綺麗になるラジオ By HIMECLINIC

CLINIC HIME

人生楽しむために綺麗でいる ヒメクリニック 院長武藤ひめがお送りするPODCAST

  1. 18h ago

    No.817 予防接種券

    予防接種券制度と医師会の役割予防接種券の運用と自治体間の差 現在の愛知県では、県内の自治体をまたいでも予防接種券を使えるようになっていると説明された。以前は自治体をまたいで利用できず、券が使えない、または一度全額を負担して後から返金を受ける扱いだったという。医療機関は「自治体が指定する」とされているが、実際の選定は医師会が行っている、という問題提起があった。同じ予防接種でも自治体によって医療機関への支払額に差があり、最大で1.5倍の差があったとの説明。金額は地方自治体の議会が決めるとされた。具体例として挙げられた金額には食い違いがあるため、記載しない。医師会が選定に関与する背景について、選挙協力が後ろ盾になる場合があるとの発言があった。これが利権につながるとの指摘もあったが、詳細は議論されなかった。日本医師会を頂点に、愛知県医師会や市の医師会などがあるという説明があった一方、地域組織の関係や具体的な業務範囲は会話内で明確にならなかった。医師会は民間団体として発足したとの説明があり、公的な役割を委託されてきた弁護士会とは成り立ちが異なる、との比較が示された。この位置づけについても、会話内では確認・整理に至っていない。医師会への入会窓口が医師会であるとの発言があった。予防接種の仕事を得られることが入会のメリットになりうる一方、開業医が多く新規参入の余地が少ないとの指摘が出た。ただし、現在は入会すれば予防接種を扱える可能性もあるとの発言が続き、参加条件は未解決のまま残った。明示されたアクション項目はありません。 10月3日(火)の「ナンバー817 再生医療ネットワークプレゼント綺麗になるラジオ」では、予防接種券を自治体をまたいで使う際の取り扱いを入口に、指定医療機関を選ぶ主体、自治体ごとの接種委託料の差、医師会の成り立ちや役割、開業医が医師会に加入するメリットについて話し合った。ひめ先生が制度や医師会について説明し、マツバラが仕組みや決定主体を確認した。愛知県では現在、県内で自治体をまたいで接種券を使えるようになったとの説明があった一方、医師会加入の具体的な利点や新規加入者が予防接種を扱えるかは話の中で整理しきれず、明確な結論には至らなかった。 予防接種券の利用範囲と指定医療機関 ひめ先生は、自治体が指定する医療機関で接種券を使えるという説明に対し、実際には医療機関の選定を各自治体ではなく医師会が担っていると指摘した。また、愛知県では現在、名古屋市の住民が刈谷市など県内の別の自治体で接種を受ける場合にも接種券を使えるようになったと説明した。以前は自治体をまたぐ接種ができず、接種券が使えない、あるいは一度全額を支払って後から払い戻しを受ける扱いだったという。 自治体ごとの委託料の差 ひめ先生によると、同じ予防接種でも自治体によって医療機関に支払われる金額に最大1.5倍の差があった。接種を受ける患者の負担ではなく、医師側に入る金額の違いである。金額は地方自治体の議会が決めると説明され、マツバラは自治体ごとの金額差が統一を難しくしていたのか確認した。例として、B市の19,000円、A市の6,000円が挙げられた一方、その後「本来9,000円」との説明もあり、例示された金額の関係は会話内で明確にならなかった。ひめ先生は、医師会が選挙協力を通じて自治体の決定に関与する場合もあると述べた。 医師会の組織と成り立ち マツバラが医師会の地域単位を尋ね、ひめ先生は日本医師会のほか、愛知県医師会や名古屋市医師会、刈谷市医師会などがあると説明した。医師会の起源については、ひめ先生が北里柴三郎の門下生らによる民間団体に由来すると述べ、公的な制度を民間に委ねた組織とは成り立ちが異なると説明した。弁護士会との比較も出たが、マツバラは医師会が具体的に何をする団体なのか、引き続き疑問を呈した。 医師会加入の利点と未解決の論点 マツバラは、医師会が接種券を扱える医療機関の調整をするほか、医師の国民健康保険に関する窓口にもなるのかを確認した。ひめ先生は入会窓口が医師会だと答え、医師会に入るメリットが以前より薄れているとの見方を示した。予防接種を扱えることが加入の利点になり得る一方、開業医が増えているため枠に空きがなく、新たに希望しても扱えない場合があるとの説明があった。ただし、ひめ先生は現在は加入すれば扱える可能性もあると述べ、見解は確定しなかった。番組内では議論の落としどころも定まらず、結論は未解決のまま残った。 ひめ先生は、接種券を使える医療機関は自治体が指定するという建前と、実際には医師会が医療機関を選定しているという認識の違いを説明した。愛知県では現在、県内で自治体をまたいで接種券を利用できるようになったという。以前は自治体をまたぐ接種ができず、接種券が使えないか、いったん全額を負担して後から払い戻しを受ける必要があったと述べた。 マツバラは医師会がどの地域単位で組織されているか質問した。ひめ先生は愛知県医師会や名古屋市医師会などを挙げ、マツバラが刈谷市医師会にも言及した。続いてひめ先生は、同じ予防接種でも自治体によって医療機関に支払われる金額に1.5倍の差があったと説明した。マツバラの確認に対し、差額は患者負担ではなく医師に入る金額だとされた。ひめ先生はB市の19,000円、A市の6,000円という例を示したが、後に「本来9,000円」とも述べており、金額の対応関係は明確でない。金額は地方自治体の議会が決め、医師会が選挙協力を通じて関与する場合もあるという説明があった。 ひめ先生は、日本医師会について、北里柴三郎の門下生らによる民間団体を起源とすると説明した。また、もともと公的に設立された組織の運営を民間に委ねたものではないとして、弁護士会とは成り立ちが異なるという見方を示した。マツバラは、医師会が具体的に何を担っているのか、接種券の取り扱い以外の役割も含めて質問した。 マツバラは、医師会の機能や加入する利点が見えにくいと述べ、予防接種の仕事が加入によって得られるのかを確認した。ひめ先生は医師会が入会窓口を担うと答え、医師会に入るメリットが薄れているとの見方を述べた。開業医が増えているため、予防接種を扱いたくても枠が埋まっている場合があるという説明に対し、ひめ先生は新規加入者が扱えるかについて、現在は可能かもしれないとも述べた。結論や議論の落としどころは示されなかった。 明示されたアクションアイテムはありません。 医師会の役割と参加上の論点アクション項目要約チャプター予防接種券の自治体間利用と医療機関の選定‎医師会の地域単位と自治体ごとの委託料‎医師会の成り立ちに関する説明‎加入メリットと予防接種を扱う枠の不確かさ‎行動項目

  2. 1d ago

    No.816 医師会の使命

    予防接種制度と子ども医療費助成の地域差休日診療と医師会との関係 休日診療所は、医師会の医師や大学病院の医師などが担っているとの説明があった。ひめ先生の診療所は診療時間を知らせており、休日診療所から患者の紹介を受けることもあるという。ひめ先生は、休日診療の担当が一元的に指示されているわけではないと説明し、医療への協力と医師会との関係を大切にしたいと述べた。子どもの医療費助成の対象年齢や、県をまたいで受診した際の窓口負担の扱いは、自治体などによって異なるとの説明があった。ひめ先生によると、愛知県では県外受診時の一時的な自己負担がない一方、別の地域ではいったん支払ってから自治体に給付を申請する場合がある。予防接種の無料化は自治体の行政サービスとして実施されていると説明された。自治体が指定する医療機関で券を使う仕組みについて、ひめ先生は、実際の医療機関の選定に医師会が関わる点に疑問を示した。また、医師会役員と近い医師の方が指定を受けやすいのではないか、という懸念を述べた。ひめ先生によると、過去には自治体や医師会の区域をまたぐと予防接種券が使えず、いったん自己負担して後から精算する扱いがあった。本人と当時の上司はこの仕組みに異議を唱え、変更には医師会の理解が必要だったという。時期や、その後の制度変更の状況は明確になっていない。予防接種券1枚あたりの支払額は地域によって異なり、ひめ先生は最大で1.5倍の差があったと説明した。国の制度ではなく自治体ごとの運営であるため、子ども医療費助成の対象年齢や運用に差が生じる、という説明があった。対象年齢は以前、小学校卒業までの自治体や高校卒業までの自治体などに分かれていたとのことだが、現在の詳細は確認が必要とされた。保険料や診療報酬などとの制度上の違いが話題になったが、地域差が生じる理由について結論は出なかった。明示的なアクション項目は確認されなかった。 この回は、医師会との関係や休日診療への協力を入口に、子どもの医療費助成・予防接種制度が自治体や地域によって異なること、さらに予防接種券の利用先や医療機関への支払いに医師会の区分が関係してきた経緯を話し合った。マツバラは医師会との関係を良好に保ちたいと述べ、ひめ先生は医療への協力姿勢を示しつつ、制度の公平性や運用に以前から疑問があると説明した。制度の現状や過去の問題提起がどのように解決したかについて、結論や詳細な確認には至っていない。 医師会との関係と休日診療 マツバラは、医師会をめぐる話題には問題になりそうな点もあるとしながら、自身は医師会と仲良くやりたい、現在も良好な関係にあると述べた。ひめ先生によると、休日診療所は医師会の医師や大学病院の医師などが担当している一方、ひめ先生の診療所は休日に何時まで診療するかを休日診療所に伝えており、そこから患者の紹介が来ることもある。ひめ先生は医師会との関係とは別に、良い医療には協力したいという考えを示した。 子どもの医療費助成と自治体間の違い ひめ先生は、予防接種券や子どもの医療費助成を県境を越えて利用する際、地域によっては窓口でいったん自己負担し、後から自治体に払い戻しを求める仕組みがあると説明した。例として、以前は岐阜県の子どもが愛知県で診療を受けると一時的な負担が生じる場合があったと述べ、愛知県の子ども医療制度では当初から支払いが発生しないと説明した。また、子どもの医療費助成は国が一律に無償化した制度ではなく、自治体が運営するもので、対象年齢にも地域差があったとした。対象年齢の現在の状況については、ひめ先生自身も詳しく確認しないと分からないと留保した。 予防接種制度の運用への疑問 ひめ先生は、勤務医時代から予防接種制度に強い疑問を持っていると述べた。特に、予防接種券を使える医療機関は自治体が指定する形式である一方、指定の運用に医師会が関わることや、医師会役員と関係の近い医師の方が指定を受けやすいのではないかという懸念を示した。これは制度運用に対するひめ先生の問題意識として語られたもので、番組内で事実確認や解決策の合意はなされていない。 地域ごとの券の扱いと料金差 ひめ先生によると、愛知県では2000年以降のいずれかの時期に、自治体や医師会の区分をまたぐと無料の予防接種券が使えず、いったん支払って後から精算する扱いになる問題があった。ひめ先生は当時の上司とともに不合理だと問題提起し、券の仕組みが医師会に関係していたため、まず医師会の理解を得る必要があると考えたという。また、券は紙面上同じように見えても地域によって支払われる金額が異なり、最大で1.5倍の差があったと説明した。問題提起後の経緯や現在の料金差の有無は、会話では明らかになっていない。 マツバラは医師会をめぐる話題には難しい面がありそうだとしつつ、医師会とは現在も良好な関係にあり、今後も仲良くやりたいと述べた。ひめ先生は、休日診療所は医師会の医師や大学病院の医師などが担当する一方、自院の休日診療時間を伝えており、紹介を受けることもあると説明した。医師会の組織運営とは別に、良い医療には協力したいとの考えを示したうえで、予防接種の指定制度について、医師会役員との関係が指定の受けやすさに影響するのではないかという長年の疑問を述べた。 マツバラが県によって扱いが異なるのか尋ね、ひめ先生は、県外で診療を受けると一時的に自己負担し、後から居住自治体に払い戻しを求める地域があると説明した。例として、以前は岐阜県の子どもが愛知県で診療を受けた際に負担が発生する場合があったと述べた。愛知県では子どもの医療費助成が窓口での支払いを伴わない仕組みだという。ひめ先生は、こうした助成は国による一律の無償化ではなく自治体運営であり、対象年齢も自治体によって異なってきたと説明した。現時点での年齢要件の詳細は確認が必要とした。 ひめ先生は、予防接種の無料化は自治体が実施する行政サービスであり、医療券には自治体が指定した医療機関で使用できる旨が記載されていると説明した。その一方で、指定の実際の運用に医師会が関与していることへの疑問を示した。マツバラも、自治体が指定する制度でありながら、医師会が選択に関わるのであれば不自然に感じると応じた。 ひめ先生は、愛知県では2000年以降の時期に、自治体や医師会の区分を越えると予防接種券が使えず、いったん支払って自治体から精算を受ける扱いがあったと振り返った。当時、ひめ先生と上司はこの仕組みをおかしいと考え、券の運用に医師会が関係していたため、まず医師会に理解してもらう必要があると判断したという。さらに、予防接種券は地域ごとに医療機関へ支払われる金額が異なり、最大で1.5倍の差があったと説明した。問題提起後の結果や、その後の制度変更の詳細は語られなかった。 明示された具体的なアクションアイテムは確認されなかった。 予防接種・子ども医療費助成の地域差アクション項目要約チャプター医師会との関係、休日診療への協力と制度上の懸念‎県境を越える子どもの医療費助成と自治体差‎予防接種券の利用先と制度運用への問題意識‎医師会区域をまたぐ券の扱いと最大1.5倍の料金差‎行動項目

  3. 4d ago

    No.815 医師会という仕組み

    要約 医師会の役割と、予防接種の実施医療機関の指定をめぐる仕組みについて、マツバラとひめ先生が意見を交わした。検査や保険診療に関する相談でコンサルタントが間に入ると話がまとまりやすいという話題を受け、マツバラは、そうした調整は医師会が担うのではないかと問いかけた。ひめ先生は、医師会の会員制度や休日診療所の運営、予防接種の指定における関与などを説明した。医師会の権限や公費事業の運用に関する懸念も示されたが、具体的な結論や合意には至っていない。 医師会の会員制度と担う業務 ひめ先生によると、医師会への入会には会費がかかり、入会金などには地域差があるという。会員になると医師国保に加入できる一方、加入条件にも触れたが、その条件の詳細は会話からは明確でない。また、医師会が関わる業務として休日診療所の運営を挙げ、会員医師が基本的に当番を組んで診療すると説明した。マツバラは、休診日に対応できない状況が多いのではないかと疑問を示した。 予防接種の収益と接種券の利用範囲 ひめ先生は、小児科クリニックの収益のうち、予防接種が6割、または7割に達する場合があると説明した。自治体が配布する無料の接種券は、原則として発行自治体が指定した医療機関で使えると述べ、どの医療機関でも使えるようにした県もあると付け加えた。愛知県の状況については、名古屋市が指定医療機関での利用を案内している一方、実際の指定は医師会が行っていると説明した。 指定をめぐる懸念と医師会の影響力 ひめ先生は、予防接種に公費が使われる事業の指定を民間団体である医師会が担うことについて、公共の資金配分に民間団体が関与する点を疑問視した。また、新しく開業した小児科が近隣の医療機関と競合する場合、予防接種の実施を認められないことがあると述べた。過去には、開業場所によって可否を示されるような影響力が医師会にあったとも説明したが、当時の具体的な手続きや現在の運用は明らかになっていない。 医師会と医師の監督・苦情対応 マツバラとひめ先生は、医師は医師会に加入しなくても開業できるという自由開業医制度と、弁護士などの職能団体との違いを話し合った。ひめ先生は、医師の直接の監督者は厚生労働省であり、医師会は弁護士会のような懲戒を行う立場ではないと説明した。さらに、約10年前、医師会員ではなかった自身に名古屋市医師会から患者苦情について電話があり、会員でないのに連絡を受ける理由を問い返した経験を紹介した。経緯の一部は発言上不明瞭だが、この出来事が医師会との関係が悪くなったきっかけだと述べた。 検査や保険診療について、通常の相談では断られることがある一方、コンサルタントが入るとうまくまとまることがある、という話題が提示された。マツバラは、そうした調整は医師会が担うのではないかと質問した。この点は問題提起として扱われ、その後、医師会の具体的な業務や予防接種の指定の話へ移った。 ひめ先生は、医師会への入会には会費が必要で、地域によって入会金などに差があると説明した。また、会員は医師国保に加入できると述べたが、加入条件にも言及したものの詳細は明瞭でなかった。医師会の業務として休日診療所を挙げ、会員医師が基本的に当番を組んで診療すると説明。マツバラは、休診日に診療を受けられないことが多いのではないかと疑問を呈した。 ひめ先生は、小児科クリニックの売上の6割、または7割が予防接種による場合があると述べた。接種券は自治体が指定した医療機関で利用でき、自治体によってはどの医療機関でも使える方式にした例があるという。愛知県、特に名古屋市については、市が指定医療機関で使えると案内している一方で、指定を実際に行うのは医師会だと説明した。マツバラは、自治体ではなく医師会が指定を決めるという点を確認した。 ひめ先生は、予防接種のように多額の税金が使われる事業について、指定の采配を民間団体である医師会が担うことに疑問を示した。新規の小児科が開業した場合、近隣ですでに予防接種を行っている医療機関と競合し、新しい側が接種を認められないことがあるとも説明した。マツバラとのやりとりでは、開業場所に応じた可否の判断に医師会が関与するという説明がなされたが、判断の具体的な仕組みは確定されなかった。 ひめ先生は、かつては開業医が医師会に入るのが一般的で、医師会が開業場所などに強い影響を及ぼすような状況があったと述べた。これに対し、医師は医師会に入らずに開業できると説明し、医師の直接の監督者は厚生労働省だとした。医師会は弁護士会のような懲戒を行えないという説明に続き、ひめ先生は、約10年前に医師会員でない自分へ名古屋市医師会から患者苦情について電話があり、会員ではないことを理由に異議を述べた経験を紹介した。 明示されたアクションアイテムはありません。 チャプターコンサルタントの調整と医師会の役割をめぐる問い‎会員制度、医師国保、休日診療所‎小児科の予防接種収益と自治体の指定‎公費事業への民間団体の関与と競合時の指定‎医師の開業制度と医師会の権限に関する経験‎行動項目

  4. 5d ago

    No.814 お任せくださいコンサルに

    要約 この回(10月29日木曜日、ナンバー814「再生医療ネットワークプレゼンツ、綺麗になるラジオ」)では、保険診療の限界を背景に、クリニックの開業や医薬品・検査・医療材料の調達でコンサルタントが仲介する構造と、その費用や価格の透明性への影響を話し合った。ひめ先生は、供給元との直接取引が難しくなり、コンサルタントを介さないと調達が進みにくい場合があると説明した。一方で、コンサルタントは開業時の手続きや交渉をまとめる利便性もあると認め、問題点や具体的な影響については明確に結論づけず、保険制度の中で医療従事者や介護職員にしわ寄せが及んでいる可能性を指摘するにとどまった。会話を通じて、確定した決定や今後の作業は示されなかった。 保険診療の限界と供給側への影響 マツバラが問題の所在を問いかけ、ひめ先生は保険診療が限界を迎えているという見方を示した。薬価や検査の価格を下げることで、薬剤メーカー、卸、検査会社などが人員や事業規模を縮小せざるを得なくなり、新規開業者を支える供給・取引の仕組みも不足している、という説明だった。これはひめ先生による制度状況の分析として述べられた。 コンサルタントを介する開業・調達 ひめ先生によると、新規開業者が薬剤卸や血液検査会社に直接取引を申し込んでも、「手いっぱい」と断られることがあり、コンサルタントが取引先や手続きをまとめる役割を担う。カルテや予約システムなども含め、コンサルタントを介する仕組みがあると説明した。マツバラは、開業時にコンサルタントへ依頼しないと調達や運営が円滑に進まない構造なのかを確認した。ひめ先生は、自身のクリニックでは従来からの取引関係により直接やり取りできている一方、コンサルタント経由の開業者はその経路に依存しやすいと述べた。 価格比較の難しさと中間コスト ひめ先生は、同じ薬剤でも先発薬・ジェネリックやメーカーによって選択肢や薬価が異なる一方、コンサルタント経由の発注画面では、開業者が複数の納入価を比較できない場合があると指摘した。マツバラも、取扱先や製品が限られると比較の機会がないという理解を示した。ひめ先生は、コンサルタントが仲介することで中間マージンが生じ、保険診療に使われる資金を圧迫する可能性を主張したが、具体的な金額や影響の規模は示されなかった。 医療材料にも及ぶ取引の障壁 薬剤や検査だけでなく、ガーゼなどの医療材料についても、ひめ先生は卸との直接取引ができないケースがあると述べた。マツバラがその場合の取引方法を尋ねると、ひめ先生はコンサルタントが仲介すると説明した。したがって、議論の対象は開業支援に限らず、医療材料の納品にも広がった。ただし、どの範囲で直接取引が難しいのか、また仲介が必須となる条件は明らかにされなかった。 利便性と問題点の評価は未確定 ひめ先生は、コンサルタントが交渉や手続きをまとめることは開業医にとって便利だとも認めた。そのうえで、仲介費用が保険料の無駄につながる可能性や、医療従事者の賃金に反映されにくくなる可能性を挙げたが、何が具体的に問題なのかは最終的に整理できないと述べた。保険制度の穴を利用する人がいる一方、医療者や介護職員が不利益を受けているのではないかという懸念も示したものの、影響の具体例や検証内容は提示されず、結論は未解決のまま残った。 マツバラは、保険医療の限界や問題点を話題にし、ひめ先生は保険診療が限界を迎えていると述べた。薬価や検査の価格が下がることで、薬剤メーカー、卸、検査会社が人員や規模を縮小せざるを得ず、新規開業を支える仕組みも不足しているという見立てを説明した。これは会話内で示された分析であり、具体的な数値や個別企業の事例は挙げられていない。 ひめ先生は、供給元が新規の直接取引を断ることがあり、その場合にコンサルタントが開業者を案内し、調達を取りまとめると説明した。カルテなどのシステムもコンサルタントを経由することがあるという。マツバラは、開業時にコンサルタントを介さなければ円滑に進めにくい仕組みなのかを確認した。ひめ先生は、自身のクリニックでは従来の取引関係を通じて直接やり取りしているが、コンサルタント経由の開業者は取引先との関係をコンサルタントに頼ることがあると述べた。 ひめ先生は、コンサルタントを通じて調達できるようになっても、開業者が薬剤の納入価の違いを知らない場合があると指摘した。同じ薬剤でも先発薬やジェネリック、メーカーごとに選択肢があり、通常であればオーダリングシステムなどを通じて価格を見比べられるが、そのような比較手段がないことがあるという。マツバラも、取扱先や品目が限られるため比較できないという理解を示した。 ひめ先生は、仲介による負担が開業医の経営を厳しくし、結果として補助金などの必要性につながる可能性を述べた。コンサルタントについては、仲介やバックマージンによって余分な費用が発生し得ると批判した一方、開業医にとって手続きや交渉をまとめてもらえる利便性も認めた。また、ガーゼなどの医療材料でも卸との直接取引ができず、コンサルタントが間に入る場合があると説明した。中間マージンの具体額や取引できない条件は示されなかった。 マツバラがどこに問題があるのかを改めて尋ねると、ひめ先生は、コンサルタントは便利でも、仲介費用が保険診療の支出を増やし、医療従事者の賃金に反映されにくくなる可能性があると述べた。また、保険制度の穴を利用する人がいる一方で、医療者や介護職員が不利益を受けているのではないかという懸念を示した。ただし、具体的にどの仕組みや事例が問題なのかは絞り込めず、議論は明確な結論に至らなかった。 該当する情報はありません:明示的なアクション項目は確認されませんでした。 保険診療の限界や、薬価・検査価格の引き下げが話題となった。議論では、価格引き下げを受けて薬剤メーカー、卸、検査会社が人員や事業規模を縮小せざるを得ず、新規開業者が直接取引を始めにくくなっているとの見方が示された。新規開業者は、薬剤・検査・カルテ・予約システムなどの手配にコンサルタントを介する場合があると説明された。医療材料の直接取引にも壁があるとの話が出た。コンサルタントを通すことで、開業者は手配や交渉をまとめて任せられる一方、取引先や発注条件が限られ、薬剤のメーカー・価格の選択肢を把握しにくい可能性が指摘された。同じ薬剤でも複数の選択肢や薬価があるが、そうした比較ができない場合があるとの説明があった。ある話者は、自身のクリニックでは古くからの関係を背景に、卸や検査会社と直接やり取りできていると述べた。一方、直接取引を断られることへの懸念や、断った場合に不利益が生じそうだという圧力を感じる場合があるとも語った。コンサルタントの介在による中間マージンが、保険診療の費用を押し上げたり、医療従事者への賃金反映を妨げたりする可能性が論点となった。バックマージンの有無は確認されておらず、具体的な影響も特定されなかった。コンサルタントは開業者にとって便利な面もあるとの認識が示され、問題の所在を一つに絞りきれないまま議論が終わった。保険制度の仕組みに穴があり、医療・介護従事者が不利益を受けているのではないかとの懸念は示されたが、具体的な事例や解決策は提示されなかった。明示されたアクション項目はありません。 チャプター保険診療の限界と供給体制への懸念‎新規開業者がコンサルタントに依存する調達経路‎薬剤の納入価を比較できない可能性‎仲介費用と医療材料の取引障壁‎問題の所在と影響を特定できず議論は未解決‎行動項目保険診療と開業支援をめぐる課題の議論現状認識として挙がった点論点と未解決事項アクション項目

  5. 6d ago

    No.813 相見積もりのない世界

    要約 この回では、ひめ先生とマツバラが、クリニックの薬剤調達をめぐる卸業者・コンサルタント・薬局の関係と、院外処方箋が選ばれる背景について議論した。ひめ先生は、新規開業医が薬の卸業者と直接取引を始めにくいことや、大手薬局グループを介した流通、薬局とクリニックの立地・賃貸関係などを説明し、制度上の無駄や権力関係が影響しているとの見方を示した。マツバラは、仕組みの理由や開業医側の利点を質問し、話を掘り下げた。具体的な制度上の事実関係や個別事例の検証には至らず、結論や合意事項は示されていない。 報道されていない問題への問題提起 ひめ先生は、重要な問題に見えるにもかかわらず報道機関が触れていないとして、現状への懸念を述べた。その後の議論では、クリニックが薬をどこから仕入れるかという、一般の患者には見えにくい流通の仕組みを取り上げた。 新規開業医の仕入れ先とコンサルタント マツバラが、複数の卸業者から見積もりを取り、安い先を選ぶのが通常ではないかと尋ねると、ひめ先生は、開業医が新たに卸業者との取引を申し込んでも「新規の受付は行っていない」と断られることがあると説明した。ひめ先生によれば、そこで開業コンサルタントが関与すると仕入れ先が決まり、手続きが進みやすい一方、コンサルタントを介さずに進めようとすると障壁が生じるという。マツバラは、コンサルタントや卸業者に利益がある仕組みなのかを問い、ひめ先生は医師がコンサルティング料を支払うことに触れた。ひめ先生は医師会との関係や利権にも言及したが、具体的な根拠や事例は提示されていない。 薬剤卸の制約と代替流通 ひめ先生は、検査関連では別の方法を取れる場合がある一方、薬剤の卸取引は特に厳しいと述べた。また、最近のパターンとして、力を持つ薬局が卸業者から仕入れ、開業医に薬を販売する形ができていると説明し、その過程でコストが上がるとの見方を示した。これらはひめ先生の説明・評価として語られており、議論中に独立した確認は行われていない。 院外処方と薬局グループの流通 ひめ先生は院外処方箋そのものには賛成としつつ、薬局側の力学によって院外処方へ誘導されている側面もあると指摘した。薬局はクリニックの敷地内にあるように見えても別番地で、患者を特定の薬局へ誘導できない建前がある、と説明した。さらに、大手薬局グループでは卸業者との窓口や在庫流通をグループ内でまとめ、大量仕入れや配送を行うため、個別の医療機関が独自に仕入れるのは難しくなるというのが、ひめ先生の説明だった。 クリニックと隣接薬局の経済的関係 マツバラが、隣接薬局とクリニックが一体のように見える状況を確認すると、ひめ先生は、薬局の在庫を持たずに済むことが開業医の在庫リスク軽減につながると説明した。また、薬局の物件は賃貸であることが多く、隣接する開業医が薬局のオーナーとなって定期収入を得るケースもあると述べた。一方で、大手薬局チェーンが所有する建物にクリニックがテナントとして入る場合も話題になり、ひめ先生は、その場合は薬局が大家であっても問題ないと述べた。 ひめ先生は、重要な問題に見えるのにどの報道機関も触れていないとして懸念を示した。マツバラが薬の問屋を例に話題を具体化し、製薬メーカーとクリニックの間に複数の卸業者がいること、卸業者によって価格が異なることを確認した。 マツバラは、クリニックが卸業者を比較して安い仕入れ先を選ぶのではないかと質問した。ひめ先生は、それが現在は難しいと答え、新たに開業する医師が薬や検査の取引先を探して申し込んでも、まず「新規の受付は今行っておりません」と言われることがあると説明した。 ひめ先生によると、卸業者との取引が難しい場合に開業コンサルタントが関与し、仕入れ先が決まって手続きが進むことがある。コンサルタントを外して自力で進めようとすると障壁が生じるとも述べた。マツバラは、コンサルタントが関与することで誰にどのような利点があるのかを問い、ひめ先生は開業医がコンサルティング料を支払うことや、医師会との関係・利権の可能性に触れた。具体的な根拠は示されず、マツバラも発言が核心に近いとして慎重さを促した。 ひめ先生は、検査については回避策があり得る一方、薬剤ディーラー・卸業者との取引はかなり厳しいと説明した。さらに、近年は力を持つ薬局が卸業者から仕入れて開業医に販売するパターンができていると述べ、そこでコストが上がると指摘した。 ひめ先生は、クリニックが直接薬を仕入れにくい状況を踏まえ、院外処方箋には賛成しつつも、権力関係によって院外処方に誘導される側面があるとの見方を示した。マツバラは、院外処方はクリニックが大量の薬を抱えられないためだと思っていたと述べ、ひめ先生はその理解とは異なると答えた。 ひめ先生は、クリニックに隣接して見える薬局が別番地であることや、薬局グループが卸業者との窓口を担っている場合があることを説明した。グループ内で在庫を融通し、大量仕入れ・配送を行う一方、個別の医療機関が独自に卸業者と取引しようとすると門戸が閉ざされる、というのがひめ先生の説明だった。マツバラは、結果として個別の取引ができないという理解でよいか確認した。 ひめ先生は、薬局を介した体制には開業医側の利点もあるとして、薬の在庫リスクを避けられることを挙げた。また、薬局への患者誘導は本来できないとされる一方、隣接していれば患者がその薬局を利用しやすいという状況にも触れた。薬局の物件は賃貸であることが多く、隣接する開業医が薬局のオーナーとなり、定期的な収入を得るケースもあると説明した。 マツバラは、大手薬局チェーンの中にクリニックがテナントとして入る形にも触れた。ひめ先生は、薬局側が大家となる形は問題ないと述べたうえで、従来は開業医が敷地の一部や建物を薬局に貸す形があったが、最近は逆に薬局オーナーの建物で開業医が開業する形もあると説明した。これをひめ先生は法の穴を突く形だと評したが、具体的な法的根拠の説明に入る前に、マツバラが次の話題へ移った。 該当する明示的なアクションアイテムはありません。 出演者の説明では、医薬品卸によって価格は異なる一方、クリニックが卸を自由に選んで安い見積もり先から仕入れることは難しい。新規取引を受け付けていないと言われる場合があり、コンサルタントが入ると仕入れ先の段取りが決まる一方、自力で進める場合は障壁があるとのこと。検査の発注には回避できる余地があるが、医薬品卸については特に厳しいと説明された。近年は、力のある薬局が開業医に薬を販売する形もあるとされ、その場合はコストが上がるとの見解が示された。医師会との癒着や利権に関する懸念も口にされたが、具体的な根拠や関係の詳細は示されなかった。出演者は、保険制度の中で生じる無駄を考えるうえで、こうした状況を知る必要があると述べた。出演者の一人は院外処方そのものには賛成としつつ、院外処方への移行には、薬の在庫負担だけでなく、関係者間の力学による誘導もあるとの見方を示した。説明では、クリニックに隣接して見える薬局は別番地・別区域で、薬局グループ内では在庫が流通していることがある。卸との窓口をグループ内に集約し、大量仕入れや配送を行う一方、個々の医療機関が独自に仕入れようとすると取引の道が閉ざされる、という主張があった。院外薬局を利用する形には、クリニック側が薬の在庫リスクを避けられる利点があると説明された。また、患者を薬局へ誘導してはいけないとされる一方、薬局が隣接していれば患者が利用しやすいという指摘もあった。薬局が賃貸物件で、開業医が薬局のオーナーとなり定期収入を得る形があるとの説明があった。一方、薬局が大家で開業医がテナントとして入る形も問題ないとされた。さらに、薬局オーナー側の建物で開業医が開業する形について、出演者は「法の穴を突いている」と述べた。各形態の法的評価や実態の詳細は議論内で確認されていない。明示的なアクション項目は確認されなかった。 チャプター報道されていない問題への懸念と薬剤流通の話題‎新規開業医は

  6. Oct 27

    No.812 保健崩壊、検査崩壊

    要約 10月27日火曜日の「ナンバー812」と紹介された回では、前日からの続きとして、保険診療における検査の仕組みと、検査機関・医療機関に生じていると話者が説明するコスト上の問題を取り上げた。ひめ先生は、検査結果が治療や紹介先の判断に必要である一方、検査機関や検体集配の維持が難しくなっていると述べた。マツバラは、国が診療報酬上の価格を定める一方で、検査や薬の仕入れ価格に差があることの不整合を問いかけた。制度上の問題について結論や合意には至らず、終盤ではマツバラが話題を明日に回すことを提案したが、その提案への返答は記録されていない。 検査の遅れが医療判断に及ぼす懸念 ひめ先生は、血液検査などの検査は、結果を確認して薬や次の対応を判断するため、急を要する場合があると説明した。そのうえで、保険診療の制約で料金が下がり、都心部で検査センターを維持・開設することが難しく、郊外でも維持がやっとで、検体の集配にも限界が来ているとの認識を示した。マツバラは、検査会社が個々の病院から検体を集める対応に手いっぱいになっているという前日の話を振り返り、ひめ先生は、その背景を単なる忙しさではなく、コストに見合わないことだと述べた。 検査と医療機関の紹介・振り分け ひめ先生とマツバラは、患者が高度医療機関に集中しないよう、一般のクリニックが患者を診て、必要に応じて高度医療機関へ紹介する仕組みについて話した。ひめ先生は、検査が一般の医療機関にとって、緊急性や高度医療機関へ急いでつなぐ必要性を判断する材料になると説明した。検査が停滞すれば、薬を選ぶ前段階の判断や患者の振り分けにも影響しうる、というのが議論の要点だった。 公定の診療報酬と検査・薬の仕入れ価格 マツバラは、検査の価格が国によって定められているのに、検査会社の費用が合わず、価格競争になるのはなぜかと疑問を示した。ひめ先生は、保険診療点数は医療機関が受け取る金額であり、検査会社が医療機関に請求する検査費用は別に存在すると説明し、同じ検査でも会社によって納入価格に差があると述べた。また、薬についても、薬価が定められている一方で仕入れ価格は一様でなく、ジェネリック薬の納入価にも差があると説明した。マツバラは、安く仕入れられる側が有利になる構造や、価格が定まる一方で仕入れ値がばらつくことの妥当性を問いかけた。こうした価格差の実態や制度上の評価について、会話内で検証や結論は示されていない。 話題の持ち越し提案 薬の仕入れ価格の話を受け、ひめ先生は、話している内容が大きな問題提起になりうるとの感触を示した。マツバラは、話題を明日に回してもよいかと尋ねた。これは持ち越しの提案・確認であり、相手の同意や具体的な進行担当は記録されていない。 前日からの検査と保険の話題を続け、ひめ先生は、血液検査などは結果をもとに治療方針を決めるため、急ぎの判断に必要なことがあると説明した。保険診療の制約によって料金が下がり、都心部の検査センターの維持・開設が難しく、郊外でも維持がやっとで、検体集配にも限界が来ているとの見方を示した。マツバラは、検査会社の集配が手いっぱいになっているという前日の説明に触れ、ひめ先生は、問題の背景は忙しさだけでなくコストに見合わないことだと述べた。 ひめ先生は、一般の医療機関から患者を必要に応じて高度医療機関へ紹介し、高度な医療資源への患者集中を避ける仕組みを説明した。マツバラは、大学病院などでは紹介状が必要となる場合があると応じた。ひめ先生は、一般の医療機関が緊急性や高度医療機関へ急いで紹介すべきかを判断するうえで検査が重要であり、検査は薬を決める前の段階にも関わると述べた。検査の停滞は、こうした判断過程に影響するとの懸念が示された。 マツバラは、国が検査の価格を決めるのに、検査会社がコストに見合わないとして価格競争になるのは不自然ではないかと質問した。ひめ先生は、医療機関が受け取る保険診療点数と、検査会社が医療機関に請求する検査費用は別のものだと説明し、検査会社によって同じ検査の納入価格に多少のばらつきがあると述べた。マツバラは、仕入れ価格が異なる理由や、低価格の会社から調達するのが自然ではないかという疑問を示した。 ひめ先生は、薬についても薬価と仕入れ価格は別で、薬やメーカーによって納入価が異なり、ジェネリック薬でも仕入れ値に差があると説明した。マツバラは、販売価格が同じでも仕入れ値が違えば、安く仕入れる医療機関や薬局が有利になるのではないかと問いかけた。ひめ先生はこの話を「暴露話」になりうると表現し、マツバラは議論を明日に回せないかと提案した。話題を持ち越すことへの合意は記録されていない。 血液検査などは、結果を見て治療や薬の方針を決めるため、迅速さが重要だと話し合われた。一般の医療機関が検査結果をもとに緊急性を判断し、高度な医療機関への紹介が必要かを見極める役割もあるとの説明があった。話者2は、保険診療の制約で検査の料金が下がり、都心部では検査センターを設けられず、郊外では維持するのがやっとで、検体の集配にも限界が来ていると述べた。検査会社が対応に追われる理由については、単なる多忙ではなく、コストに見合わないことだと説明した。話者1は、検査の診療報酬が国によって決められているのに、検査機関が価格競争になる点に疑問を示した。診療報酬として医療機関が受け取る金額と、検査会社が医療機関に請求する金額は別だと説明された。同じ検査でも検査会社によって納入価に差があるという。話者2は、この状況を「崩壊した」と評価した。薬についても、薬価は定められている一方で、医療機関や薬局が仕入れる納入価は異なるとの説明があった。ジェネリック医薬品も仕入れ値に差があり、処方薬では仕入れ値に2倍から3倍の開きがある場合もあると述べられた。そのため、話者1は安く仕入れるほど医療機関や薬局の収益に影響するのではないかと確認した。価格差の実態や、国が定める診療報酬・薬価と納入価の関係をどう捉えるかについて、結論には至らなかった。話者1から、話題が重大に感じられるため「明日に回してもいいか」と提案があったが、延期について明確な合意は確認できない。明示的なアクションアイテムは確認されなかった。 チャプター保険診療下の検査体制と検体集配への懸念‎検査を用いた患者の振り分けと紹介判断‎検査機関の請求額と保険診療点数の違い‎薬の納入価の差と翌日への持ち越し提案‎行動項目担当未定: 検査・薬の納入価に関する話題を明日に持ち越すことを検討する(マツバラが提案したが、同意や担当は記録されていない)。 ‎検査・薬剤の保険診療価格と供給体制検査の役割と供給体制診療報酬と納入価未決事項アクションアイテム

  7. Oct 26

    No.811 血液検査は遠くなりけり

    要約 本会議では、血液検査をめぐる保険点数と検査会社の運営コスト、検査センターの郊外集約による結果判明の遅れや緊急対応の難しさ、さらに保険請求の仕組みが医療機関や検査会社に与える影響が話し合われた。ひめ先生は、検査にかかる費用が上昇する一方で保険点数が引き下げられ、検査センターの集約や人員削減につながっていると説明した。マツバラは、その結果として医療の水準や患者にとって必要な対応に影響が出る懸念を示し、不要・低価値な医療の見直しや事務の自動化にも言及した。具体的な制度変更や対応策の決定はなく、保険制度に伴うコスト抑制と検査・診療の質の両立が未解決の課題として残った。 保険点数と検査コスト ひめ先生によると、血液検査の項目や組み合わせごとに保険点数が定められており、その点数は下がってきている。一方、試薬、人件費、検査機器などにかかる費用は上昇していると説明した。マツバラは、社会保険を維持するための医療費抑制が、保険点数によるコスト制限として検査にも及んでいると整理した。 検査センター集約と結果判明の遅れ ひめ先生は、検査センターの維持費を抑えるため、都市部のセンターが郊外に集約されていると説明した。検体はクリニックなどから郊外へ運ばれるため、回収・搬送に時間がかかり、検査結果が出るまでの時間差が生じうる。マツバラは、人員削減によって回収・搬送を担う人の数も限られると指摘した。ひめ先生によると、以前のような緊急の検体回収が難しい地域もあり、院内検査機器では検査センターの項目や対応範囲を補いきれない場合がある。結果判明の遅れは治療の遅れにつながる可能性があるとして、両者は患者への影響を懸念した。 保険請求の運用と見直しの論点 マツバラは、必要性の低い検査や長期的に続く医療の費用を見直す必要性を提起した。ひめ先生は、高額な検査が必要であっても保険診療で請求した際に認められないことがあり、その場合、検査費用だけでなく診療全体の請求にも影響し、医療機関での再処理に人件費がかかると説明した。マツバラは、電子カルテなどを使った判定の自動化が可能ではないかと述べたが、ひめ先生は、電子カルテ上で確認できる内容に沿っていても請求が認められないことがあるとした。保険制度の運用やコスト削減のあり方をどう変えるかについて、結論は出ていない。 ひめ先生は、血液検査にも薬価と同様に保険点数があり、検査項目や組み合わせごとに金額が定められていると説明した。点数が下がる一方で、試薬、人件費、検査機器などの費用は上昇しているという。マツバラは、社会保険を維持するための医療費抑制策が、こうした点数の制約として検査分野にも及んでいると述べた。 ひめ先生は、検査結果が治療に反映されるまでの時間差は小さい方がよいとしたうえで、コスト削減のため検査センターが郊外に集約されていると説明した。都市部のクリニックで採取された検体も郊外へ搬送され、回収ルートや人員の制約から、以前のように緊急で検体を取りに来てもらうことが難しくなっている場合があるという。マツバラは、企業側の人件費上昇や人員削減が、回収・搬送に充てられる人員数の制限につながると指摘した。ひめ先生は、院内検査機器では検査センターの検査項目や対応範囲を代替しきれないことがあり、結果の遅れが治療の遅れにつながりうると懸念を示した。 マツバラは、検査センターが運営コストを抑えるために都市部から郊外へ移り、検査にかかる時間が増えていると整理し、必要な医療に影響する懸念を示した。ひめ先生は、血液検査は薬のように備蓄できず、その日のうちに検査を始める必要がある点も課題として挙げた。両者は、保険制度の費用抑制に伴うしわ寄せが生じているとの見方を示したが、制度の変更について合意や決定には至らなかった。 マツバラは、医療費を抑えるには、必要性の低い検査や医療、成人病などで継続する受診のあり方を整理し、必要な医療と低価値な医療を見分ける必要があると提起した。ひめ先生は、高額な検査が必要でも保険請求が認められないことがあり、診療全体の請求に影響したうえで、医療機関に再処理の負担がかかると説明した。マツバラはカルテに基づく点数判定などの自動化に触れたが、ひめ先生によれば、電子カルテ上の確認に沿っていても請求が認められない場合がある。請求処理の仕組みをどう改善するかは未解決のままとなった。 明示されたアクション項目はありません。 出演者は、血液検査の保険点数が引き下げられる一方、試薬・人件費・機器などにかかる費用は上がっていると説明した。検査センターを街中で維持しにくくなり、郊外への集約が進んでいるとの話があった。その結果、検体の搬送時間が延び、集配人員にも制約が生じて、回収時刻が定まり、急ぎの検査に対応しにくくなっているという。検査結果が遅れると治療開始も遅れる可能性がある、という懸念が示された。院内検査機器を持つ選択肢もあるが、検査センターと比べて対応できる項目などに限界があるとの説明があった。出演者は、こうした状況を医療水準の低下や患者にとっての不利益につながり得る問題として捉えていた。医療費抑制のための保険点数の制約が、検査体制にも影響しているとの見方が示された。出演者からは、必要な医療と低価値な医療を整理し直す必要があるという意見が出たが、具体的な方針や合意は示されていない。高額な検査について、保険診療で実施しても認められず、出演者の説明では、検査分だけでなくその診療全体の請求が認められず、やり直しに伴う医療機関の事務負担も生じるという。電子カルテ上で条件を確認できても、請求が認められない場合があるとの指摘があった。一方、判定の自動化を提案する発言に対し、電子カルテで確認できる内容どおりに進めても認められないことがあると説明され、判定理由への疑問が残った。保険制度のあり方を見直す必要があるという意見は出たものの、具体的な変更案や決定には至っていない。明示的なアクション項目は確認されなかった。 チャプター保険点数の引き下げと検査コストの上昇‎検査センターの郊外集約による搬送・緊急対応への影響‎医療費削減と保険制度の運用上の課題‎低価値医療の見直しと請求処理の負担‎行動項目血液検査の保険点数と検査体制をめぐる議論現状として共有された課題制度運用への意見と未解決事項アクション項目

  8. Oct 23

    No.810 PHP狂想曲

    要約 10月23日金曜日の「ナンバー810」の放送では、PHPをめぐる騒動と、それに伴うウェブサイトやネットワークシステムの停止について、マツバラとひめ先生が影響や復旧上の問題を話し合った。障害の背景として、修正パッチが提供されても配布元や管理窓口が利用できず、各システム側で確認・対応しにくい状況が語られた。予約や医療などのサービスがウェブに依存することのリスク、情報をサービス側に保存する利便性と危険性、今後のバックアップや自動化のあり方も論点となった。具体的な対応方針は決まらず、影響や復旧状況を引き続き注視する段階として議論が終わった。 障害の広がりと復旧上の制約 ひめ先生は、ウェブシステム同士が連携している例や、重要な情報インフラに関わるウェブページへの影響を挙げ、観光庁、気象庁、厚労省のサイトなどが停止したと説明した。マツバラは、日本のサービスで停止が相次いだ一方、MetaやGoogleなど海外のサービスでは同様の停止がほとんど見られなかったという印象を述べた。また、サーバー管理会社の窓口にもアクセスできず、障害状況を確かめにくかったという。ひめ先生によれば、修正パッチが配布されても大元が停止していて適用できないケースがあり、各システムの担当者が対応を進めにくい状態だった。マツバラは、パッチ適用後に再開したところも比較的多いと述べた。 自社サイトで発生したエラー マツバラは、自社ウェブサイトの設置先をセキュリティ上の理由で明かさないとしたうえで、予約などの仕組みを含むシステムを構築している最中に停止が起きたと説明した。停止直後に多数のエラーが届き、窓口が塞がれたため、内部で何が起きているのか確認できず、エラーがループしているような状態になったという。ひめ先生は、システム担当者の中には金曜日時点でも作業が終わっていない人がいるのではないかと懸念した。 認証情報と利用者データのリスク マツバラは、パスワードの使い回しなど基本的なセキュリティ上の注意を促した。また、ログインや次回以降の決済を便利にするため、氏名やクレジットカード番号などをサービス側に登録する利用が広がり、データを預けた状態になっていることがリスクにもなると指摘した。ひめ先生は、サイバー攻撃が相次ぐ中で情報が抜き取られたと述べたが、会話では対象や規模などの詳細は示されなかった。 脆弱性の公表と医療現場への影響 マツバラは、脆弱性情報が公表されたのは修正パッチをリリースできる見通しが立った段階だったのではないかと説明した。修正可能になる前に情報を公開すれば、脆弱性が悪用されるおそれがあるためだという。また、医療機関では電子カルテを閲覧できない、予約システムが停止して当日の患者を確認できないといった問題が起こり得ると話した。ウェブシステムを利用する組織全般に大きな影響が及んだというのが、両者の認識だった。 バックアップと重要インフラの継続性 マツバラは、予約情報などを事前に紙へ印刷しておく必要があるのか問いかけた一方、それでは時代に逆行するとも述べ、望ましいバックアップ方法は未解決の論点として残した。ひめ先生は、自動化が進む中で起きた今回の騒動を踏まえ、今後1週間ほどの状況に関心を示した。マツバラは、マイナンバーカードの顔認証などの認証作業は止まらなかったと述べ、今回の障害は医療に限らずさまざまなインフラに関わると確認した。次回もサービスが適切に稼働することへの期待は示されたが、具体的な対策や担当者は定められなかった。 ひめ先生は、ウェブシステム間の連携や、観光庁・気象庁・厚労省などの情報提供ページへの影響を挙げた。マツバラは、日本のサービスでは停止が相次いだ一方、MetaやGoogleなど海外のサービスでは、同じような停止はほとんど見られなかったという見方を示した。また、サーバー管理会社の窓口にもアクセスできず、原因や影響を確認しづらい状況があったという。ひめ先生は、修正パッチが配布されても配布元が停止していれば各システム側で適用できないと説明し、マツバラはパッチ適用後に再開したサービスも比較的多いと述べた。 マツバラは、自社サイトの設置先はセキュリティ上明かさないとしつつ、予約機能などを含むシステムを構築している最中に停止が起きたと説明した。停止直後にエラーが多数届いたが、窓口が利用できなくなったため、内部の状態を確認できず、エラーがループするような状況になったという。ひめ先生は、金曜日時点でも対応を終えられていないシステム担当者がいる可能性を指摘した。 マツバラは、パスワードの使い回しなど基本的な対策の重要性に触れた。氏名やクレジットカード番号をサービスに登録し、次回から入力を省ける利便性が広く使われる一方、情報をサービス側に保持させていることがリスクにもなると指摘した。ひめ先生は、サイバー攻撃が相次ぐ中で情報が抜き取られたと述べたが、具体的な情報の種類や被害の範囲はこの会話では明らかにされなかった。 マツバラは、脆弱性の存在が公表されたのは、修正パッチを提供できる見込みが立ってからではないかと説明した。修正前に公表すれば脆弱性が悪用されるおそれがあるため、という理由を示した。また、医療機関では電子カルテを確認できない、予約システムが止まり当日の患者を把握できないといった支障が起こり得ると述べた。ひめ先生も、ウェブシステムを使う組織に広く影響が及んだとの見方を示した。 マツバラは、予約情報を前日に紙へ出力するようなバックアップが必要なのか問いかけたが、それでは時代に逆行するとも述べ、具体策は結論づけなかった。ひめ先生は、自動化が進む中で起きた障害について、今後1週間ほどの推移を注視したいとした。マツバラは、厚労省のウェブサイトは停止していた一方、マイナンバーカードの顔認証などの認証作業は止まらなかったと述べた。医療以外のインフラにも関わる問題として、次回もシステムが稼働することへの期待を示して議論を締めくくった。 該当する情報はありません。明示的なアクションアイテムは確認されませんでした。 PHPをめぐる脆弱性騒動で、各種ウェブシステムの停止や利用への影響が話題となった。出演者によると、修正パッチは配布されたものの、サーバー管理会社などの窓口自体が停止していて、パッチ適用や状況確認ができないケースがあった。パッチ適用・アップデート後に再開したサービスも多い一方、放送時点でも対応が終わっていないシステム担当者がいるのではないかとの見方が示された。観光庁、気象庁、厚労省のウェブサイト停止や、医療機関で電子カルテや予約システムを利用できない事例が挙げられた。カードの顔認証など、止まらなかった機能もあったと評価された。出演者は、日本のサービスで停止が相次いだ一方、MetaやGoogleなど海外サービスでは目立った停止はほとんどなかったと述べた。出演者側のウェブサイトも停止し、エラー通知が増えたうえ、窓口が塞がれて原因や内容を把握できず、エラーが内部でループする状態になったという。サイトの設置先はセキュリティ上の理由で明かされなかった。出演者は、脆弱性の公表は修正パッチを提供できる段階になってから行われたのではないかとの見方を示した。穴を塞ぐ前に公表すると悪用される懸念がある、という説明だった。パスワードの使い回しへの注意が呼びかけられた。また、氏名やクレジットカード番号などをサービス側に保存して利便性を高める仕組みについて、情報を預けることがリスクにもなると指摘された。情報が抜き取られたとの発言もあったが、対象や範囲は示されていない。予約などの自動化が進む中、障害時にどう業務を継続するかは未解決の論点として残った。予約情報を前日に紙に出力しておく案も挙がったが、紙に戻ることへの懸念も示された。今後1週間ほどの状況に関心が示され、今回の停止を切り抜けたシステムが次回も継続して動くことへの期待が述べられた。対応策やバックアップ方法について、具体的な決定はなかった。明示的なアクション項目は確認されなかった。 チャプターPHPをめぐる障害と各種ウェブサービスの停止‎自社サイト

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人生楽しむために綺麗でいる ヒメクリニック 院長武藤ひめがお送りするPODCAST

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