組織ラジオ  いまのたかの

#260 第○創業期は“次の世代へのリニューアル”の好機

ご心配をおかけしましたが、おかげさまで今野が無事退院しました。これからもよろしくお願いします。

前々回はリーダーが突然いなくなっても機能し続ける組織について、前回は自律性を高める「自分インタビュー」のススメと2回連続で入院して考えたことがテーマでした。いずれも入院してみて深く考える機会になりました。今回はその第三弾にして「入院中に考えたこと」の最終回です。

企業のステージが変わるとき、経営者が「今は第○創業期だ」と宣言することがよくあります。宣言しなくてもそういう場面を迎えていることもあります。入院して再出発を考えたことが、第○創業期に経営者がやるべきことをあらためて考えるきっかけになりました。

番組中に今野が語ったのはこれらのことです。

まず経営者が考えるべきことでわかりやすいのは次の3つ。

  • 事業ドメインの変更
  • それに伴う組織と人のチェンジ(リストラクチャリング)
  • 企業理念の変更

そしてそのときをチャンスと見て取り組むこととして次の6つを考え、実行すべきだという考えに至りました。

  • 経営者としての志の見直し
  • それに伴うこれからの人生の時間の使い方
  • お客さまとの関係性の変化、特に提供価値の振り返りと見直し
  • 財務の健全化
  • 企業文化と風土の見直し
  • 後継者・次世代育成

こうして考えてくると、第○創業期に経営者がやるべきことはスローガンを掲げるだけでなく、未来のため、次世代のために組織を具体的にリニューアルすることなのだとわかります。

詳しくは、ぜひ番組をお聴きください。

この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。

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