くらしのはなし

くらしのはなし

「くらしのはなし」は、沖縄在住の石川レンと東京在住の今井、そしてわかこが、それぞれの日常を暮らしていく中で「ああ、これ誰かともっと話したいな」と思うことを持ち寄って、寄り道しながら会話を重ねていくポッドキャストです。目的も意味もないまま、そのとき感じたこと、思ったことを流れに身を任せて話すのって、たのしい。 2024年年末からは、ふたりの同僚であったわかこも一緒に3人で、「くらしのはなし」をスタートしました。 【石川レン】 霽れと褻がある暮らしを求め、沖縄にUターン移住。会社を創り自分を雇って、家族5人でゆるゆると生活しています。 https://faretoqe.jp/ 【いまい】 都内在住の兼業主夫。小学校と保育園に行かないこども2人のホームスクーリングを渋々やりつつ、仕事など趣味をいろいろやっている。 https://lit.link/imaishunsuke 【わかこ】 ◎Twitterハッシュタグはすべて平仮名で #くらしのはなし でお待ちしております。 ◎番組へのお便りはこちら。 https://forms.gle/soJMNGqTyrGmvuB2A

  1. Aug 11

    #71 最近めっちゃモヤモヤしたこと(信条と配慮、想像力)

    わかこさんのモヤモヤ相談回。カフェで企画した価値観ワークショップの開発者がイスラエルの企業だと分かり、「イスラエル発だと明かさない方がいい」という意見が出たことから、不買運動のロジックはどこまで成立するのか、個人と国家を切り離して考えること、個人の主張と「場としてのスタンス」を分けることを掘り下げます。ヒンドゥー教徒と牛の例えから見える「主義主張と布教(バウンダリー)の切り分け」、後半は「福祉はなくなった方がいい」と言われたときのドギマギ、「沈黙は肯定ではない」という整理、ネタバレ世代と分断の過渡期、SNSの揺り戻しとBeRealまで。 <目次> カフェで企画した価値観ワークショップ/開発者がイスラエルの企業だと判明/「イスラエル発と明かさない方がいい」という意見/不買運動のロジックと戦争への加担/個人と国家は切り離して考えたい/どこまで括るのか、さじ加減の問題/正しそうな主張に言い返せない空気/個人の主張と「場のスタンス」を分ける/イスラエル国籍の参加者が来たらどうする?/主義主張と布教を切り分けるバウンダリー/ヒンドゥー教徒と「牛を食うな」の例え/「福祉はなくなった方がいい」と言われて/沈黙は肯定ではない、という整理/ネタバレ世代と分断の過渡期/X離れとBeReal、SNSの揺り戻し

  2. Jul 28

    #70 社会との関わり方を模索中(自分中心から抜け出すために)

    レンさんの事業相談回。39歳、合同会社の利益の10%を「稼ぐこと以外」に使いたい——でも寄付でごまかすのではなく、自分の事業として作れないか?というモヤモヤから始まります。コテンラジオ深井さんの「壮年期」論、若子さんが関わる「支援する人・される人を溶かすカフェ」と24時間型訪問介護スタートアップ、今井さんの地域づくり・本屋・「手紙を受け取るよ」の実践を経て、ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」とハンナ・アーレント『人間の条件』(労働・仕事・活動)が補助線に。名前のない取り組みを自分の事業として認めていい、一人で彫らずに「巻き込まれる側」に行く——1年後の経過報告をお楽しみに、という回です。 <目次> 法人として「10%違うこと」をやらないとダサい/事業の延長線上で新商品を作り続ける違和感/39歳、稼ぐことだけに振っていいのか/コテンラジオ深井さんの「壮年期」論/寄付でごまかすか、自分の事業として作るか/支援する人・される人を溶かすカフェ/24時間型訪問介護スタートアップへの関心/制度を作っても担い手が地域にいない問題/ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」という概念/不登校の子と本屋の店番という役割づくり/手紙を「受け取るよ」がプチバズした話/助成金申請「スケールってそんなに偉いのか」/横展開と世代を繋ぐことは違う/ハンナ・アーレントの労働・仕事・活動/一人で彫らず「巻き込まれる側」に行く

  3. Jul 14

    #69 高まる純度と身につく権威(中年は「自分らしさ」とどう付き合えばいいのか?)

    今井さんが、自分にフィットしない仕事を辞めようと断りのメールまで書いたのに、最後の最後でひっくり返して続けることにした話。「自分らしい仕事」を選びすぎることと、きれいごとだけで稼ぎに向き合わないこと——2つの反省から、「純度を上げすぎる危うさ」というテーマに展開します。42歳になり、誰も意見を言ってくれなくなる年齢だからこそ、白いマガタマの中に黒点がある対極図のように、苦手なこと・できない経験・下っ端になる時間を意識的に取り込む。パワーはあるのに軽やかな人と、純度が高くて重くなっていく人の対比から、「どういう大人になりたいか」まで語り合った回です。 フィットしない仕事を辞めようとした話/守備範囲の広さで頼まれる便利屋ポジション/75点と95点の間で狙わない自分/唯一のメリットは見入りの良さ/断りのメールを最後にひっくり返す/「自分らしい仕事」を選ぶことの落とし穴/きれいごとだけでは家庭経営は回らない/純度を上げたくなる42歳という年齢/40代男性には誰も文句を言わなくなる/適切な権力・権威の使いこなし方/白いマガタマの中の黒点=対極図のイメージ/すき家のワンオペで怒られる想像/22歳のギャル先生に習うダンス教室/パワーがあるのに空気が軽くなる矢野さん/重くて濃いものが勝つ時代にあえて軽く

  4. Jun 23

    #68 構造と特性のせいにしすぎ問題

    今回はいまいから。 「いま社会のあらゆる問題が"構造"と"特性"のどちらかに帰結しすぎていないか?」といういまいさんの問題提起から始まる回。 NPO/ソーシャルセクターでは「構造を変えなきゃ意味ない」、個人の話では「MBTI/ADHD/HSPだから」という説明が増え、両方が「だから仕方ない」という諦めの言葉になっている。その両極の真ん中にあるはずの個人の意志・責任・感情・楽しさが抜け落ちていく感覚を、ビールケース散乱事件、本屋さんのASD自己申告エピソード、ゆかさんの移動式遊び場の活動などを行き来しながら掘り下げる。「構造もまたMBTIと同じく主観的なフィクションでは?」という陰謀論との近接性の指摘まで広がっていく一回。 <Podcast目次> 構造と特性に寄りすぎてないか?という違和感/NPO・ソーシャルセクターの「構造を変える」論/MBTI・ADHD・HSPで自分を説明する流行/「あなたのせいじゃない」が諦めの言葉になる/本屋ASD自己申告で遅刻を許される違和感/繊細さんだからフィードバック拒否される話/制度を変えることもゴールではない/ビールケースを拾わなかった自分のエピソード/移動式遊び場の活動と「これは支援なのか」/前回『シンシン』のように楽しさで変える道/「真ん中がない」社会変革論への疑問/後輩指導で構造・特性を逆活用する技法/構造もまた主観的・フィクショナルなもの/陰謀論との近接性、ディープステート/もっともらしさが怖い、というラスト #くらしのはなし

  5. Jun 9

    #67 信じることから希望は始まる(映画「シンシン/ SING SING」)

    映画『シンシン(Sing Sing)』のコンテンツ回2作目。 ニューヨーク州シンシン刑務所で実施されている収監者更生プログラムの演劇グループを描いた実話で、出演者のほとんどが本人役(Az Himself)という驚きの作品。斜に構えていた悪党ディバイン・Iが、仲間たちとの信頼関係のなかで少しずつ変わり、ハムレットを堂々と演じるまでの変化。親友マイクの突然死、無実の証拠が却下される絶望、それを支える仲間のケア、そして出所後の感動的な再会まで── 「演劇にこんな効能があったのか」と感嘆する回。 わかさんの大学時代の演劇経験(暗転で手を繋いで舞台へ走る話、公演後に全部ボコボコにバラすエモさ)、本人起用という覚悟の作品作りまで広がる。前回『佐藤さんと佐藤さん』との対比で「ケアに満ち溢れた関係性」が一段と浮かび上がる。 映画『シンシン(Sing Sing)』レビュー回/ニューヨーク・シンシン刑務所の演劇プログラム/出演者ほぼ全員が"Az Himself"の本人役/主役ディバイン・Gと悪党ディバイン・I/「俺に指図すんじゃねえ」斜に構えた初登場/「お前が誰か思い出させてやる」名セリフ/わかさんの大学時代の演劇あるある/感情解放、100%で喜ぶ練習法/ロックな白人の演出家/親友マイクの突然死とゲネプロでの爆発/シャツで迎えに来たディバイン・I/演劇は人間に戻るための時間/暗転で手を繋いで舞台へ走る協力プレイ/本人を起用する作品の絶妙なバランス/前回『佐藤さんと佐藤さん』と真逆のケアに満ちた関係

  6. May 26

    #66 この結末は当然か?二人はどうすればよかったのか?(映画「佐藤さんと佐藤さん」)

    今回は、映画『佐藤さんと佐藤さん』(岸井ゆきの × 宮沢氷魚)のコンテンツ回。 司法試験を目指し続ける夫・保と、彼の伴走者として勉強したのに自分が先に合格してしまった妻・佐知。同じ「佐藤」という苗字でイーブンに始まったはずの15年間で、夫婦のケアが事務的な関係に変質し、ついに離婚へ──。 男のプライドを折るタイミング、男性の"おばちゃん化"、ホモソーシャルの罠、ケア労働の不可視化など、3人で深く掘り下げる回です。 <Podcast目次> 「映画『佐藤さんと佐藤さん』レビュー回/大学で出会った正反対な性格の同名夫婦/司法試験に落ち続ける夫・保/伴走者として受かってしまった妻・佐知/早く予備校行きなさいって思いました/福島に逃げようとした夫に「逃げんなよ」/男女逆転していたらドラマにならない話/交番で「専業主夫は無職」と言われる屈辱/佐々木希に冷たくピシャリ、全男が震えるシーン/「みんな忙しいんだよ」保育園トラブル/ホモソ全開で輝く実家のシーン/自転車のシーン、最初と最後で真逆に/弁護士バッジでテカテカ自信満々の保にゾッ/男性のプライドはいつどこで折るのか/結婚しても佐藤、離婚しても佐藤 #くらしのはなし

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「くらしのはなし」は、沖縄在住の石川レンと東京在住の今井、そしてわかこが、それぞれの日常を暮らしていく中で「ああ、これ誰かともっと話したいな」と思うことを持ち寄って、寄り道しながら会話を重ねていくポッドキャストです。目的も意味もないまま、そのとき感じたこと、思ったことを流れに身を任せて話すのって、たのしい。 2024年年末からは、ふたりの同僚であったわかこも一緒に3人で、「くらしのはなし」をスタートしました。 【石川レン】 霽れと褻がある暮らしを求め、沖縄にUターン移住。会社を創り自分を雇って、家族5人でゆるゆると生活しています。 https://faretoqe.jp/ 【いまい】 都内在住の兼業主夫。小学校と保育園に行かないこども2人のホームスクーリングを渋々やりつつ、仕事など趣味をいろいろやっている。 https://lit.link/imaishunsuke 【わかこ】 ◎Twitterハッシュタグはすべて平仮名で #くらしのはなし でお待ちしております。 ◎番組へのお便りはこちら。 https://forms.gle/soJMNGqTyrGmvuB2A

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