エンタメTechスタジオ

ヤマモトショウ、iai坪井

音楽プロデューサーのヤマモトショウが、普段受けているテクノロジーの「特別授業」をそのままポッドキャストに! AI・テクノロジー専門家のiai株式会社代表・坪井を講師に迎え、AI、web3、メタバースなど、エンタメの未来を創る技術の最前線を学び、議論する音声をリアルなまま配信!

  1. Oct 20

    [#13-1] 作るAI、解くAI:相づちも割り込みもできる、ChatGPTの新しい会話機能。収録中に呼び出されたAIは、ヤマモトショウに何を聞いた?(1/5)【エンタメTechスタジオ】

    「ChatGPTは1秒間に何度も、"話すか、聞くか、黙るか"を判断している...!?」 3〜4か月ぶりのアップデート回です。この夏のAIニュースを「作る」「解く」「暴れる」「変わる」の4つに分けて紹介します。新シリーズでは、AIが作品や会話を「作る」話と、数学や暗号の難問を「解く」話を扱います。 最初の話題は、7月に新しくなったChatGPTの会話機能。これまで声でAIと話すときは、話し終わったら交代する、トランシーバーのようなやりとりでした。それが今は、相づちを打ち、途中で割り込まれたら止まり、こちらが考えている間は黙って待てるように。収録中に実際に呼び出して、ヤマモトに質問をしてもらいました。 後半は「AIと声で話したいか?」という議論へ。作詞作曲家のヤマモトは「自分の仕事は、コミュニケーションからは生まれるけど、会話からはあまり生まれない」と語ります。そして話は、人間も同じように一瞬ごとに「話すか、黙るか」を判断しながら会話しているのでは、というところまで広がります。 ※「作るAI、解くAI」編(全5回)の1回目です。※収録日:2026年9月2日

  2. Oct 13

    [#12-6] メタバースは"現実"になるか?:全盛期の姿で歌い続けるバンド、中の人がいないAIアバター、そして脳とつながる未来。メタバースはどこへ向かうのか(6/6)【エンタメTechスタジオ

    「70〜80代のバンドが、全盛期の姿のまま400万人を動員している...!?」 最終回は展望とエンタメへの実装。「メタバース」という言葉は使われなくなっても、没入型のVR、軽いメガネ型、友達と集まる巨大プラットフォームの3つの形で残る、というのが坪井の見立てです。初音ミクやVTuber、バーチャルフェスを受け入れてきた日本の勝ち筋はアバター文化にあります。 エンタメの例として、スター・ウォーズの特撮会社がCGで再現した"70年代の姿のABBA"が今も公演を続けている話から、「昔の名選手が今のチームにいたら」という可能世界の話、そして中の人がいないAIアバターへ。ヤマモトからは「ICカードの改札のように"もう戻れない"レベルで変わった時に、世界は変わる」という指摘も。 最後は長期予測。脳に電極を入れて考えるだけで機械を動かす試み、現実を丸ごと複製するデジタルツインの先に、「過去にも未来にも行ける」世界が見えてくる。メタバースの授業はここで一区切り。次回からはアップデート回を予定しています。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の6回目(最終回)です。 ※収録日:2026年7月14日

  3. Oct 6

    [#12-5] メタバースは"現実"になるか?:触られていないのに触られた気がする。VR空間のハラスメント調査、追いつかない法律、子供の年齢チェックと視線データの落とし穴(5/6)【エンタ

    「アバターが触られると、現実の体まで触られた気がする...!?」 五感を騙せるということは、仮想の出来事が現実の心と体に効いてしまうということでもあります。VR利用者の間で「ファントムセンス」と呼ばれる現象から、今回はメタバースの課題を見ます。 ソーシャルVRの利用者調査では、ハラスメントを経験・目撃した人が半数を超え、女性アバターは中の人の性別に関係なく被害に遭いやすいという結果が出ています。しかも回答者の8割は男性で、多くが女性アバターを使っている。ここから「アバターに性別は必要なのか」という議論に発展します。 後半は、物理的な接触がない被害を法律でどう扱うかという問題、坪井がVR空間でしつこく絡まれた体験談、子供を守るための年齢チェックが顔動画や身分証を企業に預けることになるジレンマ、視線からパスワードが読み取られてしまう研究、アバターのなりすましと権利の話まで。まだ顕在化していない課題も、web3の時と同じように必ず出てくる。安心して使えるメタバースにするためには、そういった課題を解決することが必要と言えます。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の5回目です。 ※収録日:2026年7月14日

  4. Sep 29

    [#12-4] メタバースは"現実"になるか?:五感をハックする技術。MacBookのクリック感は作られた錯覚、空間オーディオ、全身振動スーツ、電気で塩味を1.5倍にする食器(4/6)【エンタメTechス

    「MacBookのトラックパッドは、実は"押されていない"...!?」 「没入している間は、そこが現実になるかもしれない」。では、その"現実感"は何でできているのか。今回は五感を技術で作る話です。人間が受け取る情報の8割は視覚と言われますが、本当に"その場にいる"感覚を作るのは、むしろ音や触覚かもしれません。 聴覚では、2人がVR会議で驚いた空間オーディオ。音楽プロデューサーのヤマモトからは「音楽のステレオ配置は"現実の聞こえ方"とは出発点が違う」という制作現場の話や、「人間は思っている以上に世界を2次元で捉えている」という持論も。触覚では、実は沈んでいないMacBookのトラックパッド、撃たれた場所が震える全身スーツ、ディズニーが発表した"どこまでも歩ける床"。味覚では、弱い電気で減塩食の塩味を1.5倍に感じさせる商品も登場しています。 最後は"攻めた五感デバイス"で知られる理系大学の余談も。五感を騙せるようになると、仮想世界の出来事が現実の心と体に効いてくる。その話は次回に続きます。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の4回目です。 ※収録日:2026年7月14日

  5. Sep 23

    [#12-3] メタバースは"現実"になるか?:メタバースで"死ぬ"とはどういうことか。哲学はすでに答えを持っている?没入している間は、メタバースの方が"現実"になる?(3/6)【エンタメTech

    「メタバースでアバターを消すことは、"殺人"にあたるのか...?」 前回の可能世界論を踏まえて、今回は「哲学から見ると、メタバースはどう映るのか」。もう一つの世界を"世界"だと感じるためには、現実と同じ論理が動いている必要がある。重力のように現実と違っていても受け入れられるものと、三段論法のように崩れた途端に"世界"として成り立たなくなるものがある。メタバースを作るとは、この"常識のライン"を調整する作業なのではないか、というヤマモトの見立てです。 そこから「アバターが抹消されたら、それは殺人か」「脳のデータが残っていれば死んでいないのか」といった、いずれ必ず問われる問題へ。ヤマモトいわく、こうした問いの多くは、AIやメタバースが登場する前から哲学で議論されてきたものです。 後半は可能世界論の源流である17世紀の学者ライプニッツの話。微積分を作った数学者が「神はあり得た世界の中から最善の世界を選んだ」と考えた話から、「ここ」「今」と同じように「現実」もただの指差し言葉ではないか、という話へ。没入している間は、そこが現実になるのかもしれません。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の3回目です。 ※収録日:2026年7月14日

  6. Sep 15

    [#12-2] メタバースは"現実"になるか?:音楽プロデューサーが大学で研究した「可能世界論」。パラレルワールドは実在するのか、"近い世界"は何で決まるのか(2/6)【エンタメTechスタジオ

    「パラレルワールドは"ある。でもアクセスできないから無いのと同じ"...?」今回はいつもと立場が逆転し、ヤマモトが講師役。大学時代に研究していた哲学「可能世界論」を、素人の坪井に噛み砕いて解説します。出発点は「5分前のスマホと今のスマホは同じもの?」「10年で細胞が入れ替わった自分は同じ人?」という、ものの同一性の問い。これは机上の空論ではなく、脳死を"死"と定めた議論とも地続きだといいます。そこから「コロナが流行ったのは事実だけれど、流行らなかった世界もあり得た」という話を入り口に、"必然"は「どの可能世界でも真」、"偶然"は「真だけれど、そうでない世界もあり得た」と、可能世界を使って定義する考え方へ。後半は「分岐した世界は実在するのか」。バック・トゥ・ザ・フューチャーが当たり前にした"歴史の修正"は本当に成り立つのか、"近い世界"と"遠い世界"の差はどこで決まるのか。ヤマモトが自身の立場として語る「対応者理論」は、メタバースのアバターとも深くつながっていました。※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の2回目です。※収録日:2026年7月14日

  7. Sep 9

    [#12-1] メタバースは"現実"になるか?:トロンからレディ・プレイヤー1まで映画で見る"入る世界"、ドラえもんの「もしもボックス」が導く"もう一つの世界"(1/6)【エンタメTechスタジオ】

    「ドラえもんの『もしもボックス』は、哲学の入り口だった...!?」 前編では「メタバースは二度死んだけれど、死んだのは言葉だけで実体は生き残っている」という話をしました。後編の新シリーズは、その"もう一つの世界"を深く考える授業です。あっちの世界を考えるなら、こっちの現実もちゃんと考えなければいけない。まずは肩慣らしとして、映画の話から入ります。 40年以上前にデジタル世界へ入る物語を描いた『トロン』、『マトリックス』『アバター』、そして『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』と仮想世界を描き続ける細田守監督の作品。ヤマモトが子供の頃に見ていたデジモンの話も交えつつ、ネットの普及で"仮想世界"の描かれ方がどう変わったかを振り返ります。 後半は"入る世界"から"もう一つの世界"へ。ドラえもんの「もしもボックス」、Disney+『ロキ』に出てくる"変異体"、並行世界の自分を追う映画。SFの定番設定を、大真面目に学問として扱う哲学があります。次回、ヤマモトが大学で専攻していた「可能世界論」に入ります。 ※「メタバースは"現実"になるか?」編(全6回)の1回目です。 ※収録日:2026年7月14日

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