そこに、父がいた。母がいた。

そこに、父がいた。母がいた。

ナレーション:西靖(MBSアナウンサー) 手記朗読:水野晶子

大阪市に住む74歳の男性が主人公。父は18年前に亡くなり、母は今年に逝った。

母からずっと前に受け取っていた手記を十数年間、読まないまま放置していた男性は、

コロナで仕事が暇になったタイミングで、その手記に目を通してみる。すると、父が戦

時中、特攻隊として九州にいたとの記述が・・。

「父は特攻隊員だったのか!」初めてその事実を知って驚く男性。

しかし、父は戦時中のことを一切語らなかったので、具体的なことは全く分からない。

そこで男性は、母の手記と父の遺品を手がかりに、特攻時代の父を調べ始める。

過酷な訓練と終戦直後の自決未遂、その後の、母との運命的な出会いなど、

そこには男性が知らなかった父と母の物語があった。

番組は、主人公や関係者のインタビュー、母の手記朗読で構成される。

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