コミュニティをもっと楽しく もっと先へ

さかい美佐

Web3 × コミュニティの専門家・さかい美佐が、日々の学びや実践をカジュアルに語るポッドキャストです。 note記事やKindleで書ききれなかった余談や体験談を中心に、 コミュニティマネジメントをもっと楽しく、もっと先へ広げていきます。

  1. 4H AGO

    #213 コミュニティの『継続システム・エンゲージメント学』~一過性から永続へ!メンバーの長期定着を実現する3段階継続基盤設計術~

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。 #213 コミュニティの『継続システム・エンゲージメント学』~一過性から永続へ!メンバーの長期定着を実現する3段階継続基盤設計術~ をお話します。 つかみ 前回の#212では、 理想メンバーを「選んで集める」 質的集客の話をしました。 でも、コミュニティ運営において、 本当の勝負はここからなんです。 どれだけ理想的なメンバーが集まっても、 放置すれば情熱は少しずつ冷めていきます。 そして、多くの運営者は、 つい会員数ばかり見てしまいがちです。 でも、本当に重要なのは、 どれくらい長く滞在しているか。 平均すると何ヶ月続いているか。 この「顧客滞在期間とその平均値」です。 今日は、 メンバーの長期定着を実現する、 3段階継続基盤設計術をお話しします。 結論を言うと、 継続は「気合」ではなく構造です。 盛り上げ続けなければ、 イベントを増やさなければ、 そう考えがちですが、これは持続しません。 必要なのは、 メンバーが自然と居続けたくなる構造。 そして、継続は文化をつくる行為なんです。 理由は3つあります。 【理由その1:会員数より滞在期間がLTVそのものだから】 会員数は瞬間的な指標ですが、 滞在期間は関係性の深さを表します。 そしてビジネス的には、 LTV(顧客生涯価値)そのものです。 滞在期間が伸びるだけで、 収益は安定し、 文化は濃くなり、 紹介も生まれやすくなります。 また、私がよく書いているのが、 この「長く継続してくれているのは誰か?」です。 誰がよく購入してくれているのか? これはビジネスをしていれば、 みなさん気にします。 でも、長期定着は誰か。 実は見落としがちではありませんか? 中には放置のままのサブスクになっているかたもいれば、 静かにいてくださるかたもいるんです。 なので、ぜひ長期定着者リストを 眺めてみてください。 新しい発見や、お声がけの切り口にもなります。 【理由その2:魔の期間で離脱が集中するから】 平均顧客継続期間を算出すると、 多くの場合、 離脱が集中する期間が見えてきます。 例えば、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年。 いわゆる「魔の期間」です。 このタイミングは、 関係性がまだ浅く、 役割も見つかっていない状態です。 つまり、 辞めたいのではなく、 居場所が定まっていないんですね。 私の事例でお話しすると、 30日間無料体験をよく使うんですが、 参加側は「30日"も"あるから、まずは入ってみるか」 そんな心理が働きます。 しかし、運営側からすると、 30日"しか"ない。 そう思わないと、間に合わないんです。 1週間以内で入った新規メンバーから ファーストアクションをもらわないと、 ほぼ、そのまま離脱になります。 つまり、魔の期間を理解して、 そこに手を打つ設計が必要なんです。 【理由その3:段階的コミットメントが継続動機を強めるから】 継続設計の鍵は、 段階的コミットメントです。 私はこれを、 RPGのレベルアップ構造で捉えています。 見学者 ↓ 参加者 ↓ 貢献者 ↓ リーダー この成長の道筋を意図的に設計します。 人は成長実感と役割を得ると、 自然と関与度が高まります。 また心理学的には、 関与した時間や労力が 継続動機を強めます。 これはサンクコスト効果でもあり、 社会的つながりの深化でもあります。 つまり、 継続は「感情」と「構造」の両方で支えられるんです。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:継続診断で平均顧客継続期間を算出する】 まずやるべきは、 平均顧客継続期間を算出することです。 こちらも意外と未着手が多いように思います。 すると、 離脱が集中する期間、 いわゆる「魔の期間」が見えてきます。 例えば1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年。 このタイミングは、 関係性がまだ浅く、 役割も見つかっていない状態です。 つまり、 辞めたいのではなく、 居場所が定まっていないだけなんですね。 ここを特定することで、 手を打つべきタイミングが明確になります。 【アクション2:継続システム設計でRPGレベルアップ構造を作る】 次に、段階的コミットメントを設計します。 見学者→参加者→貢献者→リーダー、 この成長の道筋を意図的に設計します。 前職で使っていたシステムは、 レベルに応じたバッジ付与と レベルアップ表示が自動でできました。 また他の人へのコメントなども ポイントとして計算されていて、 私はよく『貢献ポイント』と呼んでいて、 非常に気に入っていた箇所でした。 重要なことは、 ・メンバー全員から点数やバッジが見えること ・この点数と成長ロードのリンクができていること ・表彰などの機会をつくること この3つです。 【アクション3:永続基盤構築で継続構造を自動化する】 最後は、 この継続構造を自動化することです。 例えば、 ・オンボーディングの自動案内 ・活動量低下のアラート ・貢献者の可視化 ・リーダー育成導線 こうした仕組みが整うと、 継続は運営の努力ではなく、 コミュニティの文化として定着します。 そして理想的なのは、 リーダーが新規メンバーを導く循環です。 この状態になると、 コミュニティは一過性のイベントではなく、 暮らしの一部になるんです。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! もう一度まとめると、 ・会員数より滞在期間がLTVそのもの ・魔の期間で離脱が集中するから手を打つ ・RPGレベルアップ構造で段階的コミットメント設計 でした。 コミュニティ運営は、 集客だけでは成り立ちません。 むしろ、 どれだけ長く関係が続くかが、 価値を決めます。 だからこそ私は、 会員数以上に、 顧客滞在期間とその平均を見ています。 この指標は、 収益の安定、文化の継承、信頼の深化、 すべてに直結します。 継続は偶然ではなく、設計できます。 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

    6 min
  2. 1D AGO

    #212 コミュニティの『質的集客・エンゲージメント学』~数より質へ!理想メンバーを引き寄せる3段階選択的集客設計術~

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。 #212 コミュニティの『質的集客・エンゲージメント学』~数より質へ!理想メンバーを引き寄せる3段階選択的集客設計術~ をお話します。 つかみ 突然ですが、皆さんのコミュニティ、 新規メンバーを集めては、すぐに離脱されて、 また新規を集める、 そんな「穴のあいたバケツ」状態になっていませんか? 私たちの周りには、 売上、会員数、登録数、フォロワー数、 あらゆる指標が「数の多さ」で語られます。 そして、その数の多さは、キラキラ光って見えるんですよね。 でも、 コミュニティにおいては、 人数を増やすことだけが、本当に正義なのか? 私はずっと違和感を感じてきました。 今日は、 数ではなく質を意図的に設計する、 質的集客・エンゲージメント学についてお話しします。 結論を言うと、 集客は、マーケティングの文脈で語られがちですが、 コミュニティにおいては、 集客は文化設計です。 誰を迎え入れるかで、未来の文化が決まる。 だからこそ、 数ではなく質を意図的に選ぶ必要があるんです。 理由は3つあります。 【理由その1:穴のあいたバケツは集客の質が原因だから】 多くのコミュニティが陥るのが、 いわゆる「穴のあいたバケツ」状態です。 新規を集める、すぐ離脱する、 また新規を集める、文化が育たない、 運営だけが疲弊する。 このループは、 単に集客が足りないのではなく、 集客の質が合っていないことが原因なんです。 質というと誤解が生まれるかもしれませんが、 理想のメンバーの定義と実際があっていない、 という意味です。 気をつけないといけないのが、 新規を大量に入れると、 合わないと大量退会になるのと同時に、 既存メンバーの退会も誘発します。 せっかく積み上げてきたコミュニティが 薄まってしまうんですね。 【理由その2:入会数だけを見ると本質を見失うから】 コミュニティの成長を見るとき、 新規入会だけを見ていると、本質を見失います。 つまりバケツに入ってくる蛇口だけ見ている状態です。 ここで重要なのは最低限この3つです。 ・入会数 ・解約数 ・顧客滞在期間(LTVの源泉) これで初めて、 バケツに穴が空いているのか、 穴の大きさまで少しわかるようになります。 新規が多くても、滞在期間が短ければ、 文化も収益も積み上がりません。 逆に、新規が少なくても滞在期間が長ければ、 コミュニティは安定するんです。 【理由その3:新規数は文化を左右するから】 ここは非常に重要です。 もし、今のコミュニティ文化を守りたいなら、 新規数は意図的に絞る。 逆に、文化を変えたいなら、 理想のメンバーを再定義して、 新規数を増やしていくとも言えます。 ただ、今までいてくれた既存メンバーは 非常にありがたい存在なんですね。 なので新規の割合を、 段階を追って増やしていくことをおすすめします。 新規メンバーは、 単なる人数ではなく、 文化を変える要素なんです。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:理想メンバー診断で価値観を深掘りする】 最初にやるべきは、 理想メンバーを明確にすることです。 既存メンバーの中から、 ・長く滞在している ・積極的に貢献している ・コミュニティ文化を体現している いわゆるアクティブメンバーを見つけて、 ・なぜ参加しているのか ・何に価値を感じているのか ・どんな言葉を使うのか を深掘りします。 ここで見えるのは、 属性ではなく価値観です。 そして、重要なのは、 アンケートに頼りすぎないこと。 人の価値観は変わることもありますし、 アンケートだと本音が隠れがちなんです。 一番良いのが、 メンバーといる時間を増やすこと。 日頃から近くの存在になれるといいですね。 【アクション2:選択的集客設計で理想メンバーだけに響くメッセージを作る】 次に、 理想メンバーだけに響くメッセージを設計します。 これは広く届けるメッセージではなく、 特定の人だけが反応する言葉です。 場合によっては、 「このコミュニティは〇〇な人には向いていません」 と明確に言い切ることもあります。 このフィルターがあるからこそ、 ミスマッチが減り、 文化が守られます。 私が今運営しているコミュニティは60名ほどで、 公募していませんし、応募制です。 アンケートで入会の目的や、 お人柄がわかるリンクをいただき拝見してから、 入会リンクを送る仕組みです。 これは落とすためではなく、 相手のお役に立てそうか、 私のコミュニティの理想の文化に合いそうか、 を見るためです。 【アクション3:質的成長システムで紹介したくなる体験をつくる】 質の高いメンバーが集まると、 自然と紹介が生まれます。 ここで初めて、 紹介設計が意味を持ちます。 重要なのは、 紹介を「依頼する」のではなく、 紹介したくなる体験をつくることです。 心理学的には「類は友を呼ぶ」。 価値観の近い人は自然と繋がります。 この状態になると、 コミュニティは磁石のように、 理想メンバーを引き寄せます。 私がダイビングショップを経営していた時も、 後半は既存メンバーからの紹介でしか、 ライセンス講習をしていませんでした。 経営初期の紹介依頼より、 お願いしないスタイルに変えて、 返って紹介数が増えたんです。 ただ、紹介しやすいように、 紹介者資料、特典、チラシや特別LPを 用意しておくのは必須ですよ。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! もう一度まとめると、 ・穴のあいたバケツは集客の質が原因 ・入会数・解約数・滞在期間の3つを把握する ・紹介は依頼ではなく体験の結果として生まれる でした。 人数を増やすことは悪ではありません。 ただ、それだけを目的にすると、 コミュニティは薄まります。 質を選ぶことは、 排除ではなく、 文化を守る行為です。 そして、質の高いコミュニティほど、 結果として自然に成長していきます。 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

    7 min
  3. 2D AGO

    #211 コミュニティの『資金回収・エンゲージメント学』~スムーズな資金回収へ!信頼を高めながら収益を確保する3段階決済最適化~

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。こんにちは、さかい美佐です。 #211 コミュニティの『資金回収・エンゲージメント学』~スムーズな資金回収へ!信頼を高めながら収益を確保する3段階決済最適化~ をお話します。 つかみ 突然ですが、皆さん、 支払いが遅れている方への連絡、 決済エラーの対応、 催促の言葉選び、 こういうの、得意ですか? 多くの運営者が、この業務をすごく避けたがるんですよね。 精神的ストレスになっている方も多いと思います。 でも私は、この資金回収という業務を、 ずっと自分でやってきました。 なぜなら、 資金回収は単なる集金じゃなくて、 価値交換の完了体験であり、 メンバーとの大きなタッチポイントだからです。 結論を言うと、 決済体験は、コミュニティ体験の一部です。 そして、支払いという行為は、 最高のエンゲージメント機会なんです。 今日は、 資金回収を「催促」ではなく「関係性を深める設計」として捉える、 3段階決済最適化システムをお伝えします。 理由は3つあります。 【理由その1:決済は体験の最後の締めだから】 高級レストランを想像してみてください。 料理も接客も素晴らしいのに、 最後のお会計で雑な対応をされたら、 一気に印象が下がりますよね。 コミュニティも同じです。 どれだけ内容が良くても、 決済周りで不満が出ると、 すべてが台無しになってしまうんです。 だから、決済は「裏側の業務」ではなく、 体験設計の一部として扱う必要があるんです。 経営者や経理部門にとっては、 資金回収は「経理」に分類されるかもしれません。 でも、運営者は、 そこにどんな課題があるのか、 全体像だけでも知っておくべきだと思います。 【理由その2:摩擦を減らす設計が関係性を守るから】 私の基本スタンスを、実務視点からお伝えします。 単発支払いは、多様な決済が選べた方が良い。 でもサブスクは、基本クレジットカード統一です。 理由はシンプルです。 サブスクに銀行振込や手動決済を混ぜると、 必ず摩擦が増えるんですよ。 支払い忘れ、振込ミス、確認作業、催促、気まずさ。 結果として、運営者の負担も増えて、 メンバー体験も悪化します。 カード統一は、冷たい仕組みじゃなくて、 摩擦を減らして、関係性を守る設計なんです。 【理由その3:支払いは心理的なコミットメントだから】 支払いという行為は、 単なる金銭移動ではありません。 心理学的には、 ・コミットメント ・価値認知 ・所属意識 ・投資意識 を強化する行動なんです。 つまり、支払いは、 コミュニティへの関与が深まる瞬間でもあるんですね。 ここを丁寧に設計することで、 運営者のストレス軽減、収益安定化、 メンバー愛着深化、関係性の強化が、 同時に実現します。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:決済システム診断で摩擦を洗い出す】 まずは、現状の摩擦を洗い出してください。 ・支払い方法が複雑すぎないか ・期限管理が手動になっていないか ・決済失敗時のフローが不明確でないか ・運営者の心理的ストレスがどこにあるか ここで重要なのは、 心理的摩擦と技術的摩擦の両方を見ることです。 銀行振込は、心理的負担も技術的負担も高い。 カード自動更新は、その逆。 この視点だけでも、 設計の方向性はかなり明確になります。 【アクション2:円滑化フロー設計で技術と心理の両面から設計する】 次に、決済の流れそのものを設計します。 ポイントは2つ。 技術設計とコミュニケーション設計です。 技術面では、 Stripeなどの自動決済を中心にして、 メンバーが「何もしなくても継続できる状態」をつくる。 心理面では、 言葉の意味付けを変えます。 ❌ 支払期限は本日です ⭕ 皆様の継続的なご参加で、来月も価値提供が続きます 支払いを義務ではなく、 参加行動・貢献行動として意味付けすることも考えてみてください。 【アクション3:信頼構築ループで残り1%に温度を使う】 ここが最も大切な段階です。 決済業務の99%は自動化します。 そして残りの1%に、人の温度を使います。 たとえばカードエラー時。 ❌ 未払いです ⭕ システムエラーのようですが、何かお困りですか? この一言で、 催促はサポートに変わります。 私の実務経験では、 この声かけだけで、 どれだけ回収できたか、本当に数えきれません。 中にはアップセルやクロスセルにもつながりました。 支払い完了時の「ありがとうございます」も同じです。 この小さな人間的フォローが、 長期的な信頼をつくるんです。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! もう一度まとめると、 ・決済は体験の最後の締め ・サブスクはカード統一で摩擦を減らす ・99%自動化して、1%に温度を使う でした。 資金回収は、 関係性を壊すポイントではなく、 関係性を深める設計ポイントです。 もし決済周りに少しでもモヤモヤがあるなら、 それは仕組みを見直すタイミングかもしれません。 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

    6 min
  4. 3D AGO

    #210 コミュニティの『ブランドアイデンティティ・エンゲージメント学』~曖昧から明確へ!コミュニティの目的を反映したブランド設計3段階構築術~

    こんにちは、さかい美佐です。 タイトル 今回は記事 #210、 コミュニティの『ブランドアイデンティティ・エンゲージメント学』 ~曖昧から明確へ! コミュニティの目的を反映したブランド設計3段階構築術~ についてお話しします。 つかみ 突然ですが、皆さんのコミュニティには「ブランド」ってありますか? こう聞くと、多くの運営者さんは 「いや、特にないですね…」 って答えることが多いんですよね。 でも実は、 長く続くコミュニティほど、 独自の「ブランド」を持っているんです。 それも、ロゴがかっこいいとか、 そういう表面的な話じゃなくて、 「このコミュニティって、こういう場所だよね」 っていう、 目に見えない「旗」のようなもの。 今日は、 その旗を立てるための、 具体的な3段階ブランド構築術をお伝えします。 結論 今日の結論はこうです。 「ブランドは、 コミュニティの抽象的な目的を、 目に見える形に変換する『旗』である」 ということ。 そして、 この旗が明確になると、 ・メンバーは誇りを持つ ・結束力が生まれる ・自然な口コミが広がる という効果が生まれます。 ブランドは、 コミュニティの「魂」なんですよね。 理由3つ では、なぜブランドがこれほど重要なのか、 3つの理由をお話ししますね。 理由①:コミュニティにはアイデンティティが必要だから 心理学では、 「アイデンティティ理論」という考え方があって、 人は、 所属する集団のアイデンティティを通じて、 自分自身を定義する、 と言われているんです。 つまり、 「このコミュニティらしさ」が明確であればあるほど、 メンバーは 「私はこのコミュニティの一員だ」 という自己認識を持ちやすくなって、 結果的に、 そのコミュニティへの愛着や誇りが深まるんですね。 ブランドがあることで、 メンバーは「所有感」を感じられるんです。 理由②:ブランドは目的を体現するから ブランドって、 単なる装飾じゃないんですよ。 それは、 コミュニティの「魂」なんです。 抽象的な目的を、 具体的なデザインや言葉に変換することで、 ・どんな雰囲気の場所なのか ・どんな価値観を大切にしているのか ・どんな体験が待っているのか が、 一瞬で伝わるようになります。 例えば、 「チャレンジするコミュニティ」なら、 強い言葉や鮮やかな色を使う。 逆に、 「癒しのコミュニティ」なら、 柔らかい言葉やパステルカラーを使う。 このように、 目的に連動したブランド設計をすることで、 メンバーは 「ああ、ここは自分に合う場所だ」 って、すぐに感じられるんですよね。 理由③:拡散システムが無意識の愛着を生むから そして、 最後の理由は、 ブランドを「全てのタッチポイント」に埋め込む、 拡散システムです。 心理学で有名な 「単純接触効果」というのがあって、 人は、 同じものに繰り返し触れるほど、 無意識に好意を抱くようになる、 と言われているんですね。 だから、 ・ウェルカムメッセージ ・イベントのタイトル ・日々の投稿 ・ランディングページ ・ハッシュタグ ・言葉遣い すべてに、 一貫したブランドを反映させることで、 メンバーは、 意識しないうちに 「このコミュニティらしさ」を感じるようになって、 それが、 誇りや帰属意識につながっていくんです。 アクション3つ じゃあ、 具体的にどうすればいいのか。 3つのアクションをお伝えしますね。 アクション1:ブランドアイデンティティ診断をする まずは、 現状を知ることから。 メンバーに、 こんな質問をしてみてください。 「このコミュニティを一言で言うと、何をする場所ですか?」 この答えと、 運営者が描いている目的が、 一致しているかどうか。 ここに「ギャップ」があると、 ブランドが曖昧になってしまうんですね。 また、 キーワード頻出分析や、 新規メンバーへのインタビューも有効です。 「どんな言葉が多く使われているか」 「どんな印象を最初に持ったか」 これを聞くことで、 意図と認知のズレが浮き彫りになります。 この診断が、 ブランド構築の第一歩です。 アクション2:目的連動ブランド設計をする 次に、 目的を具体的なブランド要素に変換します。 例えば、 ・「挑戦するコミュニティ」なら →強い言葉、鮮やかな色、アクティブなトーン ・「学びを深めるコミュニティ」なら →知的な言葉、落ち着いた色、丁寧なトーン ・「癒しのコミュニティ」なら →優しい言葉、パステルカラー、温かいトーン こんな感じで、 目的に合ったデザインを設計していきます。 ちなみに、 私のコミュニティは、 「スキマ時間のひといきなので、 ミニマルな白黒デザインと、 「〇分で読める」という言葉を使って、 「ここは時間を奪わない場所だ」 というメッセージを伝えています。 目的がブレなければ、 ブランドも自然と定まってくるんですよね。 アクション3:ブランド拡散システムを構築する 最後は、 そのブランドを、 すべてのタッチポイントに埋め込むこと。 具体的には、 ・ウェルカムメッセージ ・イベントタイトル ・日々の投稿 ・ランディングページ ・ハッシュタグ ・言葉遣い すべてに、 一貫したトーンやデザインを反映させます。 これ、 チェックリストを作っておくと便利ですよ。 「この投稿、うちのブランドに合ってる?」 って、 毎回確認する習慣をつけることで、 自然と、 ブランドが浸透していきます。 そして、 繰り返し触れることで、 メンバーは無意識に 「このコミュニティらしさ」を感じるようになって、 それが、 誇りや帰属意識につながっていくんです。 まとめ ということで、 今日のポイントをまとめると、 ・ブランドは「魂」であり、目的を可視化する旗である ・診断→設計→拡散の3段階で構築する ・一貫性と繰り返しが、無意識の愛着を生む でした。 ブランドって、 一朝一夕にはできないんですけど、 今日から少しずつ積み上げていくことで、 1年後、2年後には、 「このコミュニティらしさ」が、 しっかり根付いた場所になると思います。 締め 今日も、 コミュニティ運営を頑張っているあなたを応援しています! もし、 この放送が役に立ったら、 いいねやコメントをいただけると嬉しいです。 質問があれば、 noteのコメント欄にお気軽にどうぞ。 それでは、 今日も良い一日を! さかい美佐でした。

    6 min
  5. 4D AGO

    #209 コミュニティの『クロスセル・エンゲージメント学』~月額依存から収益ポートフォリオへ!メンバーシップを複合化する3段階収益拡張設計術~

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。 #209 コミュニティの『クロスセル・エンゲージメント学』~月額依存から収益ポートフォリオへ!メンバーシップを複合化する3段階収益拡張設計術~ をお話します。 【つかみ】 これまで私は、年間会員や永久会員へのアップセル設計について書いてきました。月額→年額。単価を上げる。LTVを伸ばす。これはとても重要です。しかし今日は別の話をします。アップセルではなくクロスセル。つまり、同じ階段を上がってもらう話ではなく、横に広がる体験を設計する話です。 【結論を言うと】 多くのコミュニティは収益の大半を月額会費に依存しています。これは非常に分かりやすい構造です。しかし同時にとても脆い(あやうい)。会員数が10%減れば売上もそのまま10%減る、値上げは心理的ハードルが高い、退会が常に恐怖になる。これは大家さんが家賃収入一本で生きている状態に似ています。悪くはない。でも強くはない。ここで発想を変えます。大家ではなく都市開発者になる。街の中に複数の価値の入口をつくる。それがクロスセル設計です。 理由は3つあります。 【理由その1:メンバーの隠れたニーズを探すことが宝探し】 まずやるべきことは、感覚ではなく数字を見ること。月額会費依存度は何%か、メンバー1人あたりの平均単価はいくらか、退会時の損失インパクトはどれくらいか。そして同時にもう一つ。メンバーの隠れたニーズを探すこと。これは売り込みではありません。宝探しです。例えば、もっと少人数で深く学びたい、実践的な場が欲しい、オフラインで会いたい。こうした声は必ずどこかに眠っています。クロスセルは運営者の都合で作るものではありません。メンバーのもっと関わりたいというサインを拾うことから始まります。 【理由その2:支払い行為そのものがエンゲージメントを深める心理構造】 ここでテーマパークモデルを使います。テーマパークには、入園料、ファストパス、特別ディナー、限定グッズがあります。入園料だけで終わらせない。もっと楽しみたいと思った人のために追加の選択肢が自然に用意されている。これをコミュニティに応用すると、プレミアムプラン、有料ワークショップ、限定プロジェクト参加権、オリジナル教材や商品などが設計できます。重要なのは、売ることではありません。支払い行為そのものがエンゲージメントを深めるという心理構造です。人は自分で選び投資したものを無意識に大切にします。能動的支払いは、私はこのコミュニティを本気で活用するという宣言です。 【理由その3:運営者の心理的安定が恐怖ベースから創造ベースへ変わる】 クロスセルは一度作って終わりではありません。どの商品が選ばれているか、どの体験が継続率を上げているか、どの施策がコミュニティ全体の熱量を上げているか。ここをデータで見ていきます。腕のいいシェフがお客様の反応を見ながらメニューを改良するように、収益構造を磨き続ける。月額一本ではなく複数の収益源を持つ。すると何が起きるか。運営者の心理的安定が生まれます。辞められたらどうしようという不安から、どんな価値を増やそうかという創造的思考へ。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:収益診断で月額依存度を数値化し隠れたニーズを発見する】 前職では、コミュニティ以外のマーケティング講座も担当していました。その講座を安心して受講いただくために毎回講座の復習会を私が開催していました。ただ、コミュニティメンバーかつクロスセルであった講座受講生から、復習会の他にみんなの実践例を知りたいという要望があったのでFacebookグループを作りそこで実践や質問を受けていました。これはコミュニティの収益を増やす例ではなく、社内の他へのクロスセル例になりますが、結果LTVの向上に繋がりました。 【アクション2:多様化実装設計でテーマパークモデルを適用しオリジナル商品を開発する】 前職の事例で、オリジナルノートを扱っていました。元々年会員には年間4冊まで希望者に無料送付していましたが、月会員も販売していました。本来ならオリジナルノートも付くし年間計画ワークショップも招待なので年会員をおすすめしていました。とはいえ、中には月会員+有料でいいからオリジナルノートが欲しい、そういうかたもいらっしゃいます。コミュニティの文化醸成が進むと愛着を持ってくださるのでロゴグッズ(小)はメンバー特典、ロゴグッズ(レア)は販売も良いですね。クロスセルは押し売りではありません。深く関わりたい人のための設計です。 【アクション3:収益ポートフォリオ管理でデータを見ながらメニューを磨き続ける】 何度も使っている例ですが、前職でコミュニティ内のクラウドファンディングも運営していました。これがやはりコミュニティ内の温度を最も上げた施策でした。私のエネルギーもかなり投入した甲斐があったと今となっては思っています。また企業の収益としても数値として計上されますからね。立案者は支援金、支援者は新しい価値体験、運営側は手数料というWin-Win-Winだったので、またいつかやりたいと目論んでいます。クロスセルとは、メンバーからもう少し関わらせてくださいという前向きな意思表示を引き出す戦略です。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

    6 min
  6. 5D AGO

    #208 コミュニティの『運営効率化エンゲージメント学』~労働から設計へ!運営時間を30%削減する3段階自動化システム構築術~

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。 #208 コミュニティの『運営効率化エンゲージメント学』~労働から設計へ!運営時間を70%削減する3段階自動化システム構築術~ をお話します。 【つかみ】 コミュニティマネージャーはみんな頷いてくれると思うんですが、「やることが終わらない」。投稿、イベント企画、リマインド、個別連絡、トラブル対応、急な問い合わせ…。まるでタスクが湧き続ける泉のようです。そして気づけば、頑張っているのに前に進んでいる実感がない、創造的なことを考える時間がない、いつも対処に追われている。この状態を私は労働の罠と呼んでいます。 【結論を言うと】 コミュニティマネージャーは作業をこなす人ではありません。本来の役割は場の設計者=建築家です。 理由は3つあります。 【理由その1:努力している時間≠価値を生んでいる時間】 コミュニティマネージャーの業務は、予測できるものと予測できないものの2つがあります。自分の時間・考えるキャパ・体力を全て予測できるものに割り振りがち。だからタスクに追われまくってしまいます。だいたい30%を残すつもりで割り振ってあとを予測できないものに充てる気持ちでちょうど良いです。多くの場合、努力している時間=価値を生んでいる時間ではありません。心理学で言う努力の正当化が働き、時間をかけた作業ほど重要だと思い込んでしまう。まずはその思い込みを外します。 【理由その2:自動化は人間味を消すためでなく人間らしい時間を増やすため】 無駄が見えたら、徹底的にシステムに任せる領域を決めます。ここで重要なのは、人間味を消すためではなく、人間らしい時間を増やすための自動化であること。具体例として、フォーム登録→自動歓迎メッセージ、週次告知→自動投稿、リマインド→スケジュール連動通知、データ集計→スプレッドシート自動反映。さらにLPの自動最適化、GASによるイベント参加管理の半自動化、AIエージェントによるFAQ初期対応、自作アプリでの会員管理効率化、Zapireによる自動連携。こうしたテクノロジーはすでに今すぐ使えるレベルにあります。 【理由その3:予測不能業務を増やさない設計が効率化の本質】 コミュニティ運営が疲弊する最大の原因は想定外が多いことです。締切直前の大量問い合わせ、イベント当日の混乱、説明不足によるトラブル。これらは偶然ではなく、設計不足で起きます。例えば、イベントは早期告知・段階的リマインド、FAQを事前整備、申し込みフローを単純化、チェックリスト標準化。当たり前ですが慌てて告知すると、メンバーも慌てます。ミスも発生し、理解漏れも発生し、するとそこに多くのリソースが必要になります。起きてから対応するのではなく、起きないように設計する。そして起きないよう設計するためにコミュニティマネージャーの余白を作る。これが効率化の本質です。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:運営時間診断で何に時間を使っているか1週間記録して可視化する】 最初にやるべきことは、どう自動化するかではなく何に時間を使っているかを可視化することです。1週間でいいので、イベント関連、投稿作成、個別返信、管理業務、突発対応を記録してみてください。Toggl Trackなどのアプリでも良いし、私はGoogleカレンダーで時間・工数管理、Notionでプロジェクト管理をしていました。定型業務のタイミングと割り当てを明確にしましょう。 【アクション2:自動化実装設計でワークフローと自作リマインドを組み合わせる】 前職ではHubSpotでワークフローを作り定型業務の時間がきたら、自分にリマインドメールをタスクで飛ばす。あとはGoogleカレンダーで実際の予定以外の枠で時間をブロックしていく。今もGoogleカレンダーとアラームも使いつつ、AIエージェントやツールも活用しています。この朝のポッドキャスト、YouTube、note、音声など一連の制作もAIがないと1人では難しいです。AIが使える環境なら、ぜひ取り入れてください。 【アクション3:持続可能運営システムでテンプレート化・チェックリスト化・権限委譲を実装する】 自動化の最終段階は単なるツール導入ではありません。テンプレート化(イベント告知文、初回挨拶文、リマインド文を標準化する)、チェックリスト化(毎回やっていることを形式知に変える)、権限委譲(イベント担当、歓迎担当、コンテンツキュレーター)。役割を渡すことでメンバーはお客様から当事者へ変わります。運営側の人を増やすより、AIやツール、自動化。増やすのはコミュニティにかかわるメンバーの役割。これは効率化であると同時にエンゲージメント向上施策でもあります。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

    5 min
  7. 6D AGO

    #207 コミュニティの『行動経済学エンゲージメント』~参加から習慣へ!メンバーの無意識を科学で動かす3段階ナッジ設計術〜

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。 #207 コミュニティの『行動経済学エンゲージメント』~参加から習慣へ!メンバーの無意識を科学で動かす3段階ナッジ設計術〜 をお話します。 【つかみ】 コミュニティマネージャーをはじめ、運営者はほぼ毎日こんなことを考えていると思います。「投稿してほしいのに、なかなか動いてくれない」「いつも発言するのは同じ数人だけ」「もっと参加してもらえたらいいのに…」。そして締めくくりは、もっと頑張らなきゃ、になっていませんか?企画を増やす、投稿頻度を上げる、自分が前に出て盛り上げる。そうなんです、気がつくと、なんか良い投稿ないかなぁ、良い企画ないかなぁ、とぐるぐる考えています。でもよし!っと思ってコメントしても、本人が良い企画だと思っても、思うような反応が得られないこともあります。 【結論を言うと】 人の行動は熱量や説得だけでは変わらないからです。メンバーのやる気に頼らず、無意識の選択を味方につけて、参加を習慣に変える設計。これが行動経済エンゲージメント学です。 理由は3つあります。 【理由その1:行動経済学は人はつい、こうしてしまうという前提】 行動経済学は、とてもシンプルな前提に立っています。人は合理的に考えて行動しているようで、実は環境や見せ方に大きく影響されている。スーパーのレジ前にあるお菓子、デフォルトでチェックが入っている選択肢、みんながやっていますという表示。これらはすべて、選択を強制せず、そっと後押しする仕掛けです。このそっと後押しをコミュニティ運営に応用するのが、ナッジ設計です。 【理由その2:お願いしない・説得しない・強制しない小さな仕掛け】 診断で課題が見えたら、次は小さな仕掛けを入れていきます。ポイントは、お願いしない・説得しない・強制しない。例えば、イベントの出欠フォームで最初から参加するにチェックを入れておく、通知文を新しい投稿がありますから〇〇さんがあなたのコメントを待っていますに変える、投稿ボタンを目立つ場所に配置する、ボタンやリンクの文言を変えてみる。どれもコストはほぼゼロ。でも人の行動は確実に変わります。これはやる気を引き出すのではなく、行動しやすい環境を作っているだけです。 【理由その3:きっかけ→行動→報酬の心理的ループを設計する】 一度きりの行動を自然な習慣に変えるには、心理的なループを設計します。鍵になるのは、きっかけ→行動→報酬。例えば、毎週決まった時間に届く通知(きっかけ)、投稿を読む・コメントする(行動)、すぐにいいねや返信が返ってくる(報酬)。この流れが繰り返されると、人は意識しなくても行動するようになります。言い換えると繰り返さないと効果なしなんですね。テクノロジーは、この習慣化と相性抜群です。自動配信、通知、リアクション。運営者が頑張らなくても、仕組みが回り続ける状態を作れます。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:行動診断システムで実際の行動を正しく知る】 最初にやるべきことは、どうすれば参加してくれるかを考えることではありません。まずは実際の行動を正しく知ること。いつアクセスしているのか、どこで離脱しているのか、どの投稿が最後まで読まれているのか、どのタイミングで反応が止まるのか。これは感覚ではなくデータで見ます。Google Analyticsやコミュニティツールの分析機能を使えば、思っていた姿と実際の行動のズレがはっきり見えてきます。私は事実とそれに対する考察もセットでメモすることを勧めています。 【アクション2:ナッジ実装設計でCTAボタンやリンクの文言と位置を変える】 CTAボタンとは、申し込むなど色の付いたマークで、それをクリックすると申込フォームに飛ぶものです。申込む、詳細を見る、席を確保する。このような小さいコピーをマイクロコピーと言いますが、変えて見て反応がどう変わるか試してみてください。あと私もやってしまいがちなのが、リンクの列挙です。この順番と位置を変えると変わります。投稿の最初にもっとも重要なリンクとその一言説明を入れてみるだけでも変わります。投稿を下まで読んでくれるかたは少ないので、ぜひ一番上に入れてみてください。 【アクション3:習慣化循環システムで運営者から建築家へ役割を変える】 行動経済学を取り入れると、運営者の役割は大きく変わります。場を盛り上げる人から、行動が自然に生まれる場を設計する人へ。これはコミュニティマネージャーにとっても、一人起業や中小企業にとっても、とても重要な視点です。なぜなら習慣化された行動はLTV・継続率・ROIに直結するから。参加してくれないのは、メンバーの問題ではありません。多くの場合、行動が起きるように設計されていないだけです。人はやる気があるから動くのではなく、動きやすいから動く。その前提に立つと、コミュニティ運営はぐっと楽になります。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

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  8. FEB 15

    #206 コミュニティの 『ROI測定・エンゲージメント学』 ~投資から成果へ!コミュニティの費用対効果を可視化する3段階ROI測定システム構築術〜

    コミュニティをもっと楽しく もっと先へ。 こんにちは、さかい美佐です。 #206 コミュニティの 『ROI測定・エンゲージメント学』 ~投資から成果へ!コミュニティの費用対効果を可視化する3段階ROI測定システム構築術〜 をお話します。 【つかみ】 コミュニティ運営に関わっていると、ある質問に言葉が詰まる瞬間があります。「で、このコミュニティって、ビジネスにどう貢献しているんですか?」場の雰囲気が良くなった。メンバー同士の関係性が深まった。継続率も体感では良くなっている。でもそれを数値や金額で説明が難しい。また今、経営者のかたとコミュニティを活用して継続率・LTVを上げる診断会を開催していますが、「コミュニティは手間がかかる」「コミュニティはあくまでも顧客サービス」と言われます。もちろん私もうなずける一面もあります。 【結論を言うと】 ROI測定とは、この見えない価値を経営の言葉に翻訳する作業だと私は考えています。これは現場のコミュニティマネージャーにとっても重要なことなんですね。また正確に計れなくても、翻訳つまり数値に換算する意識が必要です。 理由は3つあります。 【理由その1:コミュニティはコストセンターではない】 コミュニティは、コストがかかるものと見られがちです。プラットフォーム費用、イベント運営費、コミュニティマネージャーや運営側の工数。これらはすべて分かりやすい支出として見えます。一方で、LTVが伸びた、解約が減った、紹介が増えた、サポート負荷が下がった。こうした効果は見えにくいまま放置されがちです。この放置は現場のコミュニティマネージャーにとっても良いことではありません。やりがいや評価にも関わりますし、なによりメンバーが動いてくれた成果です。放置は感謝を生みません、問題を解決しませんので、しっかり見ていくことが重要です。 【理由その2:最大の投資は時間である】 最初にやるべきことは、成果を見ることではありません。何に、どれだけ投資しているのかを把握することです。ここで多くの人が見落とすのが、最大の投資=時間。コミュニティマネージャーの稼働時間、投稿・返信・企画準備にかかる時間、運営ミーティングの工数。これらを時給や人件費として換算していく。ここまでやって初めて本当の投資額が見えてきます。重要なことは、基本毎日コミュニティ運営に携わる気持ちで計算する、仮置きしてその数値を検証する。毎日30分×7=210分とすると毎週3.5時間ほどの計算です。 【理由その3:完璧な数字でなく説明できる形にすることが大切】 コミュニティの成果は直接売上だけではありません。例えば、LTV(顧客生涯価値)向上では、非メンバーの平均継続期間とコミュニティ参加メンバーの継続期間の差、その差分を利益として換算する。CAC(新規顧客獲得コスト)削減では、メンバーからの紹介で獲得した顧客、もし広告で獲得していたらいくらかかっていたか。間接効果では、メンバー同士の回答によるサポート工数削減、フィードバックによる開発スピード向上。これは数字にしづらいと思われがちな価値も、仮説を置けば測定は可能です。完璧な数字である必要はありません。大切なのは説明できる形にすることです。 では、具体的にどうすればいいか、3つのアクションをお伝えします。 【アクション1:コミュニティ投資診断で何にどれだけ投資しているか把握する】 まずはざくっと先に仮置きしてしまうことです。基本毎日コミュニティ運営に携わる気持ちで計算、仮置きしてその数値を検証する。これはかなりのライトな運営なので、週3時間くらいから考えてみることをおすすめします。立ち上げ時やコンテンツの制作時間は含まれず、単に運営という観点で誰かを依頼する場合です。 【アクション2:成果測定システム設計で成果を金額に換算する】 投資額と成果額が見えたら、ROIを計算します。ROI=(成果額−投資額)÷投資額。このシンプルな式だけで、どの施策が効いているのか、どこに予算を厚くすべきか、どこは見直すべきか、が一気に明確になります。 【アクション3:ROI最適化循環で結果を次の判断に使う】 この結果を次の判断に使うこと。感覚的に良さそうではなく、ROIが高いからここに投資する。この循環が回り始めると、コミュニティは管理対象から成長エンジンに変わります。ROI測定は、コミュニティを縛るためのものではありません。むしろ逆です。価値を正当に評価してもらう、予算を守る・広げる、次の挑戦を可能にする。そのための味方になる数字です。 今日は以上です。頑張るあなたを応援しています! 最後まで聞いてくださってありがとうございます。いいねやコメントくださると嬉しいです。コミュニティに関するご質問は、この音声かnote記事にコメントください。私から回答させていただきます。 さかい美佐でした。

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Web3 × コミュニティの専門家・さかい美佐が、日々の学びや実践をカジュアルに語るポッドキャストです。 note記事やKindleで書ききれなかった余談や体験談を中心に、 コミュニティマネジメントをもっと楽しく、もっと先へ広げていきます。