プラネタリウム 一夜語 Podcast

一夜語(ひとよがたり)

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/

  1. 12/12/2025

    一夜語Podcast~2025年12月後半の星空~

    2025年12月後半から2026年1月前半にかけての星空案内です。 0:38 夜空には星空の目印として夏の大三角や冬の大三角があります。星座にも、そのまま「さんかく座」があり、ちょうど年末の午後8時頃には天頂近くに昇っています。アンドロメダ座の足元あたりにある3等星と4等星で作る細長い三角。昔はギリシア文字のデルタ(Δ)に見ていたといいます。さらに「みなみのさんかく座」という星座もありますが、こちらは日本の緯度では見ることができません。 4:33 今年の大晦日、ちょうど除夜の鐘から新年を迎える頃、月とすばる(プレアデス星団)がとても近いところに並んで見えます。月がまぶしくて肉眼ではわからないので、双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。月の間近に星団の星がいくつか見えるはずです。ちょうど日本では両者が一番近づく頃に年越しとなりますが、アメリカやヨーロッパでの年越しの頃にはだいぶ離れてしまうので、今回は自宅組に有利な星空からのプレゼントといえます。双眼鏡を片手に、ゆく年くる年に思いをはせてみては。 2025年が終わります。 たゆまず巡るこの星影が、等しく窓辺を照らしますように。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

    10 min
  2. 11/27/2025

    一夜語Podcast~2025年12月前半の星空~

    2025年12月前半から後半にかけての星空案内です。 0:38 夏の大三角はまだ西の宵空に残っており、はくちょう座の北十字はクリスマスツリーに飾る十字架のよう。天頂付近には秋の四辺形があって、西側の星を結んで下に伸ばすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。今年は近くの土星を結び三角形ができあがり、夏の大三角によく似ています。西と南の三角を見比べてみてください。 4:27 東の空にぼんやりと見えるのはプレアデス星団、すばるです。肉眼でも6個ほど、双眼鏡を使うとより多くの星が集まっている様子がわかる散開星団。数千万年から1億年程度の年齢の、同時期に生まれた星々の集団です。清少納言の枕草子にも登場するすばる、漢字では「統ばる」となり、一つに集まるという意味を持ちます。すばるに続いて昇る赤みがかった一等星は、おうし座のアルデバランです。 8:04 北東の空から見えてくるふたご座は、兄カストルと弟ポルックスに加え、木星も近くにあってまるで三つ子のよう。12月13~15日頃をピークにふたご座流星群も見られます。カストルの近くに輻射点があり、夜半過ぎにはまるで頭のてっぺんから降り注ぐようなイメージとなります。防寒には十分気を付けて、たくさんの流れ星を楽しんでみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

    12 min
  3. 11/12/2025

    一夜語Podcast~2025年11月後半の星空~

    2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。 0:38 西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。 4:48 太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。 天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ #季節の星空の目印#天王星#天文学と化学

    12 min
  4. 10/27/2025

    一夜語Podcast~2025年11月前半の星空~

    2025年11月前半から後半にかけての星空案内です。 0:36 天頂付近に見つかる秋の四辺形。西側の星を結び下におろすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。この星はデネブ・カイトスと呼ばれていましたが、現在の正式名称はディフダです。そして二つの星と秋の四辺形の間に、今年は土星がやってきていて、秋空に三角を作っています。くじら座と秋の四辺形の間には、うお座も見つかります。 「たのしみはまれに魚煮て児等皆がうましうましといひて食ふ時」橘曙覧 7:40 11月18日に、しし座流星群がピークを迎えます。2001年には一時間に千個以上ともいう流れ星が見られた流星群です。母彗星であるテンペル・タットル彗星が約33年で太陽を巡るのにあわせて大出現を繰り返しています。今年は数は多くないものの、明るい流れ星を見るチャンスはあります。いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」という作品では、主人公の双子の名前がテンペルとタットルです。冬間近の夜長、本を読みながら宇宙を旅する彗星を思い浮かべてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ #秋の四辺形#橘曙覧#しし座流星群#プラネタリウムのふたご

    12 min

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一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/

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