事でストレスってみんな必ずもらうじゃないですか。これは走るときのエネルギーだっていうのをすごい自分でくっつけてて。」 01:03:26 「どんな大変な高い山に見える仕事でも、ちょっとずつちょっとずつ登っていけば最後たどり着くことができるんじゃないかっていう思いはありますね。」チャプター 00:00:00 オープニング 00:02:37 ゲスト紹介:青山達郎さんとの出会い 00:04:39 UTMBを8回も完走したスーパーランナー 00:08:18 ウェスタンステイツ、残り2分での劇的なフィニッシュ 00:09:36 「最終ランナーは調整していると思っていた」 00:10:28 Robie Pointでの絶望と疲労困憊の状態 00:12:45 身体が傾くほどのダメージ、眠気が飛んだゴールの瞬間 00:14:43 見知らぬ人からの応援と、伝説のランナーとの出会い 00:17:43 ゴール後の身体のダメージと内臓への影響 00:19:59 なぜ今回はカットオフぎりぎりの展開になったのか 00:22:50 レース終盤まで関門時間を意識していなかった 00:24:16 ペーサーをつけなかった理由とコミュニティの温かさ 00:34:41 10年前と変わった?ウェスタンステイツの印象 00:36:11 肺炎で去年出場できず、10年ぶりの挑戦だった 00:40:16 なぜUTMBに惹きつけられ、走り続けるのか 00:43:27 レースの攻略法と8回走り続けて感じた変化 00:46:05 装備品不足でリタイアした過去のUTMB 00:50:25 「あと2回UTMBを完走したら100マイルは引退したい」 00:57:09 仕事とランニングを両立させる哲学 01:02:26 仕事のストレスはランニングのエネルギー 01:07:05 家族の理解を得るための秘訣とは? 01:11:20 今後の目標はトルデジアンとスパインレース 01:14:34 エンディング

    1h 16m
  5. 「くれいじーかろ」こと甲斐大貴、2025年ウェスタンステイツで10位入賞の快挙、初100マイルの裏側と「来年は優勝」の宣言【ポッドキャスト Run the World 160】

    JUL 3

    「くれいじーかろ」こと甲斐大貴、2025年ウェスタンステイツで10位入賞の快挙、初100マイルの裏側と「来年は優勝」の宣言【ポッドキャスト Run the World 160】

    2025年のウェスタン・ステイツ・エンデュランス・ラン(Western States Endurance Run)で、日本の「くれいじーかろ」こと甲斐大貴 Hiroki Kai 選手が16時間22分46秒で男子10位に入賞する快挙を成し遂げました。日本人男子選手としては、石川弘樹さん、鏑木毅さんに次ぐ史上3人目のトップ10入りです。 初めての100マイルレース、そして3月から抱えていた椎間板ヘルニアという万全ではないコンディションの中、どのようにしてこの歴史的な結果を残したのか。レース翌週、アメリカ・カリフォルニアに滞在中の甲斐選手にインタビューしました。 レースプランは「100km地点のフォレストヒルまでは余裕をもって、そこから勝負する」というもの。世界のトップ選手たちが失速する中、後半に順位を上げるスマートな展開は、事前の緻密な分析と計画に基づいたものでした。 しかしその裏では、スタート時に補給食のジェルを忘れたり、レース中盤に深刻な腹痛に見舞われたりといった想定外のトラブルも発生。絶体絶命のピンチを、現地でサポートしてくれたクルーの的確なアドバイスによって乗り越えたエピソードは必見です。 周到な暑熱対策、アメリカのトレイルランニングカルチャーから受けた刺激、そして「来年は優勝したい」という力強い宣言まで。今回の偉業の舞台裏を、甲斐選手自身の言葉で語り尽くします。 【密着】世界最高峰へ挑む男の最後の12日間【Western States への道】 https://youtu.be/YuaPvu2ZVx0?si=pMyc9nV426bPDuja Western States https://www.wser.org/ #トレイルランニング #WesternStates #甲斐大貴 #くれいじーかろ チャプター 00:00 オープニング 01:00 日本人男子3人目の快挙!Western States 2025でトップ10入り 01:34 実は万全ではなかった、ヘルニアを抱えての挑戦 03:42 後半追い上げのスマートなレース展開、その戦略は計画通りだった? 04:38 「フォレストヒルからが本当の勝負」緻密なレースプランの背景 07:58 摂氏37度の酷暑を乗り切った暑熱対策 09:20 補給食を忘れてスタート、レース中盤の腹痛という最大のピンチ 11:14 クルーの的確なアドバイスで奇跡の復活 12:10 「街をあげて応援している」アメリカのトレイルランニング文化の魅力 15:07 来年の目標は「ウェスタンステイツ優勝」

    18 min
  6. 63歳のビッグチャレンジ、安藤正直が挑むイギリスの1000km「サウスウエストコーストパス」への挑戦と進化し続けるランニング哲学【ポッドキャスト Run the World 159】

    MAY 15

    63歳のビッグチャレンジ、安藤正直が挑むイギリスの1000km「サウスウエストコーストパス」への挑戦と進化し続けるランニング哲学【ポッドキャスト Run the World 159】

    HOKAのフィールドエクスペリエンスレプレゼンタティブであり、25年以上のキャリアを持つベテラントレイルランナー、安藤正直 Masanao Ando さん。安藤さんはイギリス南西部に広がる1000km超のロングトレイル「サウスウエストコーストパス South West Coast Path」の走破にまもなく旅立ちます。コーンウォールをはじめとする美しい海岸線に沿ったトレイルの累積獲得標高は35,000mにも達し、エベレスト4回登頂分に相当します。 今回のインタビューでは、安藤さんがこの過酷な挑戦に至った背景にあるランニングへの価値観の変化や、具体的な準備状況について深く掘り下げます。かつてはオートバイに情熱を注いでいた安藤さんは37歳でランニングの世界に足を踏み入れます。やがて、スパルタスロンでの14位入賞や、OSJおんたけウルトラトレイル100マイルでの5位(50歳時)など、数々の輝かしい実績を残すまでにウルトラマラソンに熱中します。 そんな安藤さんは、コロナ禍や東日本大震災10年目のチャリティーランを機に、レース中心の活動から個人の挑戦としてのFKTやスルーハイクといった新たなスタイルに関心を深めたと語ります。今回の1000kmの旅では、若い頃に楽しんだオートバイツーリングのように、日々の出会いや風景の変化を味わいながら進むことを目指しています。 有給休暇を活用し、約1ヶ月での完走を目指す挑戦を前にしたインタビューでは、63歳を迎えた安藤さんの尽きない探究心と、周到な準備、そして「走り続ける」ための哲学に迫ります。 サウスウエストコーストパス South West Coast Path https://www.southwestcoastpath.org.uk/ チャプター 00:00:10 HOKA 安藤正直さん登場!イギリス1000km FKT挑戦を語る 00:02:06 「サウスウエストコーストパス」1000kmの壮大な挑戦とは 00:04:19 約1ヶ月で踏破へ!目標タイムと有給消化プロジェクト 00:06:25 なぜこのトレイル?安藤さんがイギリスを選んだ理由 00:08:29 レースからFKTへ:コロナ禍が変えたランニングへの価値観 00:10:04 37歳、82kgからの変貌!ランニングを始めた意外なきっかけ 00:13:42 スパルタスロン、おんたけ100マイル...輝かしいウルトラランナーとしての実績 00:16:51 新たな冒険スタイルの原点:350kmチャリティランの経験 00:18:11 オートバイツーリングとロングトレイルランに通じる「旅」の魅力 00:19:38 63歳、進化し続けるランナー安藤正直の「走り続ける秘訣」 00:20:33 1000km FKTへの具体的な準備:トレーニング、装備、情報収集 00:24:44 アナログな旅のスタイル:GPSに頼らず、ガイドブックと時計で 00:25:42 挑戦への意気込みと、家族の反応は? 00:26:52 帰国後の報告に期待!リスナーへのメッセージ ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠⁠⁠ ⁠https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan⁠ このポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。 ⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/E8iyHEMLLmyCtSEn6⁠⁠⁠⁠⁠ DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。 ⁠⁠⁠⁠⁠https://bit.ly/dcliveschedule

    28 min
  7. 8つの話題で振り返る2025年のマウントフジ100 Mt. FUJI100【ポッドキャスト Run the World 158】

    MAY 2

    8つの話題で振り返る2025年のマウントフジ100 Mt. FUJI100【ポッドキャスト Run the World 158】

    2025年のマウントフジ100(FUJI / KAI / ASUMI)をDogsorCaravanの岩佐が振り返るポッドキャストです。歴史を塗り替えたホアキン・ロペス選手の17時間台フィニッシュをはじめ、新設ASUMI 40Kでのシャン・フージャオ選手と吉住友里選手の熱戦、有力選手の相次ぐリタイアという波乱の展開となったFUJI 100マイル女子、そして世界の壁に挑み見事3位となった川崎雄哉選手の激走など、8つのストーリーラインでレースの模様と舞台裏を深く掘り下げます。トップ選手たちの強さ、レース中のドラマ、そして国際的な大会へと成長したマウントフジ100の今を語ります。レース結果の詳細や、選手たちの声、レース分析に興味のある方はぜひお聞きください。 DogsorCaravanのウェブサイトのマウントフジ100のリザルト紹介記事はこちら https://dogsorcaravan.com/2025/04/28/mtfuji100-2025-result/ ## チャプター 00:00 マウントフジ100 2025を振り返る 01:30 ホアキン・ロペス選手、17時間台の歴史的快挙 09:26 新設ASUMI 40K女子:シャン・フージャオ vs 吉住友里 18:25 FUJI 100マイル女子:有力候補リタイアとチャン・マンイー選手の優勝 25:21 FUJI 100マイル男子:川崎雄哉選手が3位、デン・ゴウミン選手とタイラー・グリーン選手のコースロスト 31:14 KAI 70K:シェン・ジアシェン選手、アンナ・タラソワ選手が圧勝 35:16 ASUMI 40K男子:メン・ガンフゥ選手が小笠原光研選手との接戦を制す 40:30 FUJI 100マイル女子:伊藤由香選手が3位入賞 42:16 過去最多3800人超が参加、国際大会としてのマウントフジ100 45:13 エンディング ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はSpotifyで公開し、Apple PodcastやYouTube Podcastなどの各種プラットフォームで配信しています。⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠https://podcasters.spotify.com/pod/show/dogsorcaravan⁠⁠ このポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/E8iyHEMLLmyCtSEn6⁠⁠⁠⁠⁠⁠ DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://bit.ly/dcliveschedule # マウントフジ100 #MtFUJI100 #DogsorCaravan

    46 min
  8. 南圭介 Keisuke MINAMI、ピレネー山脈を縦走するGR10、914kmの挑戦と映画『Chasing South』が描く「解放」への道のり【ポッドキャスト Run the World 156】

    APR 17

    南圭介 Keisuke MINAMI、ピレネー山脈を縦走するGR10、914kmの挑戦と映画『Chasing South』が描く「解放」への道のり【ポッドキャスト Run the World 156】

    トレイルランニングの世界で近年、そのユニークな挑戦で注目を集めるのが南圭介 Keisuke MINAMI さんです。バックパッカーとして世界を旅し、トランスミュージックとダンスに没頭した日々を経てトレイルランニングに出会います。2017年に初めてのレース、北海道トレイルランニング in ルスツの60kmで優勝すると、わずか数年で国内外のロングレースで活躍。その中にはヨーロッパアルプスの400kmにも及ぶレースも含まれます。 そして南さんは2024年秋、フランスとスペインにまたがるピレネー山脈を貫くロングトレイル**「GR10」**のFKT(Fastest Known Time、最速記録)に挑戦します。この挑戦は大西洋岸から地中海岸まで、距離914km、累積標高差51,400mを9日余りで走破することを意味します。 この挑戦の模様は、パタゴニアによりドキュメンタリー映画『Chasing South』として記録されました。映画は単なる挑戦の記録にとどまらず、南さんの過去や内面にも深く迫り、「解放」というテーマを浮かび上がらせます。 今回、映画の公開にあわせてDogsorCaravanでは南圭介さんにインタビューを行いました。GR10への挑戦を決意した経緯、壮絶な挑戦の中で見えたもの、映画制作への思い、そしてトレイルランニングと環境保全活動にかける未来への展望を伺いました。 映画『Chasing South』(上映予定の情報も掲載されています) https://www.patagonia.jp/stories/chasing-south/video-159803.html DogsorCaravanのウェブサイトのインタビュー記事はこちら https://dogsorcaravan.com/2025/04/17/interview-with-k…sing-south-movie/ 00:00:10 オープニング・南圭介さん紹介 00:00:55 映画「Chasing South」とGR10 FKT挑戦の概要 00:01:36 南圭介さんのバックグラウンドとトレイルランニングとの出会い 00:08:33 初レースでの優勝とトレイルランニングへの本格的な挑戦 00:11:39 ロングトレイル・FKTへの思いと人生の目標 00:16:25 GR10 FKT挑戦のリアル:苦しみと心のコントロール 00:22:43 ピレネー山脈の風景と、極限状態で見た景色 00:27:37 映画制作のプレッシャーと「挑戦を伝える」意義 00:31:46「解放」―映画のテーマと自分をさらけ出す決意 00:34:42 GR10 FKT成功のための準備と工夫 00:38:10 小笠原での環境保全活動と地域への貢献 00:42:09 これからの挑戦と展望 00:45:22 エンディング・視聴者へのメッセージ # 南圭介 #KeisukeMINAMI #GR10

    45 min

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