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繰り返し貼って剥がせる…阪大、「ホスト―ゲスト錯体」で接着剤

「繰り返し貼って剥がせる…阪大、「ホスト―ゲスト錯体」で接着剤」 大阪大学の山岡賢司助教らは、分子のカギ穴とカギのような「ホスト―ゲスト錯体」を用い、外部刺激で簡単に分解でき、繰り返し貼って剥がせる高分子接着剤を開発した。中性子で接着界面を可視化してメカニズムを解明した。複合材料製品の分別回収やリサイクルが可能となり、廃棄物・コスト削減につながる。機器の組み立てなどの製造プロセスでの活用による歩留まり改善も期待される。