コンテンツ過剰接続

私はこーへ / キムラ

番組概要: 様々なポップカルチャーと世の中の接続を過剰に受信する𝑪𝒖𝒍𝒕𝒖𝒓𝒆 𝑮𝒂𝒏𝒈 𝑹𝒂𝒅𝒊𝒐 ハッシュタグは#過剰接続でお願いします! また、note( https://note.com/c_overconnection )にて【感想戦】として収録後の振り返りを、また【別冊】として参戦直後のライブレポや注目すべきポップカルチャー(音楽、アイドル、映画、お笑い)について、月に4回更新中。 番組の感想・あなたのおすすめコンテンツを常に募集中! 回答はGoogleフォームリンクから → https://forms.gle/Es4tnBXoADvjrK9P9 詳細: コンテンツがあり、ファンダムがいて、考察がある。そんな昨今のカルチャー状況の中、どこにも行かずPOPの中に踏みとどまり、アレとコレとを接続し、その先を見出す。『コンテンツ過剰接続』は全身全霊で音楽、映画、アニメ、美術、その他諸々を摂取するあなたをカルチャーギャングへ導きます。この番組を聴取した先に、あなたの日々の文化的生活の価値転倒、「よくわかんないけど、なんかわかった!」の発現があったりなかったりすることでしょう。 Twitter: 私はこーへ( https://x.com/minicoolkohe ) キムラ / Kimura( https://x.com/kimu_ra10 ) 連絡先(ご依頼など): contents.overconnection@gmail.com

  1. JAN 18

    #26 特集:2025年邦楽ベスト10(前半)「ゾス」と「祈り」

    今回の特集は「2025年邦楽ベスト10」 この特集は1月25日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催されるトークイベント「宇野維正presents これはコンテンツ過剰接続ではない」の前半パートになります。10位から6位までを発表します。 コンテンツ過剰接続的邦楽ベスト10のキーワードは「ゾス」と「祈り」。自らに過剰な労働を課すことでQOLを高めようとする「ゾス」と、切実な願いのなかで人間的なオーセンティシーや救済を求めようとする「祈り」。これら2つは一見相反する行動のように思いますが、うまく併せていくことによってカオスな現代をサバイブすることができる。都市の不安と没入、インターネット。そして未来へ。続きはイベントで発表します。お楽しみに。 コンテンツ過剰接続 邦楽ベスト10(Spotifyプレイリスト)▶︎https://open.spotify.com/playlist/5miBO3eZKJpudFfY4j89c7?si=kDJ67jIOSNyLc2v7s2oAiA 5位から1位の発表は↓↓↓ 1月25日(日)阿佐ヶ谷ロフトA OPEN 17:30 - START 18:00 「宇野維正presents これはコンテンツ過剰接続ではない」 出演:宇野維正, 速水健朗, 私はこーへ, キムラ 現地チケット▶︎ https://livepocket.jp/e/6epo- 配信チケット▶︎ https://premier.twitcasting.tv/asagayalofta/shopcart/413921

    1h 15m
  2. 12/26/2025

    #24 特集:実存(前半)「ちいかわとサルトル『嘔吐』」

    『コンテンツ過剰接続』2025年最後の特集は「実存」。年末にふさわしい壮大なテーマでしょう。「人間が存在すること」の不安や不条理を描いた哲学小説の名作、ジャン=ポール・サルトル『嘔吐』をもとに、今回我々が「過剰接続」によって読み解くのはそう、『ちいかわ』です。つまり、サルトルが20世紀における実存主義小説の金字塔としてその王座に座ったのならば、いま21世紀のその椅子に座るのは、他の誰でもない、ナガノだということ。 あなたがふと自分の手を、あるいは自分の名前の文字列をじっと見続けたとき、それが「自分の一部」という認識から離れ、なにか奇妙な肉の塊やうごめく生物のように見えて気味が悪くなった経験はありませんか?サルトルはこの生理的な不快感に「嘔吐」と名付けました。 たとえば 『ちいかわ』におけるキメラ化。かつて「かわいくて無害な住民」だったものが、何か過剰な力を得て、意味不明な奇声を上げる「得体の知れない肉塊」へと変貌してしまう。「あの子」がキメラに変わってしまったエピソードで、ちいかわ達が感じる戦慄こそ、まさに『嘔吐』の主人公・ロカンタンが感じた「今まで知っていた世界が、ドロドロした異質なものに裏返る感覚」そのものです。両作品に共通するのは、「世界は残酷で無意味かもしれない。それでも、何か小さな世界の秩序を見つけて、今日をやり過ごしていくしかない」という、諦念と表裏一体のタフな実存、生活実感です。 21世紀の不条理文学の金字塔こと『ちいかわ』。来年には映画化も控えるこの作品について『嘔吐』をもとに考えることこそ、20世紀と21世紀に共通するテーマを発見し、その先の未来を照らすことに繋がるはずです。年末年始を家族団欒でワイワイと過ごす方も、ちいかわとハチワレのようにふたりでささやかに過ごす方も、ロカンタンのように部屋でひとりごちるだけの方も、このエピソードを聴いて、じっくりと来年に想いを馳せるのはいかがでしょうか。それでは皆さま、良いお年を。 訂正: ちいかわとでかつよの関係性について話していた部分で、ちいかわ族がその場でグィングィンとでかつよになる描写や鎧さんがでかつよになってしまったちいかわをその場で討伐対象に指定する描写の話をしていましたが、原作に直接そのことを描いているシーンはありませんでした。あくまで考察の域を出ていない原作の外の諸々のでかつよ考察を、そのまま原作の展開と誤認してしまっていました🙇

    1 hr
  3. 12/09/2025

    #23 特集:ドパガキ(後半)「『MISHIMA』とオタク敬具」

    今回の特集をするにあたって、三島由紀夫の書いた本を何冊か読んでみたのですが、短期間で一気に読むものではないですね。とても特異な体験でした。気がつくと三島特有の厳格かつ断定的な口調が自分にも伝染しかけており、このままだと日常生活に支障をきたすことになりかねない。無事この特集も録り終えたことですし、暫く三島とはおサラバするのが良さそうです。他の本読むぞ〜!  SpotifyやApple Musicの一年のまとめが出揃い、人々のメチャクチャな聴取傾向を見ていると、まさに「ドパガキ」そのもの。サブスクリプションの登場によって様々なジャンルを過剰に横断する消費行動が容易となった今、私たちは「あるのがいけない!あるのがいけない!」と叫びながら、空腹を満たすために狂ったようにコンテンツを貪り続けるのです。果たしてそこに目的意識はあるのか。ロマンはあるのか。美意識はあるのか。理想的なカルチャー活動とは、ただ闇雲にカルチャー物欲を満たすものではなく、新鮮な判断材料の調達や思考の整理、あるいは価値観を彫琢するために行われるべきもの(べきとまでは言わずともその方が有意義とは思う)であって、手っ取り早く階段を一段二段飛ばすことが真に致命的だということは、たとえ大学まで行かずとも、おおよそ義務教育くらいでとっくに教わることでしょう。自分は現在、ほとんどまったくドーパミンの出ない作業に日々のおよそ8割の時間を費やしているわけですが、その8割の時間で慎ましく、「雨ニモマケズ」のごとく鍛錬を積んでいると、残り2割のドーパミンの発生時に極めて実感を持って快楽を得ることができることに気づきました。磨いて磨いて鍛えて鍛えて耐え凌ぎ、我慢して我慢して…そして蓄積したパワーをようやく解放する瞬間に獲得できるドーパミン。それこそが本当で、それ以外は嘘です。なんてことは言いませんが、三島について考えるようになってからの自分は、以前と比べてどこか変わってしまったようです。この回を聴いたみなさんにも同じような体験が降りかかることを密かに願います。

    1h 22m
  4. 11/30/2025

    #22 特集:ドパガキ(前半)「『MISHIMA』とオタク敬具」

    2025年も残すところあと一ヶ月。『コンテンツ過剰接続』本編の特集も年内ラスト2つ。今回の特集は、なんと「ドパガキ」です。つまりリスナーの皆さんに訴えたいのは、コンテンツ過剰接続的2025年新語・流行語大賞は「ドパガキ(ドーパミン中毒のガキ)」ということです。昨年2024年末、ミセスが「た・す・け・て」で猛威を振るっていた頃、「ドパガキ」という概念を象徴するポストが生まれました。「Mrs. Green Appleのライラックをさっき初めて通しで聴いたんだけど、集中力がないZ世代のガキが途中で再生止めないように一定間隔でメロディに変化を加えてて、ドーパミン中毒のガキ相手の商売って大変だなって思いました(https://x.com/koko_ni_iru4/status/1872982807225815335)」。このツイートを機に、理性を捨てて脳内快楽(ドパミン)に溺れる中毒者を、シニカルかつ愛嬌(あるいは哀愁)を込めて呼ぶネットスラング「ドパガキ」が生まれ、そして2025年、「エッホエッホ」「オンカジ」「チョコミントよりもあ・な・た」「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」「ラブブ」「お前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃお前が行かなきゃ誰が行く」「倍倍FIGHT!」... 見事にドーパミン中毒な一年となりました。なによりも「過剰接続」自体がドパガキそのものなのです。  そんな「ドパガキ」について考える上で、接続するのは、今年の東京国際映画祭で40年ぶりに国内上映されたポール・シュレーダー監督作『MISHIMA』です。三島由紀夫が割腹自殺を遂げた最期の日を舞台に、三島の過去をたどる回想と、三島の小説作品を映像化した劇中劇を織り交ぜながら、その生涯を描いた映画です。これを見ると、三島という人物が自己と理想との乖離に葛藤し、映えに執着し、誰よりもSNS的想像力を先取りしていたことがわかります。つまり三島はドパガキである!というのはあまりにも簡単なので、ぜひ本編を聞いてみてください。

    1h 3m
  5. 11/16/2025

    #21 特集:ポッドキャスト(後半)「素人目線のPodcastのつくり方」

    前半をお聴きいただき、このポッドキャストの壮絶な制作背景がお分かりいただけたと思います。「時間をかければかけるほど良いものが完成する」というのが正しいかどうかは知りませんが、我々が我々のプロダクトに対して十分なクオリティコントロールを遵守していくためには、夜中に何時間も、冴えたアイデアが出るまで決して終わらない打ち合わせとかを続けることが必要なのです。 面白いポッドキャストを作るうえで絶対に欠かしてはならないポイントが「独自性」と「ステートメント」だと思います。まずもって、このポッドキャストでしか得られない体験はあるのか。そして、このポッドキャストはどんな目的意識を持ち、どのように社会を捉え、どうアプローチしているのか。この2つがないものは凡百のそれに終わります。人は簡単に忘れるし、忘れられた者の骨が丁寧に拾われることは滅多にない。そのことに対する強い絶望と危機感があるからこそ、我々は何時間も打ち合わせをし、必死にミッシングリンクを探すわけです。たった数日で忘れ去られるような一時の話題ではなく、時代を長期的に捉え、この先振り返った際にも有効なトピックを選別し、誰も思いつかないような過剰な接続と飛躍を介して、そして最後にようやく「本当」のことへと着地する。それが『コンテンツ過剰接続』のアイデンティティです。今回の特集は自己紹介回であり、カルチャー活動の最先端がサウナからポッドキャストになった時代に対する、我々からの宣言でもあります。どうぞお聴きください。

    58 min

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番組概要: 様々なポップカルチャーと世の中の接続を過剰に受信する𝑪𝒖𝒍𝒕𝒖𝒓𝒆 𝑮𝒂𝒏𝒈 𝑹𝒂𝒅𝒊𝒐 ハッシュタグは#過剰接続でお願いします! また、note( https://note.com/c_overconnection )にて【感想戦】として収録後の振り返りを、また【別冊】として参戦直後のライブレポや注目すべきポップカルチャー(音楽、アイドル、映画、お笑い)について、月に4回更新中。 番組の感想・あなたのおすすめコンテンツを常に募集中! 回答はGoogleフォームリンクから → https://forms.gle/Es4tnBXoADvjrK9P9 詳細: コンテンツがあり、ファンダムがいて、考察がある。そんな昨今のカルチャー状況の中、どこにも行かずPOPの中に踏みとどまり、アレとコレとを接続し、その先を見出す。『コンテンツ過剰接続』は全身全霊で音楽、映画、アニメ、美術、その他諸々を摂取するあなたをカルチャーギャングへ導きます。この番組を聴取した先に、あなたの日々の文化的生活の価値転倒、「よくわかんないけど、なんかわかった!」の発現があったりなかったりすることでしょう。 Twitter: 私はこーへ( https://x.com/minicoolkohe ) キムラ / Kimura( https://x.com/kimu_ra10 ) 連絡先(ご依頼など): contents.overconnection@gmail.com

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