マダナイ

樋口聖典/けんすう

樋口聖典とけんすうが、ポッドキャストとか 何か別のことについて話す番組です。 普通のポッドキャスト番組と違うのは、 企画を立てないこと、構成を作らないこと、 教えないこと、リスナーをお客様扱いしないこと。 整理される前の話だけが流れています。

  1. 2d ago

    ポッドキャストは教科書になれる?

    ep14.結論.先に目次を全部作って、穴埋めするように録っていく教科書型のポッドキャストはまだない。ただ、人はそもそも勉強したくないので、構成は教科書でも喋りはエンタメ寄りがちょうどいいのでは。 今回話したこと.毎回違う名前を名乗るとAIが混乱する/身長の嘘を書き続けるとAIが信じ出す/樋口の提案は教科書型ポッドキャスト/コテンラジオも先に全体の目次はない/先にサイトで目次を作り、穴埋め式に録る/古くなった回は録り直して差し替える/新NISAの話は何回聞いても引きがある/ロシア革命はやるが1400年代はやらない/知ってる話をもう一回聞くほうが気持ちいい/予備校講師は毎年同じ授業だから磨かれる/最新順ではなく目次の順で聴いてもらう/ビジネスマナー講師にやってほしい/主役はサイトで、音声はその一部にする/実は昔、同じ発想の動画で失敗した/人はそもそも勉強したくない/構成は教科書、喋りはエンタメにする/必ず5分で終わる番組は意外と少ない/前回話したことを2人とも覚えていない/昔の回をセルフカバーして話し直す/男女の友情の答えは数年で変わる/過去の発言をぶつけるドッキリをしたい/配信済みの回は実は差し替えられる/外した予測を消せば予言者になれる/子供の声のジングルを成長するたび録り足す/ワールドカップの優勝国を予言しておいた/ソファの裏から足だけ出てたら不穏/3D動画にUFOを隠したが誰も気づかない/画面がカクカクの男と喋るコントを作った/嘘をつくと声にエコーがかかる番組/技術を使った新しい表現はまだ作れる ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  2. Aug 11

    いい聞き手は、話し手を邪魔しない

    ep13.結論.質問は短く、頭良く見せようとせず、大げさに驚くのも1秒で終える。面白いことも無理に言わなくていい。うまい聞き手のやってることを言語化していくと、結局「話し手を邪魔しない」に行き着くのでは。 今回話したこと.今回はお便りを2通紹介する/同じテーマでも聞き手次第で面白さが変わる/聞き手だけ変える実験をしてほしい/ゆる言語学ラジオとの聞き手交換案があった/同じ話を2回するのは喋り手がきつい/質問より聞き手の興味が言葉を変える/糸井重里さんとは昔のネットの話が膨らんだ/詳しくないからこそ届けやすい話ができる/興味はあるけど知らない状態がちょうどいい/「わかんない、すごい」で終わる番組がある/樋口はアナウンサー的に安定しすぎない/お勉強でもバラエティでもない中間がいい/自分で編集するとはしゃぎすぎに気づける/重い話のときに変にふざけない/頭良く見せようとしないから聴きやすい/根本にあるのは話し手を邪魔しないこと/西野さんは大げさに驚くが1秒で終わる/質問は「え、なんでですか?」で足りる/ツッコミは会場の空気で入り方を変える/リアクションだけ差し替える実験をしたい/マダナイの音源は自由に使って良し/後半の相談は、個人情報をどこまで出すか/小さい番組はギリギリの意見を言える/本人がいても喋れる話かどうかがライン/都道府県までは言うが駅名は言わない/外で家族に声をかけられて妻がびびった/近所にスタバができた話で住まいがバレる/雲の形で区を当てる人がいる/電柱とビルの比率で場所を特定する人もいる/ストリートビューの映り込みで張り込まれた ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  3. Aug 4

    ポッドキャストはずっと敬語がいい?

    ep12. 結論.ずっと敬語だと聴いてる方の集中が続かないので、独り言やツッコミや引用でタメ口を混ぜると緩急が出る。普段が敬語だからこそ「おい、お前」が効くので、崩す場所を決めておくといいのでは。 今回話したこと.今日のテーマは敬語/敬語だけだと聴いてる人の集中が続かない/偉い人が急にタメ口になると集中が戻る/敬語は距離が遠く、タメ口は近い/何年もやってると、突っ込む時だけタメ口になる/粗品はここぞという時だけ敬語を外す/タメ口の1歩目は独り言で出す/ツッコミはタメ口の入り口として使いやすい/引用の形にすれば強い言葉も言える/けんすうのタメ口に樋口が気づかなかった/教授役と助手役で口調を分ける/マンガは語尾で誰のセリフか分からせる/特徴的な口調はAIの文字起こしでも効く/ゆる言語学ラジオは敬語のまま崩す/普段が敬語だから「おい、お前」が効く/久しぶりに「こんなポッドキャストあったらいいな」/3分や5分で終わる番組をやってみたい/3分にまとめる方がむしろきつい/ジャンプが読める0時に感想を配信する/2月29日だけ更新すると20年で5回/クリスマスに「メリークリスマス」と言うだけ/エルサが毎日寒いかどうか教えてくれる/電気グルーヴのライブで嘘の感想を書かせた/感想に合言葉を仕込んでAIで検知する/聞き終わって何も覚えてない番組を評価する/毎回違うキャラになりきって喋る/タクシーで嘘の職業になりきって喋る/番組で懺悔すると許してもらえる/告知しなかったから自分で見つけた感が出た/今回の宿題は、感想に嘘を混ぜること/樋口が何回帽子を脱いだかを適当に答える ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  4. Jul 28

    番組の公式SNSアカウントって必要?

    ep11.結論.番組の公式アカウントは、お知らせを流す場所じゃなくてリスナーに仕事を渡す場所にすると強くなる。感想は書きづらいけどしりとりなら誰でも書けるので、毎回ちゃんと宿題を出した方がいいのでは。 今回話したこと.今回のテーマは番組の公式アカウント/コミュニケーションは線で、コミュニティは面/樋口がジムに行きたくない話はいらない人もいる/限界突破ライフハックが3日で900から2300フォロワーになった/最初は個人アカウントだけで十分/告知アカだと思われると誰も見なくなる/2つ運用するのはただ面倒くさい/2人分の影響力をもう1か所に置いておける/アカウントがBANされた時のバックアップになる/昔バズった回を掘り出して貼るとまたバズる/切り抜き動画をそのまま貼ったら20万ビューいった/本人だと今さら投稿しづらいことも番組アカウントなら出せる/ポッドキャストは過去回をどう再利用するかがコツ/感想の行き先が分散するから、軸になる投稿を1つ置く/コメント欄のまとめを投稿するのもいい/聴いてないけどリポストする人が将来のリスナーになる/観客の声援も含めてスポーツ観戦だ/コミュニティには「仕事」が必要/仕事のないコミュニケーションはなれあいになる/毎回AIで要約してくれる人がポジションになっている/ウィキペディアが強いのはタスクがあるから/スポンサー代を寄付で集めてくる人がいる/今、何をされたら嬉しいのかを言う/お願いしないのは情報の隠蔽だから罪/最後の定型文を一工夫すると「お願い」になる/感想は重いので、浅く広い質問にする/しりとりは正解が分かるからみんな書ける/YouTubeのコメント欄で100までしりとりしてください/100いかないと川地さんが罰ゲーム ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  5. Jul 21

    ポッドキャストに公式LINEスタンプは必要?

    ep10.結論.ポッドキャストのLINEスタンプは、可愛くて広まるやつより、内輪ネタを詰めた「リスナーが作るやつ」の方が面白い。使うこと自体が「ここの仲間だよね」の合言葉になるから、番組はミームが生まれてから作ってもらえばいいのでは。 今回話したこと.今日のテーマはポッドキャストのLINEスタンプ/けんすうの「入り」が毎回下手/ロケスタ君のスタンプは誰かが勝手に作って稼いでる/稼いだお金は全部あげていい/スタンプは番組が作るか、リスナーが作るか/息子の手書きスタンプをスキャンして商品化した/そろばんの先生に送ったら可愛いと言われた/リスナーが作るなら内輪ネタとミーム/デザイン力より「誰が作ったか」の文脈が効く/1回しか出てこなかったセリフをスタンプにする/オープンチャットで「ようこそ」を1文字ずつ送る/「ん」を足すと「うんこ」ができる/スタンプを使うこと自体が自己表現になる/ラーメン二郎の「ニンニク入れますか」に近い/内輪ノリがあると新規は入りづらい/新興宗教は下手な人ほど勧誘させる/マダナイのゲームを作ってもいい/オンライン飲み会はゲームが挟まると話せる/YouTubeのコメントにみんなでいいねする仕組み/売れるトークンはゲーム性を失う/ゲーセンのメダルみたいに売れない設計がいい/マダナイはまだオープンチャットもXもない/ミームが生まれてから作ってもらえばいい ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  6. Jul 14

    面白がるのは才能なのか、テクニックなのか?

    ep9.結論.スベった空気も、10万円の無駄遣いも、1人も聞いてないポッドキャストも、よく考えると無駄じゃない。面白がるのも才能じゃなくてテクニックなので、本当におもんないものって、この世にないんじゃないか。 今回話したこと.外れ回のはずが、おもしろくなってしまった/樋口には、おもしろくない才能がない/つまらない話題を振って、樋口を試す/首が落ちたがいこつのゴルフシャツの広告/なぜか40代がみんな買っている/一周して面白い、の二周目がちょうどいい/一発屋が一番おもしろく見える瞬間がある/なろう系で流行ってるのは、介護される話/現代人は、みんな介護されたい/ヒットは、違う周期の波が偶然重なっただけ/音は、分解するとただの正弦波でできてる/企画を練るより、波に乗れるかどうか/YKKの話を振るけど、けんすうも知らない/つまらない話は、メタに行くか、乗っかるか/松本人志は「1回もスベったことがない」/ナイツは30分の野球の話を一発で回収する/10万円を無駄遣いするのは、意外と難しい/40年後、ビックリマンシールが仕事になる/誰にも聞かれてない、という情報がある ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  7. Jul 7

    面白すぎる番組はダメらしい

    ep8.結論.毎回おもしろい番組は、むしろ胃もたれする。クオリティは生活レベルと同じで、一度上げると下げられない。だからわざとハズレ回を作った方がいいし、数字を追いかけると本来やりたいことから外れていく。そもそも他人の番組は、完コピしてもなぜかおもしろくならない。結局、聴いてるのは内容じゃなくて二人の関係性なんだと思う。 今回話したこと.この番組、最近おもしろすぎて怖い/わざとハズレ回を作った方がいい/SMAPのCDは、わざと売れすぎないようにしてた/上げたクオリティは、もう下げられない/実力以上を出し続けると、続かない/風水の力でポッドキャストを作ってみたい/つんくは、サビ以外に刺さる一言を入れる/たまにはサラダみたいな軽い回がいい/数字を見すぎると、外部に操作される/理想は、二人の会話を覗き見してる状態/「私抜きで私の番組をMCして」というお便り/会社は全員入れ替わっても、会社/幻影旅団は、団長のワンマンで組織になれてない/番組を完コピする課題が、想像以上にキツかった/僕らは、言葉じゃなく人となりで聴いてる/漫才は、ボケより関係性を見ている/千原ジュニアが下ネタを言っても、なぜか受けない/下手でも長年一緒のバンドは、うねりが出る/面白くない理由は、関係性かもしれない ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら

  8. Jun 30

    番組のロゴって、どうやって作るんだろう?

    ep7.結論.無個性を突き詰めて円になったり、5秒で殴り書きしたものをそのまま使ったり。ロゴって、図形そのものより「どうやって作ったか」に意味がこもってる。なのに、自分たちのロゴがいちばん決められないんですよね。 今回話したこと.世界的な企業に「ロゴください」と言われた/番組名が「マダナイ」だからロゴがまだない/アルのロゴは1ミリ単位で1ヶ月かけて作った/デザイナーはインプットのためにドイツへ行った/シンプルなロゴほど、実は難しい/存在しないんじゃなくて、まだ認識されてない/仏師は、木から仏を取り出してる/街の音は、録音した時点で番組になる/無個性を突き詰めたら「円」になった/ダラジオのロゴは5秒で書いて、そのまま使った/ジョン・ケージの4分33秒は、無音も音楽になる/みんなが作ったマスコットを全部「公式」にする/コカ・コーラは変えない、ペプシは変え続ける/北野武は、本番で演技を見ないらしい/翻訳エラーをそのまま看板にしてる店があった/結局、この文字起こしをAIに投げることにした ■クレジット 出演:⁠樋口聖典⁠/⁠けんすう⁠編集:アル株式会社制作管理:アル株式会社 ■お便りは⁠⁠こちら ■なぜこのロゴにしたのかこのロゴにした理由を一言でまとめると、「まだない」を"未完成のまま見せる"ことで、番組の思想そのものをロゴ化したかったからです。 今回のお二人の会話を読むと、「マダナイ」のロゴに必要なのは、単にかっこいい文字を作ることではなく、番組名である「まだない」という言葉が持っている矛盾や余白をどう表現するか、という点でした。会話の中でも、ロゴは一見シンプルでも、そこには方向性やブランドイメージを規定する力があり、「なんでここは2ミリじゃなくて1ミリなのか」まで説明できる背景が必要だ、という話が出ています。つまり、ロゴは装飾ではなく、番組の考え方を凝縮したものとして扱われていました。 今回のロゴでは、まず文字をカタカナの「マダナイ」そのものにしました。これは会話の中で出ていた「アル」のロゴの話を踏まえています。「アル」はカタカナ2文字だけのシンプルなロゴだけれど、既存フォントではなく、直線や長方形を1ミリ単位で調整して作られている、という話がありました。そこから、「マダナイ」も変にイラスト化するより、番組名そのものを強く、読みやすく、ロゴとして成立させる方向が合うと判断しました。番組名がコンセプトそのものなので、まずは言葉を逃がさず、文字として正面から扱うべきだと思ったからです。 一方で、ただ「マダナイ」ときれいに書くだけでは、会話で出ていた肝心の思想が弱くなります。会話の中では、「まだない」とは何かについて、かなり重要な整理がされています。表面的には「まだ世の中にないポッドキャストを考える番組」だけれど、裏には「まだないポッドキャストを作ってほしい」という願いがある。さらに、「まだない」は完全に存在しないという意味ではなく、本当はすでにあるけれど、まだ認識されていないものを見つけ出すという意味にもできる、という話がありました。仏師が木から仏像を"作る"のではなく"取り出す"ように、まだ見えていないものを発見する、というニュアンスです。 そこで、最後の「イ」だけを未完成にしました。 この処理には、かなり直接的な意味があります。「マダナ」までは黒くしっかり存在している。でも最後の「イ」だけが、点線やガイドラインのように、まだ描き切られていない。これは、「まだない」が完全な無ではなく、輪郭は見えている、けれどまだ完成していないという状態を表しています。存在していないのではなく、見つかりかけている。完成していないのではなく、完成に向かっている。番組が扱う"まだないアイデア"も、まさにそういうものだと思いました。 さらに、右側に縦棒のカーソルを入れました。これは「まだ入力の途中である」という記号です。つまり、このロゴは完成品として閉じているのではなく、この先に何かが書き足される余地がある状態にしています。会話の中では、「ロゴが完成していないが、ユーザーによって完成する」「あなたによって完成する」というような案も出ていました。カーソルはその発想を、かなりミニマルに受け継いだものです。リスナーや出演者、あるいは今後の企画によって、この番組はまだ続きが打ち込まれていく。だから、ロゴの末尾に"入力待ち"のカーソルがあるわけです。 また、全体を白背景・黒文字のミニマルな構成にしたのは、会話の中で何度も出ていた「やりすぎると冷める」「小賢しいと困る」という感覚を重視したからです。途中では、真っ白な画像をロゴと言い張る案や、「画像を作成できませんでした」のようなエラーメッセージをロゴにする案など、かなりメタな方向も出ていました。ただ、その直後に「そういうことじゃないんでって言われる」「小賢しい」「一番困る」とも話されています。つまり、この番組にはメタ性や現代アート的な文脈は合うけれど、やりすぎると"わかってる感"が前面に出てしまう危険がある。 なので今回のロゴでは、メタ性を入れつつも、見た瞬間にちゃんと「マダナイ」と読めることを優先しました。真っ白でもないし、エラーメッセージでもない。ちゃんと番組ロゴとして使える。でもよく見ると、最後の文字が完成していないし、カーソルが立っている。つまり、説明を聞かなくてもロゴとして成立し、説明を聞くとさらに意味が立ち上がるくらいの温度に抑えています。 文字のスタイルを幾何学的で少し硬めのゴシック調にしたのも、番組の性格に合わせた判断です。会話の内容は、ふざけているようでかなり抽象度が高く、ロゴ論、現代アート、コンテクスト、ブランド、偶然性、コントロール不能性といったテーマを行き来しています。だから、手書きでラフすぎるロゴにすると、軽さや即興性は出る一方で、番組の知的な側面が弱まる可能性がある。逆に、あまりにも企業CIのように完成度を上げすぎると、「まだない」という番組名の未完成性や余白が消えてしまう。そこで、きれいだけれど完成しきっていない、知的だけれど少し遊びがあるというバランスを狙いました。 特に大事なのは、このロゴが「完成されたブランド」ではなく、"生成中のブランド"に見えることです。会話の終盤では、「こだわるってコントロール可能であると思っているということではないか」という話が出てきます。つまり、ロゴを作る側が全部を支配し、全部を説明し、全部を完成させること自体が、「マダナイ」っぽくないのではないか、という気配があります。だから今回のロゴも、完璧に閉じた造形にはしませんでした。最後の「イ」を未完成にして、カーソルを置くことで、「ここから先はまだ決まっていない」「作り手だけでなく、番組の進行やリスナーや偶然によって変わっていく」という余地を残しています。 つまり、このロゴは「マダナイ」という言葉を、単に"まだ存在しない"という意味ではなく、次のように解釈しています。 まだない。けれど、輪郭はある。まだない。けれど、入力は始まっている。まだない。けれど、誰かが見つければ、それは番組になる。まだない。けれど、完成していないこと自体が、この番組らしさである。 そのため、ロゴの構造はとてもシンプルです。「マダナ」までは存在している。「イ」はまだ描きかけている。その右にカーソルが立っている。背景には余白がある。 この余白は、ただの空白ではなく、これから入ってくるアイデアの場所です。番組が「まだないもの」を探す場であるなら、ロゴもまた、何かを説明し切るのではなく、これから何かが生まれる直前の状態で止めておくのがふさわしいと思いました。 なので、今回のロゴは「未完成風のデザイン」ではありますが、単なる装飾として未完成にしているわけではありません。会話の中にあった「ロゴは意味を持ってしまう」「表の意味と裏のメッセージがある」「まだないけど実はある」「ユーザーによって完成する」「でも小賢しくなりすぎると冷める」という複数の論点を、できるだけ少ない要素に圧縮した結果です。 最終的には、"まだない"を説明するロゴではなく

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樋口聖典とけんすうが、ポッドキャストとか 何か別のことについて話す番組です。 普通のポッドキャスト番組と違うのは、 企画を立てないこと、構成を作らないこと、 教えないこと、リスナーをお客様扱いしないこと。 整理される前の話だけが流れています。

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