水中の会社員たち 〜30代ふたりの雑談Podcast〜

水中の会社員たち

仕事して、子育てして、遊んで。30代の毎日は、まるで水中にいるかのように流れ過ぎていく。この番組は、東京在住の中野と大阪在住の村田、幼馴染の会社員ふたりがゆるやかに雑談しながら " 息継ぎ " するポッドキャストです。毎週水曜配信。

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  1. 2d ago

    12|気合い入ってます!〈漫画紹介(後編)〉

    これまでたくさんの漫画を読んできた中野に、面白かった漫画を聞きました(後編)。 後編は前編を大きく上回る作品数で、普段漫画を読まない人でも気になるものが見つかるはず。下記の中野の紹介文も要チェック! 『3月のライオン』羽海野チカ 著 将棋界の話。これも刺さる言葉が多い。天才がいるからといって、おれが努力をやめていい理由にはならない。効率が悪くても、勝てなくても、逃げずにやるしかない。周りを見ればすごいやつはいくらでもいるけど、おれはおれなりにやるしかない。という島田の話はよかった。最近、仕事でも「やっぱ情報系の人のほうが技術的に優れてるな」と思うことがよくある。少し前まではそれが悔しかったけど、とはいえ彼らがしていない経験をおれはしているとも思える。結局、人と比べてどうこうではなく、おれなりの仕方でやるしかない。そう思えると、少し自分を許せる。 https://3lion.younganimal.com 『おかえり水平線』渡部大羊 著 みーんないいやつ。他人のことを思って行動するが故に、気を遣いすぎて、いざこざも生じる。それを受け止める銭湯とじいさん。死んだ父親の、母親違いの兄妹が東京からやってくる。お金とか、寝る部屋とか、仕事とか、現実的な問題はいろいろある。それでも受け止めるじいさん。そうできるじいさんになりたい。この漫画にいろんな家庭が出てくるけど、それでも人は居場所を作れる、と描いていることに救われる。 https://shonenjumpplus.com/episode/17106567264307963664 『岡崎に捧ぐ』山本さほ 著 著者自身が同年代ということもあり、同世代のこれまでを描いているが故に、懐かしかったり、共感するものが多い。最初は変なやつだと思っていた同級生に、結局ずっと救われている。自分が何かを与えているつもりでも、実は同じくらい与えられている。 https://note.com/sahoobb/m/m6d7f0f032e74 『H2』あだち充 著 あだち充はずっと空気感がいい。特に、主人公を休ませるために、小学生の頃エースだった木根が急に先発を任されるシーンが好き。「結局、主人公のために使われるだけなんやろ」としょげるんやけど、マネージャーが「それでも、その頑張りはあなたのものでしょ」と言う。何のためにやったとしても、その行動や努力、そこで得た体験はおれのもの。周りがどう評価するかは関係ない。他人に「無駄だった」と言われても、練習した事実も、悩んだ時間も、必死だった経験も、自分の人生として手元に残る。 https://websunday.net/4235/ 『ハイキュー!!』古舘春一 著 ずっとアツいけど、5巻の「なんでもないやつら」が負けるシーンが特に好き。もっと頑張ればよかったとか、部活帰りにしょーもないことを語り合ったとか。別に特別でもない、月並みな青春かもしれない。でも、負けたときに振り返れば、おれらにもちゃんと物語があったと思う。凡庸かもしれないけど、紛れもなく自分たちの物語がそこにあって、それをちゃんと描いてくれていて、おれも救われた。まさに、という感じで泣いた。 https://www.shonenjump.com/j/rensai/haikyu/ 『映像研には手を出すな!』大童澄瞳 著 オタク全開で、好きなものに全力なのがかわいい。鉄オタみたいに、ベラベラ早口で喋ってる感じとかがかわいい。文化祭でその強い愛をぶっ放すのがめちゃくちゃ気持ちいい。映像投影する際に放つ、「気合い入ってます!」てセリフ、好きすぎて実際に挨拶で使ったことあるくらい。 https://www.shogakukan.co.jp/books/volume/45579 『ゴーストフィクサーズ』田中靖規 著 能力バトル系でかっこいいし、展開読めないし、呪術とかハンターの系統が好きなら好き。 https://www.shueisha.co.jp/books/reader/main.php?cid=9784088840802 『ここは今から倫理です。』雨瀬シオリ 著 先生の儚さがエロい 。哲学者とかの引用がいっぱいでそういうのに弱い。 https://grandjump.shueisha.co.jp/manga/rinri.html 『ぼくらの』 鬼頭莫宏 著 最終的にみんな死んじゃう鬱漫画。大学生のころ好きやったけど、今見たらあんまりかなと思った。読む時期によっても印象は変わりそう。 https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b510147.html 『孤高の人』新田次郎 著 絵がマジでやばい 。あと生き方がまじでストイックすぎてしびれる。 https://www.shueisha.co.jp/books/search/search.html?seriesid=48514 『目の前の神様』久野田 ショウ 著 アツい https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-884065-9&mode=1 『サチ録~サチの黙示録~』茶んた 著 かわいい ⁠https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-883798-7⁠ 『銀青のプルースト』えもふう 著 テーマがいいし、景色がいい。 https://shonenjumpplus.com/episode/17106567265233237158 出演:村田、中野 収録日:2026年8月10日

  2. Aug 11

    11|考えすぎる男子に共感する会社員たち〈漫画紹介(前編)〉

    これまでたくさんの漫画を読んできた中野に、面白かった漫画を聞きました(前編)。下記の中野の紹介文も要チェック! 『スキップとローファー』高松美咲 著 高校っていう狭い世界では、友人関係がほぼ全て。性格もタイプも違う人らが、好き嫌いみたいな感情でぶつかったり、仲良くなったりする。社会人になると、卒なく大人として人と関われるようになるけど、そうじゃない関係性が青春だと思う。やからこそ生じるアツさや感動がある。特にマコトとゆづき。最初は「自分とは違うタイプ」と距離を置いてた二人が、相手のいろんな面を知って、自分と似た部分も見つけて、少しずつ心を通わせていく。泣ける。 https://afternoon.kodansha.co.jp/c/skiptoloafer/ 『チ。ー地球の運動についてー』魚豊 著 天動説の時代に、地動説を知ってしまった人らの話。その説を生かすために、個人を投げ捨てるほどの選択を彼らはする。死にゆく存在として、おれはどう生きるのか。ただ生き延びるだけなのか。個人的なことは社会的なことでもある。おれも間違いなく社会の構成員の一人で、おれの背中を誰かが見ている。世界をよくしたいなら、まず自分を変える。読書は、おれの善を確かめる作業。 https://bigcomicbros.net/work/35171/ 『正反対な君と僕』阿賀沢紅茶 著 正反対な人らが惹かれ合う様を描く。特にヤンキー気質な女子・東と、考えすぎる男子・平の関係が最高。平にはかなり共感する。「本当の俺じゃないから仲良くしてくれてるだけ」とメタに入ることで、自分を守ろうとする。相手が好意を寄せてくれてるかもと思っても、その思考が邪魔する。でも、あるときそのメタ思考を外して、相手を信じられるようになる。それも何か決定的な出来事があったというより、考え続けた末に自分の思考の中でそこに到達する感じなのがリアルでいい。平みたいなやつは結局、自分の頭で処理できるかなんやと思う。「なんでこうなんや、原因は何や」と突き詰めて、最後に「俺の思考回路が間違ってるやん」と気づく。そのシーン、風がふわっと吹いて平がイケメンに描かれてていい。いやもう仲良いやん、と。その成長がグッとくる。 https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496899770338 出演:村田、中野 収録日:2026年8月10日

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