マンガわちゃわちゃ読書会

マンガわちゃわちゃ読書会

この番組は、好きなマンガを題材に、フェミニズム的な視点を軸にしながら、作品の表現や関係性、違和感や魅力について語っていく、読書会形式のポッドキャスト「わちゃどく」です。 ホストは、詩人・アクティビストの深沢レナ。 一人でぼそぼそ語ったり、ときどきゲストを迎えてわちゃわちゃします。ゆるくて真剣な読書会です。 *おたよりお待ちしてます〜 https://forms.gle/5xG2VgTojtnBvacC6 *気が向くとポッドキャストのスクリプトをnoteに公開してます。 https://note.com/rena_fukazawa 【深沢レナ】 1990年生まれ。詩人・活動家。法学部で刑法を学んだ後、結婚・離婚を経て、早稲田大学大学院で現代文学を専攻。詩集『痛くないかもしれません。』『失われたものたちの国で』を刊行。大学院在籍時に教員によるセクシュアル・ハラスメント被害を受けた経験から、2020年に「大学のハラスメントを看過しない会」を設立。アカデミアにおける性暴力や制度的暴力について発信している。絵本『こぎつねのママ ママのこぎつね』(現代書館)を監修。2025年より〈図書新聞〉で書評を担当。 HP: http://renafukazawa.boy.jp

Episodes

  1. 第7回 声優について勝手に語ります

    JAN 21

    第7回 声優について勝手に語ります

    あけましておめでとうございます。 2026年一発目のわちゃ読は、声優さんの話です。 去年から声優さんの世界にハマっております。声優さんの演技、声優という役割の特殊性、声優の歴史、声優のクイア性やメタ性、声優業界のセクハラ告発など、深沢一人でぼそぼそ語りました。 ※ 最初にジィジィ音がしているのは、うしろで餅を焼いている音です。 ※ 神谷浩志さんのお名前を「かみやこうじ」と言ってしまいましたが、正しくは「ひろし」です。ごめんなさい! ちなみに、神谷さんの出ている『NHKプロフェッショナル 仕事の流儀』もすごく勉強になりました。 ・『昭和元禄落語心中』の石田彰さんに感服 ・森久保祥太郎さんの『忍たま 最強の軍師』レクチャーになるほど ・記号でしかないアニメのキャラに肉体を持たせるための声優 ・声優の演技からキャラクターが消える瞬間 ・『進撃の巨人』のアニメの完成度よ ・梶裕貴さんと浪川大輔さんの語る、映画吹き替えとアニメアフレコの違い ・声優という職業はどう作られてきたか?——声優がマルチタレント化するまで ・現実とフィクションの橋渡しとしての声優 ・声優というメタ的存在 ・声優のクイア性——性別を超えて演じる ・少年を女性声優が演じるという流れはどう生じてきたか?ーー小原乃梨子さん、緒方恵美さん ・声優業界におけるセクハラ告発——柴田由美子さん *参考にした本やメディア 小山昌宏、須藤瑤子編著『アニメ研究入門 アニメを極める11のコツ』(現代書館、2018) 石田美紀『アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか』(青弓社、2020) 日刊スポーツ(2024年2月13日) 「聖闘士星矢」春麗役59歳声優が過去のセクハラ暴露、太もも触られ「その方はまだ現役で…」 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202402130000365.html 梶ラジオ#09 ゲスト浪川大輔(2023年7月21日) https://www.youtube.com/watch?v=WTS8gjyZ6gA ★ 番組へのお便りお待ちしています〜 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9HdH5Y7EqqNwBDKHrPWr3MxFM31y4SCLCAaURE3KotNKOBw/viewform?usp=header

    19 min
  2. 第6回 年末企画 2025年に読んでおもしろかったマンガを語る —ゲスト:竹田純さん(書籍編集者)

    12/28/2025

    第6回 年末企画 2025年に読んでおもしろかったマンガを語る —ゲスト:竹田純さん(書籍編集者)

    今回は、2025年最後の回ということで、今年読んでおもしろかったマンガについて語りました。 ゲストには書籍編集者の竹田純さん。共同生活、怪物、スポーツ漫画、社会性、ジェンダーなどの視点から、ふたりでゆるく語ってます。 *ネタバレすることがあります。ご注意ください。 目次  ・竹田が担当したコミックエッセイ~『帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目』(はらだ有彩) ・結婚以外の共同生活のかたち   ・竹田ベスト①『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』(藤田和日郎) ・メアリー・シェリーと『フランケンシュタイン』の「怪物」  ・竹田ベスト②『GIANT KILLING』(ツジトモ/綱元将也) ・他のサッカー漫画『ブルーロック』『アオアシ』との比較 ・竹田ベスト③最近の『ワールドトリガー』(葦原大介) ・議論ばっかで戦わない少年漫画ってすげぇ ・警察的機構の物語のなんと多いことよ ・『マッシュル-Mashle』のヒロインはおじいちゃん ・深沢ベスト①『わたしは壁になりたい』(白野ほなみ) ・深沢ベスト②『となりのとらんす少女ちゃん』(とら少) ・深沢ベスト③『ボール・アンド・チェイン』(南Q太) ・『10DANCE』の映画と原作の比較 ・『葬送のフリーレン』に思うこと *わちゃ読へのメッセージお待ちしています。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9HdH5Y7EqqNwBDKHrPWr3MxFM31y4SCLCAaURE3KotNKOBw/viewform?usp=dialog *noteにて、今回紹介したマンガの一覧を掲載しています。 https://note.com/rena_fukazawa

    1h 4m
  3. 第5回 吉田秋生『BANANA FISH』④ 少女漫画史におけるBLとブロマンス〈後編〉 —ゲスト:唐仁原志保さん

    12/25/2025

    第5回 吉田秋生『BANANA FISH』④ 少女漫画史におけるBLとブロマンス〈後編〉 —ゲスト:唐仁原志保さん

    前回に引き続き、唐仁原志保さん(元編集者・現NPO職員)をゲストに、吉田秋生『BANANA FISH』を語ります。 今回はとくに、作品でやや問題があるように思える箇所も含めて、深掘りして話していきます。 ※このポッドキャストは『BANANA FISH』のネタバレをふくみます。まだ読んでない人は、作品を読んでからまた戻ってきてね。 目次 ・BLとホモフォビアーー同性愛者≒性加害者的に描かれる傾向 ・ただ殺されるためだけに出てくる女性キャラ ・アッシュのチート設定 ・「性悪女」像を背負わされたユエルン ・オーサーとアッシュは推せる ・ブランカ、お前は何がしたかったんだ? ・アッシュのハニートラップ描写はいかがなものか・・・ ・#MeTooムーブメント前後の性暴力描写 ・「性」に希望を見出していない若者たち ・BLとブロマンスの違いは性的描写のあり/なしなの? ・性抜きの関係性の方が尊い? ・腐女子の自虐マインド ・BLやブロマンスの魅力 ・なんで少女漫画の背景では花が咲いてるの? ・マッチョな男性に疲れてます、われわれは。 ・何もできない大人たち——ケアとはどうあるべきか? ・やおいとBLは何が違う? *わちゃ読へのメッセージお待ちしています。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9HdH5Y7EqqNwBDKHrPWr3MxFM31y4SCLCAaURE3KotNKOBw/viewform?usp=dialog *noteはじめました。頑張れれば後日番組のスクリプトをのせるよ。 https://note.com/rena_fukazawa

    41 min
  4. 第4回 吉田秋生『BANANA FISH』③ 少女漫画史におけるBLとブロマンス〈前編〉 ―ゲスト:唐仁原志保さん

    12/19/2025

    第4回 吉田秋生『BANANA FISH』③ 少女漫画史におけるBLとブロマンス〈前編〉 ―ゲスト:唐仁原志保さん

    第4回 吉田秋生『BANANA FISH』③  少女漫画史におけるBLとブロマンス〈前編〉 ――ゲスト:唐仁原志保さん 先月に引き続き、『BANANA FISH』についてです。 今回は初のゲストに、深沢の元担当編集者で現NPO 職員の唐仁原志保さんをお招きし、少女漫画におけるBLとブロマンスの系譜について、ざっと解説してもらいながら語り合いました。 ※このポッドキャストは『BANANA FISH』のネタバレをふくみます。まだ読んでない人は、作品を読んでからまた戻ってきてね。 ・少女漫画における性虐待シーン ・性暴力を消費している感覚 ・ユエルンの魅力 ・「愛する人」がいなくちゃいけないの? ・BLとブロマンスはどこからうまれたの? 〜少女漫画小史 ・竹宮恵子『風と木の詩』と構造が似ている ・ベトナム戦争から始まる少女漫画ってすごくね ・BLの心地よさ ・ケアの物語としてみたときの英二 ・ファンアートに頼らないと耐えられない世界線  *わちゃ読へのメッセージお待ちしています。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9HdH5Y7EqqNwBDKHrPWr3MxFM31y4SCLCAaURE3KotNKOBw/viewform?usp=dialog *noteはじめました。頑張れれば後日番組のスクリプトをのせるよ。 https://note.com/rena_fukazawa

    43 min
  5. 第2回 吉田秋生『BANANA FISH』①エイちゃん、そのまなざし、尊すぎ――アッシュとリヴァー・フェニックスをめぐって

    11/11/2025

    第2回 吉田秋生『BANANA FISH』①エイちゃん、そのまなざし、尊すぎ――アッシュとリヴァー・フェニックスをめぐって

    こんにちは。これからしばらく『BANANA FISH』について語っていきます。今回も深沢一人でお届けします。 ※このポッドキャストは『BANANA FISH』のネタバレをふくみます。まだ読んでない人は、作品を読んでからまた戻ってきてね。 目次 『BANANA FISH』を選んだ理由アッシュとエイジの尊い関係アッシュのモデル=リヴァー・フェニックス『スタンド・バイ・ミー』から『マイ・プライベート・アイダホ』までアッシュとアメリカンドリームアッシュの行動原理は「自由になること」比喩に閉じ込められるアッシュ「君は豹じゃない」エイジの写真とディノの剥製図書館の意味美少年を消費するということ——「ベニスに死す」とビョルン・アンドレセン『BANANA FISH』の“見る”ことの倫理ジェシカのセリフに潜むメタコメントアッシュとリヴァーの不思議な呼応クイアな親密性“見る=搾取”をどう越えられるか ◾︎今回出てきた批評用語:【テクスト論】 作品(テクスト)を、作者の意図や背景から切り離して、テクストそのものの構造や言葉の使われ方、登場人物の関係性などから読む立場。 テクスト論では、「作者が何を言いたかったか」ではなく、作品の中で言葉やモチーフ、視点、イメージがどのように機能しているかを読み解く。 今回は『BANANA FISH』において、アッシュに用いられる比喩という観点から、エイジの眼差しの特異性を考えてみました。 ◾︎参考文献・引用文献 Robb, Brian J. River Phoenix: A Short Life. London: Plexus Publishing, 1994. 『漫画家本 Special 吉田秋生本』小学館, 2017年. ★わちゃ読へのメッセージお待ちしています。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9HdH5Y7EqqNwBDKHrPWr3MxFM31y4SCLCAaURE3KotNKOBw/viewform?usp=dialog

    30 min

About

この番組は、好きなマンガを題材に、フェミニズム的な視点を軸にしながら、作品の表現や関係性、違和感や魅力について語っていく、読書会形式のポッドキャスト「わちゃどく」です。 ホストは、詩人・アクティビストの深沢レナ。 一人でぼそぼそ語ったり、ときどきゲストを迎えてわちゃわちゃします。ゆるくて真剣な読書会です。 *おたよりお待ちしてます〜 https://forms.gle/5xG2VgTojtnBvacC6 *気が向くとポッドキャストのスクリプトをnoteに公開してます。 https://note.com/rena_fukazawa 【深沢レナ】 1990年生まれ。詩人・活動家。法学部で刑法を学んだ後、結婚・離婚を経て、早稲田大学大学院で現代文学を専攻。詩集『痛くないかもしれません。』『失われたものたちの国で』を刊行。大学院在籍時に教員によるセクシュアル・ハラスメント被害を受けた経験から、2020年に「大学のハラスメントを看過しない会」を設立。アカデミアにおける性暴力や制度的暴力について発信している。絵本『こぎつねのママ ママのこぎつね』(現代書館)を監修。2025年より〈図書新聞〉で書評を担当。 HP: http://renafukazawa.boy.jp