YMCAトーク

Kobe YMCA Camping Service

神戸YMCAによるYMCAトーク番組。キャンプディレクター目線で様々な話題をお話しします。映画批評、APAY、Green Team、気候変動、キャンプなどの情報を配信。talk@kobeymca.org

  1. 05/23/2021

    【Green Team #07】ロビン・ダンバーの進化心理学〜ヒトはゲノム的にどうあるべきか?

    ダンバー数で有名なロビン・ダンバーの進化心理学を紹介。 ヒトの進化は、様々ストレスに晒された結果起こってきた。 自然淘汰圧は、気候変動によってもたらされる。 乾燥化した大地で、森を出て生活することを選んだホモ・サピエンスが生き残った。 捕食者から身を守るために集団を作ったヒトは、 集団でいることによるストレスに晒された。 「食べること、移動すること、休息すること、社会生活を営むこと」 全ての生物に共通する「寝ること」の他に、ヒトの活動はこの4つだ。 「社会生活」を営むためには、「直接的コスト、間接的コスト、フリーライダーによるコスト」の3つがその共同体に降りかかる。 食べるためにコストを使い、心配事に間接的コストを使う。そして、コストを背負わずにただ飯を食う「フリーライダー」というコストを背負う。 ヒトの生活は、ずっと長い間、本質的には変わっていないのだ。 気候変動という自然淘汰圧による強制進化は、今まさに起ころうとしているのかもしれない。 ロビン・ダンバー『人類進化の謎を解き明かす』をもとに、東京YMCA池田麻梨子と神戸YMCA阪田晃一が議論した。

    41 min
  2. 04/15/2021

    【リーダーラジオ#01】「クオリア論」なぜラジオで研修が有効なのか?

    クオリア=体験質は、あなたを構成している意識の部分です。 リーダー活動は、突発的な出来事に対して、瞬時に対応していくことの連続です。 その時「ゆっくりと思案」している暇はありません。 とっさに判断し、行動しています。 また、人間はあることを「理解」することができます。 では「理解」とは一体なんなのでしょうか? ロジャー・ペンローズは、「知性」は「理解」を前提とし、「理解」は「覚醒(意識)」を前提とすると説明します。 では「意識」とは一体なんでしょうか? よく説明に用いられる比喩を紹介します。 もしあなたが「赤い夕日」に出会ったとします。 その「赤い夕日」は、あなたの方に感覚として向かってきます(感覚クオリア)。 そしてその時、その「赤い夕日」を感じたあなたの中から、その感覚に向かって何かがやってきます(志向性クオリア)。 その二つのクオリアが出会ったとき、「ああ、赤い夕日だ(もしかしたら綺麗な夕日だ)」と、あなたは理解するのです。 ここで一つの疑問が生まれます。 果たして私の感じた「赤い夕日」と、あなたが感じた「赤い夕日」、その「赤」は一緒だと言えるのでしょうか? これは証明することができません。 少なくとも「赤い夕日」を見て感じること、想起すること、思うことは人それぞれなのです。 私たちの存在の源泉となっている意識には、クオリアが存在します。 そのクオリアとは、あなたがこの世界を生きてきた感覚のすべてです。 当然、豊かな経験をしている人には、豊かなクオリアが存在します。 なぜラジオで研修が成り立つのか? なぜたくさん遊ぶことが大切なのか? 2021年現在、私たちはかつてほど、豊かなクオリアを持ちにくい時代に生きています。 ラジオ研修が、なんとなく聞き流すいい教材になればと願っています!

    31 min

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