残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

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イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 回り道ノベーション(1779回)

    6H AGO

    回り道ノベーション(1779回)

    回り道って、無駄だと思ってしまうことがあります。 でも実は、 回り道こそが、その人のオリジナリティをつくるのかもしれません。 歌舞伎俳優の 中村獅童 さんの話を聞いて、そんなことを思いました。 曰く 「ロックやファッションが好きだった中村獅童少年が、歌舞伎を見てレポートを書いているうちに、自分が好きな要素は全部歌舞伎の中にあるんだって気づいちゃったんですよね。」 (NHKアカデミアでの発言要旨) ここから私は、3つのことを思いました。 1、パッションの源に生きる 2、回り道に意味がある 3、それがオリジナリティになる ⸻ 1、パッションの源に生きる 中村獅童さんのお父様は歌舞伎役者でしたが、すでに役者を辞められていたそうです。 そんな中、学生時代の獅童さんは、ロックやファッションに傾倒していたと知りました。 それは、自らの生い立ちよりも、 自分のパッションの源に忠実に生きていたということなのかもしれません。 でもそれが結果として、 今の獅童さんのワイルドで型破りな芸風につながっているようにも思います。 それはまるで、会社の中で役割に縛られず、 自分のパッションの声に従って新しい事業を生み出していく 社内アントレプレナーの姿にも重なる気がしました。 ⸻ 2、回り道に意味がある そう考えると、一見回り道をしていたようにも見えます。 でも、その回り道こそが 今の獅童さんのキャラクターを作っているのかもしれません。 私たちもよくあります。 会社にいると、自社の強みが見えない。 地元にいると、地元の魅力がわからない。 でも一度外に出たり、 違う世界を経験したりすると、 「こんな価値があったんだ」 と気づくことがあります。 イノベーションの世界でも **Fast Fail(早く試して早く学ぶ)**という考え方があります。 行動して、失敗して、また挑戦する。 その繰り返しが、 結果としてゴールを近づける。 つまり 回り道には意味がある。 そんなことを思いました。 ⸻ 3、それがオリジナリティになる 回り道をするということは、 その分だけ経験が増えるということでもあります。 それは、 異なるものの組み合わせから新しい価値が生まれるという 経済学者 ヨーゼフ・シュンペーター のイノベーション論にも通じるように思います。 回り道をしたからこそ その人にしか見えない景色がある。 回り道をしたからこそ その人にしかできない挑戦が生まれる。 それは遠回りではなく 自分自身に近づくための道だったのかもしれません。 何歳からでも これまでの回り道があるからこそ これからの挑戦は あなた独自の物語になっていく。 ⸻ 一言で言えば 回り道ノベーション そんなことを思いました。 参考 NHKアカデミア 中村獅童(前編)歌舞伎に魅せられた“かぶき者”3月4日(水)午後10:30  https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-XW1RWRY45R/ep/QLV1KRW34V

    15 min
  2. 子どもに罪はないノベーション(1778回)

    1D AGO

    子どもに罪はないノベーション(1778回)

    大阪の公立の小中一貫校(田島南小中一貫校)が行っている 「生きる教育」に、感動で打ち震えました。 小野先生の言葉が、胸に刺さりました。 「いい子悪い子とか絶対言ったらあかんなって。 環境が操作してて、この子に何も罪ない。 っていう話を納得できたので、じゃあ環境で逆に言ったら、いかんではなんとかなるんやろっていうことも感じましたね。」 (参考:NHK Eテレ「生きていく力を、君たちへ」2026年3月1日) この言葉から、私は3つのことを思いました。 1、真の課題を探る 2、逆転の発想 3、パッションと覚悟 1、真の課題を探る この言葉に至る前に、先生たちは、山梨県立大学大学院特任教授(臨床心理学)の西澤哲さんのセミナーに何度も通い、質問を重ねていたそうです。 表面的な問題の裏には、必ず構造があります。 イノベーションでも同じです。 目の前の問題をモグラ叩きのように解決しても、次から次へと新しい問題が出てきます。 その時、本当に問うべきなのは 「そもそも何が問題なのか」 という問いです。 先生たちは、その問いを諦めずに追い続けたのだと思いました。 2、逆転の発想 環境が子どもに影響を与える。 そう考えると、学校が関われるのは人生のほんの一瞬。 そう思ってしまいそうです。 でも先生たちは、逆にこう考えた。 「環境が作用するなら、環境を変えればいい」 これはまさに逆転の発想だと思いました。 イノベーションの世界でよく言われる センターピンを倒す という考え方にも通じます。 全部は変えられない。 でも、重要なピンを一つ倒せば世界は動く。 そんなことを思いました。 3、パッションと覚悟 「生きる教育」は、すべて先生たちの手作りです。 学び、議論し、試し、また考える。 例えば ・プライベートゾーンの良いタッチ悪いタッチ ・国連の子どもの権利 ・DVにおける加害者心理 など、専門家の西澤先生も驚くほど画期的な内容になっているそうです。 そこにあるのはただ一つ。 子どものペインをなんとかしてあげたい。 その想いです。 先生のパッションから始まり、 仲間の先生たちと共に、 子どもたちの痛みを解消しようとする大義へ広がっていく。 これはまさに イノベーターズ・リップルモデル そのものだなあと思いました。 イノベーションは 起業家や大企業や研究機関の特権ではありません。 誰かが 誰かの痛みを なんとかしてあげたい その思いから始まるものです。 先生が子どもたちの痛みに本気で向き合ったところから始まった 「生きる教育」。 そこに、イノベーションの原点を見た気がしました。 ということで、一言で言えば 子どもに罪はないノベーション そんな話をしています。 参考:NHK Eテレ「生きていく力を、君たちへ」2026年3月1日

    20 min
  3. 否定の技術ノベーション(1777回)

    2D AGO

    否定の技術ノベーション(1777回)

    ネクストコアテクノロジーズの金清裕和CTOの言葉に、イノベーションの本質を感じました。 曰く 「やっぱりね、常識にとらわれないことだと思います。今まであった既存の流れの中で開発してたのではダメ。そこ一旦否定してないと。 俺はこれに携わってないからこの局面でやったら違うデータ出てくるんじゃないのって思う。否定ですね。否定から入らないとダメだと思います。」 (参考:テレビ東京「ブレイクスルー」File.082 ネクストコアテクノロジーズ・金清裕和CTO 2026/2/28放送) この言葉を聞いて、私は 3つのことを思いました。 1、進歩は「否定」から始まる 普段の会議の中でことごとく否定から入る人は、なかなか嫌われる傾向があるかもしれません。また、デザインシンキングの中で、心理的安全性を作ろうとしてるのに、否定しないでください、みたいなこともある気がします 否定というのは、実生活の中では、なかなか言いにくいし、何か悪いことのような印象もあるのではないでしょうか? でも実は、否定があるからこそ進歩がある、というお話は、芯を食った話だなあと思いました 科学哲学者のカール・ポパーは、科学の進歩についてこう述べています。 「科学的理論は決して証明されない。 ただ反証されうるだけである。」 つまり科学とは、正しいことを証明する営みではなく、間違いを見つけ続ける営みだといわれています。 この考えは、シリコンバレー発のさまざまなイノベーションの、たとえばリーンスタートアップ、ファストフェイル、デザインシンキングなどの元になったのでは?という話もあるようです 問いを持つ、ということは、否定をするということに、ある意味、通じるところがあると思います もし「これは絶対正しい」と思った瞬間、 そこで思考は止まってしまう イノベーションとは、当たり前を疑うこと。前提を問い直すこと。 この否定するという技術を、いかに実生活の中で習得できるかどうか、これが実はとても大切なのかもしれない、そんな風に思いました 2、創造とは「壊す勇気」 ベンチャー企業は、デイスラプティブであるからこそ、イノベーティブである、ということが言えると思いますが 壊すということは、既得権益者の最大の否定という側面があるように思います それは、間違いなく批判の対象になるし、下手すると押し潰されてしまうかもしれない しかしそこに挑むのがイノベーターなので、そこには、間違いなく、勇気が必要になります 哲学者のフリードリヒ・ニーチェはこう言いました。 「すべての創造者はまず破壊者でなければならない。」 常識を壊す。 前例を壊す。 安全地帯を壊す。 新しいものを生み出す人は、必ずどこかで既存の枠組みを壊す瞬間を通ります。 だからイノベーションには、技術よりもむしろ 勇気 が必要なのかもしれないなあと、せいしんろではなく、マインドセットととして、思いました。 3、否定は「対話」で創造になる そのためには、孤独な戦いでは、いつかは折れてしまうと思います。 そこに、イノベーターズリップルモデルでいうところの、1人のパッションの次のフェーズとしては、仲間を作ることが大切になると思います 仲間は、作業を分担するだけではなくて、世の中の全てを否定するような、破壊的なパッションを、世の中のたくさんの人たちに良い変化を促す大義なのだと、変換するために、とても大切な要素になると思います そして、良き大義ができれば、さらに仲間が増えてきて、イノベーションが高速に回り始める そのための対話を、イノベーターは、仲間と共に行うことで、イノベーション、つまり創造へ繋げていく、そんなことかと思いました 「それ本当に正しい?」 「違う見方できないかな?」 「別の可能性あるんじゃない?」 そんな問いを交わす仲間がいると、 否定は批判ではなく、 創造のエネルギーになる 否定とは破壊ではなく、 未来を開く最初の技術 なのかもしれないなと思いました ということで、一言で言えば 否定の技術ノベーション そんな話をしています 参考:テレビ東京「ブレイクスルー」File.082 ネクストコアテクノロジーズ 金清裕和CTO 2026/2/28放送

    17 min
  4. ベンチャーの3つの型ノベーション(1776回)

    3D AGO

    ベンチャーの3つの型ノベーション(1776回)

    本日は第10回Startup Emergence Ecosystem(SEE)を終えて、ベンチャー企業には、3つの型があるなあと気付かせて頂きました 1、まずペインを取る型 2、人生に乗っかってる型 3、専門性と技術の実装型 1、まずペインを取る型 先日、お釈迦さまの教えの「まず矢を抜け」という話をしたばかりですが、これととてもシナジーのあるベンチャー企業があるのだと思いました Dots forというベンチャー企業にご登壇いただいたのですが、アフリカの貧困を救うために、ネットのないところに、安価なデジタルインフラでその地域だけにつながるネットワークを張り それを活用しながら、たとえば三輪車を分割で購入してもらって、すぐに仕事になるビジネスを始めてもらい、自立支援と回収をしていく、画期的なソリューションを展開されてました これはすなわち、まずはスターリングでネットワークを張ってとかではなく、すぐに立ち上がる自分たちだけでまずはペインを除くことを主眼に行っているからこそ、できるサービスだなあと思いました 2、人生に乗っかってる型 RED CLIFFというドローショーで国内No.1の企業の社長は、10年前はドローンを持って世界一周をされていたところから始まっています また、Emerというスポーツ選手とファンの新しいパーソナライズされたコミュニケーションを実現するサービスですが、ここの社長は、プロのサッカー選手を目指していたところから、このモデルへ到達していることを考えると 自分の人生における、蓄積していたペインを、ビジネスにしていく、いわば、人生に乗っかっているベンチャー型と言えるなあと思いました 3、専門性と技術の実装型 大学の技術者をなんとかベンチャー企業として実装させる方向に、持っていく、これは王道の日本のベンチャーにおける最大のポテンシャルかもしれないと思います コルバトヘルスという企業は、現役のお医者さんを経験し、専門性を身につけた上で、AIをいかに生かしていくかを検討して、心臓年齢という新しいソリューションに昇華させていくという、見事なサービスでした 死の谷などと言われることもありますが、現場の専門性を活かして、科学技術を社会実装する、それはまさに、1でお話ししたペインをすぐに抜く、ということとは、対極にある発想ですが、すごく重要と思いました ということで、今回の第10回SEEは、物凄くバラエティに富んでると同時に、これからが楽しみな、買いになりました 一言で言うならば 3つの型ノベーション そんな話をしています^ ^ 第10回SEEにお越しくださった皆様、支えてくださってる皆様、ご登壇の皆様、本当にありがとうございました!引き続き、何卒よろしくお願い致します 第10回の詳細か模様は、別途お知らせしますので、お楽しみに! 参考:第10回Startup Emergence Ecosystem

    12 min
  5. 100万回生きた猫ノベーション(1775回)

    4D AGO

    100万回生きた猫ノベーション(1775回)

    ベストセラーの絵本「100万回生きた猫」の作者の佐野洋子さんからの話から、人生のあり方とイノベーションの関係についても、考えさせられました。 佐野さんはこの本について以下のように語っています 曰く "この猫はただ 1回だけ生きたっていうことです。誰だって何百回もなんか生きられないですよね。 で、どんな人も 1回しか生きないって非常に平凡なことが大事だっていうことを私は言いたかったんだ。 人間はただ 1回生きてもし生きるんだったらば、人を愛して、それで死んでいけば、それだけで良い っていう非常に簡単なメッセージだったと思うんですけども。" (ラジオ音源「自作を語る」1987年5月放送より) ここから私は思いました 1、自分の人生を生きる 2、自分で誰かのために生きる 3、100万回の仮説検証 1、自分の人生を生きる いつもイノベーションワークショップなどの際には、自分軸と他人軸の話をします。 何故かというと、イノベーションには、問いを立てるという行為が必要で、それは、自分軸の中からしか生まれないからです。 私は会社生活をかれこれ30年以上過ごしてきましたが、あまりに忙しい時などは特に、会社のため、お客様のためが第一で、自分のためは、どっかにいっちゃってる時もたくさんありました 会社の生活にあまりにも浸かりすぎてしまって、会社のミッションのお客様第一が、自分の人生をさしおいてでも、お客様第一、みたいなところまで、よく行っていたような気がします イノベーションワークショップでは、自分軸と他人軸をベン図を書いて、各々の象限を埋めていって、その交わりに、イノベーション案件を創発する鍵があると、進めています 一度しかない人生においては、自分の人生を生きることを、意識していないと、いつのまにか、搾取されて時間が過ぎる。それはとてももったいないことだよなあと、思い出させて頂きました 2、自分で誰かのために生きる 面白いのは、じゃあ自分のために生きる、ということで、勝手気ままに自分勝手に生きるということだと、またうまくいかないというところだなあと思います それは、自分で選択するのだけれども、自分の人生として、他の誰かのために生きるということが、実は生き甲斐を持つためには大事なんじゃないかということです 佐野さんはそれを愛と言われているような気がしました またこれは、イノベーターリップルの自らのパッションの源から始まり、それが仲間を通じて、世界の多くの人が喜んでくれる大義として、成長していくことが、真のイノベーションであることと同様に 自分で選択して、自分の意思として、誰かを幸せにする、それこそが愛であり、イノベーションの大義と、とても同じ構造をしてるなあと感じました 3、100万回の仮説検証 教育者の森信三さんが「人生二度なし」と言われていたように、何度も人生はやり直せないけれども、一度の人生の中でも、仮説検証なら、100万回だってできると思いました そうしながら、真の自分の人生に近づいていく、真の愛に近づいていく、それが生きがいのある人生なのではないかと思いました それはまるで、イノベーションにおける、リーンスタートアップのように、FastFailをしながら、少しずつ近づいていけばいい そしてそれは、大きく花開くことはないかもそれないけれども、ひたすら地道に平凡に進んでいく、それが、100万回生きるより、100万ドル稼ぐより 安らかで満足できる生き方なのかもしれないなあと、思わせて頂きました ということで 一言でいうと 100万回生きた猫ノベーション そんな風に思いました^ ^ 参考: NHK Eテレ東京 100分de名著 絵本スペシャル (1)佐野洋子「100万回生きたねこ」 3月2日(月)午後10:25 「※放送日時は変更の可能性あり

    18 min
  6. まず矢を抜けノベーション(1774回)

    5D AGO

    まず矢を抜けノベーション(1774回)

    イノベーションは、誰かの痛みを解消することを目指すものだと思いますが、痛みの解消の仕方について、非常に大きな学びを得させて頂きました 「実験寺院・寳幢寺(ほうどうじ)」の僧院長の松波龍源(まつなみ りゅうげん)さん曰く "まず第一点としては、お釈迦さまの説法の中にもある、まず矢を抜け、ということがあるんですよね" "お釈迦さまが根本目的ってのは、祈ればいいとか奇跡を待つみたいなことではなくて、生きる苦しみっていうか、そこにいる苦しみからの脱却っていうことなんですよね。" ここから私は思いました 1、応急処置 2、喉もと過ぎれば熱さ忘れる 3、問い続ける 1、応急処置 イノベーションでは、よくペインを見つけろ、とか、偏頭痛ほど痛いものなのか?みたいなことがよく議論されますが、そんな議論してる暇があったら"まず矢を抜け"といって頂いている気がしました。 医療の世界では、まず血を止めろとか、痛みを和らげろということが徹底されている気がしますが こと心の痛みの場合は、世間体や、責任感などから、とことんまで我慢してしまうことも多い気がします 目に見える痛みはすぐにやるのに、目に見えない、または自分が直接関係のない、痛みは、責任論を始めたり、調査に時間をかけたり、ビジネスに何のか?議論など、なかなかやらないこともある それよりも、なりふり構わず、まずはその痛みを和らげることを第一優先でやるのだ、という考えは、目から鱗が落ちる思いでした 考えるのは、そこからでしょ、と。 例えば、まずは、そこから逃げたっていい、なりふり構わず、まずは痛みをとる 逃げるというのは、放棄ではなく、命を守る選択でもあると思います。 私は、誰かの大きなペインに出会った時に、その考えに入れるかなあと、考えさせられました 2、喉もと過ぎれば熱さ忘れる ただ、その痛みが過ぎた時に、さらにそこから、痛みの根本原因を突き止めて行こうとするか、という問題も出てくる気がします または、そんなもんだよという諦めから、その状態に馴染んでいって、いつしか痛みにも気がつかなくなってしまう 最初の違和感を決して忘れてはいけないと、それこそ、メモに書いておく、ということなどがとても大切で、それこそが、イノベーションの種になると思いました 3、問い続ける 自分と同じような痛みの人がいるのかもしれない、その痛みはなぜなくならないのか?などの問いを継続していく人がイノベーターなのではないかと思います 自らの痛みを、次は誰にも味わってほしくない、そんな思いから、問い続けて、その原因となる、構造自体を変えて行こうとする、そんな人が、イノベーションを巻き起こす人なんだろうなあと思います 痛みやコンプレックスがあった人の中に、そういう背景を持つ方に、結果としてイノベーターが多いように感じるのは、そんな理由なのかもしれないと思いました 痛みは応急処置が鉄則。 でも、忘れてはいけない。 そして問い続ける。 そこから構造を変える人が、 イノベーターなのだと思います。 一言ことでいえば まず矢を抜けノベーション そんな話をしています 参考: NHK Eテレ東京 ETV特集 それ、仏教かも。~謎の寺・寳幢寺の実験~ 2月28日(土)午後11:00

    15 min
  7. プラダを着た悪魔ノベーション(1773回)

    6D AGO

    プラダを着た悪魔ノベーション(1773回)

    映画「プラダを着た悪魔」はアンハサウェイとメリルストープの大ヒット映画ですが、改めて仕事への向き合い方について、いろんなことを教えてくれるお話だったなあと思います この映画から私は 「3つの気づき」を頂きました 1、まずは行動すること 2、時には悪魔が必要 3、最後の選択権は自分にある 1、まずは行動すること やりたいことや、やりたい仕事や夢があったとしても、すぐにはそこに辿り着くとは限らないことが多いよなあと思います。 私は、大学では水産学部でしたが、就職先はIT企業に就職してました。理由は、出来立ての会社だったので、面白そうかも、と思ったから。もう一つは、音楽を続ける環境として、東京はライブもイベントもあるし、最高!と思ったから。 なんとも心許ない動機でしたが、その会社に入ったことで、社会のさまざまなことを学ぶことができたし、自分にもいつのまにか、今を生きて行くためのノウハウやマインドセットをもらうことが出来たと思います。 音楽も、ニフティサーブのゴスペルの掲示板のオフ会に、初めていってみっかと思わなければ、今のアカペラグループ香港好運には、出会えませんでした 振り返れば、とりあえず、あの時、なんかよくわからんけど、とりあえず行ってみっか、ということが、何故か今の自分を作ってるのかもしれないなあと、不思議に思います イノベーションの世界でも、まずは外へ出る、検証を重ねる、早く失敗するなど、まずは行動をするところから始まるというのは、同じに感じます 2、時には悪魔が必要 会社生活の中では、素敵な思い出もたくさんありますし、時には、めちゃくちゃ叱られたこともありますし、大喧嘩をしたこともあります。 今では考えられないと思いますが、ほぼ2〜3時間睡眠で、何ヶ月も、栄養ドリンクを飲みながらという、厳しい環境にいることも沢山ありました。 でも、今思えば、その時の修羅場を乗り切ったという思いや、アスリートのように限界ギリギリまでストレッチをして、コンフォートゾーンを抜け続けた経験は、今では宝物に感じます その時だからこそ、得られたノウハウやマインドセット、そして厳しかった人たち、ともに乗り切った人たち、全てが、今の自分を作ってるなあと思います イノベーションの世界では、悪魔の代弁者をおく、というようなことも必要かと思います。仲間内では、絶対言わないような厳しい意見や反対意見を言ってくれる人を、内部に抱えることを意識的にしている企業は、着実に成長を遂げているような気もします 3、最後の選択権は自分にある 哲学者のニーチェが「事実はなく、あるのは解釈だけだ」と述べたように、どんな状況にあっても、例えどんなにウマソウな人参がぶら下がっていたとしても、最後の選択する権利は、自分が握っている。と意識することは大切だと思います 流れに飲み込まれてしまって、忙しすぎて考える隙を与えてもらえなくて、逆らえる雰囲気じゃなかったので、などなど、後から沢山言い訳してた自分も思い浮かびます それでも、今いる場所が、本当に自分の内発的動機に沿っているのか、自らの情熱のポートフォリオに、乗っかっているのか、ということに、なんか違うかもしれない、と思ったら、ニーチェを思い出したいと思います 私が独立をしてから五年目になりますが、独立を決める時は、本当に怖かったです。それを、明日、会社に伝えよう、と思った日は、気持ちが悪くなって、夜寝ることもできませんでした 今振り返ると、よく自分のことながら、それができたなあと思います。その時はニーチェのことなんか微塵も思ってませんでしたが、でも1人じゃなかったからできたのだと思います。親身に相談に乗ってくれた方や、励ましてくれた人たちがいたからだなあと思います そして、離れた人たちからも、応援して頂いていたことに、とても感動しました。素敵な仲間に囲まれていたことに、感謝してもしきれない、そんな思いです。 イノベーションの世界では、厳しい選択を迫まられることは、常日頃あると思います。そんな中で、いかに、自らの選択権を離さずに、自らのパッションの源や大義に忠実でいられるか。 それはとても難しいけれども、大切なことなのかなあと思いました ということで、めちゃくちゃ大好きで素敵な映画、「プラダを着た悪魔」は、 一見華やかな世界の物語の奥にある、「自分を更新していくプロセス」を考えさせてくれて それは映画の話でありながら、 私たち一人ひとりの物語として置き換えてみたくなる そんな素敵な映画でした 一言で言えば プラダを着た悪魔ノベーション そんな話をしています。 参考: 映画『プラダを着た悪魔』(2006年公開)

    21 min
  8. いたってことがすごいノベーション(1772回)

    FEB 28

    いたってことがすごいノベーション(1772回)

    大切な人がいなくなってしまうことは、とても悲しいことですが、そんな時に勇気を頂ける言葉に出会いました ブルーハーツの甲本ヒロトさん曰く 「鮎川さんとシーナがいなくなったことは大したことじゃない。 “いた”ってことがすごいんだ」 (※ムビッチニュース 2023年7月4日より) 甲本さんも、シーナ&ロケッツも、両方ともめちゃくちゃ大好きなアーティストなので、なおさらに心に刺さりました ここから私は3つのことを思いました 1、いたことはなくならない 2、みんなのかけらとして今もある 3、自分の生き様もだれかにのこる 1、いたことはなくならない 私の父が亡くなった時のお葬式は、できるだけ明るいモノにしたいなあと思って、父らしい、明るくて、笑いもあるお見送りの場にしました いなくなったことを悲しむよりも、凄い人がいたってことを、みんなで思い出して、笑いもありで語り合って、楽しんで帰っていただく。そんな形になることが、うちの父には相応しい気がしてました。 それは、何か、甲本さんが言われている、「いたってことがすごいんだ」という思いに、とても繋がる気がしました。 2、みんなのかけらとして今もある そしてそれは、何より、私の父は、今でも、私の中に、かけらとして残っている、ということにもつながるなあと思いました 残酷の残に間抜けの間、という私の定番の自己紹介は、実は、父がよく使っていたフレーズでした。しかも真面目な顔をして、そんな風に自己紹介をしてるのを何度も見てました。 また、よく聴かせていただいてたのは、焦らず、怒らず、諦めず、これは、父のオリジナルではないかもしれませんが、今でもピンチの時には、自分で唱えるフレーズです これらのことは、私の父が私のかけらの一つとなって、生き続けてるということを、感じさせてもらえます。 3、自分の生き様もだれかにのこる 自分が亡くなった時のことを考えると、逆に、誰かのほんの少しのかけらとしても、残ってくれたらいいなあとも思います それは、残間が言ってたなあと、思ってもらわなくたって、誰かがこんなこと言ってたよなあでも、全然大丈夫です 内村鑑三の『後世への最大遺物』では、財産や事業ではなく、生き方そのものこそが人に残る、と語られています。 生き様なんて、たいそうなものでなくとも、だれかにちょびっとふんわり香るくらいでもいいなあと思います ということで、甲本さんの言葉は、いつも本質をずばっとついていて、本当にすごいなあと思います 「いたってことがすごいんだ」 誰かと2度と会えなかったとしても、この思いさえあれば、前を向いて歩ける そんな気がしました ということで、一言で言えば いたってことがすごいノベーション そんな話をしています ブルーハーツ、また聴きたくなりました 参考 ムビッチ ニュース 甲本ヒロト「鮎川さんとシーナがいなくなったことは大したことじゃない。“いた”ってことがすごいんだ」『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』予告編 2023年7月4日https://moviche.com/contents/news/264518/

    15 min

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