ホロライフポッドキャスト

Hololife Center Japan

フィンランドを本部とするHololife Centerの日本支部・ホロライフセンターJapanのポッドキャスト番組。バイオハック・バイオハッキング・バイオハッカーという単語が殆ど認知されていない、又、一部では誤った認識をされている日本で、リスナーの皆さんと共に「科学、テクノロジー、そして自然を通じてより良い人生を送るためのバイオハッキング」を日本に広めていきたいです。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 SHOWノート>https://hololife.jp/ ホスト紹介 松田干城(まつだたてき) セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 元UFCファイター・プロ総合格闘家 https://listen.style/p/hololife?3u1SGMoP

  1. 6h ago

    「幼児の脳の発達バイオハック」高い教材より、会話の往復・早期教育はサプリ業界と同じ・DHAより鉄 #83

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード83。Co-host にアユミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「幼児の脳の発達バイオハック」です。妊活・妊娠・産後の3部作の、さらにその先。生まれてきた子どもの脳をどう育てるか?早期教育の世界には「これをやれば天才になる」という売り文句があふれていますが、0〜4歳の脳にいちばん効くと科学が示すことは、たいてい無料でシンプルです。脳は最初の数年で回路を過剰につくり、使ったものだけを残して刈り込む。言葉はたくさん聞かせるより「返す」ほうが効く。会話の往復が多い子ほど言語野の活動が高いという研究や、スクリーンタイムは親が一緒に見ればプラスに転じるというメタ解析を紹介します。鉄は最初の1,000日が要。DHAを飲ませても精神発達の指数に差は出ませんでした。免疫は守るより触れさせる。ピーナッツの早期導入でアレルギーが81%減ったLEAP試験も。リズム遊び、対話的読み聞かせ、ねんねトレーニングと添い寝の科学まで、お腹の赤ちゃんに読み聞かせ中のあゆみさんと深掘りしました。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/83 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠幼児の脳に効くのは無料でシンプル|早期教育バイオハック エピソードの要約 00:00:00  天才は作れないけど回路は残る・単語数より会話のターン・一番強い教材は無料 00:02:14  本日のテーマ「産後ケア」 00:04:02 干城樹アナウンスメント「11月はアムステルダム」 00:06:54  幼児の脳で何が起きている?「最優先すること」 00:12:48    言語発達の話「会話のターン数」 00:18:32    ”引く介入”「スクリーンタイム」 00:25:01  幼児栄養学「脳の栄養」 00:31:59 動物園神話「農場効果」 00:39:28 早期アレルゲン導入「[避ける]から[入れる]へ」 00:45:14 無料で強い介入「音楽・読み聞かせ・遊び」 00:53:31 入眠や夜間覚醒が改善「睡眠介入」 対談中に話した話題 エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場 より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて 両親の間で眠る子どもの絵に「安全」と書かれた投稿を起点に、日本の「川の字」と親子の生理的同期(心拍・呼吸・睡眠段階)を紹介し660万回閲覧> 子どもが両親の間で寝る絵を描き「安全」と書いた。日本ではこの寝方に名前がある—川(Anish Moonka、X投稿) 母親が片方の岸、父親がもう片方の岸、子どもが水——日本の川の字を英語圏に紹介し、日本のSIDS率が出生1000あたり0.2〜0.3と世界最低水準であることを記述> 世界の添い寝(ジェームズ・マッケナ、The Natural Child Project) ヒトの乳児は成人の25%の脳容量で生まれ、母親の身体が「適応した唯一の環境」として呼吸・体温・ストレスを調節し続ける> 添い寝専門家ジェームズ・マッケナとの対話(HuffPost) 欧米の「子どもは別室で1人で寝かせる」育児の原点。段階的に待ち時間を延ばす「ファーバー法」を提唱し、添い寝を望む親に自身の感情を慎重に検討するよう促した1985年初版> 子どもの睡眠問題を解決する(リチャード・ファーバー、1985年初版・Internet Archive) 日本の川の字は愛情表現であると同時に、夫婦を隔てる装置としても機能しうるという家族内の包摂と排除の人類学的分析> 2+1は依然として2:日本の家族における包摂と排除(ドイツ日本研究所) 本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 繰り返し使われる神経回路は強化され、使われない回路は刈り込まれる—脳の配線を決めるのは日常の経験> 子どもの環境神経生物学と脳発達:発達・行動・学校介入に影響する主要因子 語数や家庭の経済状況とは独立に、大人との「会話の往復」が多い子ほど言語野(ブローカ野)の活動が高い> 3000万語の格差を超えて:子どもの会話的経験は言語関連の脳機能と関連する 子どもの働きかけに大人が応じる「サーブ&リターン」の往復が脳の回路を強化し、言語と社会性の土台を作る> サーブ&リターン:大人と子どもの応答的なやりとり(ハーバード大学 発達途上の子ども研究センター) 視聴時間が長いほど言語スキルは低く、教育番組の選択と親の共視聴は言語にプラスに働く> スクリーン使用と子どもの言語スキルの関連:システマティックレビューとメタアナリシス 生後1000日の鉄欠乏は、認知・運動・行動に持続的で部分的に不可逆な障害を残す> 幼児期の鉄欠乏の長期的影響としての神経発達障害:システマティックレビュー 乳児へのDHA追加補給は精神発達指数に差を示さず、運動発達指数でわずかな改善のみ> 早期のDHA補給は神経発達に有益か?:システマティックレビューとメタアナリシス 乳幼児期の農場環境への曝露はアレルギー性喘息を防ぎ、その鍵は特定の微生物とその産生物質にある> 農場効果(farm effect)を活用する:生涯にわたる喘息の治療・予防のための微生物産物 高リスク乳児への早期ピーナッツ導入で、アレルギー有病率が回避群35.3%に対し摂取群10.6%に低下> ピーナッツアレルギー高リスク乳児におけるピーナッツ摂取の無作為化試験(LEAP試験) 音楽の専門家ではない保育士が実施した8週間のリズム・運動プログラムで、自己制御・抑制・就学準備が改善し就学後も持続> 幼児の認知発達への音楽の応用:実行機能・自己制御・就学準備の改善を示すRCTのエビデンス 問いかけながら読む「対話的読み聞かせ」を親が6週間行うだけで、言語・リテラシーが持続的に改善し、親のやりとりも増えた> 「一緒に読もう」:就学前児の言語・リテラシーを伸ばす親向けの対話的読み聞かせ介入 段階的消去法とベッドタイム・フェーディングは睡眠を改善し、コルチゾール・情動・行動・親子の愛着に悪影響を示さなかった> 乳児の睡眠問題に対する行動的介入:無作為化比較試験 乳児期の行動的睡眠介入は6歳時点で、子どもの情動・行動・親子関係・母親のメンタルヘルスに害も益も残さなかった> 乳児期の行動的睡眠介入の害と利益に関する5年追跡:無作為化試験 親子の添い寝はヒトの種としての本来の睡眠形態であり、乳児の睡眠発達を促しSIDSリスクを下げる可能性があるという仮説を進化・生理・比較文化の観点から提示> 進化的視点からみた乳児と親の添い寝:乳児の睡眠発達と乳幼児突然死症候群の理解への示唆 同床する母子は覚醒・睡眠段階が同期し、母親の身体が乳児の生理を調節する——マッケナ研究室の実験研究一覧(McKenna & Mosko 1994ほか)> 母子行動睡眠研究室 論文・エッセイ一覧(ノートルダム大学) 生後6か月以内に添い寝した乳児は、12か月時点のストレス負荷下でのコルチゾール反応が低かった(オランダ・193名の前向きコホート)> 生後12か月児のコルチゾール調節:早期の母乳育児および添い寝歴との関連 生後2か月までの単独睡眠は、入浴ストレスに対するコルチゾール反応の上昇と関連(同コホートの先行研究)> 幼若乳児の単独睡眠は入浴時のコルチゾール反応亢進と関連するがワクチン接種時には関連しない 健康成人23名のfMRIで、暗闇に比べ光は扁桃体の活動を急性に抑制し、扁桃体と腹内側前頭前野の機能的結合を高めた> 暗闇への恐怖:光はヒト扁桃体の活動を急性に抑制する 日本の幼児の大多数が大人と身体接触しながら入眠し、米国児より就寝時の抵抗や夜間覚醒が少ない(日米インタビュー調査)> 文脈のなかの添い寝:日本と米国の幼児における睡眠習慣と睡眠問題 アジア圏(日本を含む)の0〜36か月児の添い寝率は64.7%、非アジア圏は11.8%(17か国・約3万人の比較)> 乳幼児の睡眠における文化差 日本国内56例のSIDS法医解剖データで、うつ伏せ寝のオッズ比は10.4。添い寝と寝具の使い方も一部の乳児死亡に寄与した可能性を指摘> 日本における乳幼児突然死症候群の危険因子としての睡眠環境

  2. Aug 28

    「内臓脂肪vs見た目」痩せて見えても隠れている脂肪・肥満パラドクス・BMIは正常なのに⁉︎ #82

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード82。Co-host にナナミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「内臓脂肪vs見た目」です。 体重も見た目も変わらないのに、内臓脂肪だけが増えている。健診でそう言われた方は少なくありません。前回の体脂肪燃焼の回に続き、今回はもっと根っこの話。体のどこに脂肪がついているか?です。 内臓脂肪と皮下脂肪は、死亡リスクに逆向きに効きます。BMIが正常でも腹部に脂肪が集中している人は、BMI上の肥満とされる人より総死亡リスクが高いというデータもあります。なぜ内臓脂肪だけが危ないのか。鍵は肝臓へ直行する門脈という血管です。そして測る道具はメジャー1本。ウエストを身長で割って0.5未満を目指す、という指標がいま注目されています。 日本の腹囲基準だけが世界と違う理由、女性の基準値が男性より高いという議論、痩せていても代謝リスクを持つ人の死亡リスクまで。減らす方法は有酸素運動、睡眠、食物繊維。すべて無料でできることを深掘りしました。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/82 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠⁠内臓脂肪vs見た目|痩せて見えても隠れている脂肪 エピソードの要約 00:00:00  体重計は嘘をつく・痩せて見えても危ない脂肪・脂肪はタダで減らせる 00:01:42   本日のテーマ「内臓脂肪」 00:04:24  ななみアナウンスメント「関西進出」 00:05:30  干城アナウンスメント「インド初の長寿イベント」 00:07:57  内臓脂肪vs皮下脂肪「肥満パラドクス」 00:15:23     BMIは正常なのに⁉︎「隠れ肥満が一番危ない」 00:25:32  メジャーで測れるWHtR「ウエスト身長比」 00:33:23 タダで内臓脂肪を落とす「どの運動が効く?」 00:41:16  ここからは引き算「睡眠不足で+300kcal」 00:43:47 TRFと食物繊維「総領・質・時間制限」 00:49:32 GLP-1受容体作動薬の働き「狙い撃ちは可能か?」 対談中に話した話題 アムステルダムでお会いしましょう!> Hololife Summit Amsterdam エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場 より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて  本エピソードの要約NOTE記事> 内臓脂肪vs見た目|痩せて見えても隠れている脂肪インド初のロンジェビティイベント> Longevity Summit Indiaタンパク質摂取量ガイド:目的別に考える1日の必要量> 1日のタンパク質摂取量を計算 前回のポッドキャスト> Hololife Podcast #80「体脂肪燃焼」サウナ・冷水・断食は痩せる?体脂肪はどこへ消えるのか?脂肪燃焼バイオハック 本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用 米国成人の横断研究で、内臓脂肪の蓄積と不利な脂肪分布比は、BMI単独より死亡率と心血管代謝疾患リスクとの関連が強い> 肥満パラドックスの再検討:内臓脂肪の分布は死亡率と心血管代謝リスクの予測においてBMIを上回る 体脂肪量が多いほど総死亡リスクが高く、内臓脂肪は1SD増加でリスク上昇(HR 1.17)、皮下脂肪は逆にリスク低下(HR 0.81)> 体脂肪と総死亡リスク:前向きコホート研究のシステマティックレビューと用量反応メタアナリシス BMIが正常でも腹部に脂肪が集中している人は、BMIで肥満とされる人より総死亡リスクが高い> 正常体重の中心性肥満:総死亡および心血管死亡への影響 内臓脂肪から門脈へ流れ込む遊離脂肪酸と炎症性因子が肝臓を直接さらし、肝インスリン抵抗性と脂肪肝を招くという「門脈説」を検証> 内臓脂肪と代謝性炎症:門脈説の再検討 体重の多寡にかかわらず内臓脂肪が2型糖尿病の最大の決定因子であり、そこから放出される遊離脂肪酸が周囲組織のインスリン抵抗性を引き起こす> 内臓脂肪組織:2型糖尿病の隠れた元凶 ウエスト身長比(WHtR)が高いほど総死亡(HR 1.16〜1.23)と心血管死亡(HR 1.39)のリスクが高い> 死亡予測の簡便な指標としてのウエスト身長比:システマティックレビューとメタアナリシス 冠動脈石灰化の新規発症を独立して予測した体格指標はウエスト身長比のみで、その効果はBMI 30未満の層で特に大きい> ウエスト身長比と冠動脈石灰化の発症:ブラジル成人健康縦断研究(ELSA-Brasil) 国際基準がウエスト周囲径を必須項目から外した後も、日本の基準だけが必須項目として維持している> 日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準と全国健診・保健指導制度 日本人56万人のデータで心血管疾患予測に最適なウエスト周囲径は男性83 cm・女性77 cmとなり、現行基準は高リスク者(特に女性)を見逃す> 日本人における心血管疾患予測に最適化されたメタボリックシンドローム新基準の有用性 定期的な有酸素運動でウエスト周囲径が平均3.2 cm減り、高強度(−4.2 cm)は中強度(−2.5 cm)より減少幅が大きい> 過体重・肥満の成人における有酸素運動がウエスト周囲径に及ぼす影響:システマティックレビューとメタアナリシス 中強度以上の有酸素運動、筋力トレーニング、両者の併用、HIITのいずれも内臓脂肪を減らす> 過体重・肥満者の内臓脂肪に対する各種運動の効果:84件の無作為化比較試験のシステマティックレビューとネットワークメタアナリシス 健康な成人が14日間睡眠を1日4時間に制限すると、摂取カロリーが1日308 kcal増え、エネルギー消費は変わらないまま内臓脂肪が約11%増加した> 実験的睡眠制限がエネルギー摂取・エネルギー消費・内臓脂肪型肥満に及ぼす影響 「16:08」戦略は、体重、脂肪量、腹部肥満、および炎症を軽減する効果的な戦略であるように見えるが、除脂肪量を減少させる可能性は低い> 早朝の時間制限食は、成人の体重を減らし、除脂肪体重を維持するか? ランダム化比較試験に関するシステマティックレビューおよびメタ解析 GLP-1受容体作動薬は内臓脂肪と皮下脂肪をほぼ同程度に減らし、その減少幅は体重減少と相関した> 2型糖尿病患者の脂肪組織に対するGLP-1受容体作動薬の効果:無作為化比較試験のメタアナリシス日本人9万人の12年追跡で、非肥満でも代謝リスク因子を2つ以上持つ人の心血管死亡リスクは肥満者と同等で、超過死亡数はむしろ1.5倍多い> 日本人一般集団におけるメタボリックシンドロームと心血管疾患死亡の関連:肥満者と非肥満者における検討(茨城県健康研究) ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。我々は、個々の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指すだけでなく、その成果を通じて社会全体に貢献するという視点を持っています。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 ホスト紹介 松田干城(まつだたてき)Tateki Tech Matsuda 学位 セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 資格 ストロングファースト SFGレベル1 インストラクター FMS (Functional Movement Systems)   レベル1 経歴 アメリカのボストンを拠点に世界中のプロフェッショナル達と交流を持ち、現役プロ格闘家の傍、パーソナルトレーナー、ヘルスコンサルタント、ビジネスコーディネーターとして引き続きボストンを拠点に活動している。世界のスーパーモデルやベンチャーキャピタリストなど分野問わず世界を牽引する人物をコーチングし、格闘技の運動や専門の栄養学だけでなくホリスティックなコーチング法が評価されている。2020年にバイオハッカーセンタージャパンを設

  3. Aug 2

    「産後の回復を科学する」 産後は第四の三半期・体とメンタルを両方サポート・帝王切開と腸内細菌 #81

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード81。Co-host にアユミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「産後の回復を科学する」です。 出産後、多くの方が体重、体型、体力を早く元に戻そうとします。しかし、産後に大切なのは、すぐに最適化を始めることではありません。まずは余計な負荷を引き、回復を待ち、必要なものだけを測って少しずつ足す。本エピソードでは、産後を「第4の三半期」と捉え、骨盤底筋、ホルモン、睡眠、栄養、メンタルヘルスの優先順位を整理します。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/81 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠産後の回復を科学する|骨盤底筋・ホルモン・栄養の優先順位 エピソードの要約 00:00:00  産後は第四の三半期・体とメンタルを両方サポート・母体を大切に、産後ケア 00:02:00  本日のテーマ「産後ケア」 00:03:28 干城樹アナウンスメント「11月はアムステルダム」 00:06:32  産後の期間「第4の三半期」 00:10:46    骨盤底筋・腹直筋離開「身体の再建」 00:20:22    メンタルケア「産後うつ予防」 00:26:47  出産前後の大きな差「ホルモンの嵐」 00:34:25 測ってから何を足すべきか?「授乳の栄養学」 00:43:58 帝王切開と腸内細菌「母からの腸内細菌伝授」 00:51:08 20年後のへの投資「母体への贈り物」 対談中に話した話題 エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて 授乳の栄養学> コリン本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 産後の母体の回復過程・健康管理・合併症の評価について医療従事者向けにまとめた臨床リファレンス> Postpartum Care of the New Mother(褥婦の産後ケア)/StatPearls 産後の運動が骨盤底機能障害と腹直筋離開に与える影響を検証したシステマティックレビュー・メタアナリシス> Impact of postpartum exercise on pelvic floor disorders and diastasis recti abdominis: a systematic review and meta-analysis(産後の運動が骨盤底障害と腹直筋離開に及ぼす影響:システマティックレビュー・メタアナリシス) 産後早期からの低強度運動が骨盤痛や尿失禁の軽減と関連することを示した縦断的前向きコホート研究> The Impact of Exercising on Pelvic Symptom Severity, Pelvic Floor Muscle Strength, and Diastasis Recti Abdominis After Pregnancy: A Longitudinal Prospective Cohort Study(産後の運動が骨盤症状の重症度・骨盤底筋力・腹直筋離開に与える影響:縦断的前向きコホート研究) 妊娠中の運動が産後うつのリスクを低減することを示したランダム化比較試験> Exercise in Pregnancy and Risk of Postpartum Depression: A Randomised Controlled Trial(妊娠中の運動と産後うつのリスク:ランダム化比較試験) 産後うつのスクリーニングに用いられる質問票(厚生労働省が公開する日本語版)> エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)/厚生労働省 オメガ3脂肪酸が周産期女性の抑うつ症状に対しプラセボより有効である可能性を示したメタアナリシス> The efficacy and safety of omega-3 fatty acids on depressive symptoms in perinatal women: a meta-analysis of randomized placebo-controlled trials(周産期女性の抑うつ症状に対するオメガ3脂肪酸の有効性と安全性:ランダム化プラセボ対照試験のメタアナリシス) 授乳中の魚油・オメガ3(マリンオイル)の安全性に関する公的データベース> Marine Oils — Drugs and Lactation Database (LactMed®)(マリンオイル:授乳と薬剤のデータベース LactMed®) 産後のホルモン変動の影響とその経時的変化を解説した一般向け健康情報> Postpartum Hormones: Effects and Timing of Imbalances(産後のホルモン:その影響と乱れのタイミング) 妊娠中に分泌され靱帯や関節を緩めるホルモン「リラキシン」の働きを解説した医療情報> Relaxin: Hormone, Production In Pregnancy & Function(リラキシン:ホルモン・妊娠中の産生と機能) 妊娠・授乳期の一時的な骨密度低下は通常回復し、将来の骨粗鬆症リスクは上がらないと解説した公的情報> Pregnancy, Breastfeeding, and Bone Health(妊娠・授乳と骨の健康)/NIAMS 産後に起こりうる甲状腺機能の変動(産後甲状腺炎)について解説した患者向け資料> Postpartum Thyroiditis(産後甲状腺炎)/American Thyroid Association 甲状腺疾患に関する診療・研究情報を提供する学会の公式サイト> 日本甲状腺学会(Japan Thyroid Association)公式サイト 潜在性(無症候性)甲状腺機能異常の診療に関する学会の見解をまとめた医師向け資料> 潜在性甲状腺機能異常に関する資料(2025年)/日本甲状腺学会 母体が1日6400IUのビタミンDを摂取すると母乳に十分なビタミンDが移行し乳児に供給できることを示したランダム化比較試験> Maternal Versus Infant Vitamin D Supplementation During Lactation: A Randomized Controlled Trial(授乳期における母体と乳児のビタミンD補充の比較:ランダム化比較試験) 妊娠中のコリン摂取が子の神経発達を改善するかは現時点では十分な根拠がないと結論したシステマティックレビュー> Choline During Pregnancy and Child Neurodevelopment: A Systematic Review of Randomized Controlled Trials and Observational Studies(妊娠中のコリンと子の神経発達:ランダム化比較試験と観察研究のシステマティックレビュー) 産後女性への鉄補充を母子の健康改善のための公衆衛生施策として推奨するWHOガイドライン> Guideline: Iron supplementation in postpartum women(ガイドライン:産後女性への鉄補充)/WHO 帝王切開分娩が乳児の腸内細菌叢に与える影響とその意義を整理したシステマティックレビュー> The Impact of Cesarean Section Delivery on Intestinal Microbiota: Mechanisms, Consequences, and Perspectives—A Systematic Review(帝王切開分娩が腸内細菌叢に与える影響:メカニズム・帰結・展望—システマティックレビュー) 帝王切開で生まれた乳児に母体の腟内細菌を移すことで細菌叢を部分的に回復できる可能性を示した研究> Partial restoration of the microbiota of cesarean-born infants via vaginal microbial transfer(腟内細菌移植による帝王切開児の細菌叢の部分的回復)/Nature Medicine 帝王切開児への腟内細菌移植(バジナルシーディング)は腸内細菌叢・BMI・アレルギーリスクに有意な影響を与えなかったとするランダム化比較試験> Effects of vaginal seeding on gut microbiota, body mass index, and allergy risks in infants born through cesarean delivery: a randomized clinical trial(帝王切開児へのバジナルシーディングが腸内細菌叢・BMI・アレルギーリスクに与える影響:ランダム化臨床試験) 授乳経験のある女性は将来の心血管疾患リスクが低いことを示した大規模システマティックレビュー・メタアナリシス> Breastfeeding Is Associated With a Reduced Maternal Cardiovascular Risk: Systematic Review and Meta-Analysis(授乳は母体の心血管リスク低下と関連する:システマティックレビュー・メタアナリシス)

  4. Jul 21

    「体脂肪燃焼」サウナ・冷水・断食は痩せる?体脂肪はどこへ消えるのか?脂肪燃焼バイオハック #80

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード80。Co-host にナナミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「体脂肪燃焼」です。 緑茶、カフェイン、L-カルニチン、冷水シャワー、断食、サウナ。脂肪を燃やす方法として多くの選択肢が語られますが、最も重要なのは「質の高いカロリーの赤字」を継続してつくることです。活動量が摂取量を少し上回る状態が続くことで、体脂肪は減っていきます。 本エピソードでは、減った脂肪の大部分が二酸化炭素として呼吸から排出される仕組みを入り口に、ケトジェニック食、血糖値とインスリン、食事誘発性熱産生、ミトコンドリア、PGC-1α、運動後も代謝が高まるアフターバーンまで解説します。早歩きや短時間の高強度運動が、脂肪を燃やすエンジンをどう鍛えるのかも整理します。 さらに、冷水シャワー、断食、サウナは体脂肪を直接溶かす方法ではなく、代謝やミトコンドリアの土台を整える介入として検証。空腹時運動や腹筋による部分痩せといった、よくある誤解についても論文ベースで見直します。 魔法のサプリや裏ワザではなく、運動、食事、血糖管理、回復を統合し、体という「かまど」の火を維持する。体脂肪燃焼の優先順位を、バイオハッカー視点で整理する回です。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/80 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠体脂肪はどこへ消えるのか|脂肪燃焼バイオハック エピソードの要約 00:00:00  筋肉貯金を増やしたい・減量中に筋肉量を維持したい・タンパク質はどれだけ必要?  00:01:36   本日のテーマ「体脂肪燃焼」 00:06:04  干城アナウンスメント「11月はアムステルダム」 00:07:28  体脂肪はどこへ消える?「主要な排出器官」 00:12:27     赤字の量ではなく中身「カロリーは一緒じゃない」 00:23:20  バイオハックの本丸「脂肪を燃やす工場」 00:34:42 アフターバーン「EPOCの実力」 00:39:21  熱というレバー「空腹時サウナと温熱」 00:44:20 腹筋運動で6パックは無理?「部分痩せしたい」 対談中に話した話題 アムステルダムでお会いしましょう!> Hololife Summit Amsterdam エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場 より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて  タンパク質摂取量ガイド:目的別に考える1日の必要量> 1日のタンパク質摂取量を計算 前回のポッドキャスト> Hololife Podcast #78「タンパク質、結局1日どれくらい?」タンパク質計算機の紹介・減量中に筋肉を維持したい・筋肉投資始めませんか? 本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用 減量で失われる脂肪の質量は主に呼気中の二酸化炭素として排出され(約84%)、残りは水になる> 人が体重を減らすとき、脂肪はどこへ行くのか同一カロリーの食事なら、高タンパク質のほうが低タンパク質より食事誘発性熱産生(DIT)を高める> タンパク質の量と種類の違いが食事誘発性熱産生に及ぼす影響:システマティックレビューとメタアナリシス摂取カロリーを揃えたケトジェニック食は体脂肪の減少を増やさず、エネルギー消費の上昇もごくわずかにとどまった> 過体重・肥満男性における等カロリーのケトジェニック食後のエネルギー消費と身体組成の変化持久性運動が骨格筋のPGC-1α発現を大きく高め、ミトコンドリア新生を強力に促進する> 運動が骨格筋のミトコンドリア新生に及ぼす影響:無作為化試験のシステマティックレビューとメタアナリシス寒冷曝露による褐色脂肪組織の活性化は、空腹時の血糖・インスリン・中性脂肪を有意には変えず、遊離脂肪酸のみ増加させた> 寒冷曝露によるヒト褐色脂肪組織の活動が代謝に及ぼす影響:無作為化比較試験および非無作為化試験のシステマティックレビューとメタアナリシス間欠的断食+時間制限食が、肥満のある成人で末梢血のオートファジー活性を高める可能性を示した> 間欠的な時間制限食はヒトのオートファジー・フラックスを高める可能性がある:探索的解析消費カロリーを揃えても、高強度インターバルおよびサーキットトレーニングは中強度持続運動より運動後過剰酸素消費と脂質酸化が高い> 等カロリーの高強度インターバルトレーニングおよびサーキットトレーニングは、中強度持続トレーニングより運動後過剰酸素消費と脂質酸化を増加させる高齢者では、消費カロリーを揃えたとき有酸素運動が筋力トレーニングより運動後過剰酸素消費が大きい> 高齢者における等カロリーの筋力運動と有酸素運動後の運動後過剰酸素消費受動的加温(入浴・サウナ)は大半の心血管代謝・血管指標を改善せず、全身加温がハイリスク成人で収縮期血圧を下げる可能性にとどまった> 受動的加温介入が心血管代謝リスクと血管の健康に及ぼす非急性効果:無作為化比較試験のシステマティックレビューとメタアナリシス2型糖尿病患者で14日間に8〜10回の温浴(40°C)を行うと、空腹時のインスリン感受性が改善したが、糖負荷後には効果がなかった> 反復温浴が2型糖尿病患者のインスリン感受性・熱ショックタンパク質70・炎症に及ぼす影響特定部位の筋トレはその部位の皮下脂肪を減らさず、部分痩せ(スポットリダクション)は起こらない> 運動による局所的な脂肪減少(部分痩せ)仮説を検証するための提案モデル:システマティックレビューとメタアナリシスを含む ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。我々は、個々の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指すだけでなく、その成果を通じて社会全体に貢献するという視点を持っています。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 ホスト紹介 松田干城(まつだたてき)Tateki Tech Matsuda 学位 セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 資格 ストロングファースト SFGレベル1 インストラクター FMS (Functional Movement Systems)   レベル1 経歴 アメリカのボストンを拠点に世界中のプロフェッショナル達と交流を持ち、現役プロ格闘家の傍、パーソナルトレーナー、ヘルスコンサルタント、ビジネスコーディネーターとして引き続きボストンを拠点に活動している。世界のスーパーモデルやベンチャーキャピタリストなど分野問わず世界を牽引する人物をコーチングし、格闘技の運動や専門の栄養学だけでなくホリスティックなコーチング法が評価されている。2020年にバイオハッカーセンタージャパンを設立。日本人バイオハッカーの第一人者として健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)手に入れるためのバイオハッキング(「QOL(生活の質)」を高めるために行う行為全般)を日本へ普及させるため目下活動中。

  5. Jul 2

    「妊婦とパートナーのための妊娠中バイオハック」 安全証明されるまでやめる勇気・産む力は食後の一歩から・科学が示す引き算の健康習慣 #79

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード79。Co-host にアユミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「妊婦とパートナーのための妊娠中バイオハック」です。 前回のエピソード77「妊活・プレコンセプションケア」に続く、出産シリーズの2回目です。前回のキーワードは「足すより引く」でした。今回のキーワードは、その究極形。「やめる勇気」です。 妊娠すると、健康習慣のロジックが逆転します。普段のバイオハックでは「危険と証明されていないから、やってもいい」と考えます。ところが妊娠中は逆で、「安全と証明されていないなら、いったんやめる」に切り替わります。これは「あれもこれも危険」と脅す回ではありません。守るための、積極的な選択です。 本エピソードは妊婦さんご本人だけのものではありません。パートナー、そしてご家族を支える栄養士さん、トレーナーさん、ウェルネスコーチの方々にも役立つ内容です SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/79 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠妊婦とパートナーのための妊娠中バイオハック|科学が示す引き算の健康習慣 エピソードの要約 00:00:00  サウナも断食も一旦やめる・足すより引くの最上級・やめる勇気こそ最強の引き算 00:01:59  本日のテーマ「妊娠中」 00:05:46  立証責任が逆「妊婦の一時停止リスト」 00:23:18    足していい数少ないもの「”いつ足すか”が全て」 00:35:27    妊娠中は安静が一番?「運動と血糖安定」 00:38:54  見落とされる細菌叢「口膣ケアと早産」 00:42:30 ポジティブ介入「妊婦の不安を低下」 00:44:45 陣痛促進や誘発が減少「安産につながる食の代表」 対談中に話した話題 エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場 より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて 前回の妊活エピソード> Hololife Podcast #77 "妊活(プレコンセプションケア)” 90日の窓と2人の時間軸・不妊の半分は男性側・卵子も精子も3ヶ月前のあなた 「食後に座るか歩くかで血糖値が大きく変わる」という見える化> 血糖値測定器妊娠後期にデーツを食べた群は自然な陣痛の開始割合が高かった> 無添加デーツオメガ3(DHA・EPA)を摂った妊婦は早産リスクが約4割低下> サプリより先に青魚(いわし・サバ) コリンは多くの妊婦で不足しがち。卵黄に豊富で、市販の妊婦用サプリにはほぼ入っていない> 卵黄コリン産む力は骨盤底筋> 自宅でできるトレーニング用具音楽療法で妊婦の不安が減り出産アウトカム改善> 胎教音楽女性に関するに関する過去のエピソード「女性の健康・保健・体育」女性はひと月に4人いる?女性バイオハック女性の筋肉の付け方・男と違う生化学・サイクルで変わる運動と食事"女性は一月に4人いる” 女性の健康・保健・体育2"女性の空腹術” 男と異なる空腹反応・ホルモンに逆らわない・生理周期によって変えよう断食時間本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 妊娠初期の母体の高体温(発熱)は神経管欠損のリスクをほぼ2倍に高め、ヒトの催奇形因子となりうる> 母体の高体温と児の神経管欠損リスク:系統的レビューとメタ解析妊娠中のラマダン断食が早産・低出生体重・妊娠糖尿病などを増やすという十分な証拠はないとするアンブレラレビュー> 妊娠中のラマダン断食が妊娠・出産アウトカムに与える影響:アンブレラレビュー妊娠中のカフェイン摂取は用量に応じて流産・死産・低出生体重・SGAのリスク上昇と関連する> 妊娠中のカフェイン摂取と不良な出産アウトカム:系統的レビューと用量反応メタ解析サプリで1日1万IUを超える既成(プレフォームド)ビタミンAの大量摂取は催奇形性を示す> 高用量ビタミンA摂取の催奇形性妊娠中のオメガ3(DHA/EPA)摂取は早産(特に34週未満の早期早産)を有意に減らす> 妊娠中のオメガ3脂肪酸の追加摂取(コクラン・レビュー)切迫早産と診断された妊婦への1日1000mgのDHA補充が早産リスクを下げた多施設ランダム化比較試験> 妊娠中のDHA補充は切迫早産における早産リスクを減らす:多施設ランダム化比較試験妊娠中のコリン補充が子の神経発達を改善するという仮説は、多くの指標で支持されなかった> 妊娠中のコリンと子の神経発達:ランダム化比較試験と観察研究の系統的レビュー妊娠中の運動は妊娠糖尿病のリスクを有意に低減する(妊娠高血圧腎症は有意差なし)> 健康な妊婦における妊娠中の運動が妊娠糖尿病・妊娠高血圧腎症・流産に及ぼす影響:系統的レビューとメタ解析妊娠中の歯周治療(スケーリング・ルートプレーニングと洗口)は早産・低出生体重のリスク低下と関連した> 妊娠中のスケーリング・ルートプレーニングと洗口液併用が早産・低出生体重に与える影響:系統的レビューとメタ解析音楽療法は妊婦の不安(状態・特性不安)を一貫して有意に軽減した> 妊娠中の不安に対する音楽療法の効果:ランダム化比較試験の系統的レビューバーチャルリアリティと音楽療法が妊婦・胎児の生理指標と不安レベルに与える影響を検討したランダム化比較試験> バーチャルリアリティと音楽療法が妊婦・胎児の生理学的パラメータおよび不安レベルに及ぼす影響:ランダム化比較試験ナツメヤシ(デーツ)の出産前後の摂取は有望だが、有効性・安全性を強く支持するにはさらなる質の高い研究が必要> 周産期におけるナツメヤシ(デーツ)の経口摂取は出産を促進し周産期アウトカムを改善する有効・安全な統合ケアか:系統的レビューと用量反応メタ解析妊娠中の身体活動は帝王切開・器械分娩のリスクを下げ、分娩第1期の所要時間を短縮しうる> 妊娠中の身体活動が分娩の様式・所要時間・硬膜外麻酔の使用に与える影響:系統的レビューとメタ解析ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。

  6. Jun 22

    「タンパク質、結局1日どれくらい?」タンパク質計算機の紹介・減量中に筋肉を維持したい・筋肉投資始めませんか? #78

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード78。Co-host にナナミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「タンパク質、結局1日どれくらい?」です。 「タンパク質、大事って言うけど、ちゃんと摂れている気がしない」。プロテインをコーヒーに混ぜて飲んではいるけれど、結局いくつ摂れば解決するのか、モヤモヤしている方は多いはずです。今回のエピソードでは、この問いにきっちり答えを出します。タテキが、約100本の論文をAIで読み込ませて作った無料ツール、タンパク質摂取量ガイドをご紹介。体重と目的と活動量を入れるだけで、1日の目安が出る計算機です。 前半は、燃料をどれだけ摂るか。座りがちな人の最低ライン(体重1kgあたり0.8g)から、それでは足りない理由、運動する人の目安(1.2〜2.0g)までを整理します。後半は、その燃料を筋肉に変える話。筋肉痛にならないと筋肉は増えない、という思い込みを外します。 最後はバイオハッカーの視点から、健康診断にも出てくる数字を整理整頓します。動ける80歳、90歳、100歳を目指す、土台づくりの回です。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/78 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠タンパク質は結局1日何g? 計算機と「手のひら」で解決する エピソードの要約 00:00:00 筋肉貯金を増やしたい・減量中に筋肉量を維持したい・タンパク質はどれだけ必要?  00:01:54  本日のテーマ「1日のタンパク質摂取量」 00:03:58  ななみアナウンスメント「イベント参加」 00:04:51  干城アナウンスメント「11月はアムステルダム」 00:07:12  タンパク質計算機の紹介「タンパク質摂取量ガイド」 00:12:41 1日の必要なタンパク質の量「活動量で変わる」 00:21:06  測りなんていらない「手ばかり方」 00:28:26 「痛いと効く」は誤解「重さx努力度」 00:36:35  投資効率最悪「睡眠と筋肉」 00:39:08 悪者ではなく情報「C反応性タンパク」 00:41:11 筋トレガチ勢は短命?「IGF-1インスリン様成長因子1」 00:44:47 200万人の研究から学ぶ「どの筋力が寿命に直結する?」 対談中に話した話題 ​アムステルダムでお会いしましょう!> Hololife Summit Amsterdam​エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい​ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場​より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて ​ナナミさんが参加するイベント> ライフスタイルweek​本エピソードの要約NOTE記事> タンパク質は結局1日何g? 計算機と「手のひら」で解決する​タンパク質摂取量ガイド:目的別に考える1日の必要量> 1日のタンパク質摂取量を計算​タンパク質に関する過去のポッドキャスト> Biohacker's Podcast #35 "1度に吸収されるタンパク質の量" 1日6食は時代遅れ・筋トレ後に100gのプロテイン・コレステロール値が高い本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用 ​過食時のタンパク質摂取量が体重増加・エネルギー消費・体組成に与える影響を検証したRCT。低タンパク食では体重増加が少ない一方で除脂肪体重が減少し、タンパク質が筋肉量維持とエネルギー消費に重要であることを示した> 過食時の食事タンパク質含有量が体重増加・エネルギー消費・体組成に与える影響:ランダム化比較試験​レジスタンストレーニングの量と頻度が筋肥大・筋力に与える用量反応関係をメタ回帰で解析。週あたりのセット数(ボリューム)が増えるほど筋肥大・筋力ともに向上するが、収穫逓減があり、頻度は特に筋力向上に寄与すると示した> レジスタンストレーニングの用量反応:週あたりのボリュームと頻度が筋肥大・筋力向上に与える影響を探るメタ回帰​急性の睡眠不足が骨格筋のタンパク質合成とホルモン環境に与える影響を検証。一晩の睡眠不足だけで筋タンパク質合成が18%低下し、異化(カタボリック)優位の環境に傾くことを示した> 急性睡眠不足が骨格筋タンパク質合成とホルモン環境に与える影響​高齢者を対象にレジスタンストレーニングが慢性炎症マーカーに与える影響を検討したシステマティックレビュー・メタ解析。RTがCRP・IL-6・TNF-αなどの炎症性サイトカインを有意に低下させ、加齢に伴う慢性微小炎症を改善しうると示した> 高齢者におけるレジスタンストレーニングがC反応性タンパク質と炎症性サイトカインに与える影響:ランダム化比較試験のシステマティックレビュー・メタ解析​血中IGF-1(インスリン様成長因子-1)と部位特異的がんとの因果関係をメンデルランダム化解析で検証。遺伝的に予測されるIGF-1高値が大腸がんや乳がんのリスク上昇と関連することを示した> インスリン様成長因子-1と部位特異的がん:メンデルランダム化研究​約200万人の男女データを統合し、筋力と全死因死亡率の関係を解析したシステマティックレビュー・メタ解析。筋力が高いほど全死因死亡リスクが低いことを示し、筋力が健康・長寿の予測因子であると裏付けた> 明らかに健康な集団における全死因死亡率の予測因子としての筋力:約200万人の男女データのシステマティックレビュー・メタ解析ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。我々は、個々の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指すだけでなく、その成果を通じて社会全体に貢献するという視点を持っています。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 ホスト紹介 松田干城(まつだたてき)Tateki Tech Matsuda 学位 セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 資格 ストロングファースト SFGレベル1 インストラクター FMS (Functional Movement Systems)   レベル1 経歴 アメリカのボストンを拠点に世界中のプロフェッショナル達と交流を持ち、現役プロ格闘家の傍、パーソナルトレーナー、ヘルスコンサルタント、ビジネスコーディネーターとして引き続きボストンを拠点に活動している。世界のスーパーモデルやベンチャーキャピタリストなど分野問わず世界を牽引する人物をコーチングし、格闘技の運動や専門の栄養学だけでなくホリスティックなコーチング法が評価されている。2020年にバイオハッカーセンタージャパンを設立。日本人バイオハッカーの第一人者として健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)手に入れるためのバイオハッキング(「QOL(生活の質)」を高めるために行う行為全般)を日本へ普及させるため目下活動中。

  7. Jun 7

    「妊活は足し算より引き算」90日の窓と2人の時間軸・不妊の半分は男性側・卵子も精子も3ヶ月前のあなた #77

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード77。Co-host にアユミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「妊活」プレコンセプションケアです。「妊活にいいらしい」と聞くと、つい何かを足したくなります。サプリ、食事、運動。でも今回のエピソードでは視点を大きく転換します。テーマは、何を足すかではなく、何を引くか。出発点になるのが「90日の窓」です。卵子は今月いきなり出てくるのではなく、約85日前から育ち始めています。精子も、もとの細胞が成熟するまでに約74日、精巣上体の通過を含めると約86日。つまり卵子も精子も、育つのに約3ヶ月かかる。今日のコンディションが結果に出るのは3ヶ月後だということです。 そしてもうひとつの軸が「2人の時間軸」。WHOを引用した日本政府の情報では、不妊の約半数に男性側の要因も関わるとされています。後半では、卵子と精子の質を左右するミトコンドリアと酸化ストレス、コエンザイムQ10が効く「特定の人(卵巣予備能が低下した方の体外受精)」、テストステロンとDHEAの違い、男性の抗酸化サプリの確実性の低さ、卵胞液や精液から検出されたマイクロプラスチック(、遺伝型を問わず効く葉酸400µgとMTHFRをめぐるタテキの「懺悔」、予防的な甲状腺治療が推奨されない理由、ライフスタイル介入のオッズ比1.06まで、複数の論文をもとに整理します。0か100かではなく、お二人のコンディションを理解して設計する妊活のヒントが見つかれば幸いです。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/77 本エピソードの要約NOTE記事> ⁠⁠⁠⁠妊活は「足し算」より「引き算」— 90日の窓と2人の時間軸 エピソードの要約 00:00:00  卵子と精子は3か月前のあなた・足し算よりも引き算・プレコンセプションケアの科学 00:01:33  本日のテーマ「妊活」 00:06:51  妊活は”その月”の話じゃない「3ヶ月前のあなた」 00:13:04 卵子と精子の質「サプリの落とし穴」 00:20:27 精子の最新像「もう一つの時間軸」 00:26:41  不穏なテーマ「初検出」 00:32:37 5-MTHFと抗酸化サプリ「遺伝子検査は必要か?」 00:43:12 甲状腺のコンディション「治療以外は必要なし」 00:46:00 妊活ライフスタイルに介入「妊娠率の有意は?」 対談中に話した話題 ​エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい​ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場​より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて​ラック型のレッドライトセラピー機器> LED治療 医療用Red Light therapy 光エステ​2年前に公開した妊孕性に関する記事> 全ての男女へ向けた妊孕性向上ガイド:不妊の原因とバイオハックで生活習慣の最適化​引き算の主役マイクロプラスチック対策> Biohacker's Podcast #48 "マイクロプラスチック” 毎週吸い込む量はクレカ一枚・赤ちゃんからも検出・BPA、フタル酸エステル、PFASを排出せよ!​妊活サプリの定番◦コエンザイムQ10 ◦葉酸サプリメント 5-MTHF メチル葉酸・活性型ビタミンB9配合 ◦オメガ3EPA・DHA ◦DHEAクリーム ◦イノシトール ​女性に関するに関する過去のエピソード​「女性の健康・保健・体育」女性はひと月に4人いる?女性バイオハック​女性の筋肉の付け方・男と違う生化学・サイクルで変わる運動と食事​"女性は一月に4人いる” 女性の健康・保健・体育2​"女性の空腹術” 男と異なる空腹反応・ホルモンに逆らわない・生理周期によって変えよう断食時間本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ​妊娠・出産に関する研究エビデンスを、一般の家族や医療専門職向けにわかりやすく翻訳・発信する情報リソース> Evidence Based Birth®(エビデンスに基づく出産)​卵胞発育、FSH/LHによる二細胞・二ゴナドトロピン機構、加齢に伴う卵巣予備能の低下など、女性生殖の土台となる卵巣の構造と機能を解説> 卵巣の形態と生理​精子形成に約74日、精巣上体通過に約12日を要し、生殖に到達するのは本来の精子形成能の約12%にすぎないなど、精子形成の理解が治療の前提であることを示した総説> 男性不妊の治療には精子形成の理解が前提となる卵巣予備能低下(DOR)女性のIVF/ICSI成績に対するCoQ10前処置の効果を6件のRCT(計1,529例)でメタアナリシスし、臨床妊娠率・採卵数・最適胚数の有意な改善と周期キャンセル率・流産率の低減を示したシステマティックレビュー> 卵巣予備能低下女性のIVF/ICSIに対するコエンザイムQ10前処置の臨床エビデンス:システマティックレビューとメタアナリシス1973〜2018年に世界各地で採取された精液サンプルを223研究・288推定値で解析し、全大陸の非選択男性で精子濃度が51.6%・総精子数が62.3%低下し、2000年以降はその減少ペースが加速していることを示した大規模メタ回帰分析(2022年更新版)> 20〜21世紀に世界各地で採取されたサンプルによる精子数の経時的推移:システマティックレビューとメタ回帰分析​父親の加齢、健康状態、染色体異常、Y染色体微小欠失、精子DNA断片化が流産リスクに関与し、DNA断片化指数(DFI)は20〜60歳でほぼ倍増することを示した> 流産における父親側の役割​ヒト卵胞液18検体中14検体からマイクロプラスチック(平均2,191個/ml、平均径4.48µm)を初めて検出し、その量がFSH値と相関したことを報告> ヒト卵巣卵胞液中のマイクロプラスチックの初めての証拠:女性の妊孕性への新たな脅威​ヒト精巣6検体・精液30検体からマイクロプラスチックを初めて検出し、精液中平均0.23個/mL・精巣中平均11.60個/gであり、精巣ではポリスチレン(PS)が67.7%を占めることを報告した研究> ヒト精巣および精液中のマイクロプラスチックの検出と特性評価​神経管閉鎖障害の予防効果が臨床的に証明されているのは葉酸のみで(発症リスク69%・再発リスク66%低減)、5-MTHFは生体利用率が同等でも臨床試験の裏付けが不足、400µgの葉酸はMTHFR遺伝子多型にかかわらず有効> 葉酸または5-メチルテトラヒドロ葉酸の補充と神経管閉鎖障害の予防:エビデンスに基づくナラティブレビュー ​男性不妊への抗酸化物質補充は生児出産率・臨床妊娠率を高める可能性があるが、エビデンスの確実性は非常に低く、流産リスクの増加は認められず軽度の消化器症状にとどまる> 男性の妊孕性低下に対する抗酸化物質​PCOSに対するイノシトールのエビデンスは限定的で結論は出ていないが、一部に代謝指標の改善がみられ、ミオイノシトールはメトホルミンより消化器系の副作用が少ない> 多嚢胞性卵巣症候群に対するイノシトール:2023年国際エビデンスに基づくPCOSガイドライン改訂のためのシステマティックレビューとメタアナリシス​不妊女性における潜在性甲状腺機能低下症(SCH)治療の是非をレビューし、妊娠を目指す女性への一律の甲状腺スクリーニングは推奨せず、診断には施設ごとのTSH基準値(年齢別基準がなければ4.12 mIU/L)の使用を推奨> 不妊女性集団における潜在性甲状腺機能低下症:ガイドライン​24件のRCT(女性7,795人)の統合解析で、妊娠前の生活習慣介入は臨床妊娠率・生児出産率を全体としては変えなかったが、10セッション以上の集中的な介入では臨床妊娠率が上昇し、体重と空腹時血糖は減少> 女性に対する妊娠前の生活習慣介入:介入特性と行動変容技法に関するシステマティックレビューとメタアナリシス ​初回IVF/ICSI失敗後の不妊女性141人を対象に16S rRNAシーケンシングで子宮内膜マイクロバイオータを解析し、その後12か月以内に生児出産した女性ではLactobacillus crispatusの相対存在量が有意に高く、IVF/ICSI成功と子宮内膜マイクロバイオータの関連を示した探索的研究> 初回IVF/ICSIサイクル失敗後12か月以内に生児出産した女性としなかった女性の子宮内膜マイクロバイオータ ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 真の健康やウェルビーイング(健

  8. May 28

    「花粉症を"諦める"のをやめる」腸と肺は繋がっている・鼻を通して睡眠の質を守る・鼻を再設計するバイオハック #76

    ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード76。Co-host にナナミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「花粉症を腸から考え直す」です。 スギ、ヒノキ、そして秋のブタクサと、毎年のシーズンを薬で凌ぎ続けている方も多いのではないでしょうか。今回のエピソードでは、視点を大きく転換します。2025年12月発表の最新システマティックレビューが示した「Gut-lung軸(腸と肺をつなぐ軸)」の正体から話を始め、花粉症は鼻や目の局所的な病気ではなく、腸内環境と免疫システム全体の不調が「たまたま鼻に現れている現象」かもしれないという、根本的な問い直しに踏み込みます。 SHOWノートはこちらから>⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hololife.jp/blogs/podcast/76 本エピソードの要約NOTE記事> 花粉症が止まらない人へ。鼻と肺をつなぐ最新の腸活戦略 エピソードの要約 00:00:00  腸と肺は繋がっている・鼻を通して、睡眠の質を守る・花粉症を"諦める"のをやめる  00:02:11   本日のテーマ「花粉症」 00:04:30  ななみアナウンスメント「インド進出」 00:05:08  干城アナウンスメント「11月はアムステルダム」 00:07:05  花粉症の世界的負担「鼻が原因じゃない」 00:14:57     鼻炎は良くなるのか?「腸内細菌を整える」 00:21:02  非薬物療法ガイドライン「アレルゲン免疫療法」 00:24:36 自然界の知恵「サプリや有効成分」 00:34:12  栄養の科学「ビタミンDと地中海食」 00:44:27 中国伝統医学でバイオハック「鼻腔内鍼治療」 対談中に話した話題 アムステルダムでお会いしましょう!> Hololife Summit Amsterdam エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場 より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて  4菌株ブレンド(ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ブレーベ、ビフィドバクテリウム・ロンガム)8週間試す> Nature’s Way Primadophilus Bifidus 有機茶農家9代目が作るメチル化カテキン含有のお茶> メチル化カテキンEGCG ヒスタミンと炎症サイトカインを抑えるポリフェノール> ケルセチン ビタミンDのサプリの前に> 25-OHビタミンD検査 ビタミンDのサプリメント> Thorne D3+K2 オメガ3DHA±EPA> Thorneオメガ3サプリメント スーパーEPA EPA・DHA配合 ソフトジェル鼻うがいでスッキリ> 鼻うがいスターターキット寝ている間は強制で鼻呼吸> いびき防止マウステープ本エピソードの要約NOTE記事>  花粉症が止まらない人へ。鼻と肺をつなぐ最新の腸活戦略アレルギーに関する過去のポッドキャスト> Biohacker's Podcast #52 "免疫システムをバイオハック2” 過剰な免疫反応・季節変動する免疫力・アレルギー対策 本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用 AR患者は腸内のFaecalibacteriumなど酪酸産生菌が減少しキヌレニン/トリプトファン比が1.5倍上昇、糞便微生物移植で鼻腔IL-13が最大60%減少するなど腸肺軸を介した免疫制御異常を多面的に解明> アレルギー性鼻炎における腸肺軸:微生物叢の異常と治療戦略AR患者41名へのプロバイオティクス4株混合(L. acidophilus PBS066・L. rhamnosus LRH020・B. breve BB077・B. longum BLG240)8週間摂取で生活の質スコア(MiniRQLQ)が4週・8週・12週時点で有意に改善し抗炎症性菌Dorea・Fusicatenibacter・Prevotella/Bacteroides比が増加(血中IgE・好酸球数は不変)> アレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスの臨床的有効性:探索的無作為化比較試験の結果 通年性アレルギー性鼻炎患者へのST2・ST36鼻内鍼治療がVAS(鼻閉・鼻掻痒・鼻漏・嗅覚)およびRQLQスコアを西洋医学群より大幅に改善、特に鼻閉・嗅覚・睡眠への即効性を確認> 通年性アレルギー性鼻炎に対する新規代替療法としての鼻内鍼治療:無作為化比較試験 チオール化キトサンとβ-シクロデキストリン超分子ポリマーに緑茶ポリフェノールEGCGを内包したナノキャリア(TCS/PCD@EGCG)を鼻腔局所投与することで、鼻粘膜への滞留性と持続放出を実現し既存薬の長期使用に伴う副作用を回避するAR治療戦略を提示> アレルギー性鼻炎の長期治療を目指したEGCGの超分子集合体 ケルセチンは肥満細胞脱顆粒抑制・ヒスタミン放出抑制・Th1/Th2およびTreg/Th17バランス調整によりアレルギー性鼻炎モデルで症状緩和、新規レシチン基剤製剤(ファイトソーム)が生体利用率を最大11倍向上> ケルセチンとそのレシチン基剤製剤:アレルギー疾患への応用可能性に関するナラティブレビュー ビタミンD補充の無作為化比較試験を統合解析した結果、AR症状の有意な緩和が確認されたが、効果は性別および併用薬の種類によって異なり、投与期間・血中25-ヒドロキシビタミンD基準値によっても変動> ビタミンD補充とアレルギー性鼻炎:システマティックレビューとメタアナリシス KNHANES 2013-2016(12,080名)の解析で地中海食遵守度(mMED)が高いほどアトピー性皮膚炎リスクが43%低下(特に女性で顕著)、9成分中で魚および落花生摂取がアレルギー性鼻炎・皮膚炎リスクと負の相関> 地中海食の遵守と韓国成人のアレルギー疾患:KNHANES 2013-2016 14試験1,009名のメタアナリシスで鼻内鍼治療がAR患者の鼻症状・鼻以外症状・QOLを有意に改善し、追跡期間の再発率も対照群より低下> アレルギー性鼻炎に対する鼻内鍼治療:システマティックレビューとメタアナリシス AR患者の最大73.5%が睡眠障害を併発、Th2優位への免疫シフト・TNF-α/IL-1β上昇・ヒスタミン・概日リズム遺伝子(BMAL1/CLOCK/PER2)・メラトニン分泌異常・自律神経失調が相互に悪循環を形成> アレルギー性鼻炎と睡眠の相互影響:要因・機序・介入のナラティブレビュー OVA-プロテアーゼ誘発ARラットモデルでオメガ3魚油およびモンテルカスト投与により、鼻掻爬・くしゃみ回数が3日目から有意に減少し、好酸球浸潤・繊毛喪失・杯細胞増生が組織学的に抑制> 卵白アルブミン-プロテアーゼ誘発アレルギー性鼻炎ラットモデルにおけるオメガ3魚油とモンテルカストの治療効果比較 ホロライフセンターJapanについて ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。我々は、個々の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指すだけでなく、その成果を通じて社会全体に貢献するという視点を持っています。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 ホスト紹介 松田干城(まつだたてき)Tateki Tech Matsuda 学位 セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 資格 ストロングファースト SFGレベル1 インストラクター FMS (Functional Movement Systems)   レベル1 経歴 アメリカのボストンを拠点に世界中のプロフェッショナル達と交流を持ち、現役プロ格闘家の傍、パーソナルトレーナー、ヘルスコンサルタント、ビジネスコーディネーターとして引き続きボストンを拠点に活動している。世界のスーパーモデルやベンチャーキャピタリストなど分野問わず世界を牽引する人物をコーチングし、格闘技の運動や専門の栄養学だけでなくホリスティックなコーチング法が評価されている。2020年にバイオハッカーセンタージャパンを設立。日本人バイオハッカーの第一人者として健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)手に入れるためのバイオハッキング(「QOL(生活の質)」を高めるために行う行為全般)を日本へ普及させるため目下活動中。

About

フィンランドを本部とするHololife Centerの日本支部・ホロライフセンターJapanのポッドキャスト番組。バイオハック・バイオハッキング・バイオハッカーという単語が殆ど認知されていない、又、一部では誤った認識をされている日本で、リスナーの皆さんと共に「科学、テクノロジー、そして自然を通じてより良い人生を送るためのバイオハッキング」を日本に広めていきたいです。 ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。 真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。 SHOWノート>https://hololife.jp/ ホスト紹介 松田干城(まつだたてき) セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業 ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了 元UFCファイター・プロ総合格闘家 https://listen.style/p/hololife?3u1SGMoP

You Might Also Like