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グランプリのうわさ話:COTA会長、オースティンで開催されるアメリカGPの契約延長に楽観的

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 アメリカGPのプロモーターたちは、今年のイベント開催にあたり、F1との新たな契約を発表したいと考えている。COTA会長のボビー・エプスタインは、アメリカの雑誌「レーサー」に対し、「楽観的だが、急ぐ必要はない」と語っている。オースティンのグランプリはアメリカ国内で開催されるグランプリのなかで唯一、危機に瀕する可能性があると考えられている。

 マイアミGPはF1に最も高額な開催権料を支払っており、ラスベガスのグランプリはリバティ・メディアが主催しているためだ。しかし、オースティンはアメリカで正式なサーキットで開催される唯一のグランプリであり、他の地元のレースとは比べものにならないほどファンが集まる。それが、エプスタインが近いうちに新たな契約を結ぶことに楽観的な理由だ。