福島中央テレビ

株式会社福島中央テレビ

福島県内で発生する事件事故や地域イベント、スポーツの話題のほか、福島第一原発廃炉の最新情報などを毎日お届けします。

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    やさしさや思いやりの気持ちを育ませる 福島刑務所で「保護犬」による育成プログラム

    「やさしさや思いやりの気持ちを育ませる 福島刑務所で「保護犬」による育成プログラム」 2025年6月から始まった「拘禁刑」は受刑者の特性に合わせたプログラムで社会復帰を後押しするものですが、福島刑務所ではこの一環として、これまでとは違う、新たな更生プログラムが試されたんです。 福島市にある福島刑務所です。刑務所では日々、受刑者の再犯防止や社会復帰に向けた更生プログラムが実施されています。 その福島刑務所で最近、新たな更生プログラムが導入されたと聞き、その現場を取材しました。受刑者たちが集まった教室にやってきたのはかわいらしい犬たちです。実はこれが、新たな更生プログラムなんです。 犬と触れあって、やさしさや思いやりの気持ちを育ませようという狙いです。刑罰をめぐっては2025年6月に懲役刑と禁錮刑を1本化した「拘禁刑」が始まりました。 「拘禁刑」は受刑者の特性に合わせた処遇や指導で更生を図るもので、今回の「保護犬育成プログラム」はこの一環。県の動物愛護センターと連携して、東北で初めて実施されました。 犬アレルギーがないかなどは事前に確認され、受刑者は、エサやりなども体験。愛らしい犬たちに顔もほころびます。 受刑者「いい子でした、お利口さんでした」  県動物愛護センター 野口みき 所長 「犬を見た時の皆さんの表情を見て、逆にこっちが安心して、何ら変わらないんだな、普通の犬好きの人たちなんだなって安心して授業をすることができた」 この日はプログラムの初日でしたが、受刑者の気持ちにも変化が。  受刑者 「早く帰ってまた自分の家にいる犬と触れ合いたいなって思いました」 刑務所の担当者は。  福島刑務所の担当者 「どんな感じになるのか不安はあったが実際に触れ合いが始まると、受刑者もすごくうれしそうだった。命の大切さ、犬がしつけを通じて自分たちを向いてくれるということで自己肯定感、自己効力感というのを感じられる機会になったと思う」 この「保護犬育成プログラム」について福島刑務所は「受刑者の感想や効果を考慮したうえで、来年度以降本格的に導入するか検討していく」としています。

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    強い寒気で会津では雪 福島県北地方では冬の光景“オレンジ色のカーテン”がお目見え

    「強い寒気で会津では雪 福島県北地方では冬の光景「オレンジ色のカーテン」がお目見え」 冬型の気圧配置となり、福島県内は、会津を中心に雪が降りました。冬本番の寒さのなか、県北地方では、あの特産の生産が最盛期です。 北塩原村では、昼過ぎにしんしんと降り続ける雪で道路は、たちまち真っ白に。道路わきの温度計はマイナス1度となっていました。まさに冬本番の寒さです。 観光地としても知られる「桧原湖」です。湖畔からのぞむと山の木には雪が積もり、「銀世界」が広がっていました。落葉が間近だったカラマツの黄色い葉にも真っ白な雪が積もり、黄色と白のコントラストが目を引きます。 県内各地で師走の寒さとなるなか、伊達市では特産のあんぽ柿の生産です。取材したのは、あんぽ柿発祥の地、伊達市五十沢地区にある佐藤潤哉さんの加工場です。 11月初めから、あんぽ柿の生産が始まり、今は柿の皮むきや枝にひもを通す作業などで忙しくしていると言います。 2階にある「柿ばせ」には柿色のカーテンのように柿が吊るされ、「これぞ、福島の冬」という光景が広がっていました。ことしの柿は害虫被害も少なく天気も良かったため、収量が2割ほど増えていて糖度も高いといいます。  あんぽ柿生産者 佐藤 潤哉さん 「このまま出来上がれば去年よりも相当甘みの強いあんぽ柿ができると思います。」 40日ほど乾燥させることで、中身は半生でジューシーな仕上がりとなる、あんぽ柿。12月中旬から直売所などで販売が始まるということです。

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