トヨタ、「ミッドシップ」技術磨き市販化へ…スーパー耐久レースで初走行

「トヨタ、「ミッドシップ」技術磨き市販化へ…スーパー耐久レースで初走行」　トヨタ自動車はエンジンを車体中央部に配置する「ミッドシップ」を２５―２６日に岡山県美作市で開催したスーパー耐久レース（Ｓ耐）で初走行させた。「ＧＲヤリス」にミッドシップ機構を搭載。旋回性能が向上するほか、ステアリングを切っても思い通りに曲がらない「アンダーステア」が減少する。一方、エンジンは外気を取り込み難くなり冷却性能を工夫する必要もある。トヨタでは将来の市販化を見据え、ミッドシップ技術を磨く。