デジタルと教育の庭

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デジタル技術が教育をどのように変えていくのか。新しい学びの形とは何か。 この番組では、そんな問いに対して、研究者、教育者、アーティストといった多様なバックグラウンドを持つゲストを迎え、丁寧に対話を重ねていきます。デジタルと教育にまつわる時勢や出来事について、手入れをしながら考察を深めていく。そんな知的探索の場を、リスナーの皆さんと共に育てていきます。 ・月2回、水曜日に新しいエピソードをお届けします。 ▼出演者一覧: #1-小川さやか(人類学者/立命館大学副学長) #2-安野貴博(AIエンジニア/起業家) #3-菅沼聖(YCAMエディケーター/東京藝術大学特任准教授) #4-苫野一徳(哲学者/熊本大学准教授) and more ▼モデレーター: ・石川琢也(コモンズ研究者/エクスペリエンスデザイナ) ・浅田優月(京都芸術大学デジタルキャンパス局/ArtistCafeFukuoka) ▼ 企画運営/収録/編集: ・大竹真心(京都芸術大学デジタルキャンパス局) ▼ 音声編集: ・冨田夢凜(京都芸術大学 学生) ▼クレジット: ・運営:ArtistCafeFukuoka ・監修:京都芸術大学デジタルキャンパス局 ・ジングル:Tamaki Roy ・カバーアート:浦川大志 ・協力:FGN awabar studio

  1. 11H AGO

    長谷川愛(後半) - 希望を抱くという反抗。リアリティの外側をデザインする。

    ▼10-2「希望を抱くという反抗。リアリティの外側をデザインする。」 🌱 ディストピアを描くことがテック企業の資金源になる時代。SF作家はもう書いてはいけないのか?ホープパンクという新しいジャンル、鏡像生命という危険な研究、そして「現実を解体する」デザイン教育の可能性について語る。 👤 ゲスト:長谷川愛(アーティスト/慶應義塾大学理工学部機械工学科准教授) スペキュラティヴデザインの手法で、生殖技術や合成生物学など先端科学技術が開く未来の可能性と倫理を問う作品を制作💬 このエピソードのキーワード: #ホープパンク #スペキュラティヴデザイン #鏡像生命 #デザイン教育 #リアリティ 📚 このエピソードで学べること: ・SF作家がディストピアを書けなくなった理由 ・希望を描くことがパンクである意味 ・デザイン教育における「現実への寄り添い」の暴力性 ・鏡像生命研究が問う、止められない好奇心の倫理 🔎 関連キーワード: ・人工子宮 ・バンブーパンク ・資本主義リアリズム ・創造と倫理 🔍 関連リンク:・2/7–2/23 鏡像生命香プロジェクトMirror Life Project -Smell of a New Life-・長谷川愛 公式ウェブサイト(作品アーカイブ・展示情報)・鏡の国の生き物をつくる Kaguya Books 202508出版 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    1h 1m
  2. FEB 3

    長谷川愛(前半) - 複雑な市民のための思索。解決策ではないデザインという態度

    ▼10-1「複雑な市民のための思索。解決策ではないデザインという態度」 🌱 人工子宮が無料で使えるクリニックが2074年の東京にあったら? 血縁主義・資本主義・出生主義を超えた生殖技術を構想するアーティストが、インポッシブルベイビーから最新作まで、技術哲学と交差するスペキュラティヴデザインの実践を語る。 👤 ゲスト:長谷川愛(アーティスト/慶應義塾大学理工学部機械工学科准教授) スペキュラティヴデザインやバイオアートの手法で、生物学的課題や科学技術の進歩をモチーフに現代社会に潜む諸問題を問いかける作品を発表。英国王立芸術大学院でアンソニー・ダンとフィオナ・レイビーに師事後、MITメディアラボ研究員を経て帰国。💬 このエピソードのキーワード:#スペキュラティヴデザイン #技術哲学 #人工子宮 #生殖技術 #倫理の壁 📚 このエピソードで学べること: ・スペキュラティヴデザインが「態度」である理由 ・技術と倫理の関係をどう問い直すか ・消費者ではなく市民のためのデザインとは ・「社会的夢想の促進剤」としてのデザイン実践 🔎 関連キーワード: ・インポッシブルベイビー ・同性間生殖 ・バイオアート ・技術決定論 🔍 関連リンク:・アンソニー・ダン&フィオナ・レイビー『Not Here, Not Now』(MIT Press, 2025)・長谷川愛『2000XX年の革命家になるには:スペキュラティヴ・デザインの授業』(BNN, 2022)・RCA Design Interactions 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    55 min
  3. JAN 20

    緒方壽人(後半) - 永遠に他者であるべきAI、そのデザイン

    ▼9-2「永遠に他者であるべきAI、そのデザイン」:テクノロジーとの関係性を再定義する 🌱 デザインエンジニア緒方壽人が語る、AIを「道具」として位置づける決断の背景。人間の主体性を保持し、過度な依存を避けるために、テクノロジーを「ともに生きる存在」ではなく「永遠の他者」として扱うことの意味を探る。 👤 ゲスト:緒方壽人(おがた・ひさと)(デザインエンジニア/takram) takramでプロトタイピングからデザインリサーチまで、テクノロジーと人間の関係性を問い直すプロジェクトに従事💬 このエピソードのキーワード: #AI倫理 #デザインエンジニアリング #人間の主体性 #他者性 #テクノロジー哲学 📚 このエピソードで学べること: ・AIを「道具」と位置づける理由 ・人間の主体性を保つデザイン思想 ・テクノロジーとの適切な距離感 ・他者性が持つ倫理的な意味 🔎 関連キーワード:・他者性 ・デザインリサーチ ・プロトタイピング ・技術倫理 🔍 関連リンク: ・Hisato Ogata(takram) ・takram ・コンヴィヴィアル・テクノロジー 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    1h 5m
  4. JAN 6

    緒方壽人(前半) - デジタルとコンヴィヴィアリティの実践

    ▼9-1「デジタルとコンヴィヴィアリティの実践」:支配しない技術が開く、学びの自律性 🌱 デジタル教育の本質は端末配布ではなく、コンヴィヴィアルな技術による教育の再設計だった。イリイチの思想から読み解く、自律を促すデジタル教育の可能性。 👤 ゲスト:緒方壽人(Takramディレクター/デザインエンジニア) デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスを横断的に手がける。HAKUTO月面探査ローバーの意匠デザイン、NHK Eテレ「ミミクリーズ」アートディレクション、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」ディレクターなど💬 このエピソードのキーワード: #コンヴィヴィアリティ #GIGAスクール構想 #デジタルシティズンシップ #教育DX #生成AI 📚 このエピソードで学べること: ・コンヴィヴィアルな技術とは何か ・GIGAスクール構想の思想的背景 ・デジタル・シティズンシップの本質 ・生成AIが教育にもたらす変化 🔎 関連キーワード: ・イヴァン・イリイチ ・脱学校論 ・個別最適な学び ・協働的な学び ・教育のオープンソース化 ・デジタル格差 🔍 関連リンク: ・コンヴィヴィアル・テクノロジー: 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ(緒方壽人) ・脱学校の社会(イヴァン・イリイチ) ・Common Sense Media 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    46 min
  5. 12/16/2025

    服部滋樹(後半) - デザインが要請する身体性の回復について

    ▼8-2「デザインが要請する身体性の回復について」:デザイン教育と社会実装の現在地 🌱 課題発見能力を育む独自の教育メソッド、ミュージアムと市民をつなぐ新たな仕組み、そして「備えよ、常に」というボーイスカウト精神から語られる、デザイナーの実践的思考法。 👤 ゲスト:服部滋樹(はっとり・しげき)(グラフィックデザイナー/京都芸術大学教授) graf代表として空間・プロダクト・グラフィックを横断するデザイン実践を展開。2000年にロンドン事務所設立。デザインフィロソフィーの教育と社会実装に取り組む。💬 このエピソードのキーワード:#課題発見能力 #スケールの転換 #ミュージアム再考 #仕事を作る #備えよ常に 📚 このエピソードで学べること: ・3m/3km/30km/300kmの距離で変わる課題の質 ・歩くこと・読むことが情報収集になる理由 ・ミュージアムにおける記録と選別の設計思想 ・デザイナーが「仕事をもらう」のではなく「作る」方法論 🔎 関連キーワード: ・リサーチの深度 ・アーカイブの思想 ・ソーシャルデザイン ・コンテンツ戦略 🔍 関連リンク:・graf・京都芸術大学 情報デザイン学科 ・瀬戸内経済文化圏・大阪・関西万博2025 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    1h 8m
  6. 12/02/2025

    服部滋樹(前半) - なめらかさを問うデザイン、あるいは生活という抵抗

    ▼8-1「なめらかさを問うデザイン、あるいは生活という抵抗」:暮らしの肌触りから問い直す 🌱 便利になるほど、人間は退化する――grafが30年間実践してきた「生活からのデザイン」は、シームレスな世界への静かな抵抗だった。消費構造に抗い、摩擦を恐れず、応用力という知性を取り戻すための対話。 👤 ゲスト:服部滋樹(グラフ代表クリエイティブディレクター/京都芸術大学大学院領域長教授) ​1993年からグラフで活動を開始し、暮らしにまつわる様々な要素をもの作りから考え、デザインリサーチからコンセプトを抽出し、地域や社会基盤の再構成と豊かな関係性を生み出すデザインを実践💬 このエピソードのキーワード: #暮らしのデザイン #生活の知恵 #地域再生 #職人の技術 #デザインの拡張 📚 このエピソードで学べること: ・シームレスな便利さが人間の能力を退化させるという視点 ・産地の職人技術を再発見し地域を活性化する方法 ・デザインを「物」から「関係性」へ拡張する思考 ・勝者の歴史だけでなく敗者の物語の重要性 🔎 関連キーワード: ・グラフ ・少年探偵団 ・阪神淡路大震災 ・バブル崩壊 ・スタンダードブックストア ・インスタレーション ・生活の知性 ・野生的能力 ・グッドデザイン賞 ・デジタルアーカイブ 🔍 関連リンク: ・⁠graf(グラフ)⁠ ・『我々は人間なのか』ビアトリス・コロミーナ /マーク・ウィグリー ・スタンダードブックストア 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️ 監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    44 min
  7. 11/18/2025

    勅使川原真衣(後半) - ポスト能力主義の組織論

    ▼7-2「ポスト能力主義の組織論」:メリトクラシーを超えて、関係性が紡ぐ新しいワークスケープ 🌱 能力を固定的なものではなく、関係性の中で変化するものとして捉え直し、ガチャや配属、コンサルという名前まで問い直しながら、これからの組織と働き方を探る対話。 👤 ゲスト:勅使川原真衣(組織開発コンサルタント) タイパ、リスキリング、潰しが利く能力など、世の中で当たり前とされる「能力」の概念を問い直す研究と実践に取り組む💬 このエピソードのキーワード:#能力主義 #組織開発 #ガチャ #関係性 #脱能力主義 📚 このエピソードで学べること: ・能力は個人に固定されたものではなく関係性で変わる ・配属ガチャの本質は不確実性ではなく変更の難しさ ・組織の問題を「すぐ変えられる」視点で捉える重要性 ・能力主義の3ステップ(断定→比較→序列化)とその影響 🔎 関連キーワード: ・配属ガチャ ・外向性と内向性 ・ウェルビーイング ・フレキシビリティ 🔍 関連リンク: ・武田砂鉄のラジオマガジン:文化放送 (水曜日パーソナリティ) ・暴走する能力主義:中村高康著 🎙️ 進行:石川琢也/浅田優月 🖥️監修:大竹真心 🎛️ 編集:冨田夢凜 📨 感想:Spotifyのコメント欄にてお願いします

    44 min

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デジタル技術が教育をどのように変えていくのか。新しい学びの形とは何か。 この番組では、そんな問いに対して、研究者、教育者、アーティストといった多様なバックグラウンドを持つゲストを迎え、丁寧に対話を重ねていきます。デジタルと教育にまつわる時勢や出来事について、手入れをしながら考察を深めていく。そんな知的探索の場を、リスナーの皆さんと共に育てていきます。 ・月2回、水曜日に新しいエピソードをお届けします。 ▼出演者一覧: #1-小川さやか(人類学者/立命館大学副学長) #2-安野貴博(AIエンジニア/起業家) #3-菅沼聖(YCAMエディケーター/東京藝術大学特任准教授) #4-苫野一徳(哲学者/熊本大学准教授) and more ▼モデレーター: ・石川琢也(コモンズ研究者/エクスペリエンスデザイナ) ・浅田優月(京都芸術大学デジタルキャンパス局/ArtistCafeFukuoka) ▼ 企画運営/収録/編集: ・大竹真心(京都芸術大学デジタルキャンパス局) ▼ 音声編集: ・冨田夢凜(京都芸術大学 学生) ▼クレジット: ・運営:ArtistCafeFukuoka ・監修:京都芸術大学デジタルキャンパス局 ・ジングル:Tamaki Roy ・カバーアート:浦川大志 ・協力:FGN awabar studio