日本語ペラペラジオ[Casual Japanese radio for leaners!]

kurakawajohn

北海道出身の日本語教師二人が、JLPT N5~N2ぐらいの単語や文法でおしゃべり! リアルな日本語を聞く練習ができる、やさしい日本語のポッドキャストです。 スクリプトを用意していますので、ぜひご覧ください。 Two Japanese teachers from Hokkaido chat using JLPT N5 to N2 level words and grammar! This is an easy Japanese podcast where you can practice listening to real Japanese. Scripts are available, so please check them out. 兩位來自北海道的日語老師,用JLPT N5~N2程度的單字和文法聊天! 這是一個可以練習聽真實日語的簡單日語播客。 我們準備了逐字稿,歡迎參考。 홋카이도 출신 일본어 교사 두 명이 JLPT N5~N2 수준의 단어와 문법으로 대화합니다! 실제 일본어를 듣는 연습을 할 수 있는 쉬운 일본어 팟캐스트입니다. 스크립트를 준비했으니 꼭 확인해 주세요.

  1. 6d ago

    10分で日本語慣用句!『渡りに船』 #68

    日本語の先生と、日本語の慣用句(かんようく:idiom)を学ぼう! 今日は「渡りに船」(わたりにふね:Just what I needed / 雪中送炭 / 가뭄에 단비 / Tepat pada waktunya)という慣用句について、JLPTN3ぐらいの単語と文法で話します! トランスクリプト: 倉川:JLPT N3 ! さな:10分で日本語慣用句! 倉川:「渡りに船:わたりにふね」。 倉川:「渡りに船」というのは、川を渡ろうとしているときに、ちょうど船がやってくるように、「必要なものとか、いい条件のものが、タイミングよく偶然に来ること」を意味しています。何かをしたいなと思っているとき、何か欲しいなと思っているときに、ちょうどいいタイミングで、何かが来ること、その欲しいものが来ることですね。 倉川:例文。 会社からの帰り、雨の日に傘がなくて、どうしようと思っていたら、ちょうど同僚が、車で帰るから、乗せてあげるよと言って、車に乗せてくれた。渡りに船だ。 倉川:例文。 さなポン:日本語の勉強を始めようと思っていたときに、友達が、面白いポッドキャストあるよと、日本語ペラペララジオを紹介してくれた。まさに渡りに船だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 倉川:私、結構ね、この慣用句は、生活の中でよく使いますね。本当にタイミングが良かった、タイミングがいいっていう意味で、よく使ってます。 さなポン:最近もありました? 倉川:人生って、基本的に渡りに船だと思うんですよ。人生が渡りに船。仕事を探すときって、ちょうどタイミングが良くなければ、変えられないじゃないですか。 さなポン:なるほど。新しい仕事に変えるとき。 倉川:私、今、日本語の先生していますけど、この日本語の先生になるための学校、さなポン先生とクラスメイトだった学校ですね。あそこに入ることができたのは、本当に渡りに船の状況だったからだと思ってますね。 さなポン:状況が、通える環境だったんですか。 倉川:渡りに船だったんですよ。私、もともと大学卒業してからは、山で働いていたんですね。北海道の大きい山で仕事をしていて。 ただ、私、大学生のときから、ずっと日本語の先生になりたいなって思ってたんですよ。山で働いているけど、休みの日はずっと日本語の先生の試験の勉強してたんですね。実は。 さなポン:そうなの? 倉川:そう。難しい試験ですよね。 さなポン:あの勉強していたんですね。もう既に。 倉川:2年ぐらい勉強して取りましたね。結局ね。だからずっと日本語の先生になりたいなって思っていたんですね。山で働いているときも。ちょっと山の仕事を辞めて、ちょうど札幌という北海道の大きい町、さなポン先生も住んでいる町に引っ越すことになったんですね。実はその時に結婚しようと思ってたんですね。彼女がいて。 倉川:しなかったんだけど、結婚しなかったんだけどね。っていうのがあって。 さなポン:人生が…すごいね。 倉川:引っ越しをしたんですけど、仕事を辞めて。それで、新しい仕事を札幌で始めた……それがラーメン屋さんの管理(かんり)の仕事だったんですね。 さなポン:いろいろなお店をチェックするっていう感じ?ラーメンの。いろいろなラーメン屋さんをチェックする仕事ですか。 倉川:それを始めて、それがめちゃくちゃ大変な仕事で、すごい給料をいっぱいもらったんですよ。いいですね。でも、その会社がなくなってしまったんですね。1年くらいのとき。なくなってしまって。どうしようかな。 さな:無職。 倉川:お金はめっちゃいっぱい、今貯金があって、でも仕事がなくなったときに、なんとですね、私が管理していたラーメン屋さんの一つが、「うちで働きなよ」って言ってくれたんですね。「ラーメンを今度は作る人にならない?」って言われて、渡りに船だと思って。 さなポン:そうですね。仕事がなくなったときに。 倉川:仕事をもらって、それがなんと夜の仕事だったので、あれ?じゃあ札幌に日本語の先生になるための学校あるし、あれ?しかもそれが1月くらいだったのかな。で、まだ新しい日本語の先生になるためのクラスは4月からですよね。 さなポン:申し込みができるときだったんですね。 倉川:申し込みができるタイミングだったんですよ。お金もいっぱいある。時間も大丈夫。夜の仕事だから。最高じゃん!と思って。渡りに船だ!と思って。ラーメンを作る仕事になって、朝から昼は日本語の先生の学校に行くという生活がスタートしたんですね。 さなポン:働きながら勉強していたんですね。 倉川:これがなければ、日本語の先生にたぶんなれませんでしたね。私は。本当に人生、渡りに船だなって思いますね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さなポン:私はですね、小さい頃から映画が好きで、いつか自分は英語をすごく上手に話すことができる人になっているだろうって思ってたんですね。 倉川:外国の映画が好きだったんですね。英語を話す映画。 さなポン:あ、そうだね。そうそう。外国語の映画が好きで、ずっと英語は好きだったんです。だけど上手にならなかったんです。 倉川:あまりチャンスなかったね。アメリカに行くチャンスとかね。 さなポン:今ってね、いろいろな勉強する方法がたくさんありますよね。AIを使ったり。 倉川:オンラインクラスとか。 さなポン:そういうのが、私が若い時はあんまりなくて、本で勉強するのが多くて。 倉川:本とCD。 さなポン:うん、CD、そう。 倉川:YouTubeもあまりなかったよね。 さなポン:そうそうそう。CDをたくさん聴いても、全然上手にならなかったんですよね。 倉川:使うチャンスがなかったんじゃない? さなポン:それもありますね。友達がいなかったしね。で、大人になって、日本語の先生を始めた時ですね。同僚ですね。一緒に働いてる先生が顔が広くて。 倉川:顔が広い。 さなポン:いろんな人と友達で、その友達がフィリピンに今いて、恋人に日本語の勉強をさせたいと。で、日本語の先生を紹介してくれないかって言ってたんですよね。で、その彼氏は、フィリピンの人で英語の先生なんですよ。 倉川:へー、そうなんだ。 さなポン:そうなんですよ。で、同僚から、「先生、英語勉強したいって言ってましたよね。日本語を教えて、その先生から英語を教えてもらうっていうのはどうですか」って急に言われたんですね。おー!渡りに船だ!って思って、ちょっと軽い気持ちで始めました。始めて、オンラインで始めました。お金はね、もちろんないので、払ったりもらったりもしないんですけど、時間になったら、オンラインで、私は日本語を教えて、1時間教えて、1時間経ったら、英語を勉強するっていう2時間。 倉川:言語交換(げんごこうかん)みたいな感じ? さなポン:教え合って、学び合い、習い合いましたね。 倉川:今は?今も? さなポン:それがですね、あのですね、気が短い人で。その人が。 倉川:気が短い? さなポン:その彼女さんが、一緒に暮らしているんですね。その二人が。 倉川:はいはいはい。フィリピンで。 さなポン:フィリピンの方と、その同僚の友達が一緒に暮らしているので、日本語の勉強の仕方をずっと見ているんですよね。 倉川:隣で? さなポン:隣で。で、その彼が何か間違ったり、「うーん」って止まると、「違うよ!」って怒られるんですよ。 倉川:オンラインで、さなポン先生が話している時に、隣にその彼女さんがいるんですね? さなポン:ちょっと遠くにいるけど、遠くから、「違う!」「あれでしょ!」「そうじゃない!」とか聞こえるんですよ、私。 倉川:怖いと思って。チェックされてるんだ。 さなポン:そうそう。私も何か教え方をチェックされているような気がして、ちょっと何か、お互いにカメラで見えるから、ずっと苦笑いなんですよね。 倉川:みたいな。うん。あー、みたいな。 さなポン:あーって、お互いやりづらくて、結局、しばらく1か月、2か月やって、3か月目ぐらいから、彼の方から、「ごめんなさい、今日は胃が痛くて休みます」とか、「すいません、今日は用事があるので休みます」っていうのが多くなって、自然になくなりました。 倉川:自然になくなることあるんだ、それ。 さなポン:自然になくなりました。

  2. Jul 15

    #67 『○○すぎて、滅』(日本語の先生と新しい日本語を学ぼう!)

    2025年からよく使われるようになった、新しい単語、「○○すぎて滅(めつ)」。 意味は「本当に○○すぎる」というシンプルなものですが、どうしてこれが使われるようになったのでしょうか。 JLPTのN3ぐらいの単語と文法で話しています。 トランスクリプト: 倉川:日本語の先生と、新しい日本語を学ぼう。 さなポン:〇〇すぎて滅。 倉川:最近、インターネットでは、この言葉、よく使われていますよね。 さなポン:聞きますね。見ますね。 倉川:どこで見ます? さなポン:コメントですかね。 倉川:SNSですか? さなポン:SNSのコメントで見ますね。 倉川:「〇〇すぎて滅」は、去年だね。 さなポン:去年から、そうですね。去年。 倉川:日本のインターネットで、よく使われているスラング(Slang / 俚語 / 속어 / Bahasa gaul)ですね。若者言葉だね。 特に、かっこよすぎて滅とか、好きすぎて滅みたいな使い方がされて、意味は、気持ちがハイになって、消滅(しょうめつ)してしまいそうな状態。 さなポン:自分が? 倉川:そうそう、自分がね。 さなポン:気持ちのせいで。 倉川:だから、簡単に言うと、「最高すぎる」とか、「本当に大好きだ」という気持ちですよね。 さなポン:気持ちが止まらないっていう、その気持ちでいっぱいっていうことですね。我慢できない。 倉川:我慢できない。で、これが滅っていう単語がさ、もともと消滅するという意味なんだよね。なくなるっていう意味なんだけど、 この「〇〇すぎて滅」は、すごくポジティブな気持ちなんですよね、実は。そうですね。消滅はちょっとネガティブな感じがするけど、この単語はすごいポジティブな、大好きだ、本当に好きすぎるっていう意味なんですよね。 ちょっと面白い言い方だね。単語はちょっとネガティブな、マイナスな意味があるように見えるけど、すごくポジティブな意味だということですね。  で、きっかけは、2025年、去年の10月にですね、ある日本の歌手のグループ、アイドル? M!LKっていうのかな?というグループの、「好きすぎて滅!」という曲があるんですけど。 それ、知ってます? さなポン:よく流れていましたよ。街中がこの曲でしたね。 倉川:そうなんだ。 さなポン:去年。どこでも。 倉川:だからか。 さなポン:流れていました。 倉川:それが、この「〇〇すぎて滅」が流行するきっかけになったと言われていますね。 さなポン:そう思います。 倉川:ちょっと台湾では、あまり聞いたことないんですよね、実は。 さなポン:そうなんですね。この歌を。 倉川:さっき初めて聞きました。準備中。よく流れてたんだね、日本では。 さなポン:よく流れていましたよ。 倉川:歌えますか? さなポン:歌えません。 倉川:でも、メロディーはわかる? さなポン:そうですね。 倉川:さっき私も勉強しました。 さなポン:すごく100万回ぐらい聞きました。 倉川:デパートとか、お店で流れてるんだね。 さなポン:お店とかね、スーパーね。 倉川:自分の生活の中で、私たちはあまりないかな?使うこと。 さなポン:そうですね。〇〇すぎて滅ってないですよね。 倉川:言わないですよね。 さなポン:10代だったら、言っていたかもしれません。 倉川:10代。私たちが10代の時は、〇〇ですよね。 さなポン:やばい。かわいくてやばい。 倉川:かわいくてやばい。まじかわいいでしたかね。まじでしたね。 まじでしたね、私は。さなポン先生、やばいか。 さなポン:そういうことにします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さなぽん:かわいすぎて滅っていうことがあったんですけど。 倉川:娘さんですか? さなポン:そうなんです。娘の話を今からするんですけど。 倉川:やっぱりね。 さなポン:娘に、かわいすぎて滅とは言っていません。先に言いますね。心の中で、かわいすぎて滅って思いましたっていう話です。 倉川:なるほど、なるほど。娘さんかわいいからね。 さなポン:ありがとうございます。5歳になったんですね、娘。結構5歳でも、日本語の言い間違いをよくするんですよ。 倉川:覚えたてだからね、まだね。 さなポン:例えば、1歳だった頃は、…5月になると、いろいろなところで見られるものがありますよね。魚のあれです。 倉川:「こいのぼり」(Carp streamer / 鯉魚旗 / 잉어 깃발 / Bendera ikan koi)ですか? さなポン:正解です。こいのぼりを言うことができなくて、ほら、見てあれ、こいのぼりだよって言ったら、1歳の娘は、「かみみ、かみみ」って言ってたんですね。 倉川:口が回らないんですね、難しくてね。 さなポン:たぶんね。こいのぼりって5文字?こいのぼりって見せても、「かみみ」って終わるんですよね。 かわいい、5文字言えないんだ。 倉川:長かったんだ。 さなポン:長かったんですね。 さなぽん:で、最近もそれがあって、突然、…今娘5歳なので、幼稚園に通っているんですけど、小学校の前に行くところですね。幼稚園から帰ってきて、その日、あった話を私に教えてくれたんですね。 倉川:今日、何々があったよ、友達と何々したよってね。 さなポン:「何々ちゃんとぶつかって、頭がね、痛くなったの。ここ見て、てんこぶつあるかな?」 私は、何? 頭に何? 「てんこぶつ、できたかな?」 かわいすぎて、滅ー!って思って。 倉川:頭にぶつかったときにできるのは、「たんこぶ」(Bump / 腫包 / 혹 / Benjol)ですよね。たんこぶ。頭がちょっと、少しだけ、腫れることですよね。 さなポン:ちょっと大きくポコンってね、出ること。あれをたんこぶと言うんですけど、どこで覚えたのか、ちょっとわからないんですけど。 倉川:先生が言ったのかな?大丈夫?たんこぶできたかな? たぶん、幼稚園の先生が言って、娘ちゃんが、これの名前は、てん何々だって覚えたんですね、きっとね。 さなポン:てんで覚えたんですね。 倉川:てん何々だって覚えたけど、一回しか聞いたことないから、お母さんに言うときに、ちょっと失敗しちゃったんだね。 さなポン:でも、まだ失敗が続いているんですよね。 倉川:そうなんだ。 さなポン:今でも、ここ、頭にできる痛いのなんだって、私が問題を出すと、自信満々に、自信いっぱいに答えますよ。 倉川:教えてあげないんですか?それは、てんこぶつじゃなくて、たんこぶだよって教えなかったんですか? さなポン:何回も教えてます。 倉川:てんこぶつ。なんで治らないの?それは、てんこぶつじゃないよって教えたのに。 さなポン:わかりません。娘に聞いてください。 倉川:じゃあ、それは違うよって言ったら、何て言うんですか? さなポン:てんこぶつです。てんこぶつ。間違いを言っても、あんまり認めないんです、私の娘は。 倉川:自分の辞書を作っちゃったんだね。いつ治るんだろうね。面白いね。 さなポン:そうなんですよ。こいのぼりも、1歳でかみみで、まあ、いっかと思って、そのままで。 倉川:1歳はね。 さなポン:2歳も、ちょっとアレンジしてたんですよね。こみのぼりみたいな。こいのぼりではないけど、間違えてたんですけど、幼稚園に入ってから、ちゃんとこいのぼりって言ったんで、治った、自然に、と思って。 だから、待ちます。てんこぶつも、たんこぶになるように。 倉川:いつか治るのかな? さなポン:待ちます。 倉川:どの時に、あ、お母さんが言ったこと正しかったんだ。 私が間違ってたんだって、どうしてなるんだろうね。どのタイミングでなるんだろうね。他の人の話を聞いたときなのかな? さなポン:もしかしたら、耳には、たんこぶって聞こえないのかなって思ったり。発音が、聞こえる音と出す音が、まだ合ってないのかなって思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 倉川:私はね、「うますぎて滅!」と思った経験ですね。 さなポン:おいしかった話? 倉川:このうまい、うますぎてのうまいはね、おいしいの意味ですね。 さなポン:おいしすぎて。 倉川:私、台湾に住んでいるんですけど、外国に住んでいますから、ちょっとやっぱり外国らしいことをしたいですよね。で、毎日家と会社行くだけだから、外国生活と言ってもね。だから、ちょっと外国らしいことをしたいと思って、スーパーに行くときは、必ず今までに食べたことがない、飲んだことがないもの

  3. Jul 9

    #66 〇ぬかと思った話【JLPT N3】

    「うわ!危なかった!今、本当に〇ぬかと思った…」という経験、みなさんもあるかもしれません。 今日はJLPTのN3ぐらいの単語と文法で、人生の危なかった経験を話しました。 トランスクリプト: さな:JLPT N3で! 倉川:死ぬかと思った話。 ちょっと人生でね、人生長いじゃないですか。 さな:100年ですか 倉川:(100年)生きる時代と言われてますけども、普通に生きていたら、「うわっ危なかった」「今死ぬかと思った」危ない経験ってあると思うんですよね。 さなポン:ありますね。 倉川:危なかったなって思う経験。 さな:はい、死ぬかと思った。 倉川:今までどんな経験ありますか? さなポン:だいぶ前の話なんですけど、すごく仕事が忙しくて、今やってる日本語の先生、日本語教師をやる前の仕事をしていた時の話なんですけど、ちょっと大変な仕事で、朝から夜までずっと残業もある仕事をしていたんですね。 化粧品を売る仕事だったんですけど、意外とノルマ(Quota / 配額 / 할당량 / Target)といって、1ヶ月に何個売ってくださいとか、何万円分売ってくださいとかっていう会社から言われるんですね。その目標のために毎日私は頑張って働いていたので、休みの日も休めない感じだったんですよ。いつも化粧品のことを考えている社員だったんですよ。一人で住んでいたので、家へ帰ってご飯を食べて寝て、また働きに行って、遅くまで働いて帰って食べて寝てみたいな生活をずっとしていたんですね。 倉川:結構大変だったね。 さなポン:そしたら夜ですね、急にお腹が痛い痛い痛いってなったんですよ。家で寝ていた時に、はっと起きて、「痛い痛い痛い」ってなって、こんなにお腹痛くなったことないぐらい、人生で一番痛い痛みだったんですよ。まずトイレ行って…… 倉川:そっちか。なるほど、お腹の上の方じゃなくて下の方だったんだ。 さなポン:上も下も痛くて、もう何なんだっていう、「これはどうした、体」っていう。とりあえずトイレ行き。でもずっと痛いんですよ。そうしているうちに、今度は上の方が、胸の方が気持ち悪くなってきて、「うー」ってなっちゃったんですね。今度は下の方も「うー」ってなっちゃったんですよ。 倉川:痛いんだよ、どっちも。 さなポン:トイレでだから、上も下も「うー」。本当に忙しくて、しぬー!って思いました。気づいたら朝で、気づいたら横になってたかな、どっかで。もう本当に全部の力がなくなって、気づいたら「私今どこ?」みたいな感じで。朝だと思って、まだ気分も悪いし、お腹も痛いので、会社に電話をして、「すみません、今日行けません」って言って休んだんですけど、一人暮らしなので誰もいないんですよね、助けてくれる人が。 倉川:そうだねー。 さなポン:つらかった。お水が欲しくても、もう行くまで遠いんですよ。広いお家じゃないんですけど、冷蔵庫まで遠いみたいな。 倉川:一人暮らしの悲しさだね。 さなポン:健康第一って思いましたね。そしたら夕方、仕事を終えたアルバイトの方がピンポーンって来てくれて…… 倉川:心配して。 さなポン:さなポンちゃん、大丈夫?って心配して、わざわざ来てくれて、いろいろゼリーとかお水とか買ってくれて、なんとか生き返りました。 倉川:その後病院行ったの? さなポン:行きました。ストレスで、お腹の風邪、胃腸炎(いちょうえん:Gastroenteritis / 腸胃炎 / 장염 / Gastroenteritis)、お腹の風邪って言われました。ストレスですって言われましたね。 倉川:ストレスでなるんだ、胃腸炎って。 さなポン:私も知らなかったので、それまで胃腸炎っていう病気の名前ですが結構よく聞きますよね。 倉川:そうなんだ。 さなポン:大変だったねぐらいに友達に今まで言っていたんですよ。言っていたんですけど、もう大変な病気です。なったら大変。死ぬかと思いました。気を付けてください。 倉川:それから病院に行って、「ストレスでこの病気になりました、なったようですね」ってお医者さんに言われたでしょ。 さなポン:はい、言われました。 倉川:それからちょっとこう、自分のストレスをなくすために何かしたんですか?だってそのままだったらまた同じことになるでしょ。 さなポン:会社のことが多分ストレスだったんですね。 倉川:そうだよね。ノルマがあるからね。 さなポン:だから会社の偉い人、上の方に言いました。「私、ストレスでちょっと胃腸炎になっちゃったんですよ。ちょっとこのやり方はどうなんでしょうか」って言いました。 倉川:なんか変わりました? さなポン:それ変わりました。 倉川:よかったね。 倉川:私、台湾に来てから、台湾に住んでますけど、来てすぐに胃腸炎になったんですよね。 さなポン:同じだ。 倉川:人生で初めてかな。外国で初めて経験した胃腸炎は結構大変でしたね。 さなポン:大変ですよね。 倉川:お腹痛くはなかったかな、私の場合は。 さなポン:そうですか。 倉川:ストレスじゃなくて食べ物だったから。 さなポン:食べ物でもなるんですか? 倉川:なんか分かんない。お腹の風邪ですよね。 さなポン:そうなのかな。 倉川:お腹の風邪ですって言われたんですよね。なんだったかな。誰かにもらったのか、ウイルス性か忘れちゃったけど、その時は結構休みましたね。会社休んで3日間ぐらい。 さなポン:結構かかりますよね。 倉川:そうだね。水とか飲み物ばっかり飲んで、地獄みたいな生活をしましたね。 さなポン:上も下もですよね。大変ですよね。 倉川:私ね、上は大丈夫だった。吐かなかったね。下だけ。下、トイレずっと行ってたみたいな。 さな:来たばかりで、それは辛いわ。 倉川:ところで、さなポン先生ってアレルギー(Allergy / 過敏 / 알레르기 / Alergi)あります? さなポン:アレルギー、病院で見てもらったことないので本当かどうかは分かりませんが、花粉、鼻の…… 倉川:最近ですか? さなポン:最近。もう認めます。今まで認めていなかったんですが、花粉アレルギーです。 倉川:なるほどね。ついに。ちょっと悔しい。日本人の一般的な病気、花粉アレルギー、花粉症になってしまいましたね。鼻水ですか? さなポン:鼻水と目がかゆいです。 倉川:花粉症ですね。 さなポン:悔しい。 倉川:もう終わったでしょ、北海道は。 さなポン:終わりました。もう終わりました。 倉川:5、6月かな。 さなポン:4月、5月。 倉川:そっかそっか。私も花粉症なんですよ。すごいひどい花粉症なんですけど、それ以外は実はあまりアレルギーらしいアレルギーがなくて。学生さん、日本語勉強している学生さんの中に、「私なんかエビアレルギーで、子供の時はエビが食べられたけど、今はもうエビ食べられないんですよ」みたいな人とか…… さなポン:いますね。かわいそう。 倉川:かわいそう。 さなポン:味知ってるからね。美味しさを知っているのに食べられなくなるって悲しいですよね。 倉川:ちょっとね、かわいそうだな。なんか時々「あれ食べたい」みたいなあるじゃん。それが人生、一生、死ぬまで食べられないのは、ちょっとなんかかわいそうだなって思いますね。 さなポン:絶対死ぬ前食べる、私。 倉川:アレルギーでも? さなポン:死ぬ前なら。 倉川:そうかもね。私もなんかそれ聞いて、「うわー、なんかかわいそうだな」って思ってたんですよ。まさかね、自分がね、そうなると思ってなくて。あのね、私…… さなポン:そうなんですか。 倉川:去年ですね。私、台湾に住んでるんですけど、台湾ってフルーツめちゃくちゃ美味しいんですよね。果物、パイナップルとかレンブ、バナナ、そしてマンゴーですよね。有名なマンゴー。去年、夜のクラス終わって、日本語のクラスが終わって、学生さんの、すごい長く勉強してる、3年ぐらい一緒に勉強してる学生さんの一人が、「先生、私、実家からたくさんマンゴーをもらったので、先生も食べてください」って言って、マンゴーを2個くれたんですね。 倉川:2個もらって、「ありがとうございます」って。去年のちょうど今ぐらいだね、6月ぐらいはマンゴーの旬だから、一番美味しい季節。旬。もらってありがとうございますって言って、私、マンゴーを自分で買ったことなかったので、自分で初めて家で

  4. Jun 30

    #65 日本語の先生と新しい日本語を学ぼう!『話を盛る』

    日本語の先生と新しい日本語を学ぼう! 今日の単語は「話を盛る:はなしをもる」です。調べてみると、意外な語源(ごげん)がわかりました。 JLPTのN3ぐらいの語彙と文法で話しています。 トランスクリプト: さなポン:あ~!暑い! 北海道暑いよ! 聞いてくださいよ、倉川先生。 倉川:どうしたんですか? さなポン:いや、北海道暑すぎて。40℃いきました。本当に暑いんですよ、北海道、今。 車の上で卵を割ると目玉焼きできちゃうんですよ。本当なんですよ。 それから私、もう喉が渇いて渇いて、飲んでも飲んでも渇くんですよ。昨日は4リットル飲みました。 倉川:えー、この人ちょっと話盛りすぎじゃないかな…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本語の先生と新しい日本語を学ぼう! 「話を盛る」。 倉川:話を盛るという言い方、よく使いますよね。 さなポン:よく使いますね。 倉川:意味はですね、「実際の自分の体験とか事実とかを大げさに面白く話すこと」。または、「自分をよく見せようとして大げさに話すこと」なんですね。 例えば、さっきさなポン先生が言ってた「昨日4リットル水飲みましたよ。」とかは、話を盛っていますよね。 さなポン:そんなに飲んでないですからね。 倉川:4リットル大変ですよね、飲んだら。 さなポン:実際はね。 倉川:飲みすぎだよね。 嘘ではないんですよね。ちょっと事実(じじつ)は入ってるんだよね。 さなポン:全部嘘ではないですね。 倉川:でも、その量とか程度とかをちょっと大きく、話を面白くするために、大きくしていることですね。 これの語源(ごげん:Etymology / 詞源 / 어원 / Etimologi)知ってます? さなポン先生。 さなポン:知らないです。 倉川:私も知らなくて調べたら、すごい面白かったんです。 一応、日本語の辞書にはですね、2012年頃載ったようですね。だから15年ぐらい前ですか。にはもう日本ではほぼ定着していた。 語源はですね、2005年から2006年頃、日本にはですね、ギャル(Gyaru style / 日本辣妹風 / 갸루 패션 / Gyaru style)という女性のスタイルがありますよね。ファッションスタイル。 髪が金色で、肌がちょっと黒くて、メイクが濃い人たちをギャルと言いましたけど、2005年頃のギャルのための雑誌で「盛り髪」というのがすごく流行したんですね。 覚えてます? さなポン:髪を盛るんですね。 倉川:髪を大きく見せるスタイルがすごく流行したんですよね。 さなポン:盛り髪ね。 倉川:髪を盛るという使われ方だったんですけど、それは「よく見せる」という意味で使われたんですね。 さなポン:今日盛れてるってね。 倉川:今日の髪盛れてるねって。 さなポン:言ってた言ってた。 倉川:言ってました? さなポン:いや、私は言ってないけど、言ってる人を見た。 「今日盛れた。」とかって。 倉川:うまくセットできたという意味ね。 さなポン:スプレーかけて固めて、ちょっとふんわりさせることですよね。 倉川:それが髪だけじゃなくて話にも使われるようになって、話をちょっと大きくすること、よく見せることを「話を盛る」という言い方になったようですね。 さなポン:髪から来てるんだ。面白い。 倉川:本当かどうかは、実は語源を調べるのはすごく難しいので100%とは言えないんですけど、一応そういう意見が一般的であるようですね。  それから2022年の文化庁が調査した結果によると、この「盛る」という単語は、もう80%の人が「他の人が使うのは気にならない」、50%の人は「私も使うことがある」と答えているようです。 さなポン:ほぼほぼ使ってるんじゃない? これはもうみんな。 倉川:15年前は若い女の子だけの単語だったんですけど、今はもう80%以上の日本人が、もうこれは普通の日本語だ、他の人が使っても変だと思わないと答えているんですね。 さなポン:そう思います。私も。 倉川:完全に普通の日本語になったということです。 さなポン先生、話を盛ることありますか? さなポン:よく盛っていますね。私は話を。 倉川:それは日本語教師として、先生として話を盛ってるんですか? 人として? いつも? 家族と話す時も話を盛ってるんですか? さなポン:プライベートですね。友達と話す時、家族と話す時はもちろん、間違いなく盛りがちですね。盛っています。 倉川:盛りがち? さなポン:盛っています。 倉川:どんなことを話す時に盛ってますか? さなポン:もう本当に、「聞いて!」っていう(とき)。この話聞いてっていうことが大きければ大きいほど、聞いてほしい時ですね。よく盛っています。 倉川:嫌なことがあった時とかですか? 「あの人ちょっとこんなに問題あるんだけど、うわぁ本当に良くないんだけど。」って話したい時ですか? さなポン:いや、自分のことですね。ほとんど。 倉川:自分のこと? さなポン:人のことじゃなくて、自分のことですね。 例えば、心配してほしくて盛ります。 倉川:大丈夫?って言われたいんだね。 さなポン:心配されたくて話を盛ります。 倉川:心配されたいんですか? さなポン:心配されたいです。 「大変だったね。」「それは大変だったね。」って。「大丈夫?」って。 倉川:大変だねって言われたいんだね。 さなポン:大丈夫だった? って言われたくて盛ります。 倉川:なるほど。なんか最近そういう方向で盛った話、覚えてます? さなポン:でも本当に日常的に盛っているので。 例えば昨日はかなり渋滞(じゅうたい:Traffic jam / 塞車 / 교통 체증 / Macet)してたんですね。 「30キロくらい渋滞だったんだよ。」とか。 いつも混む道路が、いつもは5キロくらいだったんだけど、「30キロくらい。本当に信号が青になっても行かなくてさ。いやー、会社間に合うかギリギリだったんだよね。」みたいな。 倉川:それ、ご主人に話してるんですよね? さなポン:はい。主人です。 「うーん、大変だったね。」って。 倉川:言われたいんだね。「大変だったね。」って。 さなポン:朝から大変。 大変だったのは大変だったんですよ。でも、すごく大変だったことを伝えたいんです、私は。 倉川:なるほどね。 さなポン先生、娘さんいらっしゃるでしょ? 娘さんと話す時も盛りますか? さなポン:盛らないです。 倉川:盛らないんだ。 娘さんには本当のことで。 さなポン:嘘になるから。 嘘はつきたくないかな、娘に。 そうだよね。私の話を聞いているから、盛り癖になりそうですね。 倉川:そうですね。 盛り癖があったら、ちょっとできれば本当のこと話してもいいよね。 さなポン:そうですね。 倉川先生、盛りませんか? 話を。 倉川:私、仕事で日本語の先生として自分の話とか、ちょっと面白い話とかする時あるでしょ? その時はね、結構盛りますね。 それはちょっと盛った方が面白いかなと思うので、話を盛って話しますね。 さなポン:面白い話を盛るんですね。 倉川:やっぱりちょっと感情が入ってた方が面白いから。 さなポン:もっと面白くするために話を盛るんですね。 なるほど。 倉川:普通の生活では、私も考えてみたら、自分が大変だった話ってちょっと盛りがちですよね。 みんな、ね。 さなポン:そうですよね。 倉川:私もそうだなと思いましたね。それ聞いて。 さなポン:結構盛ってますね。 倉川:大変だった話? 忙しかった話って盛ること多いかな。 そうそう、忙しかった話。 「本当に朝から夜までマジで1分も暇な時間ないんだよね。」みたいな。 さなポン:そうそうそうそう。 倉川:「寝る時間なくてさ。」みたいな。 さなポン:本当にそう。 倉川:本当は7時間ちょっと寝てるんですけど。 さなポン:それくらいね、大変だったっていうことですね。 倉川:それは盛って話してるなって、自分でも思った時はちょっとありますね。 倉川:何年か前、私まだ北海道に住んでいた時に、大学卒業して最初の2年ぐらいは北海道の山の中で働いてたんですよ。会社員として。 日本語の先生になる全然前ですね。 北海道の大きい山の中で働いていて、山の近くの町なので、本当に田舎の田舎なんですね。 小さい町で、図書館1つだけ、体育館1つだけ、コンビニも1つ。 スーパーは有名じゃないスーパーしかなくて、だいたい夕方の8時に閉まるんですね。 すごい不便な場所でした。 そんな山の近くに住んでたんですけど、私が住んでた時

  5. Jun 16

    #64 日本語の先生と新しい日本語を!『陰キャ・陽キャ・無キャ』

    日本語の先生と新しい日本語を学ぼう! 今日の単語は、「陰キャ(いんきゃ)・陽キャ(ようきゃ)・無キャ(むきゃ)」です。 陽気な人は陽キャ、陰気な人は陰キャ、という意味なんですが、…私はあまり使わないかな? トランスクリプト: さなポン:ぽんぽんぽーん!何かが始まっちゃうぜ!easy to dance!! 倉川:うわー、あの人、陽キャだなー。苦手だなー。 倉川:日本語の先生と新しい日本語を学ぼう! さな:陽キャ、陰キャ、無キャ。 倉川:陽キャ、陰キャ、この単語、さなぽん先生聞いたことありますか? さな:ありますよ。 さなポン:陽キャは明るい人、陰キャは静かな人とかですかね。 倉川:うん、そうですね。陽キャというのは陽気なキャラクター。つまり、簡単に言うと性格が明るい人という意味ですよね。 陰キャというのは陰気な人、つまり性格が暗い人という意味で、無キャというのもありますけど、知ってます? さなポン:これ初めて聞きました。無個性な人ですか?個性がない人。 倉川:そうそうそう。無個性な人、が無キャと言われているようですね。 調べてみると、大体2021年ぐらいから。 さなポン:5年くらい前ですか? 倉川:そうですね。コロナが…始まってちょっとぐらいかな。それぐらいですかね、から、インターネットでは言われ始めているようです。 使っていますか?さなぽん先生。「うわー、あの人陽キャだな」、とか、「私ちょっと陰キャかも」、とか話してますか? さなポン:言ったことはないですね。話したことはないですが、心で思ったりはしますね。 倉川:あ、そう? さなポン:「うわー、陽キャじゃーん」、みたいな。 倉川:あ、そう? さなぽん:「あの人陽キャじゃーん」、みたいな。 倉川:さなポン先生の心の単語帳の中には入ってるんですね?陽キャ、陰キャ。 さなポン:入ってますね。 倉川:えー。 さなポン:「うわ、眩しい、陽キャだ!」、みたいな。心の単語帳ですね。 倉川:それ、会社員生活の中では、あの人陽キャだ、みたいなのがあるんですか? さなポン:日常生活をしていて、よく思いますね。人のことを見ていて、自分と話してない時に、人のことを見るのが私好きなんですけど、人間を観察(かんさつ)するのが。 その時に、うわー、あの人たち、陽キャだな、とか、勝手に思ってます。 倉川:知らない人をね。 さなぽん:まあ、知ってるけど。知ってるけど、そこまで仲良くない人?友達には使わないかな? 倉川:私は、この単語はね、私の自分の単語帳、心の中の単語帳に入ってないですね。 さなポン:ないですか? 倉川:使ってないです。全然使わないし、あの人陽キャだな、とか、あの人陰キャだな、とか、人は全然思わないんですね。 さなポン:明るいとか、大人しいとか、そういう感じですか?心の中は。 倉川:そもそも、思わないと思うんですよね。なんか、その人が明るいか、暗いか、陽キャか陰キャかどうかって、場面によると思うんですよ。場面、環境。 例えば、家族と一緒にいる時は明るい人かもしれないけど、会社では暗い人、陰キャかもしれないですよね。 それって、その人が陽キャだ、ということは言えないじゃないですか。場面によって違うと思うんですね。 さなポン:「時による」ってことですね。 いろいろある。その人が陰キャな時もあるし、陽キャな時もあると思うから、そうは思わないっていうことですね。心の中で。 倉川:全然思わない。 さなぽん:決めないっていうことですね。 倉川:決められないんじゃないかなって、ちょっと思います。 さなポン:確かに。100%知らないしね、その人。 倉川:で、陽キャの特徴(とくちょう)、陰キャの特徴ってありますかね? さな:特徴、見たままの特徴ですか? 倉川:例えば、どんな人は陽キャで、どんな人が陰キャだ、みたいな条件ってあります? さな:うわー、ちょっと偏見入りません? 倉川:偏見入るかもしれないね。ちょっと人を傷つけないように。 さな:偏ってませんかね?偏った考え方。 倉川:高校時代とか考えてみる? さな:高校時代?スカートが短い女子は陽キャ。スカートが長い女子は陰キャ。 倉川:なるほどね。男子は制服からシャツを出す人は大体陽キャ。で、シャツをズボンの中に入れる人は陰キャだと思いますね。 さな:そうですね。 さなポン:真面目な学生は陰キャですか? 倉川:そうだね。大きく分けるとそうだったね。大学ではどうですかね? さな:飲みサークル。お酒を飲むためのサークルに入っている学生は陽キャ。 倉川:それは間違いないね。絶対そうだね。 さなポン:陰キャは、サークルに入ってない学生は陰キャ。 倉川:それも大体そうだね。どうしてだろうね。お酒を飲むサークル、飲みサークル?大学にありました? さな:あったあった。飲みサー。 倉川:さなポン先生、入ってました? さな:入らない、入らない。 倉川:でも知ってたんだ。 さな:入りませんでした。 大学1年生の時に、飲みサーの先輩たちの誘い方が嫌でした。 倉川:どんな誘い方? さな:入ろう、入ろう、入ろう。 イェイ、イェイ。今日1年生無料だよ。無料で飲めるよ。 おいで、おいで、おいで。 倉川:陽キャだな。 さな:こんな感じでしたね。 「あ、大丈夫です、大丈夫です」。 倉川:なかった。私の大学、そんなサークル。 さなポン:なかったですか。真面目な大学ですね。 倉川:怖いね。そんな人いたら。 さな:怖いでしょ。怖かったんですよ。怖いし。女の子だったけど。 倉川:多分、大学の人が見つけたら怒られるし、注意されるよね。そのサークル。 さな:きっとね。そうですよね。 倉川:怖い大学ですね。ちょっとね。 さな:やだ。そんな風に言わないで。 倉川:びっくりした。 さな:一部だけですから。全部じゃないですからね。 倉川:それは陽キャだね。 さな:陽キャですね。 倉川:さなポン先生は陰キャでしたか?陽キャでしたか? さな:どっちだろうな。 さっき倉川先生も言いましたが、人は陽キャでもあるし、陰キャでもあると思うんですね。場合によって。 人生を振り返ると、陽キャが多かったですかね、私は。 倉川:私とさなポン先生は、同じ日本語の先生の学校で勉強していましたよね。1年ぐらい。先生になるための勉強をする学校ね。 私たちは同じクラスメイトでしたけど、あの時はあなたは陽キャでしたよね。 さな:うそ!陽キャだったと思います? 倉川:うそ!そう思ってなかったですか? さなポン:思ってないですね。 倉川:へー。逆に陰キャでした?自分では。 さな:大学を卒業してから陰キャだと思ってます。 大学までは陽キャだったんだ。 倉川:学生だったんで陽キャ。関係がよくわかんないけど。 さなポン:陽気に楽しむ。学生を楽しんでいましたね。 倉川:あ、そうなんだ。私はあのクラスでは… さな:陰キャでしたね。 倉川:あ、そうですか。 さなポン:あんまり話さなかった。話してましたか? 倉川:いや、多分話してませんね。 さな:よく遅刻もしていたし、話さないし。 陽キャではなかったかなって思いますね。 倉川:そうですね。 私はあの時、夜仕事をしていたので、朝のクラスには間に合いませんでしたね。起きられなくて。 さな:9時からでしたね。 倉川:そう。朝4時まで仕事をしていたので。 それは大変でしたね。ちょっと無理でしたね。 さなポン:無理ですね、それは。 あの時は無キャですか?一緒に学校に通っていた時は。 倉川:あの時は全然陰キャだったと思いますね。 さなポン:あ、陰キャですか。 倉川:静かにしていたと思いますね、私。 さなポン:大学時代は? 倉川:大学時代、あのね、めちゃくちゃ陽キャだったと思いますね。 さなポン:えー、意外。そうなんですか。 倉川:それもすごい、私、場面で分けてるなって自分でも思ってました。 さなポン:意外。分けているんですね、このキャラクターを。 倉川:ゼミとか何もない時は陰キャで真面目に勉強して、サークル2つと部活1つに入ってたんですけど、それに行っている時は完全に陽キャでしたね。 ウィー!ってやってました。 さなポン:何サークルですか?スポーツのサークル? 倉川:バスケットサークルとボランティアサークル。耳が聞こえない人のた

  6. Jun 13

    #63 「その『いいです』ってどういう意味?」(カタカナ禁止!JLPT N4で1時間日本語チャレンジ!)

    カタカナを話したらOUT! 今日もJLPTのN4ぐらいの単語と文法で、カタカナ禁止のおしゃべりです。 さなポン先生の電話の話、ティッシュを配るアルバイトの話、倉川の梅雨(つゆ)の話です。 トランスクリプト: 倉川:カタカナ禁止! さなぽん:N4で1時間日本語チャレンジ!ここでは、JLPT N4の単語と文法だけで、日本語の先生2人が1時間おしゃべりをします。倉川: でも、それだけだったら簡単すぎるので、カタカナ語、英語を使ってはいけないというルールをプラスします。もし、カタカナ語を使ってしまったらすぐに終了。終わりです。頑張って1時間話しましょう。前回は1ヶ月前ぐらいですね。久しぶりです。さなポン:1ヶ月前ぐらいでしたね。私、娘とすごく練習してきたので、自信あります。倉川: 自信ありますね。絶対失敗しません、今日は。さなポン:練習してきたので、今日のためにカタカナ語を使いませんでした。倉川: 私はテーマ、話す内容を選ぶときに、カタカナ語を絶対英語を入れないようにテーマを選んでいるので、絶対大丈夫だと思います。さなポン:なんだそれは。そんなやり方があったか。倉川: テーマにカタカナ語を入れないっていうのをすごく気をつけてます。絶対に今日は1時間話せるでしょう。さなポン:なるほどね。倉川: 今日はですね、さなポン先生からですね。では、カタカナ禁止JLPT N4で1時間日本語チャレンジスタート!さなポン:はい、えーとですね、私の家の話なんですけど。倉川: 最近のですか?さなポン:最近の話なんですけど、携帯電話を使うときに、いろいろ調べたり、見たりするじゃないですか。倉川: そうですね。さなポン:あれ(※スマホのこと)があるから、調べることができるじゃないですか。倉川: 便利ですよね。さなポン:その、あれ(スマホ)の話なんですけど。倉川: 名前がちょっと言えませんね。さなポン:ごめんなさい。倉川: 英語ですから。さなポン:英語ですからね。で、そのあれを使って、2年経ったんです。あれを使い始めて。倉川: 新しいあれを買って、2年経ったんですね。さなポン:はい。で、ちょっと毎月お金を払いますから、あれを使うために。新しい会社のあれにしようと思ったんです。倉川: あれあれあれあれ、多いですね。さなポン:で、電話で前の会社に、あなたの会社のあれを辞めます、という電話をしたときの話なんですね。倉川: 新しい、他の会社に変えたいですから、辞めます。あなたの会社辞めます、という電話ですね。さなポン:はい、その電話をしたときの話なんですけども。そのときに電話で、あなたの会社の辞めます、辞めたいです、辞めますって言ったら、その電話の人が、「え?今、辞めなければ安くしますよ?」 と言ったんですよ。 倉川:あ、そう。さなポン:えーじゃないですか、私も。えーって。でも、私、新しい会社のあれを約束してしまったんですね。紙に書いてしまって。倉川: 名前をね。さなポン:名前を書いて、お金も払ってしまったので、もっと早く知りたかったんですね。安くなるなら。倉川: その言い方、ちょっと良くないですよね。さなポン:良くないでしょ。倉川: 辞めたい人は、安くしてあげる。えー、ちょっとびっくりしました。さなポン:私もびっくりして、えーって思って。そこでちょっと私の気持ちが、どうしようって思ってしまったんですが。倉川: やっぱり安い方が良いですよね。さなポン:安い方が良いですから、えーって言ってしまったんですよ。心の声が出てしまったんですよ。倉川: 電話で言ったんですね。さなポン:えーって。えーって言ってしまったんですよ。でも、新しい会社と約束をしましたから、あーっと思って。えーって言ってから、でも辞めますと言ったんですね。倉川: もう決めましたから。さなポン:もう決めました。辞めますと。そしたらその人が、「では、これからまた新しい情報を教えたいですから、連絡をしてもいいですか?」私の会社、古い会社の辞めますけど、私の会社からあなたに、これから私の会社のことを、そういう「安くなりますよ」、とか。「そういう情報をあなたに教えてもいいですか?」って。倉川: 言われたんですね。さなポン:連絡をしてもいいですか?電話をしてもいいですか?って聞かれたんですね。それで私は、「いいです!」と言ったんですよ。倉川: それは?いらない?(という意味?)さなポン:それで、ん?って。あ、同じです!同じです!その人も、ん?いいです!って言ったんですね。で、私が、いいです!いいです!って言ったんですよ。私、はっきりと、いりません!って言えないんですね。倉川: へー、あ、そうなんだ。さなポン:私の中で、「いらないです!」という言葉は、強い言葉だと思っているんですね。倉川: そうですね。日本語のいらないですは、結構強い日本語ですよね。ちょっと怖い感じ。さなポン:もし、自分が、私が言われたら、ちょっと悲しいなという言葉なので、私、あまり使ったことがない言葉なんですね。いりません。倉川: 大体の人は、ないと思いますね。いりません!さなポン:いいです!って言ったんですね。それで、その次に、またもう一つ、その人が質問したんですね。私に。私の会社のお知らせ、お知らせを家に送ってもいいですか?これからも辞めますが、これからもあなたの家にお知らせを送ってもいいですか?と聞かれたので、いいです!2回目ですね、私。2回とも、いいです!と言ったんですね。そしたら、その人が、「さっきからいいです!いいです!って、どっちですか!?」倉川: えー!?電話で!?さなポン:言われたんですよ、はい!倉川: 本当!?電話で!さなポン:本当に!倉川: えー!怖い!さなポン:わー!と思って!倉川: びっくりした!怒ってる?さなポン:大丈夫です!って言ったんですけど、いいです!大丈夫です!って私言ったんですけど、大丈夫です!ってどっちですか!?って言われて、結構です!って言って。はい、なんとか、いらない!っていうことを伝えることができたんですね。怒られました、電話で。初めて。倉川: 怖いですね。さなポン:私、お客さんなのに怒られました。倉川: びっくりですね。さなポン:あなた、さっきから、いいです!いいです!って、どっちですか!?言われましたね。倉川: えー、そんな感じで?さなポン:はい。倉川: へー。さなポン:私も、自分が、その時まで気がつかなかったんですね。自分の口癖(くちぐせ)だったんですね。倉川: うんうん、よく言ってしまうこと?さなポン:悪い習慣ですね。考えないで、いいです!とか、大丈夫です!って、私、よく使うんですね。倉川: なるほど。さなポン:いらない時にも、いいです!って言うし、もちろん、いい時にも、いいです!欲しいです!の時にも、言うんですけど。倉川: でも私、この電話の会社の人、ちょっと悪いと思いますよ。さなポン:本当ですか?倉川: だって、この話をしている時に、このさなポン先生が言った、いいです!が、「あ、お願いします!ぜひください!」という意味じゃないのは、誰が考えてもわかりますよね。さなポン:ね、わかると思ったんですけどね。倉川: 100人いたら、99人は、あ、それは、いらない!という意味だな、と思うでしょうね。うん。ちょっとその人が、変だな、と私は思いましたけどね。さなポン:あ、本当ですか?よかった。ちょっと気をつけようと思いました。倉川: まあ、そうかな。私、さなポン先生は問題ないと思うけどな、それは。さなポン:あ、そうですか?倉川: でも、一つだけ、ちょっと思ったのは、いいです!の前に、小さい言葉を言った方がいいな、と思いました。さなポン:小さい言葉。倉川: 例えば、あ、いいです!とか、いや、いいです!とか、小さい言葉があったら、もっとわかりやすいと思いましたね。そうですね、確かに。いや、と、いえ、は、一緒に使うといいですね。いらないです!という意味だから、一緒に使った方がいいですね。いや、いいです!さなポン:わかりました。 さなぽん:私、電話をかける仕事をしたこ

  7. Jun 6

    #62 私って、ちょっとバカだな!と思った話【JLPT N3】

    みなさんは、「私って、ちょっとバカだな」と思ったことがありますか? 私は最近多くなりました…。さなポン先生がショッピングモールに行った話と、倉川のSTEAMというゲームのアプリの話です。 JLPTのN3ぐらいの単語と文法で話しています。 トランスクリプト: 倉川:普通に生活していて、自分バカだなって思うことって、時々ありますよね? さなポン:ありますね。 倉川:ということで、今日のテーマ、私ってちょっとバカだなと思った話です。大体、JLPTのN3ぐらいの単語と文法で話していこうと思います。さなぽん先生、何かありますか? わぁ、私ちょっとバカだなって思った話。 さなポン:先週あったんです。 倉川:先週? よくあるんですね、じゃあ。 さなポン:よくあるんですよ。忘れちゃうんですけどね。メモしてないんでね。先週、ショッピングモールに家族と3人で行きました。で、いろいろ洋服を見たり、お花を見たりしてたんですよ。そしたら、久しぶりにゆっくり服を見ることができたんですね。自分の服を。娘の好きなアニメのキャラクターのグッズが売ってるお店があったんですね。あー、なるほど。期間限定で。 倉川:今だけ。 さなポン:今だけやってたので、そのお店に先に行ってからだったので、娘はすごく満足してるわけですよ。欲しいものを買って。 倉川:もう他のものに興味がない。 さなポン:そうなんです。それから、私の服を見たので、ゆっくり見ることができて。 倉川:娘が静かだからね。 さなポン:そしたら、本当に久しぶりに、うわー、めっちゃいいカバンじゃんって思うようなカバンが置いてあったんですね。 倉川:どんなカバンですか? さなポン:夏っぽいカバンで。 倉川:夏っぽい。カバンのタイプは何なの? リュック? トートバッグ? さなポン:肩からかけるショルダーバッグですね。 倉川:へー。 さなポン:ショルダーバッグで、布じゃなくて麦わら帽子のような素材が、なんていうんですかね。あ、カゴバッグが近いかな。カゴバッグで、夏っぽいカゴバッグだったんですね。 倉川:麦わら帽子と同じ素材のカバンですね。 さなポン:そうですそうです。同じ。ちょっと編み込まれたもので。 倉川:夏っぽいね。 さなポン:もう久しぶりに、いいなって思ったんですよ。欲しいな、あのカバン欲しいな、いいなって思って。ちょっと夫に、え、見てあのカバン可愛くないって言ったんですよ。で、夫が、え、どれ?って言って。ほらあれ、あれ、レトルト(Retort food / 調理包 / 레토르트 식품 / Makanan retort)で好きって言ってしまったんですね。 倉川:レトルト? さなポン:で、夫が、え?って言って。私も、レトロ(Retro / 復古 / 레트로 / Retro)で好き!って言いたかったんですよ。昔っぽくて、レトロ。 倉川:古い感じね。 さなポン:それを、レトルトで好きって大きい声で言ったんですよ。 倉川:レトルト、わかるかな? みんな。 さなポン:わかんないか。 倉川:ちょっと難しいかな。 さなポン:これ一人で笑ったという話ですね。店の前で。 倉川:言い間違いですね。 さなポン:レトルトっていう。 倉川:レトルトってカレーによく使いますよね。パックされてるカレーですよね。レトルトカレー。 さなポン:お湯で温めて食べることができるカレーですね。レトルトカレー。 倉川:ちょっと言い間違いで、自分バカだなって思うことが多いんですね。 さなポン:欲しかったカバンも、もういいやってなりました。 倉川:買わなかったんだ。 さなポン:買わなかったです。もう行こうって。がっかりしました、自分に。レトルトはないなと思って。 倉川:それ、日本語の先生始める前からそんな感じですか? さなポン:自分では気がつかなかったんですけど、よく周りの人に言われます。 倉川:そうなんだ。 さなポン:それ違う。間違ってるよって。頭の中では、ちゃんとレトロって言ってるんですよ。レトロで可愛いって言いたかったんです。でも口はレトルトで可愛いって言ってたんですね。 倉川:買ったんですか? なんかカレーとか。 さなポン:買ってない。 倉川:なんかそういうことはあるよね。他のこと考えながら話したら、言い間違えちゃったはあるけど。 さなポン:ありますね。それもよくするけど、その時はもう100%欲しかったんです。そのカバンが欲しかったんです。本当に伝えたかったんです。可愛いって。欲しいと。だからレトルトのことなんて考えてないです。 倉川:なんででしょうね。 さなポン:びっくりしました。 さなぽん:倉川先生は、自分バカだなーって思ったことありますか? 倉川:若い時はあんまり思ったことなかったんですけど、最近はちょっと多くなったなと感じますね。特になんかその、私めちゃくちゃせっかちなんですよ。せっかち。せっかちなタイプなんです。何でも早く早く、早く終わらせたい、早くしたいっていうタイプなんですよね。すごい失敗することが結構多くて、私たち今YouTubeでゲームを遊んでますよね。 さなポン:ゲームで日本語を教えていますね。 倉川:最近は八番出口とか八番乗り場とかやりましたけど、そのゲームはSteamというパソコンのアプリを使って遊んでますよね。ゲームをする人なら知ってるかもしれないですね。Steam。あれ、初めて作った時にログインしないといけないでしょ? さなポン:はい。自分のアカウントを作って。 倉川:メールアドレスを書いたり、名前を書いたり、パスワードを書いたりするじゃないですか。 さなポン:登録(とうろく)しますね。 倉川:そうですね。あれ、さなぽん先生、すぐできました? さなポン:え?どういうことですか? 倉川:アカウントを作りましたよね? 自分の。 さなポン:はい。 倉川:あれ、簡単でした? さなポン:簡単でしたよ。他のアカウント作るのと同じ感じでできましたよ。 倉川:そうなんだ。 さなポン:特別じゃなかったですよ。 倉川:なるほど。全然難しくないですよね。 さなポン:はい。 倉川:私、あれ3日かかりました。 さなポン:ねえ!なんで? 倉川:それが、自分バカだなと思った話なんですけど、Steam、普通ですよね。全然普通のプラットフォームというか、アプリなので、名前書いて、あとメールアドレス書いて、パスワード書いて、あと誕生日も書いたかな? さなポン:うん、だったかな? はい。 倉川:そして、あと自分の名前を書きますよね? そのSteamの中だけで使う名前。 さなポン:ああ、うんうん。ニックネーム(Nickname / 暱稱 / 별명 / Nama panggilan)みたいな。 倉川:そうですね。ゲームの中だけで使うニックネームを作ったでしょ? 作りました。で、それちょっとペーっと思って、ゲームの中で使う名前も今決めるんだと思って書いたんですよ。確かに。で、私、倉川ジョンでしているので、倉川ジョンと書いて、で、そのアカウントを作ったんですね。すぐ作れました。で、よし作った。よし大丈夫だと思って、パソコン閉じて、で、次の日、またSteam入って、ちょっとゲームを探そうと思って、ログインするじゃないですか。 さなポン:はい。 倉川:それができなかったんですよ。 さなポン:へえ。 倉川:それに3日かかりました。 さなポン:パスワード忘れたからですか? 倉川:いや、私ね、こういうパスワードは絶対忘れないようにスマホにメモしてるんですよ。 さなポン:うーん。 倉川:名前とかね。うーん。で、え、おかしいなと思って、前の日に作ったばかりだから、私が間違えるわけがないし、メモもしてあるし、大文字? 大きい文字とか小さい文字とか小文字? 大文字小文字もちゃんとメモしてあるし、え、おかしいな何だろうと思って。とりあえず2回やってダメだったんですね。2回入れても入れなかったんです。ダメです。 さなポン:うーん。 倉川:あなた、アカウントありませんよって出て。 さなポン:へえ。 倉川:え、おかしいなと思って。で、ずっと前、10年くらい前に作ったSteamのアカウントでもう1回ログインしてみようと思って。 さなポン:10年前の。 倉川:そうそうそう。大学生の時ね、作ったやつで。 さなポン:よく覚えてましたね。 倉川:あるかなと思って。それもなくて。 さなポン:あら。 倉川:どうしようと思って。 さなポン:入れなかったんですね

  8. May 28

    #61 「強さ」とは何か?【JLPT N2】

    今年の東京大学の英語の入試問題に、こんな問題が出たそうです。「What does it mean to be strong?」 日本語で言うと、「強さとは何か?」ですね。 みなさんなら、日本語でどう答えますか? 【トランスクリプト】 倉川:さなポン先生、日本一頭がいい大学、世界大学ランキング26位、アジアで3番目にいい大学といえばどこですか?さなポン:ピンポーン!東京大学!倉川:正解!もちろんそうですよね。東京大学、日本で一番いい大学としてよく知られています。そんな東京大学なんですけど、今年ですね、2026年の2月に東京大学を受験した受験生、高校3年生の学生ですね、受験生がある今年の東大の英語の問題をインターネットでシェアしたんですね。 さなぽん:英語のテストですね。 倉川:そのテストの内容がとても面白いということで、日本でちょっと大きな話題になったんですね。さなポン:東京大学は書かせるテストですよね。倉川:答えを選ぶ問題ではなくて、英語の文を作る問題を出したんですね。それがどんな問題かというとですね、こういう問題でした。 ♬~ 以下の問いに、60~80語の英語で答えなさい。 What does it mean to be strong? さなポン:強さとは何ですか?倉川:強いことの意味は何ですか?もっと簡単に言うと、強さとは何ですか?ですよね。さなポン:強い、弱いの強いですね。倉川:強い、強さ、名詞ですよね。この強さって何ですか?これだけの問題。さなポン:深い!いろんな考え方できますよね。面白い!倉川:人によって強さって全然違うでしょ。お母さんとしての強さとか、人としての強さ。 さなぽん:力が強いもいいですよね。倉川:スポーツをする人なら、スポーツをする人としての強さとか、社会人としての強さとか、いろんな強さがあると思うんですけど、こんなちょっと曖昧(あいまい)な、哲学的(てつがくてき)な問題を出したということで、すごく話題になりました。さなポン:日本語で答えるのも難しいのに、英語で答えなければならないんですね。倉川:そうですね。私たちは日本語の先生ですし、これは日本語の勉強のためのラジオですからね。さなポン:もちろん日本語で。倉川:日本人が英語で考える問題なんですけど、日本語を勉強している皆さんなら、この質問に日本語でどうやって答えますかということで、私たち日本語の先生が答えを考えてみましょう!ということです。さなポン:来年東大に行けるかもしれませんね。ラジオを聴いてる人は。倉川:ということで、皆さんも一緒に考えてほしいんですけど、私たちも私たちで答えを考えてきましたね。今まで考えたことあります?さなポン:ないです。考えたことなかったです。倉川:ちょっと私たちの答えを発表していこうということで、やっていきますか。さなポン:はい。 倉川:まず、私の答えいいですか?さなポン:お願いします。倉川:強さとは、「白い靴下」だ。さなポン:いいね。わかりやすい。倉川:本当?意味わかります?さなポン:靴下は一番汚れるところですよね。倉川:はい。さなポン:でも、白いまま、汚れないでいる。白いままでいること、つまり強さだっていうことですか?倉川:すごい。よくわかりましたね。さなポン:わかりやすいですよ。倉川:本当?その通り。さなポン:だって私の靴下、全部黒いです。倉川:白い靴下、ない?さなポン:汚れています、全部。倉川:そうなんですね。私が言いたかったのは、強さとは、白い靴下だ。白い靴下はとても汚れやすい。でも、白い靴下は黒い靴下には絶対にならない。どんなに汚れても、白い靴下はあくまで白い靴下だ。汚れたとしても、白いままでいる。それが強さだと思ったんですね。  だから、簡単に言うと、大人になって社会に出ると、悪い人になるチャンスもたくさんあると思うんですよね。力をもらって、お金をもらって、時間をもらって、本当にいい人じゃなくて、自分がしたいことのために、自分のお金のためにとか、悪いことをするチャンスも、実はみんなたくさんあると思うんですよね。大人になると。でも、それをしないで、自分が正しいと思ったことを守る。汚れてもそのままでいることが強さだと思うんですよね。さなポン:いいね。倉川:黒い靴下にならないことね。さなポン:いいね。もう正解じゃない?これでいいんじゃない?倉川:試験に書く勇気はないけどね。さなポン:いいと思うよ。シンプルで。わかりやすい。難しい言葉でもないし、いいと思います。倉川:ありきたりな、普通な答えじゃないから、面白いかなと思って考えました。さなポン:例えてますね。倉川:強さとは、白い靴下だ。 倉川:さなポン先生お願いします。 さなぽん:強さとは、雪が降った時の種(たね)。倉川:雪が降った時の種?植物の?さなポン:植物の。倉川:どういうことですか?さなポン:植物は、野菜とか花とかは、春に種を植えて、大きくなる野菜や花もあるんですが、秋とか冬ですね。寒い時に植えて、大きくなる野菜とか花もあるんですよ。雪があっても、大きくなろうとする、寒い中、頑張っている種は、夏に蒔く種より、強くないですか?倉川:大変な環境で、頑張れる種。それが強さだ。ということですね。さなポン:私は、小さい時、強い人こそがいいと思っていたんです。誰にも頼らず、子供の時?子供の時、誰にも頼らず、一人でやる。さなポン:迷惑をかけない。自分で何か問題があっても、自分で問題を解決すること。それこそが強い人であり、人に迷惑をかけないことが、人に頼らないことが、一人だけでできることがいいと思っていましたが。 倉川:小学校ぐらいですか?さなポン:そうですね。小学校、中学校もかな。なんか、それって良くないなって思ったんですよ。倉川:どのタイミングで?さなポン:大学生の時に、人にめちゃくちゃ頼る先輩がいたんですよ。何も自分でやらないで。倉川:ああ、「これちょっとお願い!」みたいな。さなポン:そうそうそう。例えば、英語はAさんに聞いて、パソコンのことはBさんに聞いてとか、人を全部使ってる先輩を見て。 倉川:女の先輩? さなぽん:女の先輩。さなポン:うわー、人生、イージー(EASY)じゃん!倉川:って思ったんですね。さなポン:簡単に生きてるなって思ったんですよ。時間を上手に使ってるなって思って、良い意味で思ったんだ。私はそれまで全部100%自分で、一人で解決していたので、時間ないですよね、ほとんど。全部ガチガチに毎日を生きてたので、楽しそうに生きてるな、あの先輩は!と思って、そこからちょっと、無理をしないことを覚えました。倉川:そこで強さの考え方がちょっと変わったかもしれないですね。さなポン:変わった変わった。倉川:その先輩がちょっと強そうに見えたんだ。社会的に強いってことかもしれないですよね。色々な問題や課題を他人と一緒に解決できる能力?さなポン:そうだね。強いと言えば強いですね。それはなんかさ、それは全然同意するんだけど、その方が楽しいだろうし、楽だろうし、強いんじゃないですか?さなポン:社会的に見たら。会社の中でも学校の中でも、そういう人強いと思いますね。さなポン:いますよね、どこでもね。倉川:うん、いると思うね。さなポン:上手に生きている人ね。倉川:それ私はなんかね、つまらないなって思うんですよね。自分でその問題を解決した方が面白いのに、その問題を解決するところが一番楽しいのに、チャレンジするところなのに、どうしてその楽しいところを他の人にお願いしちゃうんだろうってちょっと思いますね、私は。自分でやった方が自分の能力になるから楽しいのになって思いますね。さなぽん:そう思うよ。 倉川:どっちなんだよ。そう思うんかい。さなポン:なんか使い方だなって思って。勉強においては、全部自分で考えて、自分でこうかな、こうかなって考えることがいいと思うんですよね。考えることが大切だと思うけど、人に頼ってもいいところもあるじゃないですか。倉川:社会生活ですか?会社員の生活で?さなポン:そうそう。倉川:自分ができないことはあるからね。さなポン:全部一人でやろうとしないで、言ってくれたらいいのにっていうこと。例えば友達がそのレポートを先生に出しに行くときに、その友達に私のレ

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北海道出身の日本語教師二人が、JLPT N5~N2ぐらいの単語や文法でおしゃべり! リアルな日本語を聞く練習ができる、やさしい日本語のポッドキャストです。 スクリプトを用意していますので、ぜひご覧ください。 Two Japanese teachers from Hokkaido chat using JLPT N5 to N2 level words and grammar! This is an easy Japanese podcast where you can practice listening to real Japanese. Scripts are available, so please check them out. 兩位來自北海道的日語老師,用JLPT N5~N2程度的單字和文法聊天! 這是一個可以練習聽真實日語的簡單日語播客。 我們準備了逐字稿,歡迎參考。 홋카이도 출신 일본어 교사 두 명이 JLPT N5~N2 수준의 단어와 문법으로 대화합니다! 실제 일본어를 듣는 연습을 할 수 있는 쉬운 일본어 팟캐스트입니다. 스크립트를 준비했으니 꼭 확인해 주세요.

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